1948-06-21 第2回国会 衆議院 予算委員会 第36号
今回においても、日本の公債がロンドン市場において下らないではないかというようなお答えをなさつたが、ロンドン市場における公債に対しては、支拂の停止の問題も何もありません。ただ契約というものを一方的に自由にすることにおいて、外國人が尊重するコントラクトの神聖ということに対して、その氣分を損うことが尋常一樣でないということを申し上げたのでありますが、その点に対してはお答えがない。
今回においても、日本の公債がロンドン市場において下らないではないかというようなお答えをなさつたが、ロンドン市場における公債に対しては、支拂の停止の問題も何もありません。ただ契約というものを一方的に自由にすることにおいて、外國人が尊重するコントラクトの神聖ということに対して、その氣分を損うことが尋常一樣でないということを申し上げたのでありますが、その点に対してはお答えがない。
郵便年金、この両事業の使命と、加入者大衆の拠出した零細な資金の集積でありまするこの積立金の本質とに関しまして、またさらに本事業を創設いたしました当時の國会における積立金運用方針に関する國会側の要望及びこれに対する政府の答弁内容等に鑑みまして、資金を地方に還元し、地方公共の利益の増進を企図することを運用の第一義といたしまして、地方公共團体に対する証書貸付、地方債証券の購入引受等の方法によりまして一般市場金利
ときには大蔵証券を出すときもありましようし、あるいはまたいろいろな金融市場で金の余つておるところからとることもありましようが、しかしいかなる場合でも金を拂おうと思うときに自由に抑えるのであります。
取引高税の特質を考えて見ますると、この租税は、外の租税、即ち所得税であるとか、法人税であるとか、或いはいろいろな消費税と違いまして、その租税の負担の分配の範囲が國家によつて予め強制的に決定されておらなくて、その分配のすべてを資本主義的な市場價格に委ねているという点であろうかと思います。
そういう政策を強行していきますと、再び日本は外國によい市場を求めなければならぬという関係がさらに強くなつてきて、殊に基礎工業の振興というものでなしに、從來戰争を必要としたと同じような状況へ追いこまれていくのではないか、こういう点が縣念されるのであります。從つて今日必要なことは、やはり生活の安定と同時に、大企業における企業の合理化という点を、相当重要視して考えていく。
このため金融市場は非常な引締りを来しまして、日本銀行としても市中に資金を供給せざるを得んということになりました。貸出は二百八十二億円に上つたのであります。併しながら差引いたしまして、いろいろな要素を差引いたしまして、銀行券の発行は四億円の極く僅かな増加に止まるということになりました。
現在の株式市場は御承知のように一般的の金融の梗塞、それから差当りの問題といたしましては持株委員会からの放出株、現在持株委員会によりまして財閥関係の株式は総額大体二百億程度というふうに言われておりますが、この大量の株式が次から次へと市場に出て來るというところに市場としては非常な圧迫を感じておるわけであります。
こういうことを私どもは想像いたしますとき、非常にここに——材木だけでもその通りでありますが、また現在市場におきまして、たとえばりんご、みかんというような自由販賣の果実類も、運賃値上げを見越してすでに相当高くなつております。今度三倍半が確定したら、これはおそらく倍にも三倍にもなろうということが想像されるのであります。
そのために私共は出版協会においては勿論、GHQ、CIEの強力な示唆に基いて、或いは檢察当局の協力を以て、ここ半年を出でずして恐らくこの市場にエロ、グロ雜誌、エロ、グロ出版物の減殺を図り得るという確信を持つて着々進めております。出版綱領実踐委員会というようなものを作つて、着々実踐に移つております。
都市において生産されるいわゆる工場生産的のものにして農家の必需品は、その運賃は農民が負担し、自分の生産したところのもので市場に出すものの運賃は農民が負担するというのが実態であつたのであります。從いまして運賃の問題は、國鉄においても亦政府当局においても、そういう観点から常に見て來られたと思うのであります。現在におきましては、勿論運賃は消費者に転嫁されておるわけであります。
たとえば生鮮食料品商の場合をとつてみますと、市場から店舗まで運搬労働をしてくる。ほとんどその運搬という労働に対しての所得であるというような関係がある。中小企業者というものは一体にそういう性質のものでありまして、勤労所得と性質において変らないように思うのです。特に中小の企業者に対しては、給與所得における控除が認められていないということは、公平を欠くものではないかと考えております。
○山田佐一君 たばこ專賣ですけれども、曾て出たときに、私はこの罰則が軽いのじやないかということを申上げたのですが、そのときにこれでいいという御答弁であつたのですが、又ここに出た、直ちに体刑も亦嚴罰に處する、幾らも時間がかからんのに、それだけ認識を改められたということ、それと一時「新生」が市場に四十円で賣られたために、内地製の闇「たばこ」というものが路頭で非常に賣られておつた、これに封ずる違反額はどのくらいあつたか
第二は、この法案の施行によつて期待し得る、莫大な收益を活用することによりまして、あるいは品質の改良、生産の増強に必要なる助成を行い、あるいは自轉車に関する各種の試驗研究施設を完備し、あるいは諸外國における廣汎な市場獲得のために必要なる宣傳を行う時、自轉車の生産及び輸出の振興に直接寄與し得るのであります。
從つて三倍ないし四倍の料金の値上げということは、ただちにそれがあらゆる物品の交換市場における價値に影響するとともに、それが他のやみ價格等には至大な影響があるということは、昨年の七月一日の給與審議会があの千八百円ベースを決定した際にも、非常に暴騰を來した。
おそらく郵便料金の四倍値上げというものが、具体的の数字に影響してこないにしても、市場價格とか價格形式の上に心理的にも影響してきて、郵便料金が四倍、鉄道運賃は三・五倍に上がるから、このものを二倍、三倍に上げてもたれも非難しないだろうというような作用があるだろうと思います。その点あなた方のような実業家の方はどう考えられるか、質問してみたいと思います。
証券市場が狹くなり、他面また國の財政資金が資金計画の柱となつている現在、民間資本の証券による調達のごときは、およそ夢物語りにすぎないと考へるのであつて、かような現状に、よつて、大部分の企業は今半身不随状態にあります。この状態にあつて企業を再建整備せよと要求するのは、要求する方が無理であります。
これは何かといえば、日本國内における市場、これを狹くしておいて、ただ國外にだけ発展しようとする。言いかえれば戰前に行われたような、日本におけるきわめて低い労働賃金において労働者をこき使つて、安い商品をただ外國に賣るためにつくる、こういう政策がここに現われてきておるのではないか。 われわれは反対に、日本國内におけるこの市場の開発は重点が置かるベきである。
(「そうだ」「その通りだ」と呼ぶ者あり、拍手) 第二に、現在公社債の取引市場は再開されておりませんので正式の相場は立ちませんが、すでにこの問題がやかましくなつてから、軍事公債は六七円の値下がりを來しております。六七円でまだ済んでおるのは、国会健在なる限り、滅多にこんなものは通さない。現内閣の余命はもう且夕に迫つている。
これは実は市場性が全然ございませんものでございまして、御承知の通り、登録公債でございまして、債権は発行されておりません。手許にございません。ただ日本銀行に、何銀行に幾らというように、取敢えず登録されておるわけでありまして、証券なき公債でございます。從つてこれが市場に転々するということは全然ございません。
それからそういうことをしないで、たとえば日本銀行のものをすつかり償還することにしたらどうかというようなお話が出るかと思うのでありますが、それをやるということは、一方市場において復金債が消化するという見透しがつかなくなる。今のところ正直に申しますと、復金債は人氣が惡くて、なかなか消化しない。
○稻村委員 なおこの点につきまして、たとえば交付公債をする場合にも、新たに交付公債を発行しないで、発行されている公債をある程度市場から買い集めまして、それを交付するという形式も一應交付公債の交付には考えられるというのが、事務当局の人の考えでありましたけれども、そうするとこういう公債の仕方は、たとえば予算に組みこむが、新しく交付公債を発行する場合には予算に組まない。
こういうようなことを一應考えてみると、われわれからみると、今例を農民にとつたのでありますが、大臣も金融という点を認めておりますが、その金融が経局言えば、農民という國内で一番大きいところの商品市場にあるところのものが一應購賣力を拡大しなければ、どうかというと過小生産であるにもかかわらず、一應恐怖現象が生じてきている。こういう事実を安定長官は認めるかどうか、それをお伺いいたします。
一例を蔬菜、青果物、特に蔬菜につきまして例をとつて申し上げますると、現在の東京の蔬菜の値段というものは、これは市場に持ちこみました卸價格というものは、品目によつて違いますけれども、大体平均一貫目二十五円くらいになつておるわけでありまして、だいこんなんかはその中で安い方でありますが、これは十二円程度の價格になつておるわけであります。
貿易が順次発展して國際水準に達しなければならないときに、チーブレーバーであるとか或いはスウイーピング・システムというような労働状態が、國際的に非難されるような状態でいけないことは尤もだが、だからといつて今日のようにストライキであるとかサボタージュというようなものが起つておるような状態で、果して國際貿易の市場において日本が國際的水準に達することができると思うかどうか、更に如何にしたならば勤労意欲を起さしむることができるか
この農業生産が荒廃に帰するということは、一面において農民生活を窮迫せしめるとともに、今日すでに部分的に現われておるインフレ下における恐怖現象、特に國内において最も大きな商品市場でありますところの農村の恐慌が、生活が窮乏していくということによつて、これがますます激化されているという事実を見るのであります。それに生活必需品が、農業が荒廃することによつて、最も大きな打撃を受ける。
從つて國内で最も大きな市場であるところの農村が購買力を失つたということが、物價改訂によつてますますこれが強められて、恐慌的現象を強めるというように、私は考えられるのでありますけれども、この点に関しまして、農林大臣はどうお考えになつておられますか。
なお「その他企業」ということは、これは地方自治体というものは公共性をもつからということならば、うしろの方の十のところに、「森林、牧野、土地、市場、漁場、共同作業場の経営その他公共の福祉を増進するために適当と認められる收益事業を行うこと」とあり、これが可能になつておりまするから、公共事業をこれが意味するということ事は、まつたく重複でありまして、法律の文章としてはとらざるところでございます。