2021-06-14 第204回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
しかし、昨年以降、新型コロナウイルスの感染拡大により、日ロ間の外交交渉や共同経済活動が停滞する中、ロシア側では、昨年七月のロシア憲法改正を始め、北方四島への実効支配を強める要人の発言や行動が相次いでおります。 コロナ禍により一時的に交渉が凍結されているような状態になっていますが、我が国は、コロナ禍が収束した後には直ちに平和条約交渉に取り組んでいただきたいと思います。外務大臣の見解を伺います。
しかし、昨年以降、新型コロナウイルスの感染拡大により、日ロ間の外交交渉や共同経済活動が停滞する中、ロシア側では、昨年七月のロシア憲法改正を始め、北方四島への実効支配を強める要人の発言や行動が相次いでおります。 コロナ禍により一時的に交渉が凍結されているような状態になっていますが、我が国は、コロナ禍が収束した後には直ちに平和条約交渉に取り組んでいただきたいと思います。外務大臣の見解を伺います。
この事故の内容なんですけれども、ロシア側によりますと、日本漁船が停止命令に従わなかったために、その際、威嚇のために射撃を二発したということなんですが、これが催涙弾なのか、若しくは、もう既に乗組員の方の証言として記事に配信されているものもありますが、実弾二発を船体の後部に撃ち込んだという証言をしているという記事も既に出ていますけれども、この事実関係についてもお伺いをさせていただきたいと思います。
日本側といたしましては、当時、この第百七十二栄宝丸は、日本の排他的経済水域、EEZの中で操業していたと判断しておりまして、外交ルートを通じてロシア側関係当局に対し、威嚇射撃を含め、ロシア側による追跡、臨検、連行、留置は受け入れられないと抗議をしているところでございます。 その上で、本件事案に関する事実関係の詳細につきましては、我が国関係当局が調査しているところでございます。
先ほどおっしゃった二島の引渡しが書かれているということも、ロシア側からすれば、それは領土問題がそこにあるということを認めたものではないという説明だと思うんですね。ある意味では、平和条約ができれば厚意でそれを引き渡すんだ、それがロシア側の解釈だというふうに思います。
これから、もう一度、この領土交渉というものが平和条約の前にあるんだということをロシア側に認めさせるところから議論を始めなきゃいけない。領土問題を解決して平和条約を締結するという日本の外交方針をロシア側にも認めさせないと、単に平和条約締結を急ぐ、領土問題はどこかに行ってしまっているような、そういうことでは、これは実際には交渉にならない、交渉が進まないわけであります。
ロシア側に実効支配されている海域では、法執行活動が事実上不能となっております。 図三を御覧ください。 これは、韓国との間でEEZの境界が画定されておりませんので、それまでの間、それぞれの国の漁業が円滑に行えるようにと、一九九八年の日韓漁業協定に基づく暫定的な漁業管理水域として、広大な日韓漁業暫定水域が竹島周辺及び済州島の南方に設定されております。
来年度の四島交流事業に向けたロシア側との交渉についてでございますけれども、政府としては、航空機墓参を含め四島交流や北方墓参等の事業の重要性に鑑み、可能な限り早期に事業を実施したいと考えており、首脳間、外相間を含む様々なレベルでロシア側に話をしてきております。
そして、そうした万全の感染症対策を行った上でロシア側との交渉をどのように進めていかれるのか、外務省にお伺いをしたいと思います。
ちょっと、私、外務省にお聞きしたいんですけど、このロシアの改正憲法のこの領土に関する記述について、特に北方領土のところですね、これ、統一したロシアの見解、ロシアは一体、何かいろいろな人がいろいろなこと言うんだけど、これ、ロシア側の見解というのは外務省として正式に聞いているんですか。これ、ちょっと聞きたいんですけど。
そういった様々な対策というものを施していただいた上で、そしてまた、ロシア側ともしっかりと協議をしていただきながら、ビザなし交流の実施に向けた、その検討ではなくて、実施に向けた協議というもの、どういった状態に今あるのか、是非伺わせてください。
首脳間、外相間を含みます様々なレベルでロシア側にその話はしてきております。私も、前回のラブロフ外相との電話会談でもその話をしっかりとさせていただいたところであります。 新型コロナをめぐる状況、これは見なければならない部分はありますが、日ロ政府間及び我が方と四島側の実施団体間で協議を継続していく考えであります。
それで、このアークティック2をまず稼働させるというのが二〇二三年度か二四年になるんですけど、その後、次のプロジェクトも予定されておりますので、ロシア側が予定しているのは、八千万トンぐらいまで北極圏から出したいというところで考えております。
我々、やはり北極海航路、事業展開に当たってはやっぱりロシア側の協力は不可欠でございまして、我々のそういう科学技術の力でロシアに対するプレゼンスも上げて、そういうことで日本の力を示していくことが大切かなと思っております。
我々も、我々の事業展開に当たっては、やはりロシア側の協力というものが不可欠でございまして、我々の運航している船の航路自体はほとんどロシアということなので、ロシアとのいい関係を築くというのは非常に重要でございます。 我々、先ほど御紹介させていただいたヤマルに入るときに、砕氷船、氷を割るLNG船というのは初めてだったわけでございます。
当然、我々から見ると、北方領土は国境画定の交渉の部類であるとの認識でございますけれども、果たしてロシア側は同じような認識でいるのか、大変気がかりでございます。 ちょうど、先般も、十一月九日、今週月曜日に、北方領土返還促進に関する要請の請願が議員会館でも行われました。私自身も、昨年五月、国後島へビザなし交流で訪問した身として、やはりさまざまな思いも持っております。
○鈴木宗男君 私のところにも、ロシア側も茂木大臣のことを評価していますし、また、相手側も、茂木さんとは何となく、これはいい話合いができるというような受け止めしておりますので、是非ともここは乾坤一擲、茂木大臣にまた頑張っていただきたいと思います。 大臣、五月の九日の対独戦勝記念日の七十五周年式典、これがコロナの関係で延期になりました。
○国務大臣(茂木敏充君) 恐らく、どれくらいの規模でこの式典を実行するかということでありまして、これはまさに主催者側の判断ということになってくるんだと思いますが、もちろん、現地で外交団に対して招待があるということが今後起こってくれば、我々も上月大使なりですね、しっかり対応はしていきたいと思いますが、まずはロシア側がどういった形で式典を実行するかと、これを見極めたいと思っております。
○政府参考人(宇山秀樹君) 委員御指摘のこの式典につきましては、総理はこの新型コロナをめぐる内外の情勢に鑑みて出席はしないということでロシア側にも回答した次第でございますけれども、現地で、外交団、大使を含む外交団に対して招待が出されているということは我々承知しておりません。(発言する者あり)ええ、外交団への招待は出ていないと聞いております。
こうした、まず、二〇一八年から二〇一九年、この記載をなくしたことによって、ロシア側の北方領土交渉への姿勢は何か変化したのでしょうか。何かそういう変化を受けとめられていますでしょうか。御認識を茂木大臣に伺いたいと思います。
しかし、残念ながら、今は、領土問題について発言、対話することはロシア側から禁止されているというふうに私は承知しております。そうした状況になっているのは非常に残念だなというふうに思っております。 先ほど佐々木隆博委員も質問されましたけれども、まず、北方四島ビザなし渡航について伺いたいと思います。
この点も含めまして、新型コロナウイルスをめぐる状況の推移等を見きわめつつ、参加者の皆様の健康と安全を確保し、かつ、双方の法的立場を害さない形でこの四島交流等の事業をいかに円滑に実施できるかについて、政府としてしっかりと検討しているところでございまして、ロシア側とも協議を進めてまいります。
時間ですから最後になりますけれども、大臣、二十八日のラブロフさんとの電話会談のとき、日本側は日本側でのこういう会談であったという説明はされておりますけれども、ロシア側の、ロシア外務省の発表ですと、ロシア側からは、二国間関係の質を新たなものとするには、安全保障分野と国際的な諸事案に対する両国の立場を近接化、近づけるですね、させるための信頼関係醸成する必要があり、そのための作業の加速化の原則的重要性を強調
私は参加すべきじゃないというふうに思いますけれども、一部報道では、九月三日になった場合には参加しないという意向を既に外交ルートを通じてロシア側にも伝えているという報道もありますけれども、私は、九月三日だったらば、誤ったメッセージを送ることになるので行くべきではないと思いますが、大臣のお考えをお聞きしたいと思います。
私は、もちろんロシア側も、INFの協定違反、米国が指摘するような違反もあったりして、非常に問題があると思いますが、やはり主体的に一番動いているのはアメリカであって、そこに対してどう歯どめをかけるか。これは同盟国としても非常に重要なところじゃないかというふうに思います。 大臣、お聞きしますけれども、このアメリカの動きについて、日米外相会談あるいは首脳会談で議論したことはありますか。
この記念日の式典そのものはやるということは私、間違いないと思うんですが、どれだけ大規模に、またどれだけ海外のお客様を呼んでやるかと、こういったことについても、ロシア側の判断というのもあると思いますし、そういったものも踏まえて適切に総理が御判断されると思っております。
○鈴木宗男君 大臣、私がロシア側に確認したところ、ロシア側は、公務員の行き来、これは国会議員もそうです、どうぞ、何も入国制限しませんよという話、あるいは正式な交渉団、代表団の入国もオーケーですとなっているんですね。 私は、この次官協議にしろ、日ロの関係では、日本が熱心にならなければ、ロシアは受け身でいいわけですから、日本の熱心さが問われると思うんですね。
この日程につきましては、主管官庁である水産庁と連携しながら、ロシア側と調整中でございます。 一方で、これまでのロシア側とのやり取りの中で、この日本の二百海里水域における日本漁船の操業、これにつきましては、例年どおり四月十日から開始するということについて、既にロシア側と一致いたしておるところでございますので、この操業開始については支障がないものと考えております。
ロシア側の主張によれば、操業日誌の記載よりも多い漁獲物を発見され、不実記載の疑い等があったことになっております。 北海道庁が事実関係の調査を実施したところ、タコ空釣り漁船五隻については、漁獲量の確認や操業日誌への記載の一部が不覚に行われていたことが明らかになったと承知しているところでございます。底はえ縄漁船については、現在も北海道庁が事実関係の調査を実施しているところと承知をしております。
そういう中で、北方四島に日本から人が入っていく、そのことを果たしてロシア側がよしとするかどうかと、大変に厳しい状況なんだと思うんですね。 ただ、先ほど申し上げましたように、相互理解と領土問題の解決に寄与すると、これが目的でありますから、やはり続けることに意義があるんだと思います。
新型コロナウイルスの感染の影響で、今月十二日にユジノサハリンスクで行われる予定だった、二〇二〇年度のビザなし訪問など北方交流事業計画を話し合う日本側とロシア側の代表者会議が中止ということになりました。 この中止となった理由、そして経緯について御説明ください。
ロシア側は、それは引き渡すということであって、所有権を認めたということでは必ずしもない、こういうふうにも言っています。非常に、そういう意味では、ロシア側の、四島は、そもそも第二次世界大戦の結果、ロシアのものになったという主張に根拠を強く与えかねない、そういう状況ではないか、そういうふうに私は思うんですが、なぜ安倍総理は五六年宣言だけを取り上げたんでしょうか。
○岡田委員 日本政府の考え方はそういうことですが、ロシア側にはロシア側の主張があって、それで折り合いをつけたのが私は東京宣言だったというふうに思うんですね。四島の帰属の問題というものが残っているということを明確に確認した、お互いが合意したということです。それまでは、ソ連時代には領土問題は存在しないと言ってきたわけですね。それに対して、いやいや、領土問題は四島にあるということを確認した。
さっきの谷内さんの言う三つの話とも関係するわけですが、ロシア側はかねがね、日ロ平和条約をまず結んだ上で領土問題を解決しようと、これはプーチン大統領がセミナーの場で、公の場で突然言われたということもありました。ロシア側のかねがねの主張であります。 そういうことにはならないということで確認したいんですが、いかがでしょうか。
ロシア側もその方向で準備していますし、参加、知事さん方も急な案内したってこれは来れませんから、それなりの時間必要ですよね。 私が伺っていたのは、あの一月三十日の予算委員会での質疑でもそうですけれども、あれ五月十六日という私は開会式の日程だと、しかも札幌で。
さらに、元島民の皆さんから、訪問するに当たっての様々な要望を新たにいただいているところでありまして、そういった要望につきましても、ロシア側にしっかりお伝えをして、実現できるものから一つ一つ実現をして、訪問の地域を広げるであったりとか、かつての小学校、この活用の在り方とか、様々なことを考えていきたいと思っております。
○国務大臣(茂木敏充君) 四島交流、極めて重要であり、これまで一つ一つ積み重ねる上でなっているわけでありまして、例年どおりできるように日本側としてはロシア側と調整をしたいと思っております。
この各国の出席動向が我が国の参加の是非に影響を与えるのかということと、参加するということになった場合に、そういうロシア側の主張に影響を与えるというようなことがないのかどうなのか。この点についてお聞きします。
ですから、そのことが、ロシア側の、北方領土は第二次大戦の結果、正式にロシアのものになった、つまり、第二次大戦によって、対ドイツ、対日本、そこで国境が決まったんだというような向こうの主張を補強するようなことにならないかどうかということを懸念しているんですが、この点、大臣の明確な御答弁をいただきたいと思います。
ロシア側が提起をしましたあらゆる論点についても、これまでの交渉の中で日本側の立場を説明して、必要な反論もしてきているところであります。 もちろん、この問題についての日本側とロシア側の立場は違います。しかし、それを埋めなければ領土問題も解決できない。そして、平和交渉も、平和条約も締結できない。
ロシア側は、この枠の増加を求めています。ロシアが増加分を主に期待しているのはイワシとサバです。これらの魚種と資源は、主に日本で産卵してロシアや公海にはみ出していく資源なのです。 次のページお願いします。 中国の水産資源管理政策も大きく変わってきています。中国では、自国の乱獲を認め、自国のEEZ内では五月一日から九月を実質禁漁にしています。一方で、燃料費に対する補助金を出しています。