2021-06-08 第204回国会 参議院 国土交通委員会 第20号
リニアの話ですけれども、この南アルプスというのは世界的にも、プレートがぶつかり合って大変、今も隆起を続けている、変化に富んだところではないかなというふうに思っております。そういった成り立ちから考えても、あるいは南アルプスとしてのその地下水のマネジメントということを考えても、こういったところで、南アルプスというエリアで地下水について考えていく必要もあるのではないかと。
リニアの話ですけれども、この南アルプスというのは世界的にも、プレートがぶつかり合って大変、今も隆起を続けている、変化に富んだところではないかなというふうに思っております。そういった成り立ちから考えても、あるいは南アルプスとしてのその地下水のマネジメントということを考えても、こういったところで、南アルプスというエリアで地下水について考えていく必要もあるのではないかと。
お隣の山梨県の早川という町がございまして、これは南アルプスの登山口になっております。その早川町にある雨畑ダムというダムが実は、大量の堆砂、堆積物をため込んでおりまして、非常に危険な状態。そして、梅雨入りが報道されておりますから、この雨の季節、今後起こり得る災害を何とかして防止したいと思っての本日のお尋ねであります。
去年は、北アルプスですとか南アルプス、八ケ岳など、例年多くの登山者が訪れる国立公園でも、山小屋を休業するのか営業するのかという、その対応は様々でございました。その中でも、特に元々収益が少ない指定管理や委託管理の山小屋が多い南アルプスでは、行政の判断でほとんどの山小屋が休業となって、現在、山小屋に頼っていた山岳地の国立公園の運営は破綻寸前となっています。
午前中、鉢呂先生の議論にも少しありましたけれども、例として、南アルプス国立公園を管轄している南アルプス自然保護官事務所では、自然保護官が一人、そして自然保護官補佐一人の二人体制でこれまでは業務を行われていましたけれども、令和二年度からはニホンジカの対策強化ということで生態系保全等専門員一人が新たに配置をされ、現在では三人の職員で業務に当たっていらっしゃるということです。
小泉大臣は恐らく三十年後も日本をリードする政治家としていらっしゃる方であるというふうに私は思うんですけれども、だからこそ、こういう不毛な争いになってしまうような、新たな風評を生むような記述について、だって、元々、南アルプス天然水ってあるじゃないですか、ALPS処理水として売るんですかみたいな話になっちゃうわけですね。めちゃめちゃくだらないでしょう、こんな話。元々飲料水なんかじゃないわけですよ。
一方で、今回問題になっております、リニア中央新幹線の南アルプストンネルの掘削に伴う補償に関しましては、JR東海は、昨年、令和二年三月六日に、大井川中下流域の水資源の利用に影響が出た場合の対応についてという文書を公表しております。
ところが、南アルプスの地中、どこに水が貯留しているかというと、先ほど言ったように、断層が動くことによってできて、岩盤が砕けてできた破砕帯という、こういう空隙に水がたまっているわけですね。そのこと、この前提自体はそれでよろしいか、国土交通省に、簡単でいいです、お答えください。
どういった水問題が起きるかというと、南アルプス、このトンネル工事をやる南アルプスというのは、静岡県の中部地方を流れる大井川という河川、これの水源になっております。この大井川というのは、周辺住民六十二万人の水源になっております。それだけではなくて、この大井川流域には、日清であるとかスズキであるとか、非常に大きな大工場が進出しております。
例えば、今回の南アルプスの工事によって地下水位が三百メートル下がって、それによって表層の風致景観である沢がれが起きたり河川の流量が減ってしまったり、あるいは、それによって生物が全滅してしまったりする場合は、これは結果的には風致景観に影響すると思うんですが、これは対象外ということなのか、本当にそうなんでしょうか。
リニアの工事につきましては、仮に計画どおりであれば、工事を予定している南アルプス国立公園の特別地域において、トンネル掘削に係る工作物の新築等の申請が必要というふうに考えてございます。 工作物の新築につきましては、自然公園法の施行規則第十一条の規定に基づきまして、これはいろいろな許可の要件がいろいろ書いてあるんですけれども、それに基づきまして、地上の風致景観への影響を審査していくことになります。
工事を進めるために、この南アルプストンネルの工事を進めたいがために、河川管理者として静岡県知事に管理が委任されていることを変えること、つまり、国が召し上げて国土交通省の所管に戻して管理者を交代させるということは、よもや考えてはいないと思いますが、それはないということを是非ここでお約束いただきたいと思います。
木村 英子君 事務局側 常任委員会専門 員 林 浩之君 ───────────── 本日の会議に付した案件 ○JR留萌本線存続に関する請願(第二三号) ○国土交通行政を担う組織・体制の拡充と職員の 確保に関する請願(第四二五号外二〇件) ○Go To トラベルを直ちに中止することに 関する請願(第九三四号外一件) ○リニア新幹線で南アルプス
同(横光克彦君紹介)(第八〇二号) 同(吉川元君紹介)(第八〇三号) 同(塩川鉄也君紹介)(第八五七号) 同(志位和夫君紹介)(第九一四号) 同(高橋千鶴子君紹介)(第九一五号) 同(照屋寛徳君紹介)(第九一六号) 同(畑野君枝君紹介)(第九一七号) 同(荒井聰君紹介)(第一〇一六号) 同(中島克仁君紹介)(第一〇一七号) 同(広田一君紹介)(第一〇一八号) リニア新幹線で南アルプス
先月の末、静岡県内のお茶の生産者の方々など利水者の方々が、大井川の命の水、南アルプスの自然を守ろうということで、工事の差止めを求める訴えを起こされました。また、静岡県の住民の方あるいはお茶農家の方が静岡県知事宛てに、JR東海に対し住民が納得できるまで説明をするよう働きかけることなどを求める署名活動を開始すると、そういう運動も始まっているというふうに伺っております。
リニア工事につきましては、仮に計画どおりであれば、工事を予定している南アルプス国立公園の特別地域において、トンネル掘削に係る工作物の新築等の申請が必要というふうに考えてございます。 一方で、現在、事業者において関係自治体と具体的な工事計画等の調整を進めているところと承知しておりまして、現時点で具体的に必要な手続や許可の可否について判断できる段階ではないというふうに考えてございます。
ユネスコのエコパーク認定でまさに人類の宝となった南アルプスを守るということの大切さ、これは、複雑な地形もあって、一回壊れてしまったら、これはもうもとには、私が言うまでもありませんが、戻りません。 一方で、リニアについては、技術はもちろん追求していくべきですし、迂回ルートだってあり得ると思うんです、これは。
環境問題と水問題が非常にクローズアップをされていて、余りこの残土についてまだ議論が進んでいないような印象を持ちますので、ぜひ、残土から与えられる環境への影響ということも十分留意をしていただいて、生態系ですとか南アルプスの環境を守るように、ぜひお願いをしたいというふうに思います。
南アルプストンネル新設工事や静岡県の中の静岡県内導水路トンネル新設工事など、JR東海から受注をしているJR東海と利害関係にある大成建設の社外監査役を有識者会議の委員候補として挙げてきたわけでございます。これは、中立公正ではなく、おかしいという声を静岡県が上げたのは当然だというふうに思います。この大成建設の社外監査役というのは、年間一人平均一千四百万円もの多額の報酬を受け取っているわけです。
これは私のところに直接相談があった件なんですけれども、北アルプス、南アルプスには登山者向けに山小屋が幾つかあります。山小屋というのは、御存じのとおり、登山者に対して食事、それから宿泊場所を提供して、併せて登山者の安全をサポートするという、こういった公共的な役割を担っていますけれども、その多くは民間が経営若しくは委託経営をしています。
私はそれを聞いていて、非常にこれはやらなきゃいけないことだというふうに思っているのでありますけれども、その中でも、私の地域で南アルプス市というところがございまして、ここに七本の川が集まっている地域がございます。
また、委員から御指摘をいただきました検討会でございますが、これにつきましては、横川潜管付近、非常に複雑に施設が連携をしながら機能を果たしているということもございまして、安全度のさらなる向上に向けまして、国、山梨県、南アルプス市で昨年二月にそれぞれの役割分担を決める検討会を立ち上げまして、これまでに三回開催をさせていただきました。
田畑 裕明君 山本 公一君 宮崎 政久君 同日 辞任 補欠選任 石崎 徹君 中谷 真一君 田畑 裕明君 福田 達夫君 中曽根康隆君 黄川田仁志君 宮崎 政久君 山本 公一君 同日 辞任 補欠選任 黄川田仁志君 土屋 品子君 ――――――――――――― 十二月四日 リニア新幹線で南アルプス
山梨県の南西部に位置して、南アルプスを山梨、静岡、長野の三県で分けている、あの南アルプスの広大な山岳地の中で、日本で二番目の三千百九十三メートルの北岳、そして日本で三番目の三千百九十メートルの間ノ岳という山が私どもの町の一番の最北部に位置するところであって、三百七十平方キロという町の面積は、日本の三大急流と言われる富士川の一大支流であります南アルプスを源流として流れてくる早川という川沿いに、昭和三十一年
○参考人(辻一幸君) 山梨県の南アルプス邑・早川町の町長をしております辻でございます。本日は、参議院の農林水産委員会にお招きをいただきまして町の状況をお話をさせていただくことができますこと、大変有り難く、御礼を申し上げる次第でございます。
この事業は、東京品川から名古屋まで二百八十六キロのうち八六%が、都市部も含めて、南アルプスなどはトンネルで通過するわけです。ここから出る排出土は、ここで私も書きましたけれども、半端な排出土ではありません。東京ドーム五十一杯分、六千三百万立米、これはもう大変なんです。
しかしながら、管理者が適切に維持管理を行うことによりまして五十年以上施設の機能を発揮している施設は多くございまして、例えば山梨県南アルプス市にございます芦安堰堤は九十年以上経過した今も有効に機能しているところでございます。
この右上ですけれども、これは私の地元でありまして、南アルプス市で調停の申立てがあったんですよ。これは用地買収に関してであります。損害賠償の調停の申立てを行ったというところでありますが、今後の対応をどうされるのかというところをお聞きしたいと思います。
南アルプス市の住民グループ、南アルプス市リニア対策協議会が、平成三十年三月三十日までに、JR東海に金銭補償などを求めて甲府簡裁に民事調停を申し立てる方針を固めたという報道については承知をしているところでございます。 JR東海によりますと、調停の申立てに関しては、事実関係が不明なのでコメントを差し控えるということでございます。 国土交通省としても、現時点でのコメントは控えさせていただきます。
あの南アルプストンネルや品川駅、名古屋駅など、確かに高い技術が必要な工事もあります。しかし、JR東海が競争入札という仕組みを採用している以上は、そこでの受注調整は談合、犯罪になるわけです。 独占禁止法違反の談合は、逮捕者が出た段階で国が発注する公共工事の競争入札に参加する資格を停止する、指名停止措置をとることになっています。国交大臣、直ちに指名停止にすべきじゃないですか。