1948-05-01 第2回国会 衆議院 財政及び金融委員会 第22号
具体的に特に所得税法を中心といたしましてお願いいたしたいことは、現在の所得税法における基礎控除額四千八百万円を大幅に引上げていただいて、少くとも三万円くらいに引上げてもらいたいということであります。次に所得税法中の扶養控除税額が、扶養親族一名につき三百六十円になつておりますのを、少くともこれを九百六十円に引上げられたい。
具体的に特に所得税法を中心といたしましてお願いいたしたいことは、現在の所得税法における基礎控除額四千八百万円を大幅に引上げていただいて、少くとも三万円くらいに引上げてもらいたいということであります。次に所得税法中の扶養控除税額が、扶養親族一名につき三百六十円になつておりますのを、少くともこれを九百六十円に引上げられたい。
さて、昭和二十三年度の年間を通ずる予算につきましては、目下政府において鋭意編成中でありますが、物價問題等予算編成の基礎となります諸政策の決定には、尚相当の時日を要しまするので、当面の國務の運営に支障なからしむるため、差当り五月分として必要なる予算の追加をなすと共に、四月分の暫定予算につき、若干の修正をなさんとするものであります。
一、利 益 基礎産業たる電氣事業の公正にして合理的なる再編成を通じて現下の産業復興及び國民生活の安定に寄與する。 一、方 法 電力関係者、消費者その他廣く各方面よりの意見を聽取し、資料を蒐集し、又必要に應じて現地を調査する。 一、期 間 今期國会開会中 右本委員会の決議を経て、参議院規則第三十四條第二項により要求する。
これを事の性質上、不正保有物資につきましては、今後どのくらいあるかということは、はなはだ推測が困難でありますので、一應この特別会計の経理関係の基礎とする数字といたしましては、ほぼその三倍程度ということに推測いたしております。
もちろんインフレ下におきましては、一片の紙屑よりも値打のないものであるかは知れませんけれども、政府はこれが物の交換の大事な基礎をなしておる通貨であるとして出しておられます以上は、こういう世相に対しまして、漫然と放つておくということはどうかと思うのでありますが、そういうことに対します政府の御所見を伺いたいと思います。
○鈴木直人君 私もこの第十五條の二は、その内容につきましては、まだ檢討いたしておりませんが、かくのごとく組織法の中に消防團に關する概括的な重要點を入れて、そうして更に他の部面は政令の中に入れて置くということであるならば、その政令そのものの設定する基礎もやはりこの組織法の中に入れて置いた方がよいと思うわけであります。現在の消防團令は、消防組織法によるのではありません。
三、基礎的な警察訓練の過程を経ない者は、警察官以外の一般職員も國家地方警察、自治体警察の勤務につけることができないとされているが(法第三十六條、第五十條)、この制限は警察官に対する場合だけで足りると思われる。 以上をもつて調査報告を終ります。 —————————————
に到達いたしました場合が、いわゆる経済が相当恒久的に安定するということが言い得るのでなかろうかと思いますが、併しながらこれは現在の状況といたしましては、御承知のように皆様方の御指導御鞭撻によりまして、幸いにして食糧の生産、供出等も比較的前年度は順調に参りましたし、又石炭の生産も三千万トン計画に対して、二千九百三十万トンでしたが、相当な生産の回復の速度を示しておりますし、又鉄鋼、化学肥料、その他重要基礎物資
○國務大臣(栗栖赳夫君) 今中西委員からのお尋ねは、或いはこの暫定予算が、若しくは本予算の編成その他に関連しての御質問と思うのでありますが、この暫定予算は、大藏大臣或いは総理大臣から屡々申しあげましたように、暫定的なものであり、本予算につきまして只今物價、賃金その他についての檢討を加え、編成その他についての基礎を今決めておる次第でございまして、それでどういうようにしており織込むかと言うようなような点
片山内閣がやりました物價体系の基礎には、三つのプリンシプルがあると思います。即ち労賃は、平均賃金で行う。それから農民の農産物、特に米價は、パリテイ計算で行う。更に普通の重要基礎、商品、これは資本家が提出した原價計算で行う。こういう三つが、片山内閣が行いなました物價体系のプリンシプルであつたと思います。それで、今後の場合、政府は、やはりそういうようなプリンシプルを踏襲するのかどうか。
自然そういうような基礎問題はその際に讓つて頂きたいと思う次第であります。
それを基礎といたしまして本委員会で審議を進め、成案を得た次第であります。 次に、本案の要旨を申し上げます。本案は、第一章 総則、第二章 政党、協会その他の團体、第三章 公職の候補者、第四章 政党、協会その他の團体及び公職の候補者以外の者、第五章 報告書の公開、第六章 寄附に関する制限、第七章 罰則、第八章 補則、次に附則、全文五十九條に及んでおるのであります。
兵器処理及び復興融資に関する問題の調査は、実に厖大な事実であつて、困難を極めるものでありますが、目下小委員会において鋭意基礎的な準備調査をいたしておりますので、約一箇月後には、本委員会において正式に証人喚問の運びに至ると考えられるのであります。 五、群馬コーヒー事件に関する件。
この両予算案は、さきに成立いたしました昭和二十三年度四月分暫定予算に続く五月分の暫定予算でありまして、その経費の積算は、現行の物價・給與水準を基礎として計上し、租税その他一般の歳入は、原則として現行制度による年間収入月込額の月割額によつて計上してあります。
同時に先刻日高政府委員のお話のごとくに、ほんとうの文化國家建設、平和國家建設ということになると、これはいろいろ関係筋の意見もありますが、要するに何といつてもその財政経済方面が基礎になりますからして、今まで文教費が非常に貧弱であるという意味から言いまして、この文教常任委員会においてもやはり総予算の少くとも一〇%や一五%は当然天引的にこちらにとるというぐあいにしなければ、なかなか容易に文化國家の建設はできません
これは大きな教育の基礎であるということをひとつ十分御研究の上、御了解の上に、日本教育の基本にもつと独特のものが加えられてよろしいということをどうかお考えをいただきたい。かように増し添えまして私の請願の趣旨の説明を終ります。
その基礎がわからないでいくら練習を繰返しておつても、これは正しい上手な字が書けないのでありますから、小さいときに間架結構等の書道を十分会得さしていく必要があると思う。 それからこれは我田引水になるかもしれませんが、私はこういうことを考えておる。文字を習うのはまず第一番に楷書から習つていく。楷書というのは一点一画をゆるがせにしては楷書にはならないのであります。
これは結局どうしてもやらねばならん仕事であり、政府の豫算がなくてもそんな形において行われる、言い換えれば國家で負擔すべきものをしないから、結局そうした形が生れて來るのだと思うのでありますが、そうしますというと、財政當局の方で、日本全國の全體の財政の立場かいろいろ豫算を組まれて、而もその豫想された枠以外に、そうした大きな經費が使われておるということは、國家の財政の基礎を危うくするものじやないか。
又十九日の大阪におきましても、差當りの具體的施策としては繊維、殊に綿製品のストックを配給することによつて、綿製品の闇値を押え、浮動買力を吸収する、こういうことを述べておられるのでありますが、これもどういうような基礎に立ち、どういうような實行の見通しをつけておられるのでありますか、伺いたいと思います。
全然基礎のないことを言つたのでないことはお分り下さると思う。無論政治家の見通しとして悲觀説を述べるのも樂觀説を述べるのもいろいろその人の心構えによつてありましよう。極端に言えば、日本の農作というものは天候によつて左右されるのであります。この夏の天候が悪ければ今年の秋に凶作になるぞということを言つてもこれは間違いではありません。
それがために、政府といたしましても、基礎的な主要な研究のために、科学研究費を、また應用の研究につきましては、科学試險研究費を計上いたしたのでありまして、本年度は各種の要求を集めますと、約八億の額に上つているのであります。
○福田政府委員 進駐軍に伴う終戰処理費につきましては、関係方面より、その具体的な編成の基礎となる事項について指示があつて、その指示に基いて予算を計上することに大体相なるのであります。ところがただいまのところ、まだ正確なる指示に接しておりません。從いまして、これが二十三年度全体としてどういうふうになるかという正確なる見透しはつきがたい状況であります。
この意味で、その基礎になるところの物價がどういう状態のものであるか、同時にこれに関連して給與がどういう水準に置かれるか、これは私は予算案が提出される前に、この予算委員会あるいは小委員会の方面でもよろしゆうございますが、提出していただいて、物價の問題について、われわれ全委員会がやはり眞劍に討議するというふうにやつてもらうべきだというふうに、私は考えておりますが、それについて御意見はどうでございますか。
現在の係数を基礎にいたしまして考えてみますと、年間動力は大体二百五十億キロワット・アワーを消費する見込でありまして、これが料金は新物價の見込から行きますと、三百五十億円に達する見込であります。
次に、日本國憲法施行の際現に効力を有する命令の規定の効力に関する法律により、行政官廳に関する從來の命令の規定で法律をもつて規定すべき事項を規定するものの効力も、本年五月二日までとなつておりまして、全部これに代るべき法律を制定いたさなければならないのでありますが、これら法律は、いずれもただいま申し上げました行政官廳法に代るべき新法律の基礎の上に制定を要しますので、行政官廳法の規定の効力を延長するのに伴
殊に標準率、所得を算定する基礎となる標準率というようなものにつきましては、各方面の資料を調べ、又關係の業者の意見を聽き、そうして財務局において各地方に適用すべき標準率を決めるというようなことをやつておるのでありまして、税務行政について或る程度民間の意見を入れてその意見を尊重してやつて行くという方法、そういう方向は非常に好ましいことだと私としては考えております。
○芦田國務大臣 労働法規改正あるいは修正の問題につきましては、この政府の成立以前に、政府與党の間に話合いをいたしまして、労働法規の改惡は行わないという協定が基礎になつて、内閣の政策が立てられておるわけであります。内閣組織当時行われておつた労働爭議も、その後双方の理解ある話合いによつて、大体一段落を告げまして、官公廳の爭議もすでに解決いたしたことは御承知の通りであります。
その第一の要点は、昨年の産米におきまして、三千五十五万石という供出が、本年の三月十七日に完全に供出済みになりましたことが、何としても大きな基礎をつくつておるのであります。政府といたしましては、この三千五十五万石の完全供出を土台といたしまして、大体本年の食糧配給の案を立て、及び將來の見透しを明らかにいたしたのであります。
しかしまずその基礎となるべき具体的の案をつくり、遺漏なき調査を行うことが先決問題でありますから、その方向に向つて、今後編成せらるべき予算においても、十分考慮いたしたいと考えております。
目下政府は賃金、物價等經済諸情勢の推移等に照し、租税負擔を輕減するため、所得税の基礎控除、扶養控除、勤勞控除、税率等につき具體案を検討中でありまして、できる限り速かに成案を得てこれが改正案を國會に提案いたしたい方針でありますが、その提案の時期が諸般の事情により當初考えておりましたよりも遅延することと相成りましたので、今回更に四月豫定申告書の提出等につき特例を設けることといたしたいのであります。
目下政府は賃金、物價等、経済諸情勢の措移等に照らし、租税負担を軽減するため、所得税の基礎控除、扶養控除、勤労控除、税率等につき具体案を檢討中でありまして、できる限り速やかに成案を得て、これが改正案を國会に提案いたしたい方針でありますが、その提案の時期が、諸般の事情により、当初考えていたよりも遅延することに相なりましたので、今回さらに四月予定申告書の提出等につき特例を設けることといたしたいのであります
全部これに代るべき法律を制定いたされたのでありますが、これらの法律は、いずれも只今申上げました行政官廳法に代るべき新らしい法律の基礎の上に制定を要しまするので、行政官廳法の規定の効力を延長するのに伴い、その有効期限を延長しようとするのであります。
こういう点を考えて見まして、私は只今のような御意見は御尤もでありますが、どうか労働組合運動が、如何に今日新憲法の内容に即應するような、而も日本の生産復興なり産業復興なり経済復興の推進力であるかということを御了解願いまして、そういう大切な日本の百年の計の基礎をなすところの、只今の民主的な諸運動、こういうものの行手を阻むものが少くとも軽犯罪法の内容に載つておるのであります。