1950-10-23 第8回国会 参議院 大蔵委員会 閉会後第5号
それから生活保護費は、これは今回の米価改訂によりまして既定予算を不足いたします分、及び最近の状況で医療費等が不足いたしますので追加いたすわけであります。この八億のうち租税拂戻金が七億、価格差益金の拂戻金一億円、輸出金融公庫の二十億、中小企業信用保険基金五億、これは明年度の予算にも十億円計上いたしております。
それから生活保護費は、これは今回の米価改訂によりまして既定予算を不足いたします分、及び最近の状況で医療費等が不足いたしますので追加いたすわけであります。この八億のうち租税拂戻金が七億、価格差益金の拂戻金一億円、輸出金融公庫の二十億、中小企業信用保険基金五億、これは明年度の予算にも十億円計上いたしております。
一枚まくりまして、二番目の医務、薬務行政の事務でありますが、そのうち医療行政の中で、医療関係者の試験免許、医師とか、歯科医師、薬剤師等の試験免許であるとか、身分上の監督、こういうことは当然国において行うべきであると思います。いずれも人命に関係することであります。又どこでも開業して業務を実施するというような面があり、又これの試験免許取締りにつきましては、相当の專門的な知識技術が要る。
明治二十二、二十三、二十四、三カ年度に発生いたしました災害につきまして、その復旧費の総額を昭和二十二年と二十三年の分につきましては材料費、医療費等に分けましてそれぞれの物価指数を補正いたしまして、補正した位を求めまして三ケ年間の平均を求めますると、凡そ九百十億円程度に相成ります。一方都道府県及び市町村の税收入と平衡交付金の会員算額の五%というものを求めますると、凡そ八十九億ばかりになります。
○説明員(森本潔君) 直営の診療所を持つておりますと、これは経費が安くつく、医療費が安くつく。村の人としましては自分の診療所であるという観念からしましてよく利用する。
このときに当り大阪市西淀川区民生委員協議会、大正区民生委員協議会、財団法人白鳩会、日本赤十字社大阪支部、大阪市日赤奉仕団、大阪日赤学生奉仕団の各位はそれぞれの使命に鑑み、交通、通信の杜絶せる中を泥棒を冒し浸水に入り、物資の配給に、医療救護に、人命救助に、警備連絡に、仮設住宅の建設に或いは又罹災者の生活援護等に不眠不休の努力を続けた。その迅速適切な献身的活動は深く感銘するところである。
○藤森眞治君 結核患者の後保護を要する者は、大体におきまして結核の治つたという状態の者が大部分でございますので、いわゆる医療面から離れて、これを医療の方面の監督をすればいいという状態になつておる者でございますので、労働省のほうで職業補導をするということに関連して、後保護を要する人達のための施設が必要になるのではないかと思われるのですが、労働省にそういうふうな企てがあるのを幸いに、何かここで厚生省のほうとしてお
○証人(山崎節郎君) 昨年十月大阪学生赤十字奉仕団として発足いたしまして以来、社会福祉事業、或いは医療福祉事業に私達はささやかな奉仕を続けて来ましたが、今回のジェーン台風に際しては災害救助法に基きまして、学生赤十字奉仕団も微力ながら全力を盡してその奉仕に当つて参りました。
そうなると、要するに診断をし、処置をし、病気を観察しながら目的を達するという一連のマツチの中で、重要な処置の面で最高の責任の立場におる者が立入り禁止を食つておる、そういう姿において、医療行為という病気に対するマツチに勝ち得るでしようか。
午前中に国民健康保險組合の団体連合会の方たちのお話も承つたのでございますが、この方たちのお話によりますと、医薬分業が行われた場合には、医療費が上るか上らないか確定しない、わからぬ、結論が出ておらぬというのが江口さんという方の御意見でございます。同じ団体で、寺島さんの御意見は、医療費は高くなる懸念があるというようなお考えであります。
今あなたの方の健保で支拂つております保險支出の一般支出に対する医療費の割合と、医療費の内容について御説明があつたようですが、はなはだ恐縮ですが、その内容をもう一言御説明願いたいと思います。
○鹽澤参考人 ただいまのお話につきまして、日本医師会としましては、これはいろいろな問題がありますので、たとえば、今社会保障の問題、こういう問題がある、あるいは診療報酬その他のいろいろ類似医療行為に関する問題、あるいはもう少し取締りの方というようなことについては、あらゆる面から検討はしております。
○寺島委員長 第二点としまして、おつしやる医療行為中における調剤行為を法的に分割いたして、これを薬剤師に與えるいうことによつて結果せられる事態、すなわち第一点として、医療上の利点と、経済上の利点とを分析して御回答願いたい。
○高野参考人 ただいま私は診療機関と申し上げたかもしれませんが、医療行政事務上、医療機関という言葉を使いますので、薬の投薬、調剤行為すべて診療と同時に医療行為であると解しておりますので、もし私が診療機関と申し上げたならば、それは訂正いたしまして、医療機関の誤りであつて、医療機関の範疇に入る、かように考えております。
第二に、各市町村側におきましては、医療費の支拂いについては、国立病院よりも開業医優先の傾向が強かつたことであります。第三には、各市町村側における生活保護法関係予算の使用に際しまして、生活扶助等を優先扱いにして、医療扶助の支拂いは第二次的になるような傾向があるかに見受けられたことであります。
○説明員(久下勝次君) 法定公的医療機関と申しておりますのは、実は実際的には非常に狭い意味でございます。経営主体が公的なものであるところの病院というふうに御了解願いたいのでございます。勿論厚生省といたしまして、国内に医療機関がどういうふうに分布をされており、将来これをどういうふうに整備して行くべきかということは、医務局が主となりまして、医療部に基く医療審議会で一応の結論は得ておるのでございます。
○説明員(久下勝次君) 只今のお尋ねの問題につきましては、すでに私共も各方面からいろいろと御同様の御意見を拝聴いたしておるのであります十分考えておるつもりでございますが、一方におきまして、実はこの問題は新しい医療法の狙つております最も根本的な考え方の方針の一つであります。
○藤森眞治君 医療法人は、御承知の通り法律を以てやることになつておりますので、まだ現在においてはそう沢山医療法人もできておらないと思いますが、併し二十六年度においては相当できる。
どうか一つ勧告がありましたならば、最低限二割の医療補助をどうぞ実現するように万全の御努力を願いたいと私は切に希望します。
尚只今御指摘のいろいろな、仮に手術をいたしましたり医療に関していろいろやりますと、いわゆる普通の一日幾らという收容に伴う措置費以外に医療に要する経費というものも出せることに相成つております。
国民健康保険の医療補助の問題でありますが、先刻葛西次官から明年度の国民健康保險に対しては事務費の全額を補助するというお話があたりのであります。誠に結構でありますが、本来この国民健康保險出発当時には国の補助は事務費に二割、医療費には八割、一人当り一円でしたかの補助があつたのであります。只今では事務費と施設費だけの補助に止つております。
生活保護法による該当者としましては、総計二百二十八世帶のうちで、生活扶助費を支給する者が四十九、医薬費全額扶助の者が七十二、医療費一部を負担する者が九十、居宅を提供されるものが十七世帶というふうに、この二百二十八世帶というものが区分されております。
殊に医療、保險においては遅れておる。アメリカのお医者さんが伝統的に医療に対して国家統制の行われることに反対しておりますので、その勢力が強くてどうにもならなかつた。そういうふうになれば恐らく医療に対して国家統制が強くなるだろうという慮れがあつたためだそうであります。
災害が突発しまして一週間ないし二週間くらいの間に、人命救助その他のたき出し、避難所の設置あるいは医療助産というような応急的な措置を早急に県の方でやつていただきまして、その費用につきましての概算拂いを至急やるということが、災害時に際しましてまず第一に着手しなければならない仕事になつておるのであります。
博物館、或いは図書館、研究施設、医療施設とこう書いてありますけれども、これも具体的にどうということではありませんが、この中で又論議の題目になりましたのは国立病院でございます。国立病院ももう少し公立に譲るべきものは讓つて、そうして国立病院として残すものは本当に立派なものにするという考え方はどうであろうというような御議論だつたと記憶いたしております。
○岡(良)委員 今度厚生常任委員会においては、この問題を中心といたしまして、医療制度等についての熱心な検討が始まるので、私どももその機会にいろいろ当局にもお伺いをしたいと思いますが、この間の第八臨時国会において、私が葛西事務次官に御質問を申し上げた。
○岡(良)委員 実は重ねてどうせこの問題がいろいろ取上げられましようから、これはそういうことが実施された場合における保險財政の影響とか、あるいは医師の投薬が非常に雑になつて、実際において医療内容が低下するとか、いろいろな具体的な点において、われわれとしては医師会の利益から私ども申し上げておるのではないのですが、国民の医療費の負担とか、医療内容の適正化とか、向上とかの観点から、非常に多くの問題があると
たとえて申しますならば、現在の医療費が医療内容を向上するに足らないものであれば、これは将来どの程度に持つて行かねばならぬかという意味の調査も必要と思います。それから外国の実際のやり方、実例その他も必要と思います。そういう広い意味の、順序といたしましては今申しました順序になろうかと思いますが、大体現状と、将来の理想的な姿、それから外国の状況、この三つのものが必要じやないかと考えます。
或いは医療保健等について、或いは一般の土木関係、或いは農業関係の災害の方でこれを見て貰つて、そうして尚地方財政が枯渇しない、危殆に瀕しないというような措置を講ずるというふうに、財政委員会或いは自治庁が総合的な計画の上に立つて緊急にこれに対して態度を決すべきものであろうと私は考えるのであります。
今後の道路開撃あるいは電燈の施設、教育、医療の設備の充実等、まだ家畜の導入等に援助の手をさしのべるべきではないかと考えるのであります。 次に重点的に実地を見ました一つは、福島県会津地方の喜多方町外一町五箇村関係の県営灌漑排水工事でございますが、これは耶麻郡関柴村に用水ダムを構築し、千三百九十四町歩の水田用水を確保したいというのであります。
そういう実情に対しては、私どもは十分に認識しておりまして、厚生省の方におきましては、生活保護の問題あるいは医療その他衛生の問題等についても、現在行われておりますところの制度下におきましては、それぞれ最善を翻して参りますほかに、さらにいわゆるそういう面については、社会保障の精神並びにその制度も漸次かたまつて参るような域に達しておりますので、その方向に進んで私どもは施策をいたして参りたい、こういう心がけでおりますことを
そうして部隊における一切の事務は、例えば医療施設に属する医療職員であるとか、或いは看護をする者、或いは食事の炊さんその他に従事する者、すべて一切の職員はこの警察隊の隊員たるところの警察官を以て構成する、かように相成つた次第でございます。
これではこれらの人々の生計の途を塞ぎ、或いは一定の医療の技術を発揮することができませんので、昭和二十一年に勅令を以ちましてこれらの人々の特例案を作りまして、予備試験委員の行う試験という面倒くさい名前でございまするが、この試験を受けることによりまして、これに合格した場合において初めてこれらの人々も内地において医業を行うことができるような特例案を作つたのでございます。
私ども現在の基準額で、もちろん十分だとは思つておりませんが、たとえば、五大都市における基準額、五千二百円と言われておりますが、これに対して、この人がかりに所得税を納めている、あるいは住民税を納めているという前提をとり、若干の医療費を自分で支拂う、さらに交通費も支弁するというような前提をとつてみますと、実際の金高で五千二百円程度の生活ができますためには、名目所得はおよそ八千円から八千五百円程度ありませんと
それから五番目の国立医療機関というのは、国立病院の特別会計が出発いたしまして、はたして国立病院が特別会計でうまい運営ができるかどうかという点と、これと同じようなことをしている国立療養所、それからさらにこれに非常に関係の深い保険行政、この三つを一貫してみまして、ことに従来陸海軍の医療施設並びに医療団の医療施設を引受けておりますので、必ずしも現在のわが国の医療立地条件としては満足できないものでありますが