1947-10-15 第1回国会 参議院 文教委員会 第11号
これは小学校としては年齢の関係などから止むを得ないと思いまするけれども、中学校という点において多少遠くなりましても、組合立なり基礎の確実なもので、できるだけ施設の完備した充実した学校で教育を受ける方が將來の子供に対して非常に有効であろうと思いますので、この御趣旨では奨励されるように伺いまするが、それを末端にもつと強調して頂いて、各部落、各町村が個々にやるというようなことを成るべく避けて、一丸としてやるような
これは小学校としては年齢の関係などから止むを得ないと思いまするけれども、中学校という点において多少遠くなりましても、組合立なり基礎の確実なもので、できるだけ施設の完備した充実した学校で教育を受ける方が將來の子供に対して非常に有効であろうと思いますので、この御趣旨では奨励されるように伺いまするが、それを末端にもつと強調して頂いて、各部落、各町村が個々にやるというようなことを成るべく避けて、一丸としてやるような
しかして、その協議會の議によつて、今後はこうした方法をもつて地方に基礎をもつ常設的の委員會を置いて、そうして二十四年度使用分以降の教科書制度について根本的に討議研究しよう、こういうことになつたわけでありまして、これは當初からのそうした段階でございます。
そうしておよそ教科書に必要な紙ありまの年間所要分というものを、ここに獲得いたしまして、そうした基礎ができましたら、その基礎の上に、次に來るべきものといたしまして、一方に檢定を開き、一方に國定制度を改正したいという考えのもとに、關係方面の指導を得まして、この春以來、教科書協議會というものを開いております。
これは地方だけに基礎を置いた委員でありますが、その他教科書問題は、教育内容という面も、もちろん大事でございます。同時にいろいろ經濟面、印刷とか配給とか資金とか運輸とかいろいろな面が必要だと考えております。そうした各專門方面を充足する意味において、中央から十名の委員を選んでこれに加えたい。
なお、この法律による給與金額の計算の基礎は、從來の千六百円給与水準と千八百円水準との差額の二百円の七、八、九、三箇月分、すなわち六百円というところから出ておるのでありますが、今回の法律案自体としては、あくまでも最近の生計費に應ずるための應急措置であつて、千八百円水準そのものと直ちに関係するものではないとの提案理由の説明がございました。
千八百円ベースに対する増給の要求に対しては、緊急経済対策、即ち物價と賃金との惡循環を同時的に断ち切ろうという政府の対策から見ると、その基礎を搖がすことになる。又もう一つは、目下の國の財政からいつても、到底それは千八百円ベースを労働者側のいうように、二千六百円或いは三千円というような工合に上げることはできない。
○羽生三七君 或いは他の法案の公團法とか、或いは臨時の、当然安本の解消と共にその法律的な基礎を失うというような場合が想定されるときは別ですが、このような場合に臨時ということにして先の見通しがどうなるかということになるというと、近い將來に急に全く違つたものが生れて來るというよいなことが想像されるのですが、どうですか。
この下半期の減産を補い、なお下半期に割当てられた非常に厖大な、私どもから見ますればむりな数字の生産に向つて、最後の邁進をしなければならぬと同時に、明二十三年度の生産の基礎をこの下半期においてつくりあげなければならぬのであります。すなわち今が最も大切な時期であるのであります。
さらにわれわれの鉄鋼業は、基礎産業の点において、石炭と同様に非常に重要視されているという意味で、われわれそれはこの石炭の問題につきましては、最も関心をもちますので、しかもその増産に対しては、特に切実なる希望を抱くものでございますので、その点につきまして、意見を述べさせていただきたいと思います。
われわれ鉄鋼産業に從事しておりまする労働者といたしまして、いわゆる重点産業であるとか、基礎産業であるとか言われますところの石炭と鉄との関係においては、この問題については、非常な関心をもつものであります。
つきましては午前中に小委員会の中の一部の人を以ちまして、そうして大体懇談会の形式を以てここに原稿を作つて見たのでありまするが、これにつきまして一つこれを議題といたしまして、そうしてこれを基礎に適当なる決議事項を作り上げたいと思います。尚先日小委員会を設けることにいたしまして、人数並びに人名につきましては、委員長に御一任がありましたので、その点を先に御報告申上げて置きたいと存じます。
○森下政一君 尚お尋ねいたしますが、只今の御説明で基礎になりました資料については詳細了承いたしたのでありますが、こういつた支給率の決定について労働組合か何かに交渉なされたでしようか。
特地の京阪神地方が十二割、最高を支給することになつておりますが、これは恐らく各地域における生活費の実情というものを御調査になつて、その基礎の上に勘案された率であろうかと思いますけれども、一見いたしまして、非常に支給率の差が格段に附いておるように感ぜられるのであります。こういうふうに率を設けられた基礎になつておる資料というものは一体どういうものであり、又どういう結果が出ておるか。
そこでいろいろの案が出ましたのですが、結局労働者側は二千六百円ということを主張され、政府は当時官公廳及び私企業の各業種別の平均賃金を綜合しまするというと、大体において千六百円、これに物價改訂による撥ねつ返り二百円を入れて千八百円という、一應新物價体系算出の基礎としての賃金を決めた。
というのは予算を編成したのは本年の初めであつて、労働基準局が大体最初は六月……確か七月一日、それがだんだん延びて九月一日になつたのですが、大体予算編成の時期においては、認めるは認めるけれども、公定で以て物價その他を歳出の基礎としてやつたので、それからずつと、御承知の通り新マル公も決定されて物價も上つて來ました、從つてそれにつれて闇も上つた、こういうことで政府の予算としては闇を計算の基礎にはできないので
それから最後の一點は、この條文にはありませんけれども、この保險事務の取扱いについて、登録の手續竝びに支拂いの事務取扱いにあたつて、便宜上その基礎が十分できておるような場合においては、勞働組合にこれを委託するような用意があるかどうかという點であります。
○辻井委員 保險金の基礎になつておる標準報酬、これは政令できめるということになつていますが、大體どういうふうなきめ方をされるつもりか。それから標準報酬というものと實收との間に大體どういう違う點があるのか、これをちよつとお聽きしたいと思います。
これは當局からも非常に必要性を認めらはまして、現在昭和二十一年度から砂防工事を實施しておるのでありますが、目下非常に經費が少いために、當初の豫算で完成するはずの第一號堰堤の基礎工事をようやくやつておるような状態でありまして、今年の豫算も非常に少いということでありますから、せつかく現在ほそぼそとやつておりますものも全部一緒に崩壞してしまうような危険があるので、どうかひとつ豫算を増額して、完成をお願いしたいというのが
実は恩給制度もここに書いてありまする如く、今後健全な基礎の下に計画されて、そうして人事院によつて運用されるものでなければならん。成るべく早くその案を作ろうとするのでありまして、実はこの今後の機会に國会の御協賛を頂くことになるのでありまするが、ざつくばらんに申上げまして、十分なるこういう制度の恩給制度ができるという確信がまだあつてこれを出した次第ではありません。
こういうときにむしろはつきり規定して、安心した基礎に立つて公務員としての職務を行なつて行くという規定を與えることが必要である。これは公務員法を作られた責任者が官吏であるという点から、牽連的にそういうような御答弁がさつきありましたけれども、そういう点は、むしろこの法の上から積極性を欠くものではないかというふうに考えらるのであります。
更にそういうような條項を別にいたしましても、先程申上げましたように、違法処分によつて権利義務の不当なる侵害があれば、裁判所に出訴ができるという國民の基礎的権利がございまするので、その方によつて、これは何と言いまするか、國民の一個人の権利を十分に保障できると思います。
またわれわれの立場からいけば、それはすなわち、社会主義に対する物質的な基礎をつくるものである。從つてこれは、今日の経済全体の必然的な、自然的な発展だと思う。ところが、自由党の石山君は、自由主義の立場からこれに賛成されました。これはおかしな議論だと思う。この経済力集中自体は、これはすなわち自然的な発展であり、これが自然的な、自由的な発展、これすなわち経済力の集中である。
但し、今までの諸君からもいろいろ心配をせられたのでありますが、社会的信用を基礎として成り立つております金融業が、本法のために基礎を震撼せしめられて、預者の心理にも動揺を及ぼすというふうな点は、これはどこまでも防止されなければならぬと思うのであります。 しかし、今や日本の金融機関は、再建整備法のごやつかいにならずして立ち行けるものは、ほとんどないという状態であります。
すなわちわれらは、眞に平和的にして民主的な新秩序の再建を誓いました今日、連合軍にしりをたたかれ、叱咤されるまでもなく、自主的にこれを推進し、一日も早く日本経済の民主的再建の基礎を自力でつくるべきであつたと思うのであります。何となれば、これが一日も早ければ早いだけ、日本経済の立ち直りがはかどり、國民経済の安定もまた速やかに実現できるわけであります。
もつとも政府としてはどう考えておるかわかりませんけれども、私が申しましたように、この國管案は不用だということになりましても、國会は別に増産対策と考究していただき、さらにこれに法的に基礎づけることがありますとすれば、自主的に法的の根拠を與えるという権限をもつておいでになりますから、政府の國管案とは関係なしに、いろいろな増産対策を御研究願いまして、さらに必要があればこの法的根拠を裏づけしてくださるというふうに
この生産協議会というものを基礎にして組立てたこの増産法自体が、破壞されてくると断ぜざるを得ないのであります。また第三十七條に多数決できめるとか、全員をもつてするというふうなきめ方がございますが、結局は労資双方の利益を代表しておる者が同数で意見を鬪わすなり、あるいは管理者は採決に加わらないということになりますと、結局は一対一になつてしもうのです。
今更私から申上げるまでもなく、今日のあらゆる物資の生産方面を見てみまするというと、何分にも石炭を中心といたしまして或いま電力の関係、鉄鋼の関係、その他基礎的な産業の分野におきまして、その方面に対する全精力を、政府は勿論のこと、民間に皆樣方におかれましても御協力を願つておるような次第でございまして、これが意のごとく進んで参りまするならば、自然國民生活に必要な物資も順を逐いまして殖えて参り、自然公定價格
すべてがそういう科学的ななんといいますか、扱い方の基礎的観念と、それに対する親切心、不親切心が関係するのだと思いますが、そういつたことまでもこの運動は行かなければ意味がないのじやないかと思います。
今まで親の貯めたものを均分にわけて獨立の生計の保てるようにということを基礎にしておりますから、私の言うのと思想上の相違があると思う。しかしそういう考え方がいかぬのだという人はなきにしもあらずですから、あなた方もそういうお考えから出ておるかどうか、私はこういうことを聽こうと思うのです。
○福原説明員 この前は第一案と第二案とありまして、第二案を一應基礎としてこの委員會において研究していこう、こういう話になつたように承知いたしておるのでありますが、その線に沿つてこの前もお手もとに上げました、詳しく書いたものをつくつてみたわけであります。
更に第三に、これは最も根本的なことでありまするけれども、今日のようなインフレの昂進の激しいとき、すでに政府の掲げた千八百円ベースにおける價格体系そのものが崩れて行こうとするとき、経済白書など、或いはその後の政府の説明を伺いますると、その千八百円ベースによつたいわゆる價格の六十五倍の釣上げというか、調整というか、その基礎になるものは、生産費の方では千八百円ベースでありましようけれども、一方においては今日
併しながら財源を予算に計上する関係上急ぐ必要がありますので、仮に三百円、五百三十二円という政府の買上当時の價格を取りまして、計算の基礎といたしたような次第でありまして、実際これを幾許で拂下げまするやにつきましては、農家の実情、又増産の奨励の根本方針等、いろいろの角度から檢討いたしまして適正なるところに決定いたしたい、かように考えておるのであります。
このうちどれくらいほんとうに保護をしていかなければならぬ者があるかどうかということになると、いろいろ見方によつて違うと思いますが、大體兒童局長からお話になりましたように、大ざつぱにつかみまして三分の一、百萬くらいのところがめんどうを見てあげなければならぬ世帶の人たちではなかろうかというようなことで、そういうものをいろいろ基礎にして計畫を進めておるようなわけであります。