1948-06-29 第2回国会 参議院 予算委員会 第38号
それが今我々の方でやかましくて、やるならば根本的に「省に跨つておるような事務を纏めて一ヶ所にやらせるようにしなければならない、折角建設省として國土の計画、治水問題、又災害復興問題等すべて建設して行く建設省としては実に物足らん。この場合砂防や治水に関するものは纏めてこの省で管理するようにしなければならん。
それが今我々の方でやかましくて、やるならば根本的に「省に跨つておるような事務を纏めて一ヶ所にやらせるようにしなければならない、折角建設省として國土の計画、治水問題、又災害復興問題等すべて建設して行く建設省としては実に物足らん。この場合砂防や治水に関するものは纏めてこの省で管理するようにしなければならん。
このうち十八億は住宅復興資材の調達に要する経費でございます。これは申すまでもなく、地方公共団体において施行いたしますところの庶民住宅の建設事業を促進いたしますために、その所用資材を建設院において調達輸送するために要する経費であります。従いまして、これに対しましては、その費用を回収いたしますために歳入として十七億を見込んであります。
それから住宅復興資材費、船舶修繕費、船舶の燃料費、灯台の燃料費、病院療養所の経費、特殊医薬品費、皇室費、専用通信料金、通信料のごときは、通信料金の改定になるときに増額する。帰還輸送費、自治体警察費、生活保護費、自治体警察通信関係物件費、この刑務所以下十四の項目につきましても、ただいま申し上げましたような趣旨に大体準じまして、単価の改訂を行つております。
さらにもう一点は陛下のお住居の、いわゆる宮殿の復興というようなことにつきまして、その後何ら計画なり、そういつたことが進められておらないかどうか、そういう点も承つておきたいと思います。
教育の復興とか、民主化とかいうことにほんとうに情熱を盡して教壇を死守しているところの教員を、何がゆえに立候補さえも禁止しているかということには、どうしても解せないものがあるのであります。 それから文教委員会における文部当局の御意向によりますと、この委員会の構成に玄人を入れることはいけない、教育長が玄人であつて、委員会は素人であるべきである。
今年間におきまして、約十五億円の利息の支拂が延期されることになるわけでありますが、反対論者の言うところによりますと、現在の予算に比較して、わずか十五億程度のものは問題にならぬではないかということを言うておりますけれども、現在の日本の財政経済の実情から考えてみますと、この十五億といえども決してこれをおろそかに考うべきものではありませんで、これによつて得ましたところの十五億の財源というものは、あるいは戰災復興
○左藤義詮君 問題が大分廣くなつたのでありますが、一つ元へ戻して、文部省としては、授業料値上の問題はともかくとしても、学生の困つておる者に対して、十分の親心を持ちたいという御方針でありまするから、それを具電化するために、本委員会の熱烈な應援の下に、三派の修正案も出ておるそうでありますから、育英会、或いは学徒援護会、或いは私学の復興等について、少しでも予算をこの機会にお殖やしになるように御努力になる文部省
尚学生運動に破滅に陷し入れるというようなお話しでございますが、私はこれはいろいろな意味に解せられるのでありますが、若し学生が教育復興を念として、それに一生懸命にやろうということならば、誰もこれを確壞しようとも思わないと思うのであります。
私はこれは学生諸君の運動が、その後教育復興会議、去る十七日に結成された教育復興会議に持ち出されまして、そこで決定されたというような情報については、これは聽いております。併しこれは自分としては何ら関係しません。その教育復興会議に私はメツセージを持つて参りまして、そのとき八百億ということが、復興会議の目標にも決定されておりましたので、これに対して十分な警告と注意を喚起したつもりであります。
えば人事及び統計に関する両者間の調整を行うとか、予算及び財政について國際連合と協定する、こういうような事項について國際連合と協力するのでありますが、これは、さつきちよつと申上げましたように、專門機関の一つに指定されるわけでありますが、その專門機関と申しますのは、ここに簡單に申しますと、國際労働機関、ユネスコ、國際連合食糧農業機関、國際民間航空機関、國際電氣通信連合、世界保健機関、國際通貨基金、國際復興開発銀行
この一つの目的である最後の四の賃金及び物價の安定に寄與すること、これは重大な問題でありまして、鉄道の運賃値上げの公聽会におきましても、値上げが必ずやインフレの口火を切る、これによつて大衆の生活はますます苦しくなるということが大多数の意見のように拜聽したのでありますが、政府当局はもつと自信のある、つまりこうした一時の赤字の補填ということよりも、もつと根本的な國鉄の復興——國鉄が復興しない。
○井谷委員 本請願の要旨は、札幌地方の発展、人口の激増、発着貨物の増加等により同地方の國有鉄道の路線、停車場その他の諸施設は速急にこれを拡張改良する必要に迫られているので、運輸省において計画中の札幌地区鉄道復興計画を昭和二十三年に着工し、速やかに完成されたいというのであります。
○島上委員長代理 次に日程第二一、札幌地区鉄道復興計画施行の請願、椎熊三郎君ほか二名紹介、文書表番号第九四二号を議題とし、紹介議員代理井谷正吉君より説明を聽取いたします。
出席者 專門調査員 西畑 正倫君 專門調査員 田中 義一君 ――――――――――――― 六月二十五日 水害復旧事業費起債償還費全額國庫負担の陳情 書(第九 〇一号) 道路整備費國庫補助増額の陳情書 (第九〇三号) 土地区劃整理事業助成の陳情書 (第九〇四号) 國道関門隧道工事継続実施の陳情書 ( 第九〇九号) 戦災都市並びに住宅復興促進
一般の國有財産の管理処分につきましては、今御説明をいたしました國有財産法案が成立いたしますれば、これによるのでありまするが、旧軍用財産その他特定の財産、つまり財産税法若しくは戰時補償特別措置法によりまする物納財産でありますが、これ等につきましては、民主安定、産業の復興、公共の便益等のためにこれを有効に使用せしめますと共に、迅速にこれを処分することが適当であると考えられるので、この種の財産については特別
改正する法律案(内閣提出、衆議院送付)(委員長報告) 第一一 労働者災害補償保險法の一部を改正する法律案(内閣提出、衆議院送付)(委員長報告) 第十二 警察制度経費國庫負担に関する請願(委員長報告) 第一三 教職員の最低生活保障に関する請願(委員長報告) 第一四 三田、三輪両町の勤務地手当甲地指定に関する請願(委員長報告) 第一五 看護婦の待遇改善に関する請願(委員長報告) 第一六 電力復興諸施策
請願 三百九十一号、電力復興諸施策に関する請願は、産業の再建と民生の安定のために、電源の開発促進、資材の確保、電力の適正配分、綜合燃料対策の樹立、電球特に低燭光電球の確保等の急速な実現を図られたいとの趣旨でありまして、本委員会として、常々政府に要望いたしておりましたところとも一致するところであります。
するものは、いずれも近年続発する旱害、風水害、冷害等によりまして、農業生産力は減退し、農民の困難は一通りでないから、國費多端の折柄とはいえ、地方財政の窮迫、農村資金枯渇の現状に鑑み、國庫補助をもつて速やかに災害復旧を完了するとともに、用排水設備の新設改良、暗渠排水、客土、農道等の土地改良事業を実施せられたいというのでありまして、本件に関するものが請願中の過半数を占めております事実は、本問題が、わが國農業復興
○平田(敬)政府委員 御承知の通り大都市方面等におきましても、災害でやられた営業がぽつぽつ復興しておるのが大部分あるようであります。農業者の場合は、むしろ新規の増加というものは比較的少いのでありますが、戰災都市の復興に伴いまして、やはり相当数は殖えつつあるのではないか、かような点から考えましても、こ程度でございますと、九分程度で見込んでおります。
それでこの地区機帆船の力さえ結集すれば、將來といえども日本の産業の復興なり、民生の安定なり、輸送力の増強の上に非常に重大な貢献をなし得る次第であると考えるのであります。ところが從來はこの地区機資船に対しましては、あまりに無視せられたかつこうであり、これを放置せられて何等の措置が講じてない。
右と関連して現在各業種別に十数個の経済復興会議が設けられております。これは労資の民主的協力の機構でありますが、このような種類の團体も当然事業者團体の範疇の中から除外されてしかるべきではなかろうかとわれわれは解釈する次第でありますが、この法案の御審議の過程においてそれらの点も明確にしていただきたいと存じます。
すなわち労働者と経営者が、二本のレールにたとえまするならば、二つのレールのことの形をもつて、そのレールの上に日本経済復興という車を滑り出させるということでなければならない。そのいずれか一方が強く、いずれか一方が弱いということは、経済復興の車を滑り出さしめるゆえんにはならない。両者が対等の立場に立つて、対等の実力をもつて、公正妥当なる労働條件の取結びを行つていく。
次に、日映演は産別の生産復興運動に呼應して、昭和二十二年十月、生産復興会議案を会社に提示し、全映演は昭和二十二年六月に会社の経営不振の原因を取上げ、会社に対し具申書として、その対策を献策すると共に、第一撮影所の刷新等に付き申入れをしたのであります。
地方教育委員会法案の修正に関する陳情書外四 十件(第 八九五号) 地方教育委員会法案の修正に関する陳情書外二 十件 (第九〇五号) 都立新制高等学校を特別区教育委員会に移管反 対の陳情書 (第九一三号) 六・三制完全実施に関する陳情書 (第九二八号) 学校建築費補助の適正化に関する陳情書 (第九三二号) 地方教育委員会法案の修正に関する陳情書外十 五件 (第九四四号) 教育の復興
する対象の中に社会政策的な構想を織込んでいけば、現段階における課税の問題に対しても、一應御理解ができるのではないか、かように考えまして、御指摘になりました農業事業税につきましても、特に彈力のあるところの、あるいは商業性の農業生産をやつておるような、たとえばわさびをやつておるとかいうような、比較的商業的経済性をもつたものに対しましては、一應これは課税をするということにいたしまして、主食、特に日本の再建復興
それはどういう一点であるかと申しますと、今現在祖國はインフレ、或いは食糧問題、そういうものを背景にする労働攻勢、又それを反映いたすところの政党内部の矛盾という形で、非常な政治的な、大きな変動を受けておつて、多くの國民はそれに目をとられておるかのごとく見えますが、私建設技術の專門家の出身者として、又都市復興の專門家として、この住宅問題の解決並びに水害の問題こそ、今や漸やく今後の政治の根抵となつて大きく
大臣に対して私は今後希望こそすれ、これ以上強いて本日聞くところはないのでありますが、総理大臣に対しては、私は片山内閣の継続としての芦田内閣という根本義に立ち、又國民大衆は決して一個の省ができたというようなことで喜ぶものでない、省ができて喜ぶのは中央官廳の、而も高級官吏が喜ぶのみでおつて、大衆はそのような行政機構の末梢に対してそれを喜ぶものでない、それ程期待をしておるものではなくて、本当の日本の土地が復興
当時の片山首相は我々の要求するところの建設省というもの、即ち建設省という面においては、総合的な日本の復興に対するところの大きな役割を特つところの省を設けたいという答えでありました。
中央経済査察廳は、國民経済の調和ある復興を図るため、物資の生産、配給及び消費並びに物價(賃金を除く。)に関する経済統制を円滑に実施することを目的として左の事務を掌る。 同條同項第三号乃至第六号を順次一号ずつ繰り下げ、第七号を第三号とし、次のように改める。
なお予算としての補助金の額は、今申し上げたものでありますが、一両日中に御審議を願います農業、林業、水産業に関しまする特別会計による復興金融金庫のアイデアをもつておりまする法案が、さいわいにして両院の御審議を経ることができまするならば、先ほど申しましたような、相当多額な金融を低利で運営ができるのであります。そういう面におきましても、漁港、船溜りにこれらの金が金融されると考えておるのであります。
なお金融の点につきましては、いずれ近く國会の御審議を願うために、農業に関しますること、水産、林業に関しまするこれらのものを、今まで申し上げておりました農業復興金庫というようなアイデアのもとに立案をいたしまして、特別会計で大体年間六十億、本年は四十億くらいの程度のものをこれら原始産業の金融として行いたいと考えております。
また、終戰後における人口の自然増加、または海外よりの引揚者を合しまして、安本の経済復興計画第一次試案の基礎となつた昭和二十七年の内輪な推定によりましても、狭小にして資源貧弱な國土に約八千二百九十三万人の人口を扶養しなければならぬのであります。日本人の食生活を戰前の水準、すなわち一人一日当りカロリー攝取量二千百六十カロリーにまで引上げますためには、おおむね五千万石は不足するのであります。
ただ安定本部といたしましては、関係各官廳と協力いたしまして、資材と財力の及ぶ限り復興に御協力を申し上げ、もつて罹災者の災害に対しましてお報い申し上げたいと存じておるのでありまして、この点御了承願いたいと存しじます。(拍手) ————◇—————
日本の産業の復興あるいは再建の希望等が、特に隣國の中國あたりにおいて、十二分に理解されて、その積極的な援助あるいは協力がないと、せつかくあなた方がお考えになつたところの日本の産業再建方策というものも、あるいは画餅に帰すということも考えなければならぬ。そういう意味において、こういう面に対して政府はどのような御処置をとられておるか。
外資といいますが、外資にもいろいろ意味があるのでありまして、ただいま問題になつております外資はどういうものか、やがて日本の経済が安定を見、そうして復興のために長期計画の線、その他に沿うて入れられる外資はどういうものかということを、まず明らかにしないといかぬと思うのであります。当面の問題になつておりますのは、外資の中の政府間の外資であります。