1952-01-31 第13回国会 衆議院 予算委員会 第5号
御承知の通り、アメリカは軍備の拡張を盛んにやつておるわけでありまするが、それは戦争を進んでするためではなく、戦争を回避するためであるといわれ、また西欧の防衛力増強も、まつたくこれと同じ趣旨であると思われるのでありますが、一方原子力管理問題を初め、朝鮮動乱は、自由国家群と共産国側とがいまだ戦つているのでありまして、未解決のままの状態が続いておるのであります。
御承知の通り、アメリカは軍備の拡張を盛んにやつておるわけでありまするが、それは戦争を進んでするためではなく、戦争を回避するためであるといわれ、また西欧の防衛力増強も、まつたくこれと同じ趣旨であると思われるのでありますが、一方原子力管理問題を初め、朝鮮動乱は、自由国家群と共産国側とがいまだ戦つているのでありまして、未解決のままの状態が続いておるのであります。
それでお尋ねしますが、あなたのような御見解で、各国の軍事力、軍隊というものを持つているところはどことどこだというふうにお考えになつているのか、原子力兵器あるいはジェット戰闘機を持たないものは軍隊を持たないということになるのだということになれば、世界のどこで軍隊を持たない国々があるか、こういうことを承つておきたいと思う。
(拍手)ジエツト機が発達し、あるいは原子力が発達した近代戰において、予備隊の装備のごときは、これは実に微々たるものであつて、戦争遂行の能力はないのでありますから、絶対にこれは軍力と申すことはできないと解するのであります。
そうしてその変つておることは即ち財政の大きさが変つておるのみならず、その財政の支出の内容が変つておるのでありまして、昔は国家は大きな工事をする、大きな軍艦を持つとか、空軍の基地を設定するとか、或いは原子力の研究所を作るとか、そういうことはしなかつたのであります。又しないのが原則であつたのですが、近代の国家においてはそういうことをしなければならん。するのが原則になる。
今も御説明を聞いてみますと、農林省にしましても、建設省の御説明を聞いても、土木工事、国土の総合開発、それからもう一つは災害復旧、この程度で最初は出発すべきであつて、この製造その他の事業というものですが、まあ私が考えるのですが、製造事業等におきまして数年度に亘つて完成を要するというような製造といつたものは、これは極く稀な電気の大きな機械とか、原子力を活用する機械というようなものになれば或いはそういうこともありますが
この原爆調査委員会は米国の国立学術研究会の指示研究機関として設けられ、その費用は原子力委員会から支出されているそうでございますが、このABCCの運営計画もやはり元のアメリカの国立学術研究会の指示でいろいろきめてあるわけであります。
文明の利器といえども――原子力はまことに科学の最高の粹でありますが、これが人殺しの武器に使われるのと、それからわれわれの社会の文化的、平和的発展のために使われるのとでは、これは違うのでありまして、私はその点でこれを非常に問題にしたのであります。決してこれを一般的に問題にしておるわけではないのであります。 その次に簡単に伺いますが、実は逮捕状、捜索状の発付の仕方であります。
きまして、その日本訪問に関するところの使命というものは、日本の自助態勢を示唆することであつて、安全保障條約のみではいけない、「のみに頼れず」というところの見解の下に、いろいろの示唆を日本政府にしに来られるのであるというところの記事がまあ載つておるが、その中には、特に安全保障については、「一、日米安全保障條約の締結のみで事足れりとせず、速かに自動態勢を確立すること 一、しかし旧式な再軍備方式は役に立たず、原子力時代
○曾祢益君 只今の御説明によりますると、ガツトの二十一條に基くところの一種のひな型は、原子力に関するもの及び国防生産に関連するもの、その他は主として非常事態における制限というようなことになると考えますが、いずれも名のごとく安全上の非常な必要ということから来ると思うのでありますが、併し例えて出しますならば、過去においてそうであつたと思いますが、例えば日本銀行の株主というような問題、株券の所持、これらの
近代戦ということの細かなことについてはお話がなかつたように思いますが、これは近代戦というものは、或いは原子力を使い、或いは飛行機を使うというようなことも含まれると思うのであります。
人類の歴史は、治山治水と災害防止の能力をもつて政治家の力をはかられたのでありまするが、治水が治世の根幹であることは、三皇五帝の五千、年の昔も、原子力時代の今日も、さらにかわるところはないのであります。
ただこれを天野文相の言われるように、理想論として、やがては鉄のカーテンの開くのを待つということも無意味ではないと思いまするが、今議論のありましたように、この鉄のカーテンの開くのが先か、あるいは原子力の実力によつて開く方が先か、これはおそらく時が解決するでありましようが、幸いに天野哲学が解決してくれればけつこうであると思うのであります。
、第五、「原子力時代の科学知識を、集団的殺戮の具に供する代りに、福祉増進のために適用せしめて、欠乏なき世界を実現させるよう、国内的にも、国際的にも、努めて科学の人道化を推奬すること。」、第六、「内外の基督教平和諸団体と、互いに連絡提携して、平和運動の推進を図ること。」、第七、「本決議の趣旨の徹底を図り、われらの意図を貫徹するために特に強力なる委員会を設けてその実行に当らしめること。」
一方これに対しましてソ連の方はどういう保有量になつておるか、これもむろん当推量と申しますか、いろいろな計算をしておるだけでありまして、実際のことがわかるわけではないのでありますが、先ほど申しましたタイムは、二十ないし二十五個ということをいつておりますし、さらにAFPの、アメリカの原子力委員会の委員でありますジヨンソン上院議員の談としましては、ソ連は一九六〇年以前には原子爆彈三百個を保持し得ないであろうということも
たとえば世界は今原子力時代ですが、そういう原子力の研究などについて、占領下における日本が——そういう方面だけに限るわけではないのですが、何かそういつた科学技術の研究に関して制約を受けておる面があるかどうか。たいへん奇異なお尋ねですが、これをひとつ参考のためにお聞かせおき願いたいと思います。
○川島委員 そこで重ねてお尋ねするのですか、たいへん愉快な話なんですが、日本で今原子力の研究も何らの制約を受けていないということになりますれば、定めしその方面の研究が相当進んでおるのではないかと思うのです。そこでこれが具体的にお答え願えますればけつこうなんですが、われわれは戰争のための原子力を考えていないのです。
○亀山公述人 原子力の研究がどの程度まで行つているかということにつきましては、その方面の專門の学者にお尋ね願いたいと思うのであります。私は残念ながらその方の專門でありませんので、仁科君でも生きていて、そしてこの席に来られたならば、お答えできるかと思います。
併し或る時期においては、この電力の電源自体もことによると原子力もできるかも知れん、或いは火山熱の利用なんかもできるかも知れん、極く先のことを考えたらわからんです。今九州は火力のみではない、火力に主として寄つて、大変不利であるというのが反対になるかも知れんので、そういうことまで考えると、極く先のことは言えない。差当り大なる差違を生じないようにして行きたい。
アメリカの軍備拡張に対しましては、トルーマン大統領が十二月一日に議会に教書を送つて、アメリカの国防強化のために必要な資金として、国防省関係の費用として百六十八億四千四百余万ドル、原子力委員会の関係として十億五千万ドル、その他合計百七十九億七千八百余万ドルの追加予算を要請いたしたのであります。
この問に対して吉田外務大臣は、去る八月十九日、外務省を使つて、資本主義世界と社会主義世界は原子力を以て衝突することが必至であるという思想を展開させたのみならず、この戰争を起す者は恰かも社会主義陣営であるかのごとく(「共産党じやないか」と呼ぶ者あり)主張し、これを「朝鮮動乱とわれらの立場」と題するパンフレツトに印刷して天下に撒布し、自己の思想の宣伝に努めておられる。
例えば原子力の問題などが起きますときの鉱石には必ず單価が何十万円というようなことになりますから、これは岩石で扱う、鉱物で扱うといつたときに、二つのこの法案は、ちよつと鉱石の種類がどういうふうに入れるかということに迷う問題が起るのじやないかと思つております。これはこの際科学が進歩する日本でありますから、入れて置かなければならんということを提唱したいと思つております。
尚建設省所管の三百七十五万円とありますのは、これは昨年アメリカの原子管理委員会からいわゆる原子力を利用するためにアイソトープというものの寄贈を受けましたので、これは日本では米作と真珠、養蚕関係に使つて試験研究をするという條件になつておるのでありますが、それにつきまして非常に原子力の利用になりますので特殊な設備をしたところで試験研究するということが必要條件のようになつておりますので、蚕糸試験場の内部に