1961-03-24 第38回国会 参議院 逓信委員会 第13号
向こうを今後克服するだけの強いものを放送するようにすればいいという、いわゆる増力政策でいくのか、あるいは残された他の方法は、この妨害する外国電波を発射する諸外国に対して、たとえば日本で言えば韓国、北朝鮮、ソ連、中共、こういう国に対して、ことに韓国のごときは、これはITUのメンバーですから、これは交渉の道がありますが、まだ国交の回復していない中共あるいは北鮮等に対しまして、これは一種の何と言いますか、
向こうを今後克服するだけの強いものを放送するようにすればいいという、いわゆる増力政策でいくのか、あるいは残された他の方法は、この妨害する外国電波を発射する諸外国に対して、たとえば日本で言えば韓国、北朝鮮、ソ連、中共、こういう国に対して、ことに韓国のごときは、これはITUのメンバーですから、これは交渉の道がありますが、まだ国交の回復していない中共あるいは北鮮等に対しまして、これは一種の何と言いますか、
○帆足委員 国際的な問題は、そういう実際的な問題または論理的な問題は、比較的普通妥当な問題でありますから、一歩誤れば、一つの国できまったことはそのまま同じような条件のある他の領域にも同じ論理が適用されるということになるわけですから、南朝鮮からの賠償を認めるということになれば、北朝鮮に対しても、同じ要求をし得る権利を潜在的に認めるということにもなるし、中国に対しても、たとえば満州のような特殊領域に対して
○帆足委員 その際、南朝鮮からの財産請求権は非常に絶対的な要求であるという意思表示、それから北朝鮮との国交について日本は触れないでもらいたいということ、並びに軍事的に朝鮮と日本との関係をもっと緊密化したいというような話が出たように伝えられておりますが、そういう事実がありましたでしょうか。
最近北朝鮮から例の国家連合の呼びかけもなされておる。このことはちょうどわれわれの南北の代表部を設置するという考えと軌を一にすると思うのですが、大臣は、この北朝鮮が先般呼びかけた国家連合、あるいはそれがもしできない場合には経済委員会とか民族委員会を持って南北の交流をはかろうという、そういう動きのある今日、依然国連の監視による選挙というものが実現性があると考えておられますかどうですか。
今交渉している問題は、当然財産請求権の問題を含むにいたしましても、これは、北朝鮮の方に交渉の及ぶべくもない範囲において交渉するということはできぬ、事実関係において。そういたしますと、韓国との関係がよくなったからといいましても、将来それが非常なヒットになるというようなことは私は考えられない。
北朝鮮との関係にもいろいろな面で、魚の面だ、あるいは海湾の面だというようなことで、通商上の問題で、だんだんに関係が深くなっていくのでありますから、そういうふうな台湾の二の舞をこの際とりたててやるということは世界の大勢に反している。
この韓国と北朝鮮の問題も、やはりそういう意味において、これは現実の問題になっておるわけです。ただ単にこちらの希望だけ言って、そして先方が一体どう考えるかという二とを全然考慮に入れないで、その希望だけでもって外交の方針を判断するということは、私のとらざるところなのでございまして、遺憾ながらこの問題については、森さんの一つお考え直しを願いたいと思います。
○帆足委員 簡単に御質問申し上げますが、在日朝鮮人の帰国の問題につきまして昨年はこれが超党派的な皆さんの御理解と御努力によって順調に進みましたことは御同慶の至りでございますが、昨年の秋に協定延長の交渉が停滞いたしまして、その交渉の停滞が帰国問題に相当の影響をもたらしまして、また、たまたまことしの冬は大へん寒い冬でありましたし、北朝鮮の冬は一そう寒いわけでございますので、第一期の引き揚げが済みましたあとはだんだん
特に貧しい北朝鮮で驚きました。これは自民党の岩本信行君から報告が出ておりますから、社会党たる私から、別に社会主義国をひいきして申すことでないことは御了承願えると思います。金日成の支配する北朝鮮といえば、私は白頭山のパルチザンの国だと思って、私もおそるおそる参りましたところが、教育について一言申し上げますと、教育は高等学校まで全部義務教育です。
次官会議で勝手に北朝鮮とは貿易をしないときめたのだけれども、政府もその内容的には取り扱いとしては弾力はあるのだと認めておられます。まことにいいかげんな取りきめによって、貿易は香港経由で一部なされております。去る一月十八日、外務大臣は、わが党の成田政審会長と会われた際に、直接貿易がまだできぬということは非常に不利益だと、日本の不利益を十分に御自身でお認めになっておられます。
たとえばいわゆる北朝鮮事変の場合における国連軍のように、各国がいわゆる主権国家として主権国家の軍隊を並列的に持っていって、実は各国が国連軍という旗だけを立てて、並行して戦争したという場合でございます。
○鈴木強君 それは、たとえば東京と北朝鮮ですね、通信線路を開設しよう、こういう場合においては、あなたは全然無関心で、国際電電がやれば勝手にやらしておけばいい、こういうふうに認識しておるんですか。
すなわち、韓国との交渉は、李承晩ラインの問題など懸案の解決だけに限る、そうして、基本的な問題や正式国交の開始は北朝鮮を含めた統一朝鮮の成立を待ってこれを行なうという方式に変更しなければならぬと思うのであります。(拍手)この方式の変更は、単に小坂方式ではだめだというばかりではなくて、小坂方式では朝鮮の南北統一を妨害するという罪悪を犯すことになるからであります。
北朝鮮は、ただ打てば行くというだけであって、その間、正常なルートではないわけですよ。便宜的なルートだと私は理解するわけです。そういうことでありますから、基本的に、対中共に対する態度と同じような形をとってもらわなければならぬということを言っているのですから。それはちょっと監理官どうですか、その辺は。
あくまでもわれわれは南北を二つに分けない、そうして日本が南だけに片寄って北朝鮮というものを放棄しないという立場において、日韓交渉を進めてもらいたい、こういうことを私は考えておるわけでございますが、この点について外務大臣のお考えはいかがですか。
○小松委員 外務大臣のおっしゃるような単純な日韓交渉の正常化というならばきわめてやすいのでしょうが、表面はそう簡単に取っつけるようにあるけれども、しかしそこをよく考えてみると、基本問題の樹立において最後の条約化、そして日韓共同の条約が成立した場合には、明らかに日本が二つの朝鮮を認めざるを得ない、同時に今でも一応北朝鮮と韓国という概念的な分離はしておるけれども、条約をはっきり結ぶことによって、その観念
○小松委員 国交正常化を外務大臣は非常に単純にお考えになっておりますが、この基本問題樹立の問題は、いわゆる最後には国交の条約化であり、基本関係樹立の問題は北朝鮮との問題において明白な一線を引かざるを得ないのであります。
こういうときに急いで南朝鮮とだけ協定を結ぼうということは、南北の統一をこわすのみならず、結果的に見て、北朝鮮の人からも韓国の人からも両方から恨まれるような結果になるのじゃないか、こういうことさえ私には考えられるのですけれども、こういうふうな朝鮮の世論というものをよくお調べになっていらっしゃるかどうかを伺いたいと思います。
韓国及び北朝鮮の事情並びにその背後の国際情勢から見まして、はたして、きわめて近い将来に、現実に統一が実現する見通しがあるかどうか。その客観的な判断に立つことが肝要であると思いますが、この点につきまして、政府のお考えをお聞きしてみたいと思うのであります。
北朝鮮からの呼びかけに応じて、全朝鮮の自主的平和的統一を目ざし、南北協商、南北交流を要求する国民の運動が、今、南朝鮮に大きな勢いで進んでおります。南北統一のために、多くの政党や社会団体によって共同戦線が作られ、それには郭尚勲民議院議長、徐任伍副議長までが参加しております。全朝鮮の統一と南朝鮮の民主化は、もはや動かしがたい大勢となっております。
その以北は北朝鮮政府の統治下にある。韓国は、国連決議で合法政府と規定されたものであるとはいえ、全朝鮮を統治するものとして認められたものではなく、朝鮮の部分におけるこの種の唯一の合法政府として認められておるにすぎないのであります。三十八度線を境に南北に二つの政府が実在することは、朝鮮民族にとってこの上もない不幸なことであります。
あくまで北鮮帰還の問題については、人垣主義的な立場に立って、南北朝鮮の問題が非常に複雑であればあるだけに、国際的にも、あるいは朝鮮自体の問題としても、複雑であればあるだけに、本人の意思が十分尊重され、人権が損傷されないということを建前にして、北朝鮮に対する帰還問題が促進されてきたと思います。
きょうはこの問題に関連して、韓国から北朝鮮に脱出した女子高校生の問題に関連しながら、きょう御出席になられたそれぞれの関係者から事情を承り、そしてまた当局の態度、そういったようなものについてお尋ねをしてみたいと思います。
○後藤義隆君 外務省の見解としては、今韓国に現に住んでおる人を韓国人、あるいは北朝鮮の方へ住んでおる人を朝鮮人と、区別しておりますか、どうですか。これはいろんな法的の取り扱いについて区別しておるかどうか。
それからまた、北朝鮮引き揚げは第一の項目に入ると思います。ところで、今私の問題としたいのは第三の項目であります。つまり病院経営もこれは当然業務であるはず、そうしてまた、看護婦教育も、これも業務であるはず。しかもこの社法によると、第一条の目的のところに、人道的な任務を達成するためにという言葉があり、さらにまた、二十七条の三項目には、「社会奉仕のため必要な事業」を明確に規定されています。
○細迫委員 私の質問の線をちょっとはずして巧妙に言われたのでありますが、北朝鮮における政府が国連によって合法的とは認められていない、こういう意味でありますか。
○細迫委員 外務大臣にお聞きいたしますが、いろいろ従来のいきさつはあったようでありますが、韓国との問題においては小坂さんはまことに熱心であるようでありますが、一面、北朝鮮の問題は全くどうも頭にないようにお見受けするのであります。いかがでありましょうか、北朝鮮と何か積極的に一つ話し合いを始めてみようかというお心持までは動かないものでありましょうかどうか、お伺いしたいと思います。
○細迫委員 では、大体国際的条約その他の打ち合わせという方面にも差しつかえない、かように確認をいたしてよろしいと思うのでありますが、そのほかに——もちろん北朝鮮とはそういう状況でありますから、ほとんど一切の話し合いのきっかけというものは作っておられない。
北朝鮮から南北の平和的統一を目ざす経済文化の交流を初め、数々の具体的の提案がなされ、また、韓国の内部でもアメリカの干渉をはねのけて、人民みずからの手で平和的統一を勝ち取る具体的運動が高まってきております。一方、韓国の経済的危機は深まり、特に来年四月には食物がなくなるという農民が一千万人をこえるだろうと言われております。これが張勉内閣の命取りともなりかねない。
○須藤五郎君 総理は、北朝鮮から南朝鮮に呼びかけられたあの文書をお読みになったことがありますか。これはすばらしい文書です。世界中だれでも共感をしなければならないような文書です。もしお読みになっていなかったら、私お貸しいたしますから読んで下さい。これを読まなかったら一国の総理として勤まりません。
○帆足委員 それは外務大臣の御努力の結果として大いに私どもは感謝もし、敬意を表する次第ですが、そこでもう一つお尋ねいたしたいのですが、朝鮮との貿易の問題につきまして、北朝鮮とは輸出につきましては直行貿易が許されておりますが、輸入について直行貿易が許されてないことはすでに申し上げた通りでありまして、これはただいま御答弁を伺うより、先日申し上げまして研究題目になっておりますから、年が明けましてまた御協議
あるいはまた朝鮮の民主党が二つに分かれまして新民党というのができましたが、議席、数十を持つこの大きな政党の責任者であり、同時に民議院副議長の徐珉濠氏は、北韓――北朝鮮のことを北韓といっているわけです、その表現がいいかどうか存じませんが、北韓との問題はちょうど東西ドイツの問題のように考えて、適当な機会に、経済、文化それから人事の往来くらいは認めて、余剰物資を北に送り、北から石炭と電力をもらうくらいのことはどうしても