2010-05-20 第174回国会 参議院 外交防衛委員会 第17号
あわせて、逆にお聞きしたいんですが、防衛省、今回、一部訓練移転を、本土に移すという話がありますけれども、それについて、これは平成七年、八年に、当時、沖縄の実弾射撃訓練については、地元の要望もあったので本土に移転したと。手続をしました。でも、これはかなり時間を掛けてやっているんですよね。二年ぐらい、地元の合意をしてやっていると。その辺の手続ってどういう手続をしたのか、御答弁いただきたいと思います。
あわせて、逆にお聞きしたいんですが、防衛省、今回、一部訓練移転を、本土に移すという話がありますけれども、それについて、これは平成七年、八年に、当時、沖縄の実弾射撃訓練については、地元の要望もあったので本土に移転したと。手続をしました。でも、これはかなり時間を掛けてやっているんですよね。二年ぐらい、地元の合意をしてやっていると。その辺の手続ってどういう手続をしたのか、御答弁いただきたいと思います。
委員長も大変御努力をしていただいた沖縄の県道百四号線越えの実弾射撃訓練、これは矢臼別を初めとして五カ所に移転しているわけですけれども、この際の費用負担を日本側がやっております。
近くは、金武町伊芸区の実弾射撃訓練場、レンジ4の撤去をめぐっては、伊芸区民はもちろん、県民大会まで開催をされました。県民の怒りに囲まれた基地は、安保体制そのものを揺るがすことになります。これが沖縄の歴史です。 沖縄の問題とは、基地の整理縮小に踏み込んで、対米追随の外交を転換させて、代替施設なき普天間基地の返還を求めることです。
人々は、その山が実弾射撃訓練場の標的にされているということに胸を痛めてまいりました。信仰の対象になっている聖地に泥靴で踏み込んで米軍基地をつくることになるのではありませんでしょうか。
○赤嶺分科員 この距離を飛ぶんですよ、米軍の実弾射撃訓練場は。その一例だけじゃないんです、これまで何度もやってきたんです。 ですから、今度レンジに立ち入ったと言うけれども、使っていたその日の司令の名前も明らかになっていない、部隊の名前も明らかにしていない、それで被疑者不詳で不起訴に結果としてなった。私は、こんな日米関係でいいのかな、本当にまともに追及したのかと。
民間の近くに実弾射撃訓練場がある、そして流弾事故が繰り返されている。 やはり、この問題の根本的な解決というのは、外務大臣、現地に行かれて、ああいう欠陥訓練場の閉鎖、撤去、これを求めていく、あるいは実弾訓練の中止。何せ民間の近くの訓練場ですからね。中井大臣、本当に四百メートルしか離れていないんですよ。警察がどんなに捜査をしても防げないんですよ。今、どう防ぐか、再発防止を私は議論しているんです。
○赤嶺分科員 その流弾事故が起きたそのときに実弾射撃訓練場を使っていた司令官、使っていたときの司令官そして部隊、この特定はできているんでしょうか。
さて次に、二月三日、日出生台の演習場で行われた在沖米海兵隊の実弾射撃訓練で、M825白燐弾が使用された疑いが濃厚になりました。白燐弾は、化学兵器禁止条約などの国際法上は規制されておりませんが、非人道的兵器であるとの強い批判がございます。
そのとき、お年寄りの皆さんが鳩山代表の足元にひざまずいて、実弾射撃訓練の中止を強く訴えました。そのときのことを覚えていらっしゃると思うんですが、覚えていらっしゃいますか。
○赤嶺委員 その後、総理は当時、沖縄から戻ってこられまして、本会議で、県民の声を十分聞いて、直ちに実弾射撃訓練を中止するよう政府に求めておられました。そして、この普天間基地問題については、代替施設なき返還をアメリカに求めるべきだと当時の小泉首相に迫っておりました。 政権についた今こそ、この主張を実行に移すべきではありませんか。
○鳩山内閣総理大臣 赤嶺委員方とともに、沖縄の米軍基地等の問題を研究する勉強会で、確かに、あれは二〇〇五年でしたか、実弾射撃場のところまで参ったことはよく覚えております。
金武町伊芸区は、米軍の実弾射撃訓練場キャンプ・ハンセンに隣接した地域であります。最も近いレンジ4は、集落からわずか三百メートルのところにあります。 米軍は、この事件について、四月に最終報告書を公表いたしました。事件が発生した十二月十日に、恩納村側にあるレンジ7で、発見されたものと同じ銃弾を使用した訓練を行っていたと認めております。
米軍の演習だけでも被害が大きいのに、これは実弾射撃訓練場といって、便利だといって自衛隊が共同使用をやっていく。 伊芸区に近いレンジ4には都市型戦闘訓練施設がつくられました。これに対する強い反対運動で、レンジ4を山の上の方に移すということで、日本政府が思いやり予算でハンセン内の別の場所に移設するようになりました。ところが、移設した後もレンジ4の訓練施設はそのまま、今も米軍が使っているわけです。
アメリカ大使館を始め、政府関係機関に要請をしておりますことは、御承知のとおり、昨年の十二月十日、キャンプ・ハンセンの米軍実弾射撃訓練場から民間地域、伊芸区の自家用車の後部ナンバープレートを直撃した事件が起こりましたが、一発のこの弾をめぐって、いまだ米軍は事実を明らかにしておりません。
という最終報告を出して、流弾事件と米軍の実弾射撃訓練との関係を強く否定してまいりました。 四月九日の質問のときに、日本の警察は、事件の発生日時の認識が違っておりますので、沖縄県警において、事件の発生日時に関する米軍側の認識を改めさせるよう努めてまいりたいとしていたわけですが、米軍はその認識を改めたでしょうか。
一方で、沖縄は、嘉手納基地や普天間飛行場の爆音や、金武町伊芸区の実弾射撃訓練による流弾事故や辺野古への新基地建設、基地被害は拡大しているわけです。 自衛隊は、その流弾事故が起きている伊芸区のキャンプ・ハンセンの訓練場の共同使用も行っているわけです。
金武町伊芸区流弾事故の真相究明と調査期間中の実弾射撃訓練の中止を求める。普天間飛行場燃料流出事故の原因究明と再発防止を求める。」との趣旨の意見が述べられました。
○赤嶺委員 実弾射撃訓練で、米側は、流弾事故が起きてもこれまで自分たちの責任を認めたことがないんです。ですから、私は同じような質問を何年か前にもやっております。これの繰り返しなんです。結局、何もわからないまま終わってしまう。 ところが、今、プレスリリースでは、日本の警察が特定した日を認めないで、訓練のなかった日を持ち出してきて、演習とは関係がないということを言い張っている。
米軍の実弾射撃訓練場に取り囲まれた金武町の伊芸区で去年十二月に起こった流弾事件、これをめぐりまして、三月一日に米軍演習被弾事件を糾弾する区民総決起大会が開かれました。人口九百人の集落で、区民を中心にお年寄りから子供まで四百人が集まりました。
外務省は、アメリカ側は捜査に協力しているということを繰り返し述べているわけですが、事件の当日、その周辺の実弾射撃訓練場で米軍の訓練が確認されております。異常な爆発音がきょうはひどいというような認識を地域の人々は持っています。 県民の命にかかわる問題です。
米軍が、実弾射撃訓練場は安全に配慮してやっているから安全だ、こういう認識に立つ事態は変わらないのにですね。 外務大臣、こんなことでいいんでしょうかね。住民の安全は守れますかね。いかがですか、外務大臣。
去る二月の十一日に、在沖縄の米海兵隊は、昨年十二月に金武町にて発見されましたこの銃弾に関し、詳細は後日公表するが、物的証拠も情況証拠も、また銃弾が米軍の射撃訓練場における最近の実弾射撃訓練から出たものであるということは示していないとのコメントを発表したものと承知をしております。
最初に、米軍の実弾射撃訓練場キャンプ・ハンセンに囲まれている金武町伊芸区で、自宅の駐車場にとめていた乗用車のナンバープレートにキャンプ・ハンセンからの銃弾と見られる流弾が貫通している事故がまた発生しました。一歩間違えば人命にかかわる重大な事故であります。警察の捜査はどうなっていますか。
○赤嶺委員 つまり、その日は、米軍は金武町伊芸区を取り囲むすべての実弾射撃訓練場、レンジを使って訓練するという通告があったわけですね。
○井上政府参考人 米国側からは、レンジ1、2、3など十四カ所のレンジにおいて実弾射撃を行う、それから、ライフルレンジ、ピストルレンジにおきましても実弾射撃を行う、レンジ6におきましては一般演習を行う旨の演習通報があったところでございます。(赤嶺委員「レンジ7もあるでしょう」と呼ぶ)レンジ7も実弾射撃を行う旨の通報があったところでございます。
○副大臣(橋本聖子君) 現在、米軍が北海道矢臼別演習場で実施しております沖縄県の県道一〇四号線越えの実弾射撃訓練の移転訓練についてですけれども、先ほど防衛省の方からもお話がありましたけれども、米軍ホームページ上で訓練の概要等について公開をされているものの、これまでのところ、訓練そのものの公開や地元に対する直接の説明等は行われていないものというふうに外務省も承知をしております。
最初に、米海兵隊が陸上自衛隊矢臼別演習場で行う実弾射撃訓練を今年から公開しないと北海道や別海町などの周辺四町に通知してきた問題について、防衛省にお聞きしたいと思います。 訓練が始まる事前に北海道と厚岸、浜中、別海、標茶町の四町でつくっている矢臼別演習場関係機関連絡会議が北海道の防衛局に五項目要請をしています。一つは、訓練を固定化させず分散化実施する。
ですから、これは先週も大臣に申し上げておいたんですが、キャンプ・ハンセンのあの実弾射撃演習、そして山火事、地肌をむき出しにして雨が降ったら赤水が全部海に流れていくと、そのお話を申し上げておいたんですが、今のような沈砂池みたいなのを造ってとか、こういうふうなもので抑え込めるようなそういう規模のものでないということを御承知おきいただきたいと思います。
私は、ハワイのその種のいわゆる実弾射撃をする演習場を訪ねたことがあります。そこの管理に当たっておる米兵の説明では、演習が終わると、その日撃ち込んだ破片だとかなんとか全部整理をして演習の日程は終わりますと。私はそれを聞いて、沖縄のキャンプ・ハンセンの中のあの演習場ともう全然違うと思いましたね。
私は、具体的に、何でレンジ4の移設、レンジ4の実弾射撃訓練場のかわりの施設の建設がおくれたか、それにかかわって訓練場施設の移設内容について聞いていきます。 先ほどの説明にもありましたが、レンジ4にあった複合射撃訓練場の代替施設をレンジ16の付近に建設する、私はそれだけかと思っていましたら、皆さんの説明を聞いていましたら、それとは別に、レンジをあと二カ所整備するという内容になっているんですね。
できなかった責任というのは日米両政府にあるわけですから、あなた方自身が一年半たったらレンジ4での実弾射撃訓練をやらないと言ったんですが、またおくれるわけですから、レンジ4についての訓練は直ちにやめるのが当然じゃないですか。政府の責任じゃないですか。いかがですか。
二〇〇五年に金武町伊芸区の集落からわずか三百メートルの距離にある米軍実弾射撃訓練場レンジ4の移設が問題になりました。政府は、その年の九月にレンジ16の奥に代替施設を建設すると発表し、ことしの三月までに施設を完成させると説明してまいりました。ところが、ことし一月になって急に地元の金武町や伊芸区に対して、施設の完成は一年半おくれる、その間レンジ4の訓練場は使い続ける、このように説明をしております。