1948-12-11 第4回国会 参議院 予算委員会 第7号
この三十億キロワツト時の電氣と申しますると、これは日本における全部の電燈を供給し得る電力量でありまして、又今日増産を叫ばれておりまする硫安工場の使用量は一年に十七億キロワツト時ぐらいでありまするから全國の硫安工場の一・七倍のものが新らたに作れる、こういうような非常なロスをしておるのであります。
この三十億キロワツト時の電氣と申しますると、これは日本における全部の電燈を供給し得る電力量でありまして、又今日増産を叫ばれておりまする硫安工場の使用量は一年に十七億キロワツト時ぐらいでありまするから全國の硫安工場の一・七倍のものが新らたに作れる、こういうような非常なロスをしておるのであります。
これは使用者側の方で相当整理をやらなければならんというような状況に立至りまして、組合側に対しまして強く出ておるのも原因でありますが、一方組合側におきましては、何でも十一條違反に引つ掛けて提訴するという傾向が非常に強くなつて参つたのも一つの原因だと考えております。
それから地方勞働委員会の事務局長の会合を年に三回乃至四回開きまして、その際に研究をいたしますと共に指導もいたしておりますが、何しろ勞働省の委員は相当勉強いたしますが、使用者側の委員の勉強が足りないのであります。それからもう一つは、地勞委の委員が最近非常に忙しいが、特に最も重要でありますところの中立委員が非常に忙しいのであります。
室蘭市長の部屋で北海道の事情を聽取した中に、芦田内閣の当時、一千五百万石の木材が三年前から滯貨となつて、三年前の下の方の木材は三分の二は腐蝕して使用することができない。或いは矢野の郷里大牟田では全く粥にもすることができない、芋粥にもすることができないのに、熊本縣においては甘藷は腐敗している。
特に輸送力増強の重要な一環として道路整備計画が探り上げられた今日、道路の維持補修は、自動車用資材、殊にタイヤの消費、即ちタイヤの耐用命数の延長をもたらすものとして多大の関心を寄すべき問題でありますが現在の自動車使用者は、むしろ道路のための被害者であつて受益者ではありません。
○中山政府委員 ただいまの請願におきまして、第一につきましては、電話使用料及び市外通話料の値下げは、事業財政の現状か困難であります。第二点の電話公債に地域的差別を設けることの是非につきましては、目下檢討中であります。
そもそも食糧配給公團の基本金はその定款にもございます通り、什器備品の取得及び常備在庫品の講入以外の用途に使用することは許されないことになつておるのでありますが、全國約一万五千に上る配給所を包容いたします食糧配給公團として、僅か八千万円の金額では常備在庫品の購入はおろか、日常の配給に必要な資材を整備いたすことすら困難なのであります。
例えば労働協約等に書いてありまする労働條件の維持改善についての約束はどしどし使用者側に(「権利を皆奪つているじやないか」と呼ぶ者あり)責めて行つて欲しい。そうして労務省が自分の権利を主張し、要求すると共に、その裏付けになつておる一方の條件である義務は、大いに充実した守り方をして欲しい。即ち勤労時間等は精一杯働いて貰うと同時に、権利は大いに主張して欲しい。
○政府委員(阪田泰二君) 終戰処理費で雇傭しております職員の給與でございますが、これにつきましては大体いわゆる事務系統の職員の給與、それから特殊の技能系統の職員の給與、その外家事使用人と、こういうふうに分けて給與を考えておるわけであります。事務系統の使用人の給與につきましては、大体官廳の職員に準じた形で考えて参つておるわけであります。
罹災者と引揚者には住宅建築の優先権があるようでありますが、一樣にいずれも金を持たないのでありまして、家を建てられる能力のある人はやはり持つている階級でなければならんのに、住宅の建築にいろいろ制限がありますので、それがためにうまく行つておりませんので、自由に誰でも木材を持つている者に建てさして、それに使用の制限を與える、暫くの間住宅に限るという制限を置く。
そればかりでなく、かりに七千キロの電化が実現することによつて、石炭の使用額が約八〇%減になるのであります。そうしてみますというと、大体一箇年八百万トンというような計算をしますというと、八八、六百四十万トンの石炭が節約できるということになりまするので、これを他の産業に振り向けることによつて、日本の生産の増強ということが、期してまつべきものがあると思うのであります。
○大屋國務大臣 レヴオルヴイング・フアンドを綿花の輸入に六千万ドルのうち約四千万ドル使用いたしております。なおこの輸入の將來の見通しにつきましては、ここに数字を持つておりますから申し上げます。原綿の輸入綿は約十月三十日までの実績で、百五十九万俵輸入をいたしております。うち五十七万四千俵を内國綿として拂下げております。
しかもこの内地需要に渡ります綿布、綿製品のその大部分は、いわゆる報奬物資として使用されております。一般國民に配給されます綿布という点から申しますと、これはほとんど微量のものになつてしまうのであります。
使用者階級的——と言うと、ちよつと言葉がおかしいのでありますが、いわる労働者に対する資本家階級的の一つの立場があるから、そこにそういうことが、平氣でなおざりにされておるのであるということに相なると私は思うのであります。この点について当局はどういうふうにお思いになられるか。それでもなおかつ両者がかつてにやればそれでよろしい、こういうふうに思われるのか。
組合側から申しましても、なかなか第三者の調停を入れようとしない、また今までの例から申しましても、使用者側がそれに應じようとしないということが、相当例があるのであります。私も中労委におりましたときに困りましたのは、どちらかというと、使用者側の方が調停委員会の調停に應じないという例の方を多く経驗をしたのであります。
これは立法当時から、また施行後今日までにおいても、ただいま中原委員のおつしやいましたような御意見は、各方面でも論ぜられておりましたし、また実際の運営の結果から見ますと、第三者委員というものは、ある場合には労働者側の利益に対して強く同調の形をとられたし、場合によつては使用者側の利益に対し、あるいは理論に対し同調を示されたというようなこともありまして、結局は、いわゆる第三者と申しますか、中立というものはないのではないかということも
併しながら一面いわゆる三原則という問題、特に復金につきましては、運轉資金を原則的に見ない、特に赤字融資的なことは絶対ならない、又できるだけ資金の効率的な使用を図りたいというようなところから、更に又一般の市中銀行の協力を得るというような建前から申しましても、一面において、必要なものはどうしても復金でなければ担当できないものについては、十分見込む必要がございますけれども、同時に復金の負担になる融資というものは
この船舶運営会のこれらに対する内容を見ますれば、船舶使用料でありますとか、修繕費でありますとか、運航費でありますとかいうものが七〇%を占めておる。元來今回の予算の性格から見ますれば、給與改善を主体としておるのでありまして……。
御承知の通り、今頃の五時頃から八時頃までは、各工場、交通機関、その他のものが一時に電力を使用いたしますので、或る一定の場所に対する電力の需要と供給がアンバランスいたしまするので、サイクルが下る。從つてそれで停電が行われるという状態になつておりますので、この点は一つ電力局といたしましても十分に注意をいたしまして、さようなことのないようにいたしたいと考えておる次第であります。
それにつきまして取敢えず項目を分けまして、綿花の輸入でありますが、昨今綿花の輸入状況はどの程度にまでなつておるか、又今後の見透しはどうであるか、更に國内向けの綿の使用高というものについては、どの程度まで國民として使用を許可される状況にあるかということを先ず第一番にお尋ねいたしたいと思います。
從つて一應原則として、関係市町村の区域内に住所または事業場を有する者であつて、一年に九十日以上漁船を使用する漁業を営むか、あるいは漁船を使用して行う水産動植物の採捕または養殖に從事する者、これに選挙権及び被選挙権を認めております。しかしこの原則に対しまして、各海区によつていろいろ特殊の事情がありますから、今申しました漁業者の範囲をあるいは拡張することもございますし、縮小することもございます。
なお災害関係の資金につきましては、そのほかに——これも建設大臣からお話のありました通り、予算外契約といたしまして大体二十億というものがまだ未使用になつておりますので、必要に應じましてこれを活用して参る。ただこれは実際問題といたしまして、國庫の現実の資金の支出は本年度中にはなかなか困難な点がございます。
○増田國務大臣 これは運輸大臣からもお答えを補足されることと思いますが、運輸大臣が公共企業体を監督するゆえんのものは、公共企業体の使用者側と從業員側との團体協約を締結するに際しましても、あるいはその他の行動をとるに際しましても、適正なる契約をする、適正なる運営をする、適正なる就業をするということを監督するのが運輸大臣の職責でございますから、契約という法律行為をした場合におきましても、すなわちこの際の
私は六十億の歳出中、建設省に配付になる分は本年の災害復旧にそれぞれ使用して行きたいと思つておるのでございます。全部の六十億の予算について、また融資の問題について御質問がございましたが、幸い政府委員がおりまするから、政府委員より詳細のことを答弁いたしました方が、御質問の趣旨にも沿うことになると思います。
この地盤沈下の傾向はつい半年くらい前までは、大体和歌山縣の海岸線で有田郡以東でございましたが、半年くらい前から漸次北の方へ移つて参りまして、最近は和歌山市並びに海草郡の下津港方面にもこの現象が現われて参りまして、半年くらい前まで海岸にありましたりつぱな倉庫が、半分以上浸水をして使用に耐えないというような現象が出ておるのであります。
しますと、今年の春ごろまでは有田郡以東であつたのですが、半年を過ぎました今年の八、九月ごろには、それが漸次北の方に移りまして、海草郡の下津港においても顯著な傾向が現われて参りまして、先般も現地の町村長から写眞をとつて参りましたので、建設省には差上げたかとも思うのでありますが、先ほど申しましたように、半年ぐらい前までは海岸にありました倉庫が、別に高潮がなくても、すでに床上にまで浸水するというようなことで使用
この労働協約は、仮に職員の代表である交渉委員の中に、原さんの御指摘のように、組合員以外の職員があるといたしましても、團体交渉の結果実を結んだ團体協約の当事者というものは、片や労働組合であり、片や公共企業体の使用者側である総裁である、こういうことになるのでございまして、私は組合を決して軽視した思想ではない。
でこれは使用者から、或いは公共企業体から差別待遇を受けないということならば我々も理解できるが、組合に加入しなかつたことを以て如何なる不利益な取扱も受けない。組織を奬励する、團体交渉を助長発達するということは、組織それ自体を政府は保護しなければならん。そういう精神からいうと、これだけの文章では非常に我々は精神が汲み取れない。
併しそれは自分の意思を使用者に表明するためには、或いはこれの意思を反映せしめるためには、やはり組織を持つということが前提條件にされなければ、労働組合法の精神に、人間は自由であるから團結することも、労働組合を作ることも、作らんことも自由である、作らないものにも、だから折衝の権利は與えてあるのだと、こういう考え方は、労働組合の組織を助長発達させる精神から申しますれば、退歩である。
会社自体が非常に赤字に苦しんでおるときは、会社の出しておる電氣の超過使用量に対するものであるからして、これは一種の收入と見てもよろしいのではないか。この点は相当御了解を得ております。まん中に申しました料金の点は、今せつかく交渉中でございます。これは必ずしも絶望ではございません。御了解を得るために極力努力中であります。この御了解が得られますれば――必ずしもあの額になるかどうか存じません。
そこで補給金その他いかに適正に使用されておるか、融資にしてもどんなふうに使用されておるかということは、これは嚴密に監査をする必要があると私は思つております。経理内容または経営内容の監査については、電産については中労委の付設された何か委員会があるそうでありまするが、これはきわめて臨時的なものであります。
その他の業務につきましては、それぞれ專任の会社を選びまして、それを業務代行社として補助的に使用するという建前にいたしております。それらの業務代行をする商社の選定基準、それからその社数等は次に書いてございます通りに、先ず引取りにつきましては、これは新規のものは殆どないと考えられますが、その必要が起つた場合には競爭入札の方法によつて商社をその都度選定する。
いずれにしても今の世の中は眞正面の生活ができぬというところから、一應表面と裏面とにらみ合せて、一切の農村の経営なんかも、自主的というか、お互いが考えておるのであるから、同じ米をつくつても、供出米一本で行くということになれば、とうてい農村はやりきれぬけれども、そこのところのかいとして、余分に増産したものを幾分物々交換に使用しようというような、いろいろな点を含んで、農村は努力しておる点もあると私は思つておるのでありますが
ただ申訳的に屋根廻りに古材を少量使用しているだけでありますが、これが又不思議にも古材使用の移轉家屋として落成檢査も無事パスするというのが今日我が國における実情なんであります。かくのごとくいたしますることによつて、そのままに置いておけば五年や十年は住宅として結構使える家屋をわざわざ取り壊し、而もその材料の大部分は燃料として消費されてしまうのであります。
ところがこの問題は、この五億円の問題、更に九月以降の新賃金ベースの問題がありますし、更に又退職手当金の問題もあるわけでありますが、私今説明を聞いた範囲で感じましたことは、この二十五億の殆んど大部分が使用料乃至修繕費或いは收入減、或いは備品費の高騰ということに組まれておるのでありますが、即ちこういう意味では、主としてこの二十億円というものは、そういう経営の不始末或いは又別の意味から言えば使用料増徴のごときは
支出の増加といたしましては、船舶使用料が約四億七千万円、これは最近新造船が非常に殖えて参りましたのと、沈没船の引揚げ或いは不稼働船の修理をいたしました結果、船舶の價格というものが、非常に多くなりました。それに対する使用料を、それに匹敵するような費用を拂います費用、費用が増加したのであります。
経済再建のために必要欠くべからざるところの、たとえば木材であるとか、鋼材であるとか、鉄鋼の二次製品であるとか、あるいはガラスであるとか、こういう経済再建のために欠くべからざる重要資材を、最も産業開発に必要な方面に充当することをねらつて、そうしてまた一面御承知の通り、建築物並びに附帶施設というものは、この重要な物資を最も多く使用するのであります。
從つてこの費用は最も有効に経済的に使用いたしたいと存じているのであります。しかして本年のごとく雪解けの被害もあります。そういう方面も勘案いたし、大体出水期を七月と見て、本年はとりあえず緊急を要する地点に対する應急の措置を進めて参りたいと思うのであります。しかして國家の財政が許す限りにおいて増額を要求いたし、増額をいたして一日もすみやかにこの復旧を完成いたしたいと思うのであります。
実は在來各四半期ごとに五億五千万円の資金を自由代理貸しの制度におきまして放出しておつたのでございますが、この五億五千万円ではどうしてもその金額が十分でございませんので、本年の第三・四半期におきましては、これを三億円増加いたしまして、八億五千万円を代理貸しに使用放出いたすことにした次第であります。