1969-06-10 第61回国会 衆議院 決算委員会 第17号
過疎地帯においては物的施設あり、医師不足というのが現状らしい。なぜか聞いてみると、どうも学校の系統も相当根を張っておるような感じを受けます。こんなことが実際にあるんだろうか、しろうとのわれわれとしてはふしぎであります。しかし、それもある習慣があっていまのところすぐ打開ができないかわかりません。
過疎地帯においては物的施設あり、医師不足というのが現状らしい。なぜか聞いてみると、どうも学校の系統も相当根を張っておるような感じを受けます。こんなことが実際にあるんだろうか、しろうとのわれわれとしてはふしぎであります。しかし、それもある習慣があっていまのところすぐ打開ができないかわかりません。
そういうふうな状態について、その見通し、これは本土においてもいわゆる過疎圏といわれておるところ、僻地といわれておるところには医師不足ということがあって、非常な社会問題になっておるわけですけれども、沖繩の医師不足の現状を、厚生省のお立場から見てどういうふうに判断といいますか、御説明になるのか。この点について最初にお答えいただきたいと思うのです。
そういうふうな状態について、これは厚生省が状況を御説明になった医師不足というふうな問題じゃなしに、もう当面の問題でございますね。この本土派遣医師について、新聞の報道によりますると、現在七名おられる、そのうち五名がこの八月で契約期限が切れる、そうして五人のうち三人はもう帰りたいと言っている、残り二人も帰ることがはっきりしている、残り二人も帰る希望を持っておられるということが報道されている。
これは医師が立ち会いでなかったら行なわれないけれども、医師不足のために、ある病院においては静脈注射も看護婦がやっておる。こういう状態は、ほんとうにもしも事故があったら、人命尊重の上から重大な問題である。このような法律に違反した静脈注射が看護婦の手によって行なわれている現在、だれが責任を持つか。これは私は重大な問題であると思うのです。
……会食のあと、正午過ぎから……首相は①府県合併は時の流れであり、民主的なやり方でこれを進めたい ②国道の整備が進んできたので、今後は地方道とくに市町村道の整備に力をいれたい ③過密、過疎地帯とも医師不足に悩んでいるそうだが、政府と地方公共団体が力を合わせて対策を考えたい ④都市づくりは計画的にやるべき」だ。たいへんけっこうなことを言っているのです。
なお、専門的な分化のために医師が多くなるということはこれまた当然のことでございまして、医師不足の一つの要因として将来とも考えていかなければならぬ問題だと思っております。
その結果、末端の医療機関で医師の不足が一そう拍車をかけられているということは事実でございまして、こういう医師不足の解消のためにも何とかこの問題を早く解決したいというのが私どもの念願でございます。
町村におきましては大体人口十万単位の医師数が全国平均の六割に満たないという状態でございまして、いま御指摘の山間僻地につきまして極端な医師不足の状況なのであります。
そういうこと自身がいまの医師不足を来たしておると思う。あなた調査してください、若い医者が大学あたりにどれほどたくさんおるか。ぼくが聞いたら、東大だけでも入院患者よりも若い医者が多いような教室があるはずだ。そうじゃないですか。そうなってみたら、いまのこういう制度のために、医者がそういう場所にくぎづけされているというわけじゃないけれども、どうしても集まらざるを得ない状況をつくっているわけだ。
わないというようなことで、まあ需給計画というものが、特に需要計画が、少なくとも十年ぐらいの需要計画といったようなものができれば正確な数字があると、文部省としても、大学の医学部の定員増とか、あるいは必要によれば学部をつくる必要があるのかもしれません、そういうことをやり得ると思いますが、今後とも一そう厚生省とも相談いたしまして、できる限りはっきりした需要計画を立てていただいて、それに合わせた養成をして、医師不足
○政府委員(若松栄一君) 医師不足という問題と医師法の改正という問題を関連させてどのように考えるかということでございますが、私ども、法師法の改正それ自体は、医師の過不足の問題とは直接つなげて考えてはおりません。医師法の改正それ自体は、どこまでも現在のインターン制度がいまの世の中に不適合になったと。したがって、これは廃止する。
それから第四に、都外の医療施設の医師不足ということは至るところで聞くのでありますが、非常に重大な問題であります。はたしてそれの原因は何にあるのか、不足の実態いかん、そうして国民の保健みたようなことに地域格差があってはならぬと私は思うのです。やはりどんな山間僻地に住もうとも、国が保健につきましては相当な責任を感じていかなくちゃならない。
また、これもお話がございましたが、一方、この制度ができますと、国の他の病院や地方の医師不足はますます増強深刻化されることも明らかであります。さらに、別に、医学教育に関しましては、たださえ人の行かない基礎医学の一そうの衰微を来たすということにもなります。これも大問題であると思います。さらに、また、保健所の医師などもおそらく減るのではないかと思います。
ベッド不足である、医師不足である、民間の病院が低賃金で医師を雇うというのではなしに、これはベッドを供給するという意味においてその病院が犠牲的になるわけであります。個人的なことを言って僭越でございますが、私が病院勤務の九時から出れば教育ができないので、一時間前に出て教育を始めるというふうなことであります。
一方、各病院におきましては医師不足に悩んでおります。その間をどうするかということでいろいろ考えられて今度の法案がつくられたものと考えますが、具体的に見まして、四年間の教育を受けまして卒業の時点に医師として知識の量は一番多くなっているわけでございます。医学全体につきましての知識を一番多く持っているのは、卒業の時点における若い医師でございます。
実は先ほど来お話し申し上げますように、沖繩の医師不足対策というものを根本的にきるだけ解決していこうということからいろいろなことを考えておったわけでございますが、沖繩にインターン病院を設けて、事実上そこでインターンをやるということを行ないまして、八名の者がインターンをやったわけでございます。せっかくそこでインターンをやったことでございますので、何とか現地で試験をしてやりたい。
○田畑委員 いま局長がお答えになったように、沖繩の住民の最大の悩みは医師不足ですね。私も沖繩に両三度行ってみましたが、いま局長がお話しになったような悩みを持っておるわけです。医療施設が非常に不備であるということ、また医療保険制度もまだまだ不完全な実態であるということ、琉球大学ではどうしても医学部を設置したいという強い願望を持っておるわけです。
夜警とか、あるいは人夫同様の肉体労働をさせられる、あるいはアルバイトなどで生活をする、また極端な言い方をしますと、大病院等の医師不足、その手不足をこのインターンで補っている、こういう事実もあるのですが、私はいろいろと考えました結論としまして、インターン廃止を主張する一番大きな問題というのは、まず生活の保障がないからだということ、それからいわゆる教育設備体制、教育スタッフ、そういうものが不備であるということ
○灘尾国務大臣 医師不足の問題は、一つには医師の配置が適正に行なわれておればよほど緩和せられる問題だろうと思いますが、これが思うにまかせないということ、それからやはり絶対量の問題もあろうと存じます。
いままでおられたお医者さんも、町のほうに引っ越していくというふうな現象も少なからずあると思うのでありまして、したがって医師不足の地域に対する対策というものは、政府としても、従来から努力はいたしておりますけれども、なかなか思うようにいかないということも、御承知のとおりでございます。待遇を少々改善しましても、なかなか行ってくれない。あるいは行っておる人も、そこから出てしまう。
こういう医師不足に対して、何かもっと抜本的な施策を講じなければ、これはほんとうの国民医療の立場から問題ではないかと思います。 時間がありませんので、最後にもう一件お尋ねいたします。 保健所の問題ですけれども、そこで働いているお医者さんが非常に不足をして、深刻化しております。国民の疾病、特に予防、治療、公衆衛生という立場から考えた場合、医者の不足というものは非常に問題だと思うのです。
医師不足は全く深刻でございまして、私どもが聞くところによると、お医者さんをふやせないような仕組みになっているように伺っておりますが、お医者さんの養成部門をふやすことはできないのでしょうか。
そういう意味では世界的に医師不足を来たしている状態でございまして、これはある意味では、やはり世界的な医療保障、社会保障の充実という点が一番大きなバックグラウンドであろうと思います。日本におきましても、皆保険制度の達成というようなことから、医療需要がきわめて増大いたしましたために、急速に医師不足が生じております。
したがって、たださえ医師不足で困っておるという現状で、本年は三千百名のインターン諸君のその八〇%以上が国家試験を受けなかった。したがって、ことしはお医者ができないことになってまいります。そのために非常な医師不足が起こってくるのではないか、こういうふうに思うのでございますが、厚生省はそれに対してどう対処しようとお考えになっていらっしゃいますか、まずお伺いしたいと思います。
○国務大臣(坊秀男君) 一般にこの医療従事者というものが、最近におきまして御指摘のように非常に不足を告げておりますので、これにつきまして厚生省といたしましては、非常にこれは国民の健康保持、増進からたいへん大事なことでございますので、医師不足の解消策については、基本的にはその数を増加させる必要がありまして、このためには文部当局とも密接に連携をとり、近年、大学医学部の定員の増加をはかっているというところでありますが
以上のように、両県とも医師の不足は深刻であり、特に高知県では医師不足の保健所が二カ所もあり、かろうじて他の保健所の医師の兼務によって保健所業務を遂行している事態は急速に解消されねばならないと思います。夏季においては伝染病等の発生の多い南国では、保健所の使命は重要であります。
したがって、たとえば辺地に医師がいないとか市中病院は医師不足だといわれておりますけれども、このことをとらえて、大学に医師が集中するからそういうような状態になるのだということは決して言えないだろうというふうに考えます。私たちに言わせれば、大学に、無給という悪条件のもとにありながら集中せざるを得ない、そういったような現在の医療状況に根本的な問題があると考えます。
そういう意味で、この無給医局員の問題が、直接僻地における医師不足の問題とかみ合うかどうかは、まことに疑問だろうと思っております。
次に、対馬厳原における懇談会について申し上げますれば、厳原においては、長田対馬支庁長以下関係者多数出席のもとに開かれ、まず、斉藤厳原町長より、漁業者の安全操業の確保、道路・港湾の建設整備、陸上空港の建設及び医師不足問題の解決等について陳情があり、次いで、梅野対馬全漁業協同組合長会会長より、漁業者を代表して、李ライン問題の早期解決と安全操業の確立及び対馬沿岸漁業の保護振興等について陳情があり、長崎県当局