しかし、私が基本的に考えていますのは、先ほどから申し上げますようにがんだとか循環器病などのいわゆる高度先駆的な治療、それから結核とかハンセン病といった国が中心にならなければやっていけない、またずっとやってきたというものの継続でございますね、それからまた、先生も難病についてお触れになりましたが、原因がわかっていない難病というのはたくさんあるようでございますから、そういうものはやはり国がやっていかなければならぬと
今井勇
それはハンセン病でございますとか重症心身でございますとかあるいは結核でございますとか、やらなければならないものについてはやらなければいけない。そのものについて一般会計から繰り出す、いわゆる赤字が出るというのはやむを得ないと思っておるわけでございます。
木戸脩
ハンセン病でございます。このことにつきまして二点ほど御質問いたします。
一つは長島架橋、人間実証の、人間証明の橋である、こういうふうに言っております。この長島架橋、今年度、六十年度でございますが、おかげさまで予算もつきました。地元邑久町との協議も進んでいるかと思いますが、現況をお聞かせ願いたい。
日笠勝之
これもいつ落成するのか知りませんけれども、これも荒川先生の論文を読みましても、荒川先生は書いておられるわけですが、「ハンセン病の医療について一考すると、閉鎖社会の僅かな限られた人口に対し、各科を備え充実した医療機関を育てることは、誰がいくら声高く叫び求めても不可能である。」
川本敏美