1947-09-29 第1回国会 参議院 電気委員会 第7号
になるだろうということは、私共過般來の水害後の薪炭その他の到着状況から行きましても、特に東京の備蓄が当然水害のために吐き出されてしまつたということで、惨澹たる姿が予想されるわけでありまして、十分各方面と連絡をいたしまして、今後手を打つて参りたいと考えておるのでありまするが、ともかくそういつた輸送の配車につきましても、遺憾ながら仙台局につきましての輸送を申上げて見ますると、古間木の関係におきまして、大飛行場の建設
になるだろうということは、私共過般來の水害後の薪炭その他の到着状況から行きましても、特に東京の備蓄が当然水害のために吐き出されてしまつたということで、惨澹たる姿が予想されるわけでありまして、十分各方面と連絡をいたしまして、今後手を打つて参りたいと考えておるのでありまするが、ともかくそういつた輸送の配車につきましても、遺憾ながら仙台局につきましての輸送を申上げて見ますると、古間木の関係におきまして、大飛行場の建設
從つてこれからのこの常任委員會におきましては、やはり文化國家建設のために、あくまでも堅實なるところの發展をしていかなければならぬことは當然であります。そのために、われわれはここへ法案が出てからというようなことでは、すでに遲い部面がたくさんにあることを痛感しております。
もちろん、文化國家建設のためには、いかに窮乏のどん底にあつても、これは生活と竝行してやつていくことは當然でありますけれども、しかしながら、また一方から考えますと、なるべくその負擔を輕くして、そうしてまた基準に副うところの内容の充實した大學をつくるということが根本であると思います。
すなわち石炭の生産を畫期的に増大せしめまするためには、政府の責任と支援のもとに、從來の企業によつて經營の困難な事業、たとえで申しまするならば、新坑の開發とか、坑道の掘進とか、設備の整備擴張というような事業を行い、あるいは勞務者の福利施設の充實をはかるため病院、託兒所等の建設を行い、さらに炭鑛所要資材の委託による調達及び供給を行うことが必要となるのでございまして、政府は從來このような事業を營む政府機關
なかんずく戰災者、引揚者、傷病者、遺族、在外者家族等の外近時不幸にして相次ぐ自然災害等によつていわゆる援護、保護を要する者が激増し、國民厚生の事業は頓に混乱し、不安は日常累加して世上今や幾多憂慮すべき社会問題を惹起していることは、新日本建設の途上眞に危惧の念に堪えない。
私が問わんとしたところは、わが國の長期建設計畫と、それの裏づけをなす産業政策、その産業政策の基礎をなす貿易政策に對して、將來いかなる見解を世界的規模においてもたれるかという點をお聞きしたのでありまして、ただいまの綿花は何俵はいつてどうということは、すでに新聞にも出ておるし、少くともこの委員會に出席される方々は、そのくらいの知識をもつておる。
ついでにお聽きしておきますが、將來の貿易政策とわが國の長期建設政策、當面の緊急の問題を處理し、これを切抜けるために一體どうするかという對策が、政府部内においてとられつつあるはずでありまして、これと貿易政策というものは表裏一體をなすものでありますが、それに對し貿易廳は何かの計畫を樹てられて、それらの官廳との連絡をとられたか、一應承りたい。
殊に現在の情勢は、御承知の通り經濟的な危機でありまして、この危機を乗り切らないことには、わが國の再建はできないということを考えておるものでありますから、危機突破に中心をおき、やがてそれの見當がつきましたる上においては、さらに建設的な復興政策に進まんと、こういう目標を立てまして、漸次實行に著手いたしておるような次第でありまして、決して職を空しうするとか、あるいは、空位を擁しておるとか、徒食しておるとか
各廳に限らないというのは、第一條をずつと初めからごらんになればわかりますが、「物資の生産、配給及び消費、貿易、勞務、物價、財政、金融、輸送、建設等に關する經濟安定の緊急施策について企畫立案の基本に關するもの、」これが一つの仕事でありますね。
つきましては、この軍國主義、封建思想を一掃いたしまして、民主主義の徹底をはかり、そうして平和國を建設するという積極政策に出ることが、最も必要なる處置であろうと思つておるのであります。ただ過去の責任を追及するということにのみとらわれて、将来に對する施策をおろそかにするということでは祖國再建の十分なる方途は得られないということを考えておるのでありまして、兩建てにして進んでいきたいと思います。
これらのことを考えてみまするときに、われわれは新たに發電所をつくつて、たとえば一キロについて一萬五千圓の建設費を要するものといたしまするならば、五萬キロの發電所をつくりまするためには、七億五千萬圓の費用を要するということになるでありましようが、かようにして新たに發電所をつくるということよりも、現に備わつておりまするところの——しかしながら資材の不足その他の事情によつて、十分にその能力を出すことのできない
すなわち、救助その他緊急措置に必要な物資の生産、集荷、販賣、配給または輸送を業とする者に対して、その取扱う物資の保管を命じ、あるいは物資を收用することができるばかりではなしに、実際の救助を行うところの都道府縣知事は、このほかに、医療、土木建設工事、輸送、これらの業に関係のある者を、救助に関する業務に從事させることもできますし、病院、診療所、旅館その他の施設を管理し、土地、家屋または物資を使用することができるのでありまして
内務省及び内務省の機構に関する勅令等を廃止する法律案、地方自治委員会、公安廳及び建設院設置法案、内務省官制廃止に伴う法令の整理に関する法律案、右三案は、本日内閣から撤回したいとの申出がありました。これを承諾するに御異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
固より任免権者が法令に基いていたします実際の任免につきまして、職員組合の者から建設的な参考意見を提示する。この程度は結構と思うのであります。法令上の人事権を拘束するがごとき関與は、本法の趣旨から言うと認め難いと、かように考えております。
これと同時に本案においては、いわゆる事務次官、それから建設院、終戰連絡中央事務局の長というような大臣級の官職を、特別職の中に入れております。それから第二の種類といたしましては、會計檢査院の檢査官のごとくに、その任用について國會の同意を要するというような形になつておりますもの、これを特別職に入れております。
わが國現在の官吏制度は、明治以來多年の傳統の上に築き上げられてきたものでありますが、日本國憲法の施行せられました今日、ここに舊來の傳統を一擲しまして、新憲法の精神に則つて、新たな基盤の上に、國家公務員の制度を打ち立てるということは、現下の必然的な要請てあり、またこのことは、新日本建設の大事業を完成する上におきましても、喫緊の要務と存ずるのであります。
尚現在でも日を追いまして建設の途上にあるわけでございます。本年の初め頃に比べますと、現在は約二倍ぐらいの能力になつておりますが、尚更にこれをもう少し拡充いたしたい。細かい数字は今持合せてございませんが、その程度に整備いたす予定でございます。固よりこの漁網の中におきましても、比較的重い太目の網は相当余力があるのでございますが、何分にも割当が少い関係上、比較的軽い細い網を希望される向きがあります。
而もこれは建設的の立場から参議院の水産委員会は積極的にこれを建設するために、政府をむしろ大いに鞭撻し、協力的の態度を終始持しておるのですから、何も御遠慮の必要はないのです。
癩患者にも御承知の通り相當大きな犯罪を犯すものがあるのでありまして、この癩患者の犯罪というものをどういうふうに裁判をし、どういうふうに教化をするかということになりますと、何ら建設的な機構なり、法規なり、處置なりが講ぜられておらないのでありまして、取壞したあとの問題が私どもはなお大きな問題であり、責任者を處分したあとの問題がなお大きな問題である。
この特別職の中には、第一に、従來自由任用に委されておりました官職、即ち國務大臣その他の政教官及び秘書官を掲げますると共に、交省のいわゆる事務次官、それから建設院及び終戰連絡中央事務局の長、宮内府長官等をもこれに加えました。第一に、会計檢査院の檢査官の如く、その任命について國会の選挙、議決、又は同意を必要とする職員の官職も特別職となっております。
我が國現在の官吏制度は、明治以来多年の傳統の上に築き上げられて來たものでございまするが、日本國憲法の施行せられました今日、ここに旧來の傳統を一擲しまして、新憲法の精神に則つて新たなる基盤の上に、國家公務員の制度を立てるということは、現下の必然的な要請であり、又このことは新日本建設の大事業を完成する上におきましても、喫緊の要務であると存じます。
今度の公務員制度は畫期的な法案であり、新日本建設のために、恩給制度というものは過去の官僚制度のこれは非常に悪い反面があつたのでありますから、思い切つてなくされるのが當然じやないか、こう思うのです。
また同時にこの研究されたものがただ研究に終る、言いかえればいわゆる象牙の塔に閉じこもつたような研究に終つたのであれば、ほんとうの研究として意味がないのでありまして、あくまでその研究は産業界に非常な貢献を来し、それによつて新しい意味の産業の復興ということが、この文化國家建設の上から申しましても大事なことであります。
○和田政府委員 百貨店法が廃止になりましても、百貨店が今後一般商業の面に非常に進出をしてまいりまして、中小商業を圧迫するのであろうという心配も一應あるわけでありますけれども、今日のところでは、御承知の通り、臨時資金調整法でございますとか、臨時建築等制限規則というようないろいろな規則がございまして、百貨店の店舗の新設、増設に要する資金の関係、あるいは建設資材についていろいろの掣肘もございますので、今日
これを建設的な意見として申し上げましたのは、この理化学研究所を官營にする。そうして学者に自由に研究させる。世界各國の科学研究費を見ますと、國の総豫算の三%ないし五%に及んでおります。わが日本におきましては、二千億に近い豫算を使つておりながら、科学研究費は一億円に足らない。前年度におきましては、實に五千九百萬円の科学研究費しかあてておりません。
その意味において施政方針の演説におきましても、危機突破に向うのであるが、平和國家建設のために、文化國家建設のために、國民に健康にして文化的なる生活を保障するために、これから向わなければならないということをお約束しておるような次第でありまして、來るべき文化國家の内容を五ケ目挙げまして、私が説明いたした趣旨はそこにあるのであります。
それから解體をいたしましても、これを求償先で建設あるいは組立てをいたした場合に、いかに運轉をするかというような技術的な問題もありますのでこれらの問題につきましては、詳細なる技術資料の準備もいたしておる次第であります。そういうふうにあらゆる面から、この賠償施設というものはきわめて重要問題であり、お話のごとくこれを通じて日本の誠意を示す非常に大切な事業であるということを痛感いたしておる次第であります。
およそ生を日本國に受くる者、ことごとく忍び難きを忍び、數倍の熱と努力をもつて、いかなる悪條件にも最低生活に甘んじ、勤險貯蓄の精神を涵養し、自發的國民自身の心構えを堅持し、すべてを感謝し、不平不滿を拭去し、至誠精神の立脚し、一日も早く平和交渉成立を希望し、戰勝國に對しては賠償に必要なる誠を對象とする賠償税、すなわち誠心税の新設の急務なることを自覺し、難關權たわる諸問題の解決、日本再建、世界平和建設には
しかし將來國土計畫、あるいは建設省でありますか、建設院でありますか、行政機構の改革が行われてまいるだろうと思います。その場合には趣旨のごとくに當然この問題がどう取扱われていくかということについて議題になるべきはずりものと思いますので、そのとき關連いたしまする各省の上に、一定の道路行政とマッチしたものを決定いたしまして、さらに國會にお諮りいたす順序になつていくだろうと思います。
ただいま私が讀みましたこのユネスコの御勸奨に對しましても、これは國内における教育、科學、文化を振興してこれの向上をはかるとともに、國際的に手を握つて、この方面から世界永劫の平和を建設しようとする運動でありますが、かような運動は、私は學校教育だけで解決する問題では斷じてないと思う。ここにも私は全國各市町村のすみずみまでかような精神の浸透する機關があつてほしい。
文部大臣の御答辯によりますと、これからの日本は、民主的な平和的な文化國家を建設しなければならぬ。この意味合において教育は進めていくのだ。そこで、民主主義の方はよほどやかましく言つておりますが、平和主義に對する積極性はそれほどでもない。
私どもといたしましては、そういう風説があるという程度のことと存じておるのでありますが、文部當局の立場といたしましては、これは遺憾なことでありまして、私ども民主的、平和的な文化國家を立てていく上には、教育が大事であり、少くとも國民の支持を得、また連合國においても強い支持を得ておる六・三制の實現ということを目ざして、その障害になつておりました新制中學の建設に對する費用は、私はこの最小限度はぜひとも貫徹いたしたいと