1949-10-08 第5回国会 衆議院 厚生委員会 第32号
○葛西説明員 これはいろいろなものを結核対策としてまとめて実は申上げたわけであります。今あまりこまかい資料を持つて來ておりませんが、十二億の内訳は後日取調べまして申し上げます。
○葛西説明員 これはいろいろなものを結核対策としてまとめて実は申上げたわけであります。今あまりこまかい資料を持つて來ておりませんが、十二億の内訳は後日取調べまして申し上げます。
○福田(昌)委員 優生断種の強制的な面に対しましての國庫補助というものが、聞くところによると今年度は五十何万円だということでありますが、そういうようなちつぽけな現状において、今日の優生学的な人口対策をはかるということは、およそお話にならない状態だろうと思うのであります。
○小川説明員 災害時におきまする防疫衛生対策と申しますと、施設面は國家として事後の予算措置をいたしておりますが、一般の防疫は緊急を要するので、主として防疫を中心に衛生対策を実施いたします。これらは相当程度というよりも、むしろ金額をもつて運用するというような組織活動をやつております。
そういう点から考えて、大臣は今の段階においてもうそういう情勢が非常にできつつあると、こう我々は解釈するのでありますが、今の場合ではまだそこまで行つていない、そう考えるのですが、結局この情勢を明敏に察知してこれに対する対策を早急に立てて頂きたい、こういうことを私は要望したい。この点は如何でしよう。
これにつきましてはいろいろの手を打ちまして、一応落ちついたようなかつこうになつておりますけれども、決して根本的な対策ではありません。そこで来年度の予算といたしまして私どもが要求いたしておりますのは、社会保障制度審議会の勧告もございましたので、事務費を全額国庫で負担する、それから医療給付の一割を国庫で出す、こういう線で予算を要求いたしておるわけであります。
得ました社会保障制度に関しまして議事を進めて参るのでございますが、御承知のごとく同制度については、去る五月内閣に社会保障制度審議会が設置せられまして、すでに総会も開かれ、また各專門の小委員会もそれぞれ檢討審議中でありますので、なお近時各県社会保險の財政事情はきわめて緊迫し、この情勢のままでは、さらに社会不安を増大すると予想せられる際であり、かつシヤウプ勧告に基く諸影響もあることと存ぜられますので、対策
○福田(昌)委員 私の希望は結核予防対策、保險行政から見た災害対策は取上げていただきたいし、その関係の政府委員の方の御出席を願いたいと思います。 それから先ほど理事会で清瀬病院視察の話がありましたが、できたら厚生委員会で決定の上、視察に参つたらどうかと思いますが……。
○稻垣國務大臣 先ほども門脇委員の御質問にお答え申し上げたのでありますが、中小企業の対策につきましては、われわれといたしまして、通産省内でそれぞれの係におきまして考えましたことが、新聞その他において種々の形で発表され現われておるのであります。
それ以外に復金の返済金によります保証貸しの三十億、あるいは日銀預金部の資金から百五十億、あるいは見返り資金による五十億等のいろいろの事柄が新聞に傳えられておるのでありまして、今後この中小企業金融に対する対策といたしましては、どういう方法をお考えでございますか、お伺いいたします。
今の中小企業に対する問題は、政府には中小企業の対策はないのだから、中小企業をつぶそうとしているのだから、いくら質問したところでほとんどお話にならぬと思う。 そこでもう一つだけお伺いいたしますが、産業合理化委員会は、おつくりになる予定でありますかどうですか。これで私の質問は打切ります。
次に三十三刑務所等の治安対策強化に必要な経費。これは刑務所の主として物的戒護と申しておりますが、たとえば塀をいくら高くしても逃げる場合には逃げる。そこでこれをたとえば警報機をつけるとか、サーチライトを設けて、なるべく少い監視の手で逃走事故などがすぐわかるようにというふうなことを目的としたのでございます。
○佐藤説明員 集団的な暴力行為に対しては、現在の法規以上に何らか適当な取締法があれば、それによつて取締ることが適当であろうというふうには考えておりますけれども、先ほど来申し上げたように、今のところ何らそれに対する対策的な成案を持つていないのでありまして、将来立案するか、あるいは立法について考えているかと申されましても、将来のことは今として言明いたす程度には至つておりません。
○門脇委員 いろいろ中小企業対策問題につきまして御配慮になつておることは、われわれとして感謝しておるわけであります。なお最初申しましたように、せつかくの親心で中央の御方針が御決定になつても、えてそういつたような実施の関連が最末端に徹底せぬうらみがあります。
○忠説明員 絹織物、人絹等につきましてお話がございましたような取引のいろいろの変動を來しておるということにつきましては、かねがねこの事情を調査いたしておりまして、対策を立てておる次第でございますが、通産省といたしましては衣料切符の撤廃とか、それからマル公制度の改正等によりまして、織物全体の取引を円滑にするという方向を着々考えておるようでございます。
中小企業対策問題がいたずらにどうも声のみ大にして、その実があまり上つていないということは、前会におきましても非常に遺憾であるということを申し上げましたが、この点につきましては、與党である民自党の一員である私どもの立場といたしましても、まことに恐縮に存じたわけであります。
その観点からのみ議論をいたしますと、本年度に入りまして相当輸入食糧が豊富に計画的に入つて來ておるのでありまして、端境期における対策として、單作地帶の北陸、東北筋の米を緊急にこの際出してもらわなければならぬということを自体は、一應解消しておるわけなのであります。
これが最近二、三年比率が非常に高くなつておりますが、これは單作地帶対策ということを一部分加味して、そしてやる。從つてこの早場米の奬励金には私たちいろいろの意味があると思いますが、從來高かつたということと、需給操作上早場米を早く供出してもらいたいというような奬励の意味と、それから單作地帶への対策というものを一部分それに加味した、こういうような三つの観点から出ていると考えております。
その他あるいは業界における不当な競争に対して、何か適当な対策を講ずる、あるいは業界それぞれの自粛的協議によつて、あるいはそのほかの申合せによつて、これがだんだんと自主的態度に出て来るようにするということが必要でありまして、最近一部に聞きますような、やや品質の惡いものが出て行くというようなことが今後は絶対にないように、値段の上においても拔けがけの功名というようなことをして、外国からダンピングのそしりをこうむるということがないように
○高田(富)委員 それではちよつとお伺いいたしたいのですが、今度のポンドの切下げにつきましてただいまも御質問があつたようでありますが、これに対するこちら側の対策といいますか、あるいは日本政府としての希望でありますか、こういう点が先ほどもちよつとお話に出ましたけれども、絶対にこのために対米レートの変更はしないというふうに一応は言われております。
○前田(正)委員 今回のポンドの切下げ問題につきましては、また別に御質問することにいたしまして、その前に実は民間及び公団におきまして、滯貨問題が相当問題になつておりまして、これに対して政府その他いろいろと対策を講ゼられたように聞いておるのでありますが、あまり積極的なお話を聞いておりませんので、これについて根本的に責任ある方針をひとつお聞かせ願いたいと思います。
当縣は、南部畑作地帶は台風の被害をこうむり、北部山間地帶約一万町歩にわたる水田稲作は、稻熱病による被害を受け、これが予防対策に藥剤、機具等に五千余万円を支出しているのであります。農民はこれら経費の一部に國庫負担による補助を熱望するとともに、減額補正について公正なる措置を要求していたのであります。本縣もまたかんしよの統制撤廃について、絶対反対の意見を強く主張しているのであります。
去る五月三十一日特殊農業地帶並びに農政一般に関する調査及び木材及び薪炭の需給対策に関する件の関係の調査のため、本委員会より北海道、東北、中部及び九州各地方に、議長の承認を得まして委員を派遣したのでありますが、今回全員無事大任を果して帰京せられて、各班ごとに実地調査の報告を整備せられておるようでありますから、これより各班長よりその報告を聽取することにいたしたいと存じます。
十三日の福岡縣下視察を皮切りにいたしまして、十四、十五日長崎縣、十五、十六日佐賀縣、十七、十八日熊本縣と、各縣の実施視察及び関係團体との懇談をやつて來ましたが、現在各縣共通して重大なる問題と目されることは、数次にわたり九州各地を襲つた台風の被害とその対策であります。ことに農林水産関係のみでも、平均二十数億にのぼる被害をこおむり、これが復旧に対しましては、早急適切なる措置の必要が強く認められました。
同じ水量が流れて参りましても洪水氾濫の危険が非常にあるところに、かてて加えて水の量が非常にふえて来るというようなことで、全國の各河川について再検討をいたしまして、それぞれ対策を練つておるのであります。 狩野川に関しましても同様の傾向があるのであります。現在狩野川の水の流れの量といたしましては、一番大きいものをとりまして、三千五百立方メートルというものが流れ得る断面を必要とするのであります。
特に先ほど私が申し上げましたところのかつお、まぐろ漁業の根拠地を、靜浦湾一帶の漁場を失つた場合にどこに求めるかという点に至りましては、何らの対策がない。もとより静岡縣一縣で対策は立てられないほど大きな問題でありまして、水産全般の大きな立場から見ました場合に、毎年一億前後の耕地、家屋等の被害を除去するために、数億の沿岸一帯の漁利を失う。
從つてなるべく早目に案をまとめて、國会対策としての用意がいると思いますので、この点をお諮りいたします。速記をとめてください。 〔速記中止〕
ただ政府といたしましては地方自治庁を初め、各関係当局との間にまだこの問題について具体的な対策等についての取運びが行われておらない実情でございます。
そこに初めて公共事業が積極的な失業対策の対象になりますし、中小業者の振興対策にもなる、こういうことにかんがみ、いろいろ新聞等を通じて政府当局における予算編成にあたつての非常に力強い片鱗もうかがえます今日の機会に、このことに関して公共事業費を中心にして、これに対する所見を伺いたい、かように考えております。
この点に対し政府当局のこれが対策、構想を伺いたい。今日の委員会等によつては、あるいは地元の都知事なり、あるいは警視総監等にも伺わなくては解決がつかぬと思いますが、これは一地方の問題でなく、この廃止の内容は大体において都市の美観をそこねるということ、あるいは防火、衞生、こういう見地からこの廃止を指示しております。まつたく私らもこの指摘の内容については了承することができるのであります。
そうしますと一般の漁民が非常にこれを憂えまして、何とかしてこれに対する確保対策を考えなければならぬ、こういうことになりまして、それには一つの方法として漁業権を取得しなければならないということが、第一の条件でございました。それによりまして漁業権を取得して以來、漁民がほんとうに一丸となりまして、増殖に、漁獲防止に、保護に、献身的の努力を今日まで拂つたのでございます。
○大隈信幸君 只今委員長がおつしやいました件につきまして、文部省から、シヤウプ・ミツシヨンが発表されまして、文教政策に如何なる影響を及ぼすかという問題と、文部省はそれに対して如何なる対策を講ずる意思があるかという点について、この二つの点について文部省の説明を聞きたいと思つておるのであります。
文部当局が見えましたから、シヤウプ勧告が文教政策に及ぼす影響、並びにこれに対して、文部省はどういう対策を持つておられるかということにつきまして、説明を聽取したいと存じます。先ず大隈委員からの御発言を……。
そこでいつから実施するかの問題が一番大きな問題になるわけですが、これは勧告案にもありますように、國会の手続を経て成るべく早く一〇%に下げるということでやつたらどうか、ただ遡ると申しましても、技術上の制約がありますから、二、三ヶ月も遡るということは困難だろうと思いますが、できる限り、技術的に許される限り早い時期から実施して行くということが一番いい対策じやないか、かように考えておるわけであります。
ところがなかなかその具体化がしないものでして、そこで專門員室が大体中心になりまして、総理府の審議室にお願いしまして、早急にその対策を講じて欲しいというようなことを申上げました。総理府の方もいろいろに御心配になりまして、その第一回の会合を九月十四日の午前十時半から総理府において開きました。
○高良とみ君 二三伺いたいのですが、只今の御説明を伺いますと、これは利根川の常に問題になります出水の根源を、こうやつて治療するというような河川対策の根本がこの背景にはあるのでございますか。いわゆる治山治水の方から、こういう大きなダムを作ればいつも水の出は……沼田からこの辺の利根川上流が流す水が調節されるという考えがあるのですか。
○大隈信幸君 只今の切換えの時期の問題、まだ御研究中というわけでありますけれども、この満年齢になりますについて、各省ともいろいろの問題があつて、それの対策を立てておられるように聞いておりますが、安本以外の各省におきまする対策は、十月にはでき上るというふうに聞いておるので、安本においても十一月というようなお話でありますけれども、極力早くして頂いて、スムースにこの問題が片附くように希望して置きたいと思います
集中生産に該当しない企業に対する融資対策ですが、今のようにいろいろ政府のお骨折りなんですけれども、民間銀行だけを通じての金融操作で、こういう企業への融資ということはおそらく不可能に近いのじやないかと思うのです。今すでにもう倒産、廃業というようなこともどんどん起つておると思うのですが、この点については政府は現在及び今後どうやつて行かれるか。
特に港湾の設備の改修等につきまして、今日の行政整理その他によりますところの民間の企業整備等によりまして出て來まする失業の対策としても、最も港湾設備の工事の士事においてその失業対策として、その失業救済として、最も有効であると思うのであります。それは大体において港湾が都市においるのであります。
寄附金の免除がいよいよ実施せられ、日本政府の立案となつて実施せられるということになりますと、いわゆる社会事業團体、これは公益團体とありますから、意味がちよとつ私も明確を欠くのでありますが、若し社会事業のごとき公益團体に寄附することが課税の対象から除外されるということになりますと、相当これは厚生省としても対策をお考えなさる必要があるんじやないか。
今後社会事業の美名を借りいろいろ利権を漁る、或いはそれらと力を合せて社会事業団体が堕落、轉落することを防ぎ、全國の社会事業團体の粛正の根本的対策というものを、今後の共同募金運動より益々発達育成させるために、或いは寄附金の課税ということが行われることによつて、寄附金がこの方面へ將來大いに流れて來るであろうという態勢に対する対策といたしまして、只今厚生大臣は、十分厚生省でもそれらに対する考え方をやつてみるというお
それでこれの取上げ方というものは、例えば未亡人福祉法というのは、これはいずれ今日午後お諮りするのですが、両院で作つておりまする母子福祉対策國会議員連盟の議にかけて十分に檢討してと我我は考えております。
○城義臣君 私も鈴木君の言われる趣旨に全く同感でありまして、この春の選挙の状態を見て、何らかのこれにははつきりとしたそういう対策を講じておかなければ、正しい選挙が行えないのじやないかという私は深い体驗を持つておりますので、そういう理由によつて私は只今の鈴木君の趣旨に全く同感であります。
我々の日本の結核の死亡の性格が青壮年に高い、この青壮年の山を叩くということは即ち日本の結核予防、結核対策の一番大事であるということは学者が、何人も認めるところでございます。 それから年次別、年齢層の方でこれをカーヴに書いたのが大正五年、十年、昭和一年、五年、十年、十五年、二十年、二十五年、というふうに書いてございますが、こういうように二十歳から二十四歳は非常に急カーヴであります。
○説明員(山口正義君) ジユデイス台風とキテイ台風に際しまして私共がとりました防疫対策を簡單に御報告申上げたいと思います。 ジユデイス台風発生と同時に私共の方から係官を福岡県、佐賀縣、熊本、鹿兒島、宮崎と被害を受けました地区に早速派遣いたしまして、現地の連絡並びに防疫対策の指導に当らせました。幸いにてジユディス台風によりましては傳染病の特別な発生はなかつたのでございます。
傳染病その他は非常に減少しておるにも拘わらず、結核並びに性病につきましては尚漸増の傾向にあるということを憂えられておるのでありまして、これが対策というものは非常に重要であります。