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1017件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1952-04-25 第13回国会 参議院 法務委員会 第30号

なおさような場合について合同委員会でも話がまとまらんという場合には、一般国際法の原則に従いまして、例えば国際司法裁判所とか、或いはそこまで行くかどうか知りませんが、常設国際仲裁裁判所でございますか、さような機関においてこれを処理する、さような場合もまあ最終的には考えられるわけでございます。

岡原昌男

1952-04-23 第13回国会 衆議院 外務委員会 第20号

昨年の春平和條約の交渉の当初におきまして合衆国から提示されました先方の考案は、平和條約第十五條の適用並びに解釈に関しまする紛争解決機関といたしまして、へーグ国際司法裁判所の所長が任命いたします中立国裁判官からなる中立法廷を設定する。そうしてその中立法廷裁判官の俸給、並びに経費は全部日本政府が負担もする。

西村熊雄

1952-04-11 第13回国会 衆議院 外務委員会 第18号

常設国際司法裁判所は、国際連盟のもとに設立されました裁判所の名前でございます。ここにありまする国際司法裁判所は、国際連盟のもとに設立されました常設国際司法裁判所規定にさ少な修正か加えて新たに国際連合のもとに設立されました国際裁判所であります。この裁判所では十五人の裁判官が常置されております。そうしていつでも裁判ができる態勢にあります。

西村熊雄

1952-04-11 第13回国会 衆議院 外務委員会 第18号

国際連合国際司法裁判所の問題でございますが、日本国際連合に加入しますれば、当然国際司法裁判所に入るわけでありますが、従来の歴史から申しますと、こういうふうな国際裁判の場合に、日本人裁判官がおらないというと、ともするとその判決日本に有利でない場合があつたのであります。たとえば、明治三十八年に家屋税の問題で常設仲裁裁判にかかつたのでありますが、とうとう日本は負けたのであります。

北澤直吉

1952-04-11 第13回国会 衆議院 外務委員会 第18号

並木委員 最後一つ国際仲裁裁判所というものと、国際司法裁判所との関係についてお尋ねしておきたいと思います。国際仲裁裁判所というものと、国際司法裁判所は、どつちが第一審で、どつちが第二審であるというような関係があるのかどうか、私どもちよつとつまびらかにいたしませんので、この際国際問題解決のこの二つの機関関係などについて質問をしておきたいと思います。

並木芳雄

1952-04-02 第13回国会 衆議院 外務委員会 第17号

大江政府委員 ただいま議題となりました国際連合憲章及び同憲章と不可分の一体をなします国際司法裁判所規程につきまして提案理由を御説明いたします。  国際連合は、第二次世界戦争中昭和二十年六月二十六日サンフランシスコ会議におきまして締結されました国際連合憲章により設立されました一般的安全保障機構であります。

大江晃

1952-04-02 第13回国会 衆議院 外務委員会 第17号

という規定があるわけでありますし、さらに第十四章におきましては、国際司法裁判所に提起する問題もあるわけでありますが、かりに日本国際連合に参加することが実現をいたしまして、なおかつ歯舞色丹の問題や、日本人の捕虜の問題等の現在日ソ間に残つております重大問題が、未解決のまま依然として残つておるという場合におきましては、これらの中のいかなる方法によつて問題の解決をはかることになるのかという点を承りたいと

佐々木盛雄

1951-11-16 第12回国会 参議院 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第20号

についてのことを書いたものは、私の調べました範囲内においてはあまりないのでありますが、たまたま立法考査局のほうで調べてくれましたものの中に、国際連合憲章の註解及び記録、チヤーター・オヴ・ザ・ユナイテツド・ネイシヨンズ・コンメンタリー・アンド・ドキユメンツという本がありまして、それはアメリカのあまり大きくない大学でありますが、一流の大学でありますブラウン大学政治学の教授をしておりますグツドリツチという人と、国際司法裁判所

吉川末次郎

1951-11-13 第12回国会 参議院 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第17号

そこでアメリカ代表であつたし、而もこの條約のいわば生みの親とも言うべきダレス氏、このかたは勿論法律家でもあるわけなんですが、この人が現に相変らず歯舞色丹問題について国際司法裁判所提訴方法をサジエツシヨンしておる。この事実に鑑みますると、條約局長の御解釈は或いは極めて正確な解釈、いやしくも紛争がないのに、紛争と言えば一方は日本であり、他方は、やはりはつきりした対象がなければならん。

曾禰益

1951-11-13 第12回国会 参議院 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第17号

こういうことと、いま一つは、二十二條にも書いておりまする、いわゆる義務的裁判管轄権の受諾をソヴイエト連邦がしておらないから、日本平和條約によつて、この国際司法裁判所義務的管轄権を受諾しても、相手国側がそうでないから、日ソ間に特別の合意がない限りは国際司法裁判所提訴できない。

曾禰益

1951-11-13 第12回国会 参議院 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第17号

○曾祢益君 第六章の紛争解決に関連いたしまして、御質問申上げたいのですが、この第二十二條規定は、この條約の解釈に関する、或いは実施に関する紛争が生じたときには、要するに国際司法裁判所提訴ができるようにして行くということにあると思うのでありますが、例えば御承知のようにこの領土の問題につきましても、條約第二條歯舞色丹二條には直接出て来ないのでありますが、二條に関連いたしまして、歯舞色丹等

曾禰益

1951-11-08 第12回国会 参議院 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第13号

日本が條約発効発言権を得たときは、問題を国際司法裁判所に提起するか、それとも国連に加入した際に然るべき措置をとるかは日本の自由である。  二、琉球及ば小笠原の信託統治については、米国はそれを戰略的信託統治下に置くことは実現不能と考えている。それは安全保障理事会承認を必要として、理事会ではソヴイエト拒否権を持つているからである、それは又一般的な信託統治下に置くことも困難である。

平林太一

1951-11-06 第12回国会 参議院 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第11号

そうすると、今後はそういう状態において、日本が若しやこの歯舞色丹の問題を国際司法裁判所提訴いたしましても、ソ連が応訴をすることをしない場合には取上げられないということになつて参りましようし、従つてこれは総理からもたびたび御説明、御答弁申上げましたように、今後は国際関係において努めて最大の努力をしながら、日本が、これは千島と違い日本の純然たる領土であるということを了解してもらつて、そうしてその了解

草葉隆圓

1951-11-06 第12回国会 参議院 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第11号

この場合に然らば問題として、例えば歯舞諸島に対して現在ソ連軍事占領をやつておる、この場合に地理的名称としての点が明らかになりませんというと、例えば日本権利権原請求権を放棄しておる島にソ連が占領しておる場合と、平和條約によつて日本に残された領土に対して占領しておる場合とは、これからの問題としてはいろいろ国際的にも問題を残す余地があると思うのでありますが、そこで最終的に、恐らくこれは国際司法裁判所

楠見義男

1951-11-05 第12回国会 参議院 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第10号

尤も安全保障理事会におけるこの勧告を除外して、国際連合への加盟というようなことも現に提案されておらわけでありますけれども、これ又国際司法裁判所においてそういうことは認めることかできないということにもなつておるのでありまして、そうしますと日本の場合やはりイタリアと同じように、安全保障理事会におけるところの一致した意見ということか相当困難であるということを予想しなけれぱならんのであります。

堀眞琴

1951-11-05 第12回国会 参議院 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第10号

それをその後のソ連に対する交渉について草葉さんが御承知なつておらなければそれは仕方がないのでありますが、ダレス氏が平和会議の際の演説の中において両島の将來の問題につきまして国際司法裁判所に訴えたらどうかというようなことを言つておられるのであります。ところがこれは西村條局長が衆議院で御答弁になつたところを見ますと、どうも提訴するわけにはいかんようであります。

岡田宗司

1951-11-02 第12回国会 参議院 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第9号

今日までのところ、総会がへーグ国際司法裁判所に諮問いたしまして、安全保障理事会勧告をする場合に、第四條に規定しておる以外の條件にかからしてもいいかどうかという問題について意見を求めました。それに対して裁判所は、四条に規定してある條件以外の條件に、加盟申請承認をかからしてはならないとの意見を出しておるだけであります。併し裁判所意見は要するに諮問的意見でございますので、拘束力はございません。

西村熊雄

1951-10-29 第12回国会 衆議院 大蔵委員会 第6号

ところが法律というものはそうではないのでありまして、日本国なら日本国単独意思できめるというものなのでありまして、そこにむずかしい関係ができて来るのでありますが、そういうことから、条約の不利であるとか、不利でないとかという最後解釈は、条約の二十二条に書いてありますように、国際司法裁判所決定するということになつております。

内藤友明

1951-10-29 第12回国会 衆議院 大蔵委員会 第6号

この場合におきましては、条約上、日本は本条約に関連いたします紛争につきましては、国際司法裁判所裁判に付するということを規定いたしてありますから、この国際裁判所判決は、関係国に対しまして最終的に決定をいたすわけであります。日本としては当然それに服しなければならない。そうしますと、国際司法裁判所において不利なる断定をいたしたならば、日本としてはその不利なることを承認しなければならない。

大橋武夫

1951-10-29 第12回国会 参議院 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第5号

ロムロ外相の熱意ある口吻から考えますと、将来この解釈を提げて国際司法裁判所に訴えるのではないかとさえ思われる筋さえ考えられるのであります。この解釈は、條約の共同提案者であるアメリカ、イギリス両代表演説に照らしましても根拠のないものと信ずるのでありまするが、総理の御意見は如何でございましようか。  

平林太一

1951-10-26 第12回国会 参議院 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第4号

第一は、この第二次世界戰争の結果できました平和條約、即ちイタリー、その他の五つの平和條約が一九四七年にできておりますが、その平和條約の効力を認めるということと、今日までオーストリア及びドイツについて連合国間にできております平和回復のための諸取極、四つ、五つございますが、その効力日本承認するということと、国際連盟及び常設国際司法裁判所の終結のために連合国間でとつた措置日本承認すると、こういう趣旨

西村熊雄

1951-10-26 第12回国会 衆議院 本会議 第8号

平和條約第二條は、日本千島列島に対するすべての権利権原及び請求権を放棄することを明らかにしているのでありますが、これについて、千島割讓を最初に定めましたヤルタ協定がはたして日本を拘束するものであるかどうか、また千島は歴史的に見ても昔よりわが日本領土であり、決して侵略戰争の結果獲得したものではないのであるから、その放棄ははなはだ遺憾であり、樺太とともにその返還を要求するため国際司法裁判所に提起

田中萬逸