1947-09-16 第1回国会 参議院 予算委員会 第7号
ただ基本給が決定して、本當の、本來の號俸が改正をされます機會におきましては、退職金等の計算の基礎としては、いずれ退職者に對して考え直さなければならん場合は、この問題と別箇に起り得るものと、かように考えております。
ただ基本給が決定して、本當の、本來の號俸が改正をされます機會におきましては、退職金等の計算の基礎としては、いずれ退職者に對して考え直さなければならん場合は、この問題と別箇に起り得るものと、かように考えております。
そのでこぼこ調整というのは結局地域的にも、或いは各官廳職場的にも今まででこぼこがあつたのを均らすということになりまして、各個人にとりましてこれが一つの基本水準と申しますか、いわゆるベースという意味でなく、一つの基本水準みたいな恰好になるわけであります。
基本的な考え方は先ほど庄司委員の御紹介になりました特定局制度存續の御請願に關しまして申し上げました通りでございまして、要するに特定局制度そのものが全部悪いわけではございませんから、特定局制度そのものの撤廢は考えておりませんけれども、その運用の面におきまして、ただいま御紹介になりましたような問題も考えられますし、若干今日の世相から見まして適當でないと考えられる點がございますので、さような點は速やかに改善是正
併し新憲法下におきまして、眞に行政官廳が、行政機構が民主化され、基本的人権の保障が守られるかどうかということは、内務省は解体されるというごとき、單なる形式上の事実からでなく、地方自治の原則により、又第一線の出先官廳を拡充強化することによつて、中央に集権されておるところの政府権力の分権がいかに民主的に行われるか否かということにかかつておるのであります。
從つてその目的に應じて行政職能を分類するのでありますが、國家の機能という面から見まして、大体基本的な行政職分としては、治安に関する職分、経済に関する職分、文化に関する職分、社会に関する職分、大体こう四つに分けて見ることができると思うのであります。
從つて行政機構の改革の基本問題は先程も申上げましたように、我が國の経済再建ということを基本にしてこれを枢軸としてのみ行政機構の改革をなし得るのでございまして、この経済の再建の方途にはおのずから二つの途があるのでございましよう。
私の考えをもつていたしますならば、もとより今仰せられるように五尺も六尺も耕地に土砂がかぶつた所はもはや開墾の餘地がないかと思いますが、まず一尺くらいな程度の場所でありますならば、何とかしてその土地をもとに復舊する方法はあろう、かように考えますので、ただむやみに離村をして、一村ほとんど村を捨てるというような空氣が現在あるようでありますが、これらの點についてはしばらく落著いてよく檢討を加えて、基本を現在
基本的な問題といたしましては、私も秋田、山形だけは見てまいつたのでありますが、各水害の河川、その河川の上流の森林については、特に治山、治水の計畫を立案いたしまして、その成案を得ましたならば、私としては閣議にかけましてその對策を推進したい。
○平澤委員 私はただいま農林大臣からいろいろお話を承りましたが、當面緊急の問題ではございませんが、やがて治山治水の問題と關連いたしまして、基本方針をお立てになるというお話と承りまして力強く感じたのでありますが、このたびの全國における水害の主要なるところの部分を見ますと、いずれも國有林が非常に多いということが特異な性質をもつておるのであります。
そんなわけで國鐵復興の基本的な私共の考は、そういうように今考えておる次第であります。尤も運輸全體の面から申しますれば、先程御指摘のように、海運事業及び陸運の自動車輸送というものに對しましては、將來道路の整備と共に自動車輸送というものに對しては、相當尚研究したいと思うのであります。私の考の一端を申上げまして、御了解を頂きたいと思います。
政府は一面において石炭の増産が一般物資生産の基本である、又インフレの惡循環を斷ち切る根本であるという見解から、三千萬トンの生産を目標として他のすべてを……輸送力の増加すらも犠牲として全力を注いでおられるように見受けるのであります。
開發することは國民經濟の上からは絶對的に利益である、かような觀點に立つておりまするので、電化の促進による石炭の節約という問題と、最前村上さんからお話のございました輸送力の増強による經濟安定への強力な推進、この二點と、それに最前來各方面から御批判を頂いております國鐵の獨立採算制をいかに調和せしむるかという點が、最大の論議の對象になつておりまして、いろいろな角度から數案作成をいたしておりまするが、未だ基本的
事務所、營業所、工場、事業場、倉庫ーー元來憲法三十五條の人權の章は、各自の私的生活を乱さない、私的生活の安全というものを保障いたしますために、歴史的に發達をしてきた基本的人權であることは、御承知の通りであると思うのであります。
これは佐瀬君のお説の通りに、自由、人權、基本權、これを擁護するために狭くなつた。司法大臣の御答辯を聽いておりますると、憲法三十五條は司法に關する犯罪嫌疑あるいは犯罪ある場合に適用する憲法である。行政の方では、これは支配されない。
なるほど十二條以下におきまして、個人の基本的自由、人權をこの憲法が附與しているけれども、それは公共の福祉のために利用する責任を負うのだということを規定しております。今日はこの憲法の解釋において基本的人權は絶對性をもつている。從つて何ら制約を受けないではないかという解釋すらございます。
もとより保險に要しますところの事務費用、あるいはその他ある程度の國庫負擔を要求することは當然でありまするが、主たる基本的な問題といたしましては、消費者に一石について十二圓ほど負擔してもらうところの約六億圓の金が大體基本になるのであります。
この千六百円水準は新基本給の決定によりまして初めて完全に具体化されるわけでありますが、新基本給の決定は、その方針につきまして政府、組合間に意見の一致を見ない点が残つておりまするために、未だ実行せられておりません。
また大局より見て、敗戰後の日本が無計画な統制によりまして生産そのものの基本的培養を怠つていた弊害は、一般の認めるところであります。農業生産またしかりでありまして、敗戰までは増産を非常に眞劍にやつたのでありますが、敗戰後は食糧不足に目がくらんで、目前の問題にとらわれて、基本的な増産そのものの政策が非常に乏しいように考えられるのであります。
その概要を申し述べますれば、貿易組合法廃止後の貿易振興策と中小企業者の取扱いをいかにすべきやとの質問に対しましては、中小企業者の活用こそ基本的貿易振興対策として考えており、公團の民主的運営と連繋せしめて、その創意とくふうとを十分に活用したいとの答弁がありました。
それからもう一つは、片山総理が北海道へ行きますことは、今日日本の基本産業であるところの石炭増産の問題について、北海道の石炭業者及び労務者諸君と親しく石炭増産の問題について語り合い、また併せて石炭の採掘の状態を視察したいという趣旨に出でているのでありまして、決して言われるごときものではないのであります。
それからもう一つは、先程打合會の内容だとしてお傳えいたしました基本的な電力關係の調査につきまして、お諮りいたしますが、昨日の打合會におきまして、專門調査委員から、大體現在の電力の現状を調査する項目の案として説明願つたわけですが、それを一つプリントにして見せて呉れないかというので、お手許にプリントが行つておる筈です。
それは第一に基本調査に關する件でありまして、現在進行しつつある電力復興竝びに電源開發に關する調査、これと竝行的といいますか、これの中に入るといいますか、ともかく電氣關係の的確な現状把握の上に立つていろいろなる施策を考えたいというので、專門調査員を中心として基本的な調査をこの九月早々からでも直ぐに始めて頂きたいという話合いがありまして、それに基ずいて基本調査の要綱を現在作つて貰つております。
○國務大臣(木村小左衞門君) 原口さんからいろいろ御注意的な御意見を拜聽しまして、大體只今御懸念になつていること御尤もと思いますが、この度内務省を解體して建設院を設ける、建設院がいいか或いは敗戰の日本國家の國土計畫を樹立するのに、建設力を綜合結集した一つの基本的な力のある省を建設すベきだというような問題については、いずれは參議院でもその當該の專門の委員會で御審議になると思いますので、その點は今日この
尚、第八條の職権の独立の問題でありまするが、これは訴追委員になりました國会議員の方は、國民の代表として、國民の基本的人権に基きまして、その代表の名においてこの訴追を行う意味におきまして、独立してその職権を行う、國会のいろいろの拘束に囚われないということにいたしてある次第であります。 第九條は召集であります。
たとえば、監査局には今總務課と監査第一課、第二課、公團監査課、在庫品課とありまして、總務課は監査及び取締りの基本方針に關する事項と、取締り官廳及び行政官廳の間の連絡調整に關する事項を扱う。それから地方經濟安定局の監査の指導を行うことになつております。それから監査第一課は、經濟安定本部や、戰災復興院、商工省及び厚生省の經濟行政の監査といいますか、そういうものをやつております。
○佐瀬委員 私は本案の審議の前提として、基本的問題についで、若干法制局長官並びに司法大臣にお伺いしておきたいと思います。 經濟安定本部令は、勅令第百九十三號に基いて設直されたのでありますが、その後これが改正されて、今日にまいつておる。新憲法が施行されてから後は、いわゆる勅令に代つた政令が執行命令の範圍内においてのみ認められておるのであります。
ただ經濟安定本部としては、全體の基本的な政策を總合的に立てるということの限りにおいてやつておるわけでありまして、從つてそれぞれの物資について、一々みな經濟安定本部の總裁が主管大臣になつておるわけではないのであります。
日高局長より教員養成上の基本的解決に今日苦慮しておるのである。刷新委員會、その他の方面が見解の相違點もある次第なんで、文部省としては折角この師範教育の在り方について今考え中である。即ち刷新委員會等におきましては、一般の人間的教養の必要上、學藝文學としたがよい、從來の内容では不備である。
固より本問題は基本的に司令部の了解、司令部の意向を相當我々は重大視しなければなりませんので、この點については特に別個の考慮を拂う、かように考えております。
○深川タマヱ君 傾斜生産の方から來る基本産業、それから近頃問題になつている公團、それから輸出向けの産業、こういう日本の國にとつては最も有利な事業、それの出資が復金から出資せられて、而もそれが公債によつて賄われて、その公債を買える人は、今日は新圓階級か、封鎖で買えるとしても持つている人でないと買えない。
その他基本的な復興金融金庫のあり方等につきましては、いろいろ意見ももつておるのでありますが、その點はいずれわれわれの方から運用委員會等の問題については、社會黨としても民主的な委員會の設立についての意見をまとめつつあるような段階にありますから、復興金庫の運營についての方針、一應その點について所信を伺いたい。
資本主義的經濟時代におけるところの農民の一つの自衞的な立場から共同して安く買つて、共同して高く賣るということが流通面における産業組合の殆んど基本的使命であり、農業會の持つております重大な使命でありましたが、これからはかような基本的資本主義的な經濟制度というものは大いに修正せられ、統制經濟に入つておるのでありますから、この面ではなくして農民が共同して生産力を上げるという點に協同組合の重點があります。
そういう考え方から行けば、當然今までの舊産業組合あるいは舊農業會、そういうもののやつてきたように、流通過程における施設における重點をおいて、ほんとうに耕作農民の組合としての生産過程における施設と、利益を見ることのできないそういう農業經營の基本的な施設が自然缺けてくるという結果になつてきて、營利會社的なこういう物の考え方が、農民の團體である機關でありながら、農民を搾取するような、また農民と對立するような
○平野國務大臣 基本的な考え方といたしましては、農民の生産いたしましたものを原料として、順次農業協同組合が加工竝びに工業部面において進出し、しかして農村の利益を吸收するということは、大體考え方として、農業協同組合の指導の上において、私はとつていきたいと思うのであります。
ごく簡単に申しますれば、第一は自由の原則第二は組合の自主性というようなところに大體の重點があるのでありまして、その他の點については、提案理由のとき申し上げたことを基本原則とお考え願います。もし具體的にこの點とこの點が矛盾するという御指摘であれば、はつきりお申出願います。
今こそ、われわれは基本的人権として與えられておりますところの教育の権利を、彼らの上にも、公平に均霑せしめることが、國家の責任であると考えるのであります。今これらの勤労青年の優秀なる者は、心から祖國の前途を憂えて、いかにして日本再建のお役に立つことができるかということをまじめに考えております。
ただその特殊教育の方は、今まで全國的にわたる基本的な調査が非常に不備でありましたために、これに要しまする設置義務があります。府縣当局は、全部義務制にした場合に、収容すべき校舎でありますとか、教員でありますとか、各種の準備を要する問題がございますので、その調査と府縣の準備とをにらみ合せまして、できるだけ早く實施したい。