1993-06-03 第126回国会 参議院 厚生委員会 第11号
○栗原君子君 私は、厚生大臣並びに関係者の方にハンセン病の問題、とりわけらい予防法の問題、そういったことについて質問をさせていただきたいと存じます。 去る五月二十七日の日でございましたけれども、東京都の東村山市にあります国立の療養所、多磨全生園を訪ねてまいりました。村上園長先生の御案内をいただきまして、十一万坪の緑に包まれた広い園内の病棟や施設を見せていただきました。
○栗原君子君 私は、厚生大臣並びに関係者の方にハンセン病の問題、とりわけらい予防法の問題、そういったことについて質問をさせていただきたいと存じます。 去る五月二十七日の日でございましたけれども、東京都の東村山市にあります国立の療養所、多磨全生園を訪ねてまいりました。村上園長先生の御案内をいただきまして、十一万坪の緑に包まれた広い園内の病棟や施設を見せていただきました。
○栗原君子君 そこで、私は日本としてもさまざま果たす役割があるように思うわけでございますが、このハンセン病の専門研究機関であります国立多摩研究所というのがありまして、この間そちらへもお伺いをいたしましたけれども、この国際研究事業をやっていらっしゃるわけでございます。そのハンセン病の研究コースを特設して中国とかタイとかインド、フィリピンからも研究生を受け入れていらっしゃるわけでございます。
○政府委員(田中健次君) 国立多摩研究所でございますけれども、この研究所はハンセン病の予防、それから治療に関します調査研究を目的に設立をされました我が国唯一の研究機関でございまして、国内のハンセン病患者の減少に大きな貢献をしてきたというふうに評価をいたしております。
の抜本的 強化に関する陳情書外一件 (第八三号) 小児成人病対策等乳幼児医療の充実に関する陳 情書外十三件 (第八四号 ) 保健・医療・福祉マンパワーの確保に関する陳 情書外三件 (第八五号) 看護婦確保法の制定等に関する陳情書外十五件 (第八六号) ホームヘルパーの処遇向上に関する陳情書外二 件 (第八七号) 生命倫理と医学的実験に関する陳情書 (第八八号) ハンセン病
○政府委員(高橋雅二君) ハンセン病患者につきましては、外国人登録法の指紋に関する政令及び外国人指紋押捺規則の規定に照らしまして当該疾病が治癒するまで指紋の押捺が猶予されているところでございます。この場合、次回確認申請までの期間は当該疾病が治癒するまでの時期などを考量勘案いたしまして一年から四年までの期間が指定されるということになります。
○千葉景子君 そこで、このハンセン病の皆さん、従来どういう取り扱いになっていたのでしょうか。身体の理由あるいはその他の理由があるかどうかわかりませんけれども、かなり指紋が免除をされていたケースが多いやに聞いておりますが、その点について何か確認されていらっしゃるようなことございますか。
現在、ハンセン病の方がいらっしゃいますけれども、この人数、それから年齢層、それから国籍の構成、このあたりについてちょっと現状を御報告いただけませんでしょうか。
○一井淳治君 それから、ハンセン病の療養中の方からたびたび要望があるわけでございますが、またこれは厚生省の方でも御努力いただいているということを理解いたしておりますけれども、施設整備費、これが今年度の予算案では前年度と同じで、これを増加していただきたい、あるいは医療機械器具の購入費をふやしてもらいたい、それから目の悪い方からは、これは金額的には大変わずかな額ではありますけれども、盲人クラブの運営費、
最近、ハンセン病の療養所の患者さんから聞いたことでございますけれども、これまでお世話をしてくださっておった職員さん方はどうも年休も十分とれないような状況であった。そういった中で完全週休二日制に移行していくわけであるけれども、ハンセン病の療養所の患者さん方は盲目の方が多い。
それから、話は変わりますけれども、ハンセン病に対する対策を若干お伺いしたいのでございます。 先日、私どもの党の中にハンセン病対策小委員会というのがございまして、不肖私が委員長をやっておるわけでございますが、多磨の全生園であるとか多摩の研究所を視察してまいりまして、そこで施設管理者の方々あるいは患者さんの代表の方々と懇談をしてきたわけでございますけれども、中にこんな話がございました。
第三八号) 救急医療体制の拡充強化に関する陳情書(第三九号) 中絶規制の強化反対に関する陳情書(第四〇号) 覚せい剤等薬物乱用防止に関する陳情書(第四一号) インフルエンザ予防接種の実施方法に関する陳情書(第四二号) 国立久留米病院の存続と機能の充実強化に関する陳情書(第四三号) 保育所措置費の引き上げ等に関する陳情書(第四四号) 児童手当制度の改善に関する陳情書(第四五号) 全国ハンセン病
ハンセン病患者の皆さんも大臣の御発言に大変心強く思われるかと思うんです。高齢化が進んで療養所の入所者の方々の平均年齢も六十七歳程度というふうに聞いておりますし、高齢化の中で年々二百名から三百名の方が亡くなっていく。そういうことで、やはり将来に対する不安というのは大変大きいものがありますので、ぜひ厚生省としての努力をお願いしたいと思います。
○国務大臣(津島雄二君) ハンセン病の患者の皆様方の御訪問を先日大臣室にいただいたわけでありますが、そのときにも申し上げました。私の地元に国立療養所が一つございまして、私も時々お訪ねをしております。そして、何よりもうれしく思いますのは、その療養所の周囲の地域社会で昔とは随分変わって正しいハンセン病に対する知識が普及をしておるということを見ましてうれしく思っておるところでございます。
ハンセン病患者の皆さんにつきましては、過去の誤った情報等により今なおいわれのない、あるいは全く考えられないほどの差別の中に置かれているというのが現状であるわけです。
ところが、その該当にならない例えばハンセン病の方であるとか、この方々の場合、ちょっとお聞きいたしますと、七割ぐらいの方は該当になるんじゃないか、あとの三割ぐらいの方はどうも該当者じゃないような気がする。同じ療養所の中でその該当を受ける人と受けない人という、こういう差が出てきますね。もう御存じのとおり、これは療養所でございますから。そういう差別が出る、こういうことも考えられます。
陳情書外二十六件(第二七号) 国民年金法等改正法案の早期実現に関する陳情書外六十七件 (第二八号) 厚生年金の支給開始年齢引き上げ等に関する陳情書外九件(第二九号) 沖縄における厚生年金等の格差是正に関する陳情書外一件(第三〇号) 育児休業法の早期制定に関する陳情書外三件(第三一号) 高齢者福祉対策の充実に関する陳情書外五件(第三二号) 精神薄弱者の高齢化対策に関する陳情書(第三三号) 全国ハンセン病
それからもう一点は、ハンセン病療養費関係の要望が来ておると思いますが、これもいろいろ御意見もあると思いますけれども、御見解を承ればと思っております。 以上、お願いいたします。
それから、第二点目のハンセンのお話でございますが、ハンセン病に対する対策につきましては、正しい知識の普及は当然のことでございますが、それ以外に、私どもで持っております国立らい療養所におきますハンセン氏病対策につきまして、現在の考え方を御説明申し上げたいと思います。
───────────── 九月十四日 高齢化社会対策の充実に関する陳情書外八件(第三六号) 国民健康保険制度の充実強化に関する陳情書外十七件(第三七号) 社会福祉対策の充実強化に関する陳情書外二件(第三八号) 保育制度の維持充実に関する陳情書外二十二件(第三九号) 覚せい剤等薬物乱用防止対策の推進に関する陳情書外一件(第四〇号) 国立ハンセン病療養所の医療・看護の充実等に関する陳情書(
過去の感染症対策立法は、伝染病、性病、らい(ハンセン病)、結核のどれをとっても隔離を中心とした優生思想や社会防衛の考え方によって形づくられてきた。 このような感染症対策には一つの悪循環がある。感染者は差別をのがれて逃げまわり、病気を伝染させ、社会に害をもたらすと考えられて、通報、健診、隔離の管理体制が強化される。管理の強化は人々に”感染者は怖い”との認識をうえつけ、社会的差別はさらに深まる。
――――――――――――― 九月十一日 全国ハンセン病療養所施設の充実等に関する陳 情書 (第一五八号) は本委員会に参考送付された。
国立病院・療養所が今後担っていくということで申し上げております高度先駆的医療あるいは専門的医療ということでございますけれども、私どもといたしましては、他の公的医療機関が担うことが困難なあるいは私的医療機関が担うことが困難な主としてより広域を対象とする医療、しかもそれが高度で専門的ということでございまして、例えて申し上げますれば、がん、循環器病、腎不全等の分野におきます先駆的高度医療、あるいは結核、ハンセン病
それから筋ジス、ハンセン病など、国が中心的に取り扱ってもらわないと、民間の医療機関ではなかなかやりづらいというふうな分野がございます。これは当然国がしっかりやっていっていただかなければならないというふうに思うわけです。それから治療法のまだ確立していない難病、これもなかなか民間に任せきりというわけにはまいらない。これも国でしっかりやってもらわなければならない重要な分野。
○川崎(幸)政府委員 ただいまの御指摘の点についてはよく理解できるわけでございますが、先ほどから申し上げておりますように、国立病院・療養所は、他の公的医療機関が担うことが困難な、主として広域を対象とした高度または専門的な医療、例えばがんとか循環器病、こういった分野の高度先駆的医療、あるいは結核、ハンセン病といった、国が中心的役割を果たすべきことが社会的に要請されるような分野、あるいは難病等の医療、こういったようなことを
○政府委員(仲村英一君) 御指摘のとおり、ハンセン病につきましては、感染いたしましてから発病するまでに非常に時間が長いというふうなこともございまして、かつては遺伝の疾患ではないかというふうなことで社会的にもいろいろ問題を起こしたのは事実でございます。それから、開発途上国におきましても、やはりそういう形での誤った考え方と申しますか、がまだ払拭されておらないのも事実でございます。
○政府委員(仲村英一君) らい――ハンセン病でございますけれども、外国との共同研究について申し上げますと、昭和四十年度から発足いたしました日米医学協力というものがございますけれども、この中でアジア地域に蔓延してございます病気の疾病に関します研究の一環といたしましてハンセン病を取り上げておりまして、日米両方の医学専門家による専門部会を設置しておるということがございますし、日米双方の研究成果の交換等の措置
先ほど先生にも御答弁申し上げましたが、がんであるとか循環器病あるいは神経疾患というようなものもありましょうし、それから重度心身障害、それから進行性の筋ジストロフィー、それからハンセン病なんかもそうでございましょう。
実は、これは精神障害とは全く関係ございませんけれども、いわゆるハンセン病の患者さんにも同様の問題が出ておりまして、これにつきましても近隣の県立病院あるいは国立病院の療養所から応援に行って成人病の治療に当たるというふうなことも実際に行われておりますので甘そういう形での連携プレーと申しますか、そういうものもとっていくということで対応していくべきではないかと考えます。
そこで、何か現在、厚生省でハンセン病予防対策基礎調査検討委員会が設置をされているのですか、いろいろやって、答申を急ぐべく作業が進められているということですが、その概要、またこれをどういう方向でおまとめになろうとしているのか、御説明を賜りたいと思います。
○仲村政府委員 ハンセン病の患者さんの団体の方々と私も数回お会いしておりまして、そのうちの一回のときにそういうふうな書類が出たものかと思いますが、私だけでなくて担当課長も何回もお会いいたしまして、予算の増額等についての御要望をお聞きしているところでございます。
○木戸政府委員 国立のらい療養所は、先生御存じのようにハンセン病患者のみを収容するいわば特殊な施設でございまして、設立の経緯、これは戦前から戦中にかけまして、いわばかなり強制的な収容をしたというような歴史的な経緯もございます。それからやはり、単なる医療でなくてそこが生活の場になっているという、そういういわば患者さんの生活実態、運営方法が違っているというような問題がございます。