1956-03-29 第24回国会 参議院 社会労働委員会 第19号
ところがその意思表示にかかわらず、実際問題になりますると、大村収容所の問題、大村収容所において、向うの言うところによりますると、何とかいう一名の人が李承晩のテロによって殺された、他の北鮮系のこれらの人々はまた自分の生命の危険すらも感じて非常に明日の命もわからないというようなことで非常に心配をしておる、緊急なこれらの問題をぜひ一つ公式に討議をしてもらいたいというようなことでありました。
ところがその意思表示にかかわらず、実際問題になりますると、大村収容所の問題、大村収容所において、向うの言うところによりますると、何とかいう一名の人が李承晩のテロによって殺された、他の北鮮系のこれらの人々はまた自分の生命の危険すらも感じて非常に明日の命もわからないというようなことで非常に心配をしておる、緊急なこれらの問題をぜひ一つ公式に討議をしてもらいたいというようなことでありました。
民主主義の残骸の上にテロが横行し、国民互いに血を流すというような暗たんたる事態を想像することは、容易にできることであります。総理大臣は、それとも、総理大臣がかって文部大臣として進歩的な学者を弾圧したり、国民が、特高警察のもとに、言論も集会も出版、結社の自由もことごとく剥奪されておりましたあの暗黒時代、あの暗黒時代を、夢よもう一度と待ち望んでいるとでもおっしゃるのでございましょうか。
設問しながら、しかり、ある意味においては大きい政党はますます大きくなり、その政権は少々失敗があっても、改造とか、たらい回しの方法により長く続けることが可能でありましょう、中選挙区においてさえも、少数の議席しか得ておらぬ小党派が、その選挙区を三つか四つに分断されれば、至るところ、次点、次々点者を出して、ますます少数となりましょう、ゆえに、保守某党の議席はますます増加し、その政権は内部抗争か、汚職か、テロ
従いまして、反乱ということにつきまして、これは軍隊がある以上、これた利用されるということが一番警戒され、また一面において白色のテロの逆井に使われる。これはあのくらい皇軍だといって軍紀がきびしいといっておりました旧陸軍においてさえ、十月事件、あるいは三月事件等の事件があって、これは不発に終っておりますが、ついに二・二六事件で爆発しております。
警戒をしていたのでありますが、二十二年の一月に、ついにテロ思想容疑者として検挙せられまして、結局それは事実がなかったために、サボタージュ指導、スパイという罪名をもらって私は七年の刑を言い渡されました。二十二年の十二月に樺太を出てシベリアに送られました。途中中継所を経て二十三年の二月にカンスクという土地の、シベリア本線のイルクーツクから七、八キロくらい西であります。
○説明員(高橋一郎君) 一応御尤ものお疑いでありますが、破壊的団体というのは、現に例えば横川事件で山林地主を襲撃したというような、ああいうテロ行為をそれぞれにやる団体という意味では私はないというふうに考えているわけであります。要するに日本共産党が暴力革命方式によつて組織されておりますれば、それが即ち破壊的団体であります。
而もこの場合の暴力主義的破壊活動というのは、いわゆる暴力革命方式の宣伝、扇動というようなものと、それから政治的テロ行為を含んでおるのでありますが、このテロ行為も法の四条によりまして、例えば騒擾、殺人、放火といつたような非常に高度のものという意味に限定されており、而もこれが常に政治的目的を以てなされなければならないということになつております。
〔委員長退席、理事亀田得治君委員長府に着く〕 そうして現在のところ、この種の不穩言動は、おおむね個人的なものにとどまつているのでありますが、右翼運動の中に往年頻発し宜した政治的テロの再現を是認する思想の底流があることは、再建大日本生産党及び救国総連会等の旧右莫団体が下部組織を少数尖鋭分子で固めようとして、治安機関の接近を排除しようとする傾向を示しているとともに、軽々に看過できないところであります。
このような脅迫とテロの中にあつては、――またわれわれの生活の中においてだれ一人としていいものも持つていなかつたし、また国へ帰るにも金はなかつた。そのような願望を持つておつても、脅迫とテロの中にあつて、はたして帰れたでありましようか。これはこの前参議院の方でも証言しましたが、湯浅さんが発言したように、ある者は絞殺されておる。このような状況でありました。
特に一一四師、楡次の八四、平造の八三を含む旅団では第三団の編成を始めたが、人員が足らず、至る所で脅迫、欺瞞、テロ手段が行われた。太谷三八二大隊、迫撃砲小隊長某曹長は……、氏名を忘れましたが、残留を強制された不満から大隊長室に手榴弾を投げ込んだところ、翌日副官が酒を呑ませ、酔うと滅多打ちにし、雪の中に放置し小幡軍医中尉が注射して殺してしまいました。
と申しますのは、こういうふうに、たとえば医官が帰りたいという者を注射をして殺したとか、あるいは手榴弾を投げ込んだ曹長を、酒を飲まして、さらに注射をして殺したとか、重要な要素を持つているわけですが、これはほかから、直接御体験になつた分ではないと思いますが、直接こういうテロとか、あるいは迫害を加えたというのを目撃された例はございますか。
右翼関係につきましては、現在のところ団体として具体的に破壊活動を行う危険性のあるものは認められないようでありますが、右翼運動が元来個人的色彩が強いことと、右翼政治的テロが偶発的、個人的であることの多い特性にかんがみまして、その動向についてはよく注意すべきだと思います。以上について大体申し上げました。
ほんとうに吉田内閣が民心怨嗟の的になつてそうしてこれが、いろいろな点において緊迫した情勢において解散ということが来たときに、そこら辺でよくいわれる暴動事件が起り、テロ事件が起きたとき、緊急事態の布告を発して全国的に警察権を握つて、そうして総選挙をわが党に有利にというような極端な例もやはり考えざるを得ない。
〔議長退席、副議長着席〕 第四に、昨日、テロ事件に対する質問に対しまして総理は暴力を否定せられましたが、これは当然のことであります。併しながら、私は国民の代表を以て構成する参議院の院議無視は、暴力の温床なりと考えますが、如何でございますか。(拍手)国民の政府に対する要望、批判、不平不満が、国会を通じて表明せられ、それの結集されたものが院議であります。
大連におつて非常な共産党のテロの下に悩んだ者でありますが、その者が私にはがきを寄せて、教育二法案くらい教育の実際を知らない法案はない。誠に馬鹿げ切つたものであるが、これも元を正せば日教組がその種を蒔いたのであるから、いま暫く静観せざるを得ないだろうということを申しておる。私どもはこの戦前の目を以て戦後の新らしい時代の教育者を律することはできないのであります。
なおこの場合、テロ凶悪犯罪に対しまして、従来から厳重な検挙方針を以て臨んでおり、殊に暴力団的なものにつきましては、左翼、右翼たるとを間わず、その一掃を期して徹底的な捜査と処理を行いますと共に、他面被害者の保護のためにも、所轄警察署と緊密な連絡をとつて、遺憾のないように配慮しております。
テロなどというものも復活して来た。大磯の吉田邸に乗り込んで来た。警察も特高化して来る。軍隊はできで来る。ことごとくが昔に帰つて来た。そこで警察も、またこういうふうに警察法を改正して、そうして特高的な働きをさせる、こういつたものじやないのかというのが、われわれの心配なんです。そこであなたに聞きたい。
汚職もしかり、盛んに政治家は汚職をやつて、また戦前のように一部の者の扇動に乗ぜられて議会政治に国民が不信を持つ結果はどうなるか、あるいはまたテロ行為なんというものを、このはしりが出た際にもう徹底的な処置を講じないと、また終戦前のような実に世界の文明国としてはずかしいようなテロ行為が行われないとも限らぬ。
そうしてなおかようなテロ行為なるものがいかに民主主義の敵であるか、この機会に内閣としてもこれは重要な問題であると考える。区々たる法律問題とは違います。これは日本の将来を明るくするか暗くするかという分岐点になつておる。ほうはいとしてテロ団体が復活して来ております。まことに私ども憂慮にたえない。今後吉田総理大臣というような性格の政治家に対しましては、相当の危険が私はあると思う。
○藤井政府委員 いわゆる左右のテロ的団体に対しては、私ども破壊活動防止法の見地からしてその調査に当つておりまして、万一規制処分に出なければならぬというような状態になれば、慎重考慮の上その処置に出るかもしれません。今は問題になつていもテロ団体というものについては、まだ確たる資料を持つておりません。
そうした一個人が偶発的に、たまたま意識過剰といいますか、何でも実力で解決せざれば事は解決しないのだということからしたことを政治的に非常に大きくお取上げになりまして、これは国民の考え方の中にもテロによつてものを解決することはやむを得ないのだというような考え方があるというような御言説は、どうぞおやめ願いたいと思うのであります。 〔加藤(精)委員長代理退席、委員 長着席〕
右翼にせよ左翼にせよ、テロははなはだ警戒しなければならぬ。御協力願いたいとおつしやるのですが、私たちはもちろんテロを警戒することには協力します。これはもちろん国民の生命財産身体を保護するの大事なわれわれの仕事ですから。けれどそれを誘発しないような社会情勢をつくるのは政治の力です。
ただテロを奨励するようなことになりますと、これはたいへんなことになりますから、左右両翼に対して民主主義を守るように皆さんも御協力願いたい、私も及ばずながらできるだけその線に沿つて努力して行きたいと考えております。
なおテロ云々のことについては、先ほどの考えを繰返す以外に方法がございませんが、二・二六あるいは五・一五というような場合にも、お互いに国民はみなあのテロを憎んだ。これはつまり一方において政治が悪いからテロが出るということでこれを是認した。
ここから国政紊乱の徴候が現われて来るのではないか、すなわち権威に対する懐疑が国民にわいて来るならば、先般国会において、あの神聖なる議場の中にビラがまかれたが、これが紙切れであつたものが、やがては右翼テロの実弾にまで飛躍するということも考えなければなりません。
そういうような事態において、権力手段によつてテロなりあるいは暴力的な革命を防ぐということが適当であるかどうか。これは私は非常に疑問に思うのでありますが、この点をお伺いしたい。ことに大臣も御承知のように、戦争前、昭和の初めごろの田中内閣がやつたような、ああいうような事態と今とは非常に似ているのじないかと思うのであります。
特にこういうことを考えますのは、実はせんだつて当委員会では秘密会をいたしまして、共産党あるいは右翼団体等いわゆる暴力的な破壊的な活動をすると称せられるものの国内における状況というものを、公安調査庁その他から事情を聴取したのでありますが、その際にその調査庁の人が言うのには、暴力革命というものを可能にするいろいろな条件といいますか、それにはやはり国民の感情というものがテロ行為に味方をする、あるいは少くともこれを
今の政局に対していろいろな見方はあろうと考えますけれども、いかなる政局でありましようとも、国会というものが健全で、その多数決というものが冷静に行われれば、今お話になつたような右翼とか左翼とかいうもののテロというものは私は起り得ない、この警察法案のつきまして、政府としましては確信をもつて推進いたしておりますけれども、各党政派によつていろいろ御意見もあろうと考えます。