1948-05-22 第2回国会 衆議院 予算委員会 第23号
わが國再建の基礎となる石炭の重要なることは、いまさら申すまでもありませんが、そのために政府は現在各地に人を派しまして、増産に苦慮せられておることも、その努力に対しては一應敬意を表するものであります。政府はあらゆる困難あらゆる反対を押切つて、石炭の國家管理法を強硬に國会を通過させまして、去る四月一日より実施のはずでありますが、何ら見るべきもののないことは、まことに私は遺憾と存じております。
わが國再建の基礎となる石炭の重要なることは、いまさら申すまでもありませんが、そのために政府は現在各地に人を派しまして、増産に苦慮せられておることも、その努力に対しては一應敬意を表するものであります。政府はあらゆる困難あらゆる反対を押切つて、石炭の國家管理法を強硬に國会を通過させまして、去る四月一日より実施のはずでありますが、何ら見るべきもののないことは、まことに私は遺憾と存じております。
すなわち某税務署の実例によりますと、この指示額が示されます以前は、直税係員はきわめてまじめに、各納税義務者の申告を基礎といたしまして、誤税所得額の査定に努力いたしておりました。ところが、一旦所長が財務局よりの指示額を署員一同に示すや、各係員はそれまでのまじめな調査を一切御破算にして、新たにその額に達することを目標として査定に取りかかつたのだ、こういうぐあいに傳えられておるのであります。
融資の取扱いの規則は昭和二十二年十一月二十六日復興金融委員会通牒というものがただいまのところ融資についての準則の基礎になつております。
○愛知証人 それでは説明いたしますが、その基礎は先ほど申しました通り、二十二年十一月二十六日の通牒が最も新しく直つておる規則でありまして、これによつて融資の取扱いが行われておるわけであります。まず借入の申込み、受付、審査についてでありますが、復金に借入の申込みをしようとする場合には、申込人は原則としてその主たる営業所、最寄の金庫本支所、出張所または代理店に借入申込書二通を提出する。
本件に関しまして外務関係の方には御理解を得たいと思つて復員局としてはいろいろ鶴力しておりますけれども、まだ十分御認識を得ておらないとき、かような現実の御感想を基礎とせられまして、また全委員から非常な御同情を得ましたことを復員局としては御礼を申し上げます。超過勤務手当の金額は全然出ておらぬというわけではないのでありますが、額が非常に乏しいというのが実情であります。
○委員長(伊藤修君) 私の方のお訊ねする趣旨は、結局承諾のあつたことに装うて、裁判所がそれを基本にして、保釈決定の裁判の基礎にしたという点をお訊きしたいわけですが。
又その方が或る意味におきまして超過勤務手當等の基礎にもなりますし、退職手當の基礎にもなりますし、組合に射しましても決して不利な面ばかりではございません。そういつたことで話合も進んでおるのでありまして、私は實はこの點を、後になつて全官公からお採上げになつたことについては若干意外に思つておるわけでございます。
○冨田委員 經濟安定本部を基礎づけるためにこの本部というものが出てきたというように拝聽いたしますが、それならばはつきりと經濟安定本部とうたつておしまいになつたらよかつたのではないか。ただここに本部というのを入れたのが、いかにも臨時的な經濟安定本部を合理化し法律的に基礎づけるために抽象的に本部という名前をうたつたように見える。
それからこれを採上げます場合には或るものを基礎として税金の總額等を勘案しまして、國民所得に對して税率が何十何%になるかと、こういうふうにまあよく取扱われるのでありますけれども、併しこれも例えばドイツは何%だから日本はまだ安いのじやないか、或いはイギリスは何%でこれに比べるとまだ日本は低いというふうなことをよく言われるのでありますけれども、これは私は國民所得の總額の中には國民の苦惱というものがある、こういう
勤勞所得税につきましては現在二割五分の控除をいたしまして、それに對しまして更に基礎控除をいたしまして現在年四千八百圓の控除をいたしております。そうしますというと、算出いたしました税額につきまして扶養家族一人當り月四十圓控除いたしておるわけであります。
政府の計畫しておられるところの新税竝びに増税について、基礎的計算、つまり所得税は前年七百十五億、それが今年にどれ程の程度になるのか。或いは又酒税がどれ程の程度になるのか。それから所得税、それから今やかましいところの取引高税、そういうものについてのお調べ書があつたならば御囘付を願いたい。
從つてお話になつた原則論は、私も全然賛成でありまして、そういう基礎の上に立つておるのであります。それでごく大まかに申し上げますと、大体窮乏した財政の中では、大衆といわず、國民全体に、その力に應じて税を負担していただくということは、これは当然でありまして、そうするよりほかに途がないのであります。
同じようなことを繰返すことになりますけれども、これはまだ決定になつておりませんから、仮定を基礎としてここで申し上げることは、かえつて間違いを生じてくるのではないかと考えております。
いざというときには、これを基礎としていつでも借りられるということになつておりますので、そのうちの一部の利拂金融のごときは、これを特に担保にするとかしないとかいうのでなくて、全部証券の発行を省略して登録公債の形式になつておる。かような点において、常時取引をやつておるのでありますから、おそらくこれは円滑に取引が行われるであろう。
まず本法律案の制定理由でありますが、最近における財政の状況は、加入電話の設備の増加に要する資金を一般の公債財源に求めることを困難とする事情にありまする一方、企業再建の基礎たる電話に対する需要はますます旺盛でありますので、政府はこの間に処する臨時の措置といたしまして、電話設備拡張に要する資金を電話の加入申込者等より直接借り入れることを目的として本法案を提出するに至つたのであります。
百五十五万町歩の基礎は、農林省が長い間かかつてやつておりました調査と終戰後でありますが、府縣から開墾の適地の調査をとりまして、それらを總合して出たものが百五十五万町歩、その後われわれの方で現在のところ再調査をやつておりますが、中間的なものになりますが、その成績からみて、百五十五万町歩程度の開墾の適地は、北海道を合せれば十分だという見込みがついております。
何分にもこれは連合軍の好意ある放出にある程度の数字的な基礎をもたなければ、はつきりした確信をもつた御返事はできない。一應昨年、一昨年の食糧事情から勘案いたしまして、本年政府がもつております凍結米、手持米等の立場から申しても、十月までの二合五勺の基準量を割らない。十一月からの増量は、空想的な数字で私は申し上げているのでなしに、ある程度の見透しをもつてお答え申し上げておきます。
先ほどもお話のありましたように、百五十五万町歩をどう四う基礎で出したかというお話でありましたが、これは各地元の府縣及び政府が調査をいたしまして、その総合した結果百五十五万町歩が現在のところ一番開墾適地である、こういう算定をいたしまして、その上によつてこれを実施しておるわけであります。
しかるにさらにそのときに三千五百万の緊急申込に対して應ずる、さらに千六百万円を維持管理費として貸出すと、こう言われるが、これは何かを基礎にして確かな見込があつてやられたのですか。
そこではたして現地住民がそれを希望するかどうかということを一般投票によつて明確にいたしまして、その一般投票の状況を基礎といたしまして、直接の当事者でない、いわば二階からこれを見ておる都道府縣会が、一段高い立場から、はたしてこの分離が適当であるかどうかということを議決いたしまして、この決定を行うということが適当ではないか。
組合とか、いろいろそういう法人團体はありますが、そういう人格になると、今私が指摘したようなことは十分御答弁を得なければ、市町村の地方團体の経営の基礎というものは、非常に不確実になると思います。
なお平和的基礎に立つて日本の産業を復興することは、自立経済の実現に必要であるということも言われておるようでありまして、しかもその自立経済が実現する、米國の占領軍はその使命達成まで日本に留まるのだということを言つておられますが、私はこの問題について非常に重大なる関心をもつた一人であります。
○芦田國務大臣 ドレーパー氏が平和的基礎に立つてと言つた意味は、私の個人の解釈では、日本の産業再建のためにある程度の連合國の援助はあえて惜しまない。
○高瀬委員 ただいまの御答弁はごもつともでありますが、特に日本の自立経済を達成する点について、平和的基礎に立つてということがあるのであります。
臨時給與委員長の參加につきましては、問題のございましたことは御承知の通りでございますが、この報告を今回の新給與の体系水準の基礎にするということにつきましては、すでに去る三月の二十日法律第十二号をもつて國会の議決を見たところでありますが、その線に沿いまして組合側と交渉いたしました結果として、その間紆余曲折はございましたが、四月の二十七日新給與整備委員会という形式をもちまして、團体交渉が全面的に成立いたしました
第三には、職業教育を基礎として普通教育が行われるように行くのが現代教育の風潮であります。從つて事業上に必要な教科は、それが普通教育の領域内のものでも認めなければならないというのではないかと考えるのであります。
それから「財政法第三條の規定にかかわらず」という規定を入れましたのは、財政法第三條の規定におきましては、この料金は法律に基いて規定しなければならないということになつておりますから、法律にはただその基礎と、その委任する條件だけを示して、具体的の料金額は命令に讓るということにした趣旨でございますので、「財政法第三條の規定にかかわらず」という字句を入れた次第でございます。
でまだ決めてはおりませんが、この意見を述べますれば、更にこの先のより以上の繁榮の基礎をも築きたいと、こう思う次第であります。
我々の考えによると、まあ新聞などに發表されたところによりますと、取引高税その他間接税、廣汎な間接税などが掛かるわけでありますが、そういう際にこの輕微財産税を起して、それを基礎にして財産調査をやつて、そうして少くとも個人の増加財産税くらいた計上しなければならんものと我々は思うのであります。
○庄司(彦)委員 これは煩瑣だとか、めんどくさいということはありますが、ただいま局長が言われたように、やみの根源を突くためには、これを徹底的に調査して、こういう事実があるからやみが起るのだ、だからこういう事実はこういうぐあいに改訂しなければならないのだという基礎材料をつくる意味においても、この水産委員会の使命じやないか。
あまりに愼重な態度をとりすぎたがために、あるいは事実に反するような結果が現われたかもしれませんけれども、科学的な基礎資料によりまして、まず作付面積につきましては、一筆ごとの実測をいたしたのと、反当收量につきましては、粒数計算の方法を新らたにとつたのであります。
なお私どもは、第三の問題として、土地制度が改革され、民主主義の基礎が培養され、そこに農業の再生産の基礎條件がつくり出され、この上に眞に民主的協同組合が設立され、そうして種々なる復興計画がこの上になされていくということであろうけれども、私どもは、やはり今後の日本の農業政策の問題といたしましては、農業の経営というものなり、農業の技術というものを、ほんとうに今度は考えていくべき時期に到達しておると思うのであります
それからその他のいわゆる耕作地以外の薪炭林あるいは採草地、放牧地等につきましても、やはり薪炭、肥料、飼料の確保というようなことを基礎といたしまして、これの計画を立てていかねばならぬと考えておりますので、先ほど申しました自作農というものを中心にして、農業の実際の運営が行われるということでありますれば、それに附随しておる山林、牧野もまたこの角度から、そういう実際の制度を考えていきたいと思つております。
それから次に、直接審理主義というものをできるだけ徹底せしめるということで、從來判所が更送いたしました場合は、前の判事でやつた證人の調べというようなものは、ただ調書の上に現われておるだけで、そのままそれを後の判事が自分で直接調べないで、その調書を基礎にして裁判をいたしておりましたが、それではやはり直接審理主義の徹底を期せないうらみがあるというので、判事が更迭した場合に、前に調べた證人をもう一遍調べて貰