1951-05-17 第10回国会 参議院 文部委員会 第35号
それは新制の大学なんかにおきましては、従来の例えば専門学校の校長さんであつたとか、師範学校の校長であつたというかたが、例えば学部長になつたという場合に、その学部長というものが従来の校長という立場を混同いたしまして、実際問題としての大学の運営について相当見解を異にしております。
それは新制の大学なんかにおきましては、従来の例えば専門学校の校長さんであつたとか、師範学校の校長であつたというかたが、例えば学部長になつたという場合に、その学部長というものが従来の校長という立場を混同いたしまして、実際問題としての大学の運営について相当見解を異にしております。
東京大学、京都大学、その他国立の総合大学においては、旧帝国大学以来の制度並びに慣習がございまして、凡そ今まで通りの各学部の教授会と、それから本部の評議会とを以て運営して行くことに大して支障あるとも考えられませんが、全国各地方に新たにできた数十の新らしい国立大学は、多く高等専門学校を基礎としてできておるのでありますから、その管理方式においてまだまだまちまち、いわば混乱でありまして、大学の性格を持つていないものが
併し今度は逆に今の専門学校からつまり転換いたしました公立大学におきましては、学長の、今矢嶋委員の申されましたような、学長の独裁権というものが、かなり強い。
それからその選手等について、自転車の場合と非常に養成する、或いは人を得るのに困難でないかというお話でありますが、これも従来アマチユアと申しますか、専門学校出の程度の人でこの方面に興味を持つている人が相当おりますので、競輪ほどたくさんは得られないかも知れませんが、併し相当数の選手を得られることは確信いたしております。
○稻田政府委員 ある時期において、一部から大学の地方委譲という問題が唱えられたわけでございまするけれども、わが国の高等教育の現状を考えまするときに、やはり国の立場において全国に対しまして一定の教育方針を持つて国立大学として経営し、また設置して行くことが妥当であるという考えをもちまして、従来ありました高等専門学校を基盤といたしましてつくりまする大学は、国立大学として経営する方針を立てて、国立大学を創設
○上條愛一君 私はこの医学関係の先生にお伺いいたしたい問題は、簡單に申しますれば、今後日本において、薬学専門学校、或いは新制大学かも知れませんが、そういう教育を存置いたしまして、やはり薬学というものを専門に教育する必要がありやなしやということであります。
我々も調剤の能力があると信じまするが故に、今日まで医者が調剤するということに信頼をして参つたろうと考えるのでございますが、ただ問題は薬学専門学校というものがあり、又新制大学というものが新設せられるということでありまして、この薬学専門学校は主として薬学を中心にして教育をして参つておると考えるのであります。
○証人(村山義温君) それは正確な数は厚生省御当局がおいでになりますから、そのほうにお尋ねになつたほうがよろしいと思いますが、ざつと私が調べたところによりますと、従前の専門学校の卒業生を調べて見ますと、年々専門学校として二千五、六百人という卒業生が出ます。併し新制大学になりますとそれが減つて千五百人程度になるんじやないか、こういうざつとした計算で、あと厚生省御当局から御訂正を願いたいのであります。
私は更に前途に希望を持つて見たいのは、一体日本のこういう教育制度改革に当つて、かかる教育と経済、経済と教育の面から見て、殊には等しく青年らが、その青年が実に先ほどの御報告の通り、中学校、高等学校の卒業生にして七〇%以上の者が専門学校や大学のほうへ行きたくも行かれんという状態にある多数の青年等をどうするか、少数のことに我々は今かれこれ考えておるべきでない。
病院の経営もしなければならない、いろいろの面でお互いが社会の責任を分ち合うという立場におきまして薬剤師制度がはつきり確立されて、而も薬剤師は専門学校、看護婦も今度は大学を出なければなかなか看護婦の資格がもらえないと、こういうことになつて、そうした場合には医療制度において一人の患者をめぐつて、患者のために医者があるのか、医者のために患者があるのかというようなときに、概してそういうときにお医者さんのために
ところが薬剤師は専門学校、若しくは現在の法律においては、大学において四年間薬学をやつておりますから、調剤する場合勿論レツテルを見ます、レツテルを見ますが、それを一匙掬つたときに、その頭の中には、必ず重曹というものは化学的にどういう種類のものである、どういう化学構造を持つておる、これは薬理作用は、これは單品でどういう薬理作用がある、而もこれはどういうものと配合禁忌であるか、混ぜたら有毒物とか水分を出すような
これは私よく知つておりますが、例えば電気の主任技術者というのは、あれは旧制の大学、専門学校、中学程度と三つに分れておるのは御承知の通りであります。それぞれ工場の規模によつて資格者が選任されておりますが、そういう人が本当にその工場の電気のことを毎日見ておるかといいますと必ずしもそうでない。
それからこの試験の程度は、大体現在は甲種と乙種に分かれておりますが、甲種は旧制の専門学校卒業程度以上、それから乙種のほうは中等程度の工業学校卒業程度以上の学識について試験を課しております。それからこれにはやはり実地とマッチした試験の問題を出しております。
本法案の骨子は、第一に、従来国立学校に包括されてはいましたが生徒の募集を停止中の三年制の専門学校や師範学校或いは青年師範学校の旧制諸学校百六十四校を昭和二十五年度限り廃止いたすこと、第二は、国立大学の新設或いは学部の新設及び名称の変更、第三には、勤労青年の進学要望に応えて夜間授業の国土短期大学を若干新設いたすこと、その他、大学附置の研究所の新設及び合併、国立大学の学都附属の学校その他の教育施設の整備
○東政府委員 ただいまの御質問にございました歯科医師の数の増減の状況でございますが、ただいまお話にもありました通りに、終戰後歯科医育等の改正の問題が、連合軍総司令部公衆衛生福祉部を通じて重要な問題として取上げられました結果、その教育制度に大きな進展を見たわけでございまして、歯科教育につきましても、歯科医教育審議会が設けられ、愼重審議の結果、従来ありました、歯科医学専門学校八校を歯科大学六校に圧縮すると
そういうようなことになりますと、医科のように長年大学教育をやつて来た人たち、あるいは一般社会がそういうふうに考えておられるところのものは、当然それは解決されて行くでありましようけれども、歯科教育のように、長年専門学校でやつて来たものが、いきなり新制大学としてやらして行くということになると、入学者が非常に減つて来るのではないか、私はこの意味におきまして、将来非常に歯科医が減つて来るのではないかという感
しかるに一般医学は、数十年にわたつておる大学教育によりまして、大学教育が基本となつて今日に及んでおりますが、歯科医師の教育は、つい最近に至りますまで、専門学校が主体であつたのでございます。
即ちこの退官する専門学校等の職員に対しては、大学当局と共に極力就職の斡旋及び退職金についての特別の処遇を講ずる等、温い心持ちを以て失職者を生じないように善処いたしたいと思います。こういう考えを以て行きたいと思つております。
○玖村政府委員 今ここに一々の表を持つておりませんが、青年学校の教育養成の資格を認めた専門学校及び専門学校の実科のようなところ、そういうところの卒業生、同じ免許状を与えようというのであります。
新らしい新制大学程度の教授資格、又は新らしい新制大学に設けられる講座の専門によつてこれを充実して参りますわけでありまするから、旧専門学校の定員総数と新制大学の定員総数と、後者のほうが多少余計ありましても、旧専門学校のかたがたがすべて新制大学に包含し得る見込はないのでございます。
又その当時におきましては同じ程度の専門学校、師範学校、高等学校というものが、それぞれの大学に包括せられて存在いたしておりましたので、万一大学学部に行けないかたがたにおきましても、かたわらこうした専門学校等において教鞭をとることができた。又実際そうしりた実例でありましたので、こうした第二項を設けるような実際の必要がないと考えまして、昨年はこの規定を設けなかつたのであります。
○政府委員(稻田清助君) 従来のこの専門学校程度の学校が廃止せられまして、新たに大学の学部が新設せられた。その間におきまして従来の専門学校においていたしておりました工芸教育というような程度のものは、若しできますならば、我々といたしましては将来この短期大学の程度の教育を国立大学においても充実して参りたいという念願を持つておるわけでございます。
その抜けております面は、従来の専門学校程度でいたしておりましたその中間のもの、これは将来におきまして、教育としては短期大学の程度において、われわれといたしましても、充実を期したい、こういう考えでおるのでございます。
と申しますのは、その際廃止せられまする高等学校は、今回この三条で廃止いたしまする学校の数から比べまして、はるかに少い数でございまして、なおまた高等学校の職員は、大体において大学教授たる適格者が多かつたというような点もございまするし、また人事の処置といたしまして、当時大学に行けない高等学校の職員は、かたわら専門学校あるいは師範学校、青年師範学校が、なお残つておりましたので、そちらに転換いたす道もございましたので
また同時に、先ほど申し上げましたように、従来の専門学校程度の教育に相応いたしまする意味におきまして、短期大学程度の課程を創設して、拡張するというようなことが必要だと思つております。その上の問題といたしましては、他の一般の課程の拡充に伴いまして、そういうものにつきましては、この大学のみならず、他の大学におきましてもだんだん拡充して参りたい、こういうふうな順序に考えております。
全般に二千何百人と申しましても、そのうちには教授もございますし、あるいはまた事務職員もございますし、また教授におきましても、専門学校程度の資格の教授もございますし、あるいはまた大学程度の資格の教授もございます。単に数が合い、あるいは数が増加いたしますと申しましても、その間数が合うからといつて、失職がないというりくつのものではないと思います。
○政府委員(稻田清助君) 旧制の師範学校の教員でございまするが、これは昭和十八年に師範学校が転換いたしまして、中等学校程度から専門学校程度になりました場合に、ずつと教員がそのまま存続しておるというような形でございます。
その整理される者を、青年師範の人もおりましようし、それから元の専門学校令の人もありましようし、そういう学校種別ですね、それからできれば資格。
それから第三條に多くの専門学校、青年師範学校、師範学校の名前を配列しておりますのは、この三月限り廃止になる関係で削除しようとするものであります。同條の中頃から学部の名称変更、新設、廃止の規定がございます。
これによつて廃止される学校は、三年制の専門学校、師範学校等百六十四校であります。 なお、昭和二十六年度以降も存続するものは、旧制の大学、四年制の専門学校及び高等師範学校等五十五校であります。
財団法人としての旧制の専門学校という形はそのまま残りますが、新制大学には切りかわりませんので、その間に次善の方法を考えて、ああいう由緒ある学校でありますから、その伝統を保持するために、学校と言えないまでも、塾とか研究機関といつた形で残つて行つてくれることもできます。何とか今までの由緒を生かして、文化の上にお役に立つて行けるように御協力したいと考えております。
大学院を有する大学におきましては、本年度の二倍、その他につきましては一・五倍、あるいは専門学校にも、切りかえ等によりまして、相当前年度よりふえるというふうにいたしております。さらにまた図書購入費といたしましても、一億ばかりの費用を盛りますとか、さしあたりわれわれとしましては、研究の便宜の費用をまず第一に研究する。
専門学校等につきましては私どもは今先生のお話のように多少やはり環境の整備された郊外あたりのほうがいいのではないかという工合には考えておるのでございます。併しなかなか現在東京の郊外を見ましても、この学校の移設という問題になりますと相当にむずかしい問題です。だからしてただ理論からで申上げてみてもなかなか実際そう行政権を発動してまでやるのは相当むずかしいと思います。
○石川榮一君 そこでもう一段突つ込んで伺いたいのは、現在あります学校特に専門学校或いは寺院というようなものは、都市計画の面から成るべく疎開をさせる。そうして緑地帯の地域を求めるというような構想を以て計画したらどうか。
それからその次の事案は、四六二号、土地購入に当り処置当を得ないもの——これは東京にございます東京体育専門学校で、運動場の拡張用地といたしまして、民有地を第三者の借地権が設定されたまま購入した。それからなおその購入いたしました土地に、建物がそのまま存在して、運動場としては利用できないような状態にあつた。
それから東京体育専門学校で、この土地を買い入れるについての責任者は、学校長ですか。何かそういう初めから立ちのきのできぬようなものを買い入れるについては、地主側と何らかの利害の一致があり、そうしてそこに刑法上の忌まわしい問題も発生するようなからくりがあつたのではなかろうかと推測されますが、そういう方面はどうなつておりますか。