1947-11-13 第1回国会 衆議院 予算委員会 第20号
殊に火力發電機がなくなりまする以上は、さしあたりこの補充という問題につきましては、日本のごときはダムの發達によりまして、相當の發電力が得られるのでありますから、これに夏期における雨をためて、そうして多期渇水期における火力發電に代用して、水力電氣を起す方法も考えられるのであります。
殊に火力發電機がなくなりまする以上は、さしあたりこの補充という問題につきましては、日本のごときはダムの發達によりまして、相當の發電力が得られるのでありますから、これに夏期における雨をためて、そうして多期渇水期における火力發電に代用して、水力電氣を起す方法も考えられるのであります。
火力發電についても、水力ダムの建設がどういうふうになるから、こういうふうになるのだという推定を加えたのだというならそれでも結構であります。何か炭の出る方だけを増産であるから研究すればよいのだ、これだけでは、私はほんとうの炭を出す法案の研究にはならぬと思います。
これを十分開拓の成果をあげるためには、たとえば治水の大きなダムをつくるとか、あるいは道路を新たに開拓するとか、いろいろと大きな仕事があるのでありまして、地域々々について考えますと全部まとまつているのでありせんから、かなり距離は離れておりますものの、これを總合的に大きく考えますと、一つの開拓の地域としてまとまつた箇所があるのであります。
本加古川の上流はすでに政府においてその改修が行なわれ、また加古川の支流の東條川は、降雨時氾濫をいたしますために、政府において目下東條ダムを建設願つているような状態であります。この川は東北から加古川本流にはいります東條川と小さな山の背を隔ててありますところの支流で、この支流の灌漑いたしますところの田畑は約四千五百町歩でございます。
なお最近國土計畫の一端としてダムをこしらえまして、そうして一萬町歩の水田もつくろうということをば政府で計畫をいたしておるというような次第でありまして、とにかく政府各方面において、大隅開發ということは認められているわけであります。ところがここの交通状態は非常に不便でございまして、鹿屋から大根占を通りまして佐多まで行く樣でございますが、以前には一日に五、六囘行つておつたのであります。
しかし失業保險制度の創設、失業對策事業等の整備と、名目的にせよ受入態勢は整いつつありまするから、政府は思い切つて一時的な退職資金を計上し、一方に國土再建事業としてダム工事、發電所、植林、治水工事、道路港灣工事等の公共事業を廣く起しまして、受入態勢を整え、急速に行政整理、企業整備を斷行すべきであると、私は思うのであります。
○小澤佐重喜君 内務當局にちよつとこの際承つておきたいのですが、從來北上川改修工事は、下流の宮城縣下に属する改修工事が完成したという見地から、今野原委員も指摘されたように、上流の方に五つ六つのダムを建設して、北上川改修工事を完成しようという從來の内務省の計画のようでありますが、私どもから考えてみますと、現在の治山治水の現状におきましては、從來考えておつたような内務省の北上川改修工事では、とうてい完全
これに對しまして政府側からのお話もございましたが、根本の對策としまして治水のダムをつくるという話でありますが、この治水のダムは極力計畫して實現を期するというお話でありますけれども、岩手縣としましてはこれをただちにやつてもらいたいのであります。實はもうゆつくりこれから計画をされて、資材が揃つたならばゆつくりとりかかりますというようなことであつては、とうてい満足できないのであります。
それに關しまして今まで五大ダムということがしきりに言われておりますが、私どもは岩手縣の實情、殊に北上川というものの治山治水の問題を考えますと、實は五大ダムでは足らないのであります。むしろもつともつとたくさんのダムをつくる、これは農業關係の治水ダムももちろんでありますけれども、發電を兼ねたダムをつくるということが最も必要ではないか。
從いまして群馬縣下において相當の溪谷があれば、それに對して大きなダム、堰堤をつくりまして、これを一つの遊水池、あるいはまた洪水調節作用をするような箇所を選びまして、これを建設して、そうして水源地蔕と下流地蔕と一貫した恒久策を講じたいと考えております。
この天龍川に、ごく最近におきましてこの川を利用する發電のダムが建設されまして、これがいわゆる中小河川から流しまする土砂を止めた結果、昨年度においては非常な氾濫をいたしたのでありますから、今囘内務省におきましては天龍川の直轄工事に著手することになりまして、近く起工式があげられることになつております。
○櫻井説明員 岡山縣の高梁川沿岸一萬四千町歩の灌漑のための小阪部川のダムにつきましては、御説明のありましたように目下縣營でやつておりますが、これに要しまする資材、資金あるいは技術指導力等の點につきまして、縣營をもつて今後なお續けて行くということは相當困難がある、私どももかように考えておりますので、來年度の國營地區に採擇すべく、すでに私どもの手もとで立案をいたしております。
これらを除くためにダムを造る。そうして小型の発電所を作つて石炭の需要を代替する。例えば私共の方の潜水衣具を造る場合においても、工場には電熱を使う。或いは燃料の節約をする。こういうふうに石炭は電力で代替し得ると同時に電力の不足を補うためにどしどし小型の発電所を作れば日本の治水、利水或いはその他についても大きな役割をなすのでありますから、一石三鳥になるのであります。
ただいまお話に相なりました宮城縣の名取川の改修工事でありますが、これは釜房ダム築造工事に着手したしまして、ただいまお話の通り、準備工事にとりかかつたのでありますが、戰争の激化に伴いまして重要資材が意のごとくまいりませず、資材の點に制約されまして、中途半端の工事に終るのもかえつて不經済でありますので、そのまま今日まで工事を中止いたしてまいつておるのであります。
この關係の三部落民が多年父祖傳來の開墾をして耕作してまいりましたところの合計二百七十町歩餘の田地、田畑を犠牲にしてダムをつくることを、ときの内務省仙台土木出張所長の金森博士が草案をされました。當時その目的は名取川の下流に位しております仙台市の郊外長町という附近一帯に陸海軍の重工業の約二十いくつかの工場があつたのであります。
○荒木委員長 次は日程第一三、釜房ダム築設中止の請願、庄司一郎君紹介、文書表第六二六號、紹介議員の説明を求めます。庄司一郎君。
今後水力発電についてダムをどうするかということが、この水力発電のダムの非常な悩みになつております。それと同じように、砂防堰堤を造りますと当然そこに土砂は溜まりますけれども或る一定量が溜まりましたならば、その堰堤でその堰堤の上流の土砂をそつくり取れるかということが、これは非常にむずかしい問題であります。
併しながら只今原口議員がおつしやつたように、上流の即ち水田に対するダムとか、又は砂防するところの堰堤あたりは土砂によつて埋まる。
○船田享二君 御無理をお願いしまして日程に上せていただきました鬼怒川上流の改修及びダムの構築に關しまして、簡単に説明を申し上げてお願い申し上げたいと思います。鬼怒川は鬼の怒る川と言いまして、この上流は栃木県の、簡単に言えば日光と鹽原のちようど中間、山を越しまして福島県の会津の方に抜ける。
なおこの際において申し上げたいことは、何しろこの北上川は水源が岩手縣から出てくるので、岩手縣の縣界に相當狹窄部がありますから、これを切開しないと、實際は根本對策はできないのでありますけれども、その五里の間の狹窄部を云々するということは莫大な費用がかかるので、北上川の上流地方の改修の根本對策といたしましては、各支川に大きなダムをつくつて、そうして一時洪水を調節する、こういうような計畫のもとに進んでいるのでありますが
○岩澤政府委員 御存じの通りに、最上川の改修工事は先年より繼續しておるのでありますが、何しろ大河川で、しかも大規模な改修工事を施行している關係上、なお数年を要するような状態でありますために、今御請願の、最上川の支流である亂川及び押切川に直轄工事の區域を擴大して、しかもここにダムをつくるということは、現在の國庫財政状態としてははなはだ困難な事情にあると思います。
○岩澤政府委員 ただいまお話の、ダムを中途で中止したことについては、資材が許す限り繼續いたしますけれども、現在における川の状態から見ますと、一つのダムではほとんど効果がない。
特に今回の関東・東北の大水害に徴しても、治水問題を含めた貯水池・ダムの構築等は、電力開発の問題と関連して、積極的に國政上研究されなければならない切実さをもつておるものと信じられるのであります。 しかしながら、今日当面する電力不足の危機は、緊急に解決されなければならぬ問題であります。
第二は、現在の水力電氣の発電方式が、ダム式発電方法をとらずして、水路式発電方式をとつたという点に、深刻なる電力危機の悲劇が生れたのであります。第三は、電力需給の状況が、昭和十九年度の実績三百三十億キロワツト・アワーに対し、本年五月においては、一一三%に増加しておるのにもかかわらず、終戰以來の各産業の放漫なる電氣轉換、家庭用電力の著しき増加等により、さらに危機を加えたものであります。
ここに堰堤を築きまして、大きなダムを築きまして、そこに貯水をいたしますることが、栃木縣の治水の生命であり、これを完成いたしますることが、関東一円の干害対策の上から申しましても、亦派生的には観光の美を備えまするためにも、是非とも五十里堰堤の築造が急務であると考えられます。 私たち一行は、先ず足利市に入りました。
國営治山治水の実施、森林治水事業を根幹として森林地域にダムを設けて発電用水等の便に資すると共に、一貫した砂防工事、河川改修を國営で行い、営林監督の徹底した施業案を編成いたしまして、間伐と除伐を大規模に計画し、植林を伴わない伐採を禁止いたしまして、造林未済地に命令又は官行造林を行い、禿山を皆無にする方策を取ることであります。第四は、山林種苗の確保であります。
やしてもらいまして百九十萬圓という豫算でありますが、一體今の百九十萬という豫算はどれくらいの金でありましようかペたをすると家を一軒か二軒も立てられないという實情にある豫算で、橋が落ちておつても、十分にその橋のめんどうも見れないという實情にあるのでありますから、この點を委員の各位におかせられましても御了承願いまして、私ども請願の趣旨において述べてありますところは、根本策としましては肱川の上流に電力を起して、ダム
肱川のような川は、上流の方で副産物的に電力も起すとかいろいろな方法があるわけでありますが、電力問題になるとその筋のいろいろな了解がむずかしいということも聞いておりますので、治水を目的として各所にダムをつくるという方法以外にこの川の根本的治水解決法はむずかしいのではないかと考えておるのであります。こういう點についてもこの川の根本的な御計畫をもう少し承つてみたいと思います。
最近の水害の實情に鑑みまして、治山治水對策と並行してダム式發電方式に御留意をお願いしたいこと。 次に冬季の渇水期を控えまして、水力發電所の現有設備修復に御努力願うことは、質疑中において了承したのでありますが、火力發電所に對する適性炭を極力ただいまより十分に確保せられまして、豫想せらるるこの冬季の異常な渇水に對處せられたいことであります。
木明良君紹介)(第三二八號) 岡ノ内、別府間道路開鑿の請願(長野長廣君紹 介)(第三三一號) 砂防事業一元化に關する請願(稻田直道君紹 介)(第三三二號) 八月三十日 吉井川改修工事費増額の請願(小枝一雄君紹 介)(第三三四號) 上士幌村に水道敷設の請願(高倉定助君外二名 紹介)(第三四二號) 天川砂防工事施行の請願(木下榮君紹介)(第 三四六號) 亂川及び押切川の上流にダム