1996-05-07 第136回国会 参議院 内閣委員会 第6号
こういうことで、戦力についての規定が科学の進歩、国際情勢の変化の中でぎりぎり必要なものは戦力として持てると同様に、自衛権についても国際情勢の変化の中で考えてぎりぎり必要と思うものは認められるという解釈をすべきで、憲法の立法者にしてもそうだと思いますが、私は平和主義プラス国際主義をもって大きな柱としている憲法としては当然認められるのではないか、こう思うんですが、この点、法制局いかがでございましょうか。
こういうことで、戦力についての規定が科学の進歩、国際情勢の変化の中でぎりぎり必要なものは戦力として持てると同様に、自衛権についても国際情勢の変化の中で考えてぎりぎり必要と思うものは認められるという解釈をすべきで、憲法の立法者にしてもそうだと思いますが、私は平和主義プラス国際主義をもって大きな柱としている憲法としては当然認められるのではないか、こう思うんですが、この点、法制局いかがでございましょうか。
やはり憲法は国際主義で、立法者も盛んに言っていたように、国際連合に頼る気持ちが非常に強い。そうすると、国際連合に加盟したらお互いに力を合わせてやる。そのときは我が国も必要なその限りにおける軍備を持ってみんなでやっていこうという思想が非常にあると思うんですね。
そこで、ぜひこれは、戦後五十年たっておりますので、国会等でも調査会等設けまして、こういう問題について真剣に、むしろ憲法全般の問題について真剣に考えていただいて、自衛隊を的確に憲法上位置づけ、そして、憲法の平和主義と国際主義というものは決して矛盾するものではありませんので、私は、国際的な面での安全保障、安保理の常任理事国問題、その他PKFの凍結解除とかそういうような問題についても、ぴしっとした対応を講
盛んに、「自国のことのみに専念して他国を無視してはならない」というのは、日本が外国に軍隊を送らないで、自分のところだけ平和で豊かにやっておる、それではだめだというような意味に悪用されていますけれども、我が国憲法の精神というのは、「自国のことのみに専念して他国を無視してはならない」というのは、あの戦争によって物すごい被害を諸外国に与えた、だから「自国のことのみに専念して他国を無視してはならない」、国際主義的
かつて自分の国の大統領が言い出しっぺになった国際連盟に最後まで入らな かったというようなことを考えますと、アメリカ人というのは本当に国際主義になじまない人たちではないか。あれだけ力があって大きくて、とにかく世界をへいげいできるような立場にあると国際主義というようなものにはなじまないのかなと。したがって、国連に対して非常にみんな不信感のようなものを持っていたとしても不思議ではない。
最後に、やっぱりアジア・太平洋への日本のかかわり合いというものが、これは日本のナショナリズムというんでしょうか、ネオナショナリズムの発露としての参加なのかあるいは日本の国際主義の発露としての参加なのかということでえらい違ってくるんだろうと思うわけでありまして、その意味でまたここは国際派も頑張って、やっぱりアジアとの連携を全世界とのつながりの中で図るという努力が必要じゃないかなというふうに、非常に抽象的
その平和主義、国際主義のとうとい理念というものが国連の憲章でもあるんだけれども、日本の場合にはさらにそれに加えて憲法第九条という、これはお言葉をそのまま引用いたしますと、「実に世界史の上でも例のない、戦争否定の情熱に満ちた条項を持っている。」と、こう仰せられているわけですね。
アメリカというのは、私は国際主義に立ちにくい国だと思うんですね。何といっても大きゅうございますし、力があります。
そういう意味で、二十一世紀は、国粋主義とか国家主義よりも、いわゆる国際主義、そしてまた、ECに見られるように、あるいはEEAに見られるように、地域としての繁栄、提携ということが大きな主役になると思うのです。
ただ、国際化社会、国際化時代、国際主義という場合の国際、これをどうとらえるかということにまた若干論議があるのですね。それはインターナショナリズム——インターというのは、それぞれの、お互いにという意味もあるそうですが、埋葬する、葬り去るという意味もあるのだそうです。つまり、ナショナリズムをある程度抑える。
○海部内閣総理大臣 平和主義、国際主義の理念の中で、それの、何といいましょうか、各論として、その枠の中でできることは全部想定しておるだろう、できないことも想定して決めてあるわけですから、そう思います。
えておこうというものとありますから、だから九十九条に海上自衛隊にその権限が付与されておる、私はこう考えますから、これは昭和五十五年当時想定された現状でもございませんし、また、我が国が、自衛隊法によって、九十九条に認められた権限によって、国や国民生活に必要不可欠な原油の通商航海のルート、これは我が国のためのみならず世界の国も使う主要な道路でありますし、現に清掃が始められておるし、また、あの地域の国々の戦後復興にはすべて国際主義
言いかえますと、アメリカの中には国際主義の動き、世界で共通のルールをつくり、やっていこうという動きと、いや、そんな遠くのことにアメリカの若者の血を流すべきでないという意見に代表されるようなむしろ後ろ向きの姿勢と両方があるということでございます。 アメリカが仮に孤立主義になればどうなるかといいますと、アメリカも決していいことはないと思います。
ただ、理念に照らしますと、今回の九十億ドルの追加拠出というものは、先ほど申し上げた、あるいは総理その他からのお答えもございましたような目的で行われるものでございますので、まさに憲法の掲げる平和主義あるいは国際主義の理念に合致する、こういうことだと存じます。
神戸の諏訪山小学校卒業後、御父君の政務の都合で暁星中学へ進み、アカデミックな国際主義の洗礼を受けられました。その後、立教大学予科を経て、昭和十二年、立教大学経済学部に進まれました。 学風は人をして大成せしめるものでありますけれども、先生はその間に、スポーツ、特にアイスホッケーで大きく人生に開眼されました。天性もさることながら、よき先輩に恵まれて青春のたぎりをリンクに注入されました。
今度の問題は、従来ハト派と呼ばれた国際主義者がディレンマに陥っている。だが私はここで憲法改正して自衛隊を出す方向に行かないほうがいいと思う。これは、ある意味で過渡期の話で、サダム・フセインのような国家の意思として他国を侵略するというケースは、もう世界の中で余り起こらないと思う。
十月の下旬でございましたか、フィンランドでのゴルバチョフ発言というものを見てみますと、社会主義諸国が国際主義的な義務を果たす限りは自由なことをしてもいいというふうな発言があったように記憶いたしております。
平和主義、民主主義、国際主義に立つ日本国憲法を守り抜くということを、今この場で、総理、世界じゅうの人々に向かってはっきりと言明していただけないでしょうか。 御清聴ありがとうございました。(拍手) 〔内閣総理大臣竹下登君登壇〕
そして「「プロレタリア国際主義と組織された暴力」の旗を掲げ」るというようなことで、依然としてこの武装闘争路線を堅持しているということが言えようかと思うのでございます。
日本国憲法の前文でも、平和主義、国際主義につきまして「われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならない」との主張をしております。このことにつきましては既に大蔵大臣は、希望国があれば考えることにやぶさかではないと、さきの委員会で答弁されております。
法のもとの平等は、確かにすべて日本国民はと書いてあるけれども、これは、日本国民が法のもとに平等であるだけではなくして、内外人平等だというのが憲法の国際主義の観点から言われていることは当たり前のことなんだ。
○猪熊重二君 先ほど入管局長は、秩序ある入出国管理体制というふうなことをおっしゃいましたが、「公正な管理」というのは、秩序あるということを主目的に置くよりは、国際主義的な観点あるいは内外人平等主義的観点という側面を「公正な」というふうに言っているように思いますが、いかがですか。
真の国際主義というのは、それぞれの国がその国益を主張し合いつつ、その協調点を求めていくことにあると思います。これについて外務大臣の所見をお伺いいたします。 最後に、私の質問を終わるに当たりまして、ウィンストン・チャーチルの言葉を引用しておきたいと思います。