1950-10-04 第8回国会 参議院 大蔵委員会租税行政に関する小委員会 閉会後第2号
織物は一般の値下りと一緒に下げましたときに四割一挙に外れたというためにひどく市場に響きまして、業者としましても誠に御迷惑の向きも多かつたと思いますが、準備してやるというふうには私共としては行えないのではないか。そうしますと、到底これは技術的にも或いは実際問題としましても実行困難でございまして、諦めざるを得ないというように考えている次第でございます。
織物は一般の値下りと一緒に下げましたときに四割一挙に外れたというためにひどく市場に響きまして、業者としましても誠に御迷惑の向きも多かつたと思いますが、準備してやるというふうには私共としては行えないのではないか。そうしますと、到底これは技術的にも或いは実際問題としましても実行困難でございまして、諦めざるを得ないというように考えている次第でございます。
点でありましたが、このような点につきましては、各県ともその対策に非常に熱意をもつて当り、福岡県のごときは、引揚げ列車に係官を同乘せしめて引揚げ状況調査を行い、また県内職業安定機関の周知宣伝ビラの配付等を行い、また職業安定所では、市町村、引揚者団体等と連絡をとり、案内状を提供し、それに各公共職業安定所一覧表を添付するなどして周知宣伝し、また職業相談に際しては、国内事情にうとい引揚者のために、特に労働市場
しかも国際的に鉄の値段が上りつつあるというお話でありましたが、これらの日本のできた製品は、今日のアジアの市場の価格から見ると一割三分、一割というふうに上つて来ると太刀打ちができないように、今の東南アジアの市場の値段から行くとなつておるが、これらに対するお考えはどうかというような点について、資料と数字をあげて御説明願いたいと思います。
○今澄委員 大体最近の鋼材に関する国際市場の動きはよくわかりました。そこでわれわれはそういつた状態のもとにあるのは、一応今日の朝鮮事変の特殊的な、一時的な現象である。やはり日本の基本的な問題としては、鉄鋼のそれらの値段の恒久的な対策を私は立てなければならぬと思います。
○中村説明員 鉄鋼価格の国際的推移の問題でございますが、ただいまの情勢を、本年の産業合理化審議会におきまして、鉄鋼部会が鉄鋼合理化の目標といたしまして、いろいろの検討をいたしておりました当時に比較いたしまして、今日の日本の輸出価格の情勢をお話申し上げたいと思いますが、当時は欧洲の鉄の自由市場でございますベルギーを標準にとりますと、棒鋼の標準もので大体六十ドルを割りまして、五十六ドルくらいが輸出価格でございます
そうした統制経済下における団体の事業、その観念になれまして、いわゆる自由経済下における自由市場への適応性といつたような点において、役職員の経営能力に欠くるところが少くありません。そういうことも大きな原因になつておりますが、さらに一般的に言えば、役職員の経営能力の不足ということが一つの大きな原因にもなつておると思います。
よつてわが国の貿易伸張を阻害している一要因であると思われるところの団体法第五条を改正して、海外市場の割当協定あるいは価格、数量の協定ができるようにしてもらいたい。また輸出業法の制定を望んでおる。なお価格協定や市場割当協定ができないために、いかに不利な貿易をやつているかは、次のいろいろな事例がはつきりと示しておるというようなことで、いろいろな例をあげられております。
輸出金融金庫を構想いたしました基礎になりましたものは輸出金融なかんずく有機化学工業の金融につきましては、国際競争力の点でございますとか、或いは製作に長期の製作期間を要する点でありますとか、金額が非常に厖大であるというような点から考えまして、特殊な金融措置を講じませんことには、今後我が国の基幹産業となるであろうところの機械工業の市場開拓のためにする輸出が、なかなか困難であろうという前提に立つて、或いは
それが一億七千九百万円ということで、例えばそれをもう少し具体的にいいますとジエトロ、海外市場調査会というのが五千万円がここに出ておりますような三千万円に削減されているということで、これは仕事が仕事でありますから絶対に三千万円ではできないという性質のものではございませんで、ただ我々がもつと広い活動と豊富な調査とを期待をしておりましたものが、その点が必ずしも当初考えていた程には十分に行かないということになるのでございまして
こういうようなことを勘案いたしますと、大体におきまして東洋市場というものが若しイタリーなりドイツなりに先鞭をつけられますと、日本の商品というものが東洋市場に出て行くことが非常に困難になるじやないかというようなことを考えておりまするとき、たまたま倉敷レーヨンにいたしましても、或いは東洋レーヨンにいたしましても、その増設をする工場の資金というようなものに相当難点がありまして、今日私先般来聽きましてもまだ
その次の欄は四月から六月までの平均をとりまして、その当時における公定価格のあるものにつきましてはやみ価格、公定価格のないものにつきましてはその当時の市場価格、それの平均を一応載せてあります。それからその次が一応調査された数字でありまして、七月の十五日に始まりまして、八月十六日から最近の九月十三日まで、毎週一応とつた数字が並べてあります。
すなわち公定価格のときにおきましては原価計算を中心にしまして、嚴格に査定をした積上げできめておりますが、暴利不当高価の対象となるものは、もう公定価格を外れました自由価格のものである、従つて市場の需給関係によりまして相当上ることもあれば下ることもある、公定価格当時の、あるいは公定価格が現在残されております品物のように、需給がかなりきゆうくつでありまして、公定価格は法律的には最高価格でありますが、実際的
ということを指示し、自転車の試験、品質規格の改善、使用材料の規格統一、海外市場の調査研究及び輸出振興に関する事項というようなところが、命令的に更に具体化する。現実の措置につきましては、更に支出をする場合に用途を指定して出すということ、それからそれに伴う、支出に伴う場合の命令と、こういうことで、二本建くらいでそれが具体化されるということであります。
○説明員(玉置敬三君) 例えば第十條の四項の方は、例えば輸出について申上げますれば、輸出の増加ということで、非常に抽象的でございますから、例えば市場調査をするとか、或いはカタログの製作に使うとか、或いは見本品の出品に使うとか、或いは海外の展覧会に出品と言いますか、それに対する費用に使うというふうに、それぞれの事項を具体的なことにつき更に明記すると、こういうのが内容的なことであります。
その自転車振興費の使途といたしまして、輸出振興のために海外市場調査、宣伝用のカタログの製作、見本自転車の頒布、これは無料で頒布するのであります。 その他研究助成費、設備の近代化補助費、発明奬励費、中小企業振興のための共同施設補助金、金融等に当てられております。
それでこの落札価格はほんとうに諸君の市場を守るかどうか、またあなた方の墓穴を掘るか掘らないかはこの一票にあるのだ。このことは統制経済から自由経済になつてわれわれは非常に苦労しておる。できるだけ公団に協力するように、深い理解と厚い同情をもつてやつてもらいたいとなかなかうまいことを言つて一生懸命にやつた。ところがそのときに落ちましたのは百トンがたつた一つ。
私は信念的に、あの平均火力から言つて、大阪の市場値段にはめてみますと、実際価格はこうなる。これはどこでも言える話だと思います。ここで決裂するようなことになつたらたいへんだ。火が出て警察の方で始末書を書けなんと言われたらやつかいでたまらぬ。あの公団のわずかの人間ではなくて、全体の業者にこの管理、保管をさせて適宜処分させなければならぬ。
大体私の常識から考えまして、大阪の一般の市場値段というものは、まず六千二、三百カロリーが標準になつておりますので、カロリーが六千カロリーの場合には大体六十銭、五千カロリーの場合には五十銭、四千カロリーの場合には四十銭、従つて六千カロリーの場合には三千六百円、四千カロリーの場合には千六百円というようなことで売ります。大体そういうような考え方が常識的に当てはまる、それが実際の実情なのであります。
○安部委員長 特別調達庁官房長並びに労務管財部次長、労働市場調査課長並びに同課員が見えておられます。 先ほどより林百郎君より朝鮮事変に際して日本人が軍夫に就役するという問題に関して発言を求められております。これを許します。
それから新潟から京浜市場へどうしても転送しなければならない実情にあります数字に対する転送の実費を計算して、これを一千五十万円計上いたしました。それで差引いたしました最終処分価格が一千四十四万二千二百十円という金額に落ちついたのでございます。これが価格裁定委員会における最終の結論でございます。
なぜかといえば、先ほどるる申し上げましたように、あの多量の粗悪炭を協同組合が引受けてやる場合には、大阪の市場は非常に圧迫される。そういう渦中に——私は大体が他の生産業者の特約店が主であるわけであるから、こういうものはなるべく触れたくないので、数量がどうあろうとも、できるだけこれは他の方法で処分してもらつて、組合というものはなるべく介入すまい。
当時大阪が一番大きな市場であり、いつの場合にも粗悪炭のダンピング市場としては大阪が目されたために、まず大阪へ持つて行けば何でも売れるであろうというような意味で各所からどんどん送つて来た。大阪としてはそれを受入れなければならぬ実情にあつたわけです。それを一々来たものを分析して、これはいいとか悪いとかいうようなことは実際においてはでき得なかつた。
たとえば蔬菜、果樹等については、市場の組織の改善はもちろんのこと、生産者から消費者へ取引をする場合に、たとえば荷づくり包装に関する施設を行うとか、あるいはまた品質の向上と同時に、共同出荷を行うというようなことが当然行われて来なければならない問題だと思います。特に野菜その他の主要作物等については、世界の情勢といいますか、市況というものを相当知つておらなければならぬのであります。
ところが一面には、政府がかように自由取引を奨励されるならば、いつそ昔やつておつた生繭の市場取引をやつてはどうかというような意見もあります。これに対しては、どういう考えであるか。ところが生繭の市場取引になると繭検定ということがある。繭検定を強制して行く以上は、これはなかなかうまくできない。現在の検定取引については、すでに製糸業者の方からも、養蚕業者の方からもいろいろ議論がある。
のような貿易協定を結んでいる所では、生糸を買うわくが金額できまつておりまする関係上、値段があまり上りますと、それだけ生糸の買付量が減るというようなことになりますることや、また海外において物価の統制をする可能性があるということで、いろいろ私もそういう情報を聞いておりましたし、また関係方面の指示もありましたので、私もたしか八月の二十三日でございましたが、糸価があまりに高騰いたしましたることは、海外の生糸市場
ところが更に国内の市場の関係は思惑も働きまして、四万円から先程申上げましたような甚だしいときには四万五千円、原価的に計算して見ますと、一万六、七千円、七、八千円でありますが、輸出価格において更に二万六千円或は八千円、それが更に国内市場においては四万五千円という非常に突飛な値段が出ておる。
というのは輸出価格は例えば現在の綿の海外相場といいますか、そういうようなものをまあ基準にして決つておりますが、ところが今まあ市場を出ようとしております第一四半期の綿花にしますれば、これは政府の拂下げ価格、可なり低い拂下け価格で現に品物が渡つております。これに我々のほうとしましては一応適当と考えられますが工賃を加えて計算しておるものですから、おのずから現在のような値段になつて行く。
それからもう一つ附加えますが、これは東京の市場相場でございます。それで全国平均でありますとか、或いは大阪の市場相場でありますとか、そういうものは又違つた数字があると思いますが、できるだけ最近の数字を取りまして一表にしておりますので、これは専ら東京の市場相場であります。
ところが今の為替銀行、日本の為替銀行というものは勿論ついこの間国際為替市場に乗り出して、而もこれは非常に厳選をしなければ、これは信用第一の仕事でありますから、ならんというので、その資格を審査した結果、十一行というものに限り、而も今まだ独力でやつておりません。すべてスキャップがその取引に対して責任を負う。
従いましてそういう制限を置くといたしましても、十分な経過規定を置きまして、金融債発行の状況或いは証券市場の状況、その他一般の経済状況と睨み合せてこれを適用して行く、その間に経過的な措置を講ずるということが必要であろうと考えております。 それから第二点として非常に大きな問題は、不動産担保貸出の問題でございます。
然らばその農林中金をどう具体的に改組するか、或いは現状のまま認めるかということにつきましては、まだ結論が出ておりませんが、大体農業、漁業関係で要求いたします長期低利の資金を如何にして賄うかという問題につきましては、これを金融市場において普通の方法で調達するということはなかなかむずかしいのではないかと考えられます。
もちろんその担保は先ほど申し上げましたように、不動産では固定性がございますので、十分に市場性を持ち、滅失のおそれがない、いわゆる本来の意味の商品を担保にした短期の貸付は全部この制限外とする。こういうように、本来の商取引に関連する短期金融を例外といたしますと、銀行としても大した苦痛もなしに本来の姿において金融ができる、こう考えております。
○山本説明員 各産地におきまする統制時代の集出荷の関係での焦げつきの問題を、ただいま鈴木委員からお話になつたのでありますが、これらの問題につきましても、六大市場におきまするいろいろ売掛け等の問題と同様に、われわれとしましては非常に大きな問題であるとは考えておるわけであります。
それはけさ專門員室で、東京都中央卸売市場長、東京都主事中島義平氏と、東京都水産物卸売人協会長寺田省一氏との御両氏がお見えになりまして、水産委員会が四月三日に水産物卸売手数料等に関する件の議題につきまして水産庁当局に申入れをいたした問題、すなわち今度市場の手数料が法律的には一割まで認められているけれども、現下の情勢にかんがみて、現行五分を七分にいたしたい、御了解を得たいとの申出がありましたが、委員会といたしましては
その後東京都を初め、六大都市の中央卸売市場長並びに卸売人協会長が再三私どものところに陳情に見えて、この値上げの問題について話されたのであります。
しかしわれわれが聞いておるのは市場長の話でありまして、これはずつと以前に四月に、手数料を変更する場合には打合せてくれというような通牒を出しておりますので、実際のところはその変更に対する打合せだと私どもは解釈をしておるのであります。 それからなお卸売人が現地の焦げつきを支拂うのは当然じやないか。
○馬屋原証人 大阪の市場は私も実地に見ておりませんので、これに対して批判することが当らない場合があると思うのでありますが、これは單なる私の経験による推量としてお聞き取り願わぬと、誤解が起ると思いますが、七十五万トンの石炭の内容と申しますか、これがどういうようなものであるか。
煽石は石灰業者が主たる需要先であり、栃木、群馬の関東市場と岐阜の赤阪を中心とする東海市場が二大需要地である。現在の市況から見たその地区の価格は、関東市場は葛生OR二千百円、赤阪OR二千円見当であるので、それから諸掛を控除し、逆算して買取り希望価格を算出した。
従いまして、われわれといたしましては、まずこれらの大きい市場ではどのくらいでこの煽石を買つていただけるだろうかということを調査したわけであります。
なお今後の問題といたしましては、海外の市場はアメリカにおきましてもまたフランス、イギリス等におきましても、昨年よりも非常に増加する予定であります。従いまして、本年ここ一年くらいの予想を立てます場合には、生糸が非常に足りないというような状況になるのではないかという予想をいたしておるのであります。