1950-06-15 第7回国会 衆議院 地方行政委員会 第36号
さらにわれわれが入手した情報によりますと、五・三〇事件の発端というのは、丸の内警察の警備情報係の原田という巡査並びに入江という巡査らが現場ヘスパイとしてもぐり込んで挑発したものである、こういう情報が入つております。
さらにわれわれが入手した情報によりますと、五・三〇事件の発端というのは、丸の内警察の警備情報係の原田という巡査並びに入江という巡査らが現場ヘスパイとしてもぐり込んで挑発したものである、こういう情報が入つております。
それにはどう書いてあるかといえば、警察その他の諸機関が労働者のストライキをすることをスパイし、または正当な労働組合の活動を抑圧することはできないと書いてある。ところがあなたなんかの指令では、ちやんとデモンストレーシヨン、そういう中に入つて、そうしてスパイしろというようないろいろな指令が出ておる。
これは不都合ではないか、スパイ活動ではないかというようなお尋ねでありますが、警察は言うまでもなく犯罪の捜査、予防また社会不安の除去というような職責を持つております。それがためにいろいろの調査をすることは、警察の当然の職務であります。
特にソ連憲法に明示してあるごとく、外国の情報を蒐集するスパイ行為を行う、社会的な利益を侵害する、国家を危うくするというような見地におきまして、敗戰前の行為、即ち昭和二十年の八月ソ軍が進駐以前におきまして国境方面に主として重点的に行使された日本軍のソ連に対する諜報的な行為は勿論のこと、更に今共和国になり、民主国家として新たに成立しました中国の利益を侵害した共通的な行為、こういう点については非常なる力を
五十八條関係、これは最もソ連側で嫌うスパイ行為、それから反ソ行為、こういうようなソ連から言わせる極惡犯人、これを引拔いて、そうしてどこへ連れて行きましたか分りませんが、皆移動して行きました。そのうちに日本人対島勝也という青森県の方も入つております。その外四十七年七月から五十年の二月までの間に大体転出入四百名という数字になります。
これに対して佐々木君から、アクチーヴであるとか、あるいは向うのスパイをやつた人間は、なるほど牛なべも食つておつたろうし、うまいことをやつておつたから、太つて帰つて来たのもある。現にこの間ここに呼んだ証人の中でも、大分太つて帰つて来た者があることは私も認めます。
人殺しだとか、スパイだとか、聞くにたえないようなことを言われている。しかるに日本共産党はまだコミンフォルムからにせものだと言われておりません。それだからあなた方の祖国がソ連だということははつきりしている……。(発言する者多く、聴取不能)そういういいかげんなことを言う必要はない。あなたはうそを言つている。はつきり言いなさい。
色めがねをかけたスパイもあるし、女のスパイもある。それと同じように皆使い方ひとつです。一つだけ使うわけではなく、結局は今言つたように反動分子を摘発する場合と、また取調べ中の人間に対して、そのものをそぼから調べ上げて行くというような行き方、いろいろあると思います。それは政党方面でもいろいろ使つておることではないですか。
それから諸般の事情から考えてみて、わかるようにやをスパイはスパイじやないのです。わからないようにやるのがスパイなのです。だからそういうことがあり得るということはその人の判定によると思います。まずそういうことがあるかないかというような問題よりも、要するに判定問題だと思います。
○安部委員 それではそこにスパイ——スパイといつてもあなたは否定されるでしようが、具体的に申しますれば、共産主義の教育にじやまになる者の排除の奏に、いろいろな密告もしくは摘発というようなことがあつた。第二番目には反ソ、反動分子——何か共産党に対して協力せぬとか、あるいは共産党の教育に対して協調しないとか、そういう反動分子の摘発。第三番目には戰犯容疑者。それはソ連的意味の戰犯容疑者である。
そういうことを言うやつは敵のまわしたスパイだというような有様でした。孫呉あたりでは内田という中尉が中島中佐に殺されたことがありました。皇軍を信じろ、これは敵を腹中に入れるためにやつておるのだ、そんなことはデマであるというので、至るところで戰闘をやり、あるいはどんどん逃げて行つた。ですから山の中に入つた者は、三箇月も五箇月も戰争が終つたということを知らなかつた部隊がたくさんあつたわけです。
そうすると、あなたはスパイ的に戰犯を裏から洗つていたというように、反動分子というものを取扱つたと理解してよろしゆうございますか。
けさの某新聞によりますれば、先般不幸不慮の死を遂げられましたる菅季治君は、某国のスパイ容疑の濃厚な人であるということが、明瞭に同僚であつた人からの口より語られております。
○石田(一)委員 あなたは今のお言葉で、スパイということを取消すとはつきりおつしやつたので、私はこれ以上追究しますまい。さつきの言葉を撤回しましよう。
○佐々木(秀)委員 重大なことをお聞きしたのですが、あなた自身がスパイをつけられたと言いますが、そのスパイに使われた人の名前を御存じですか。宇野喬夫から命ぜられて、あなたにスパイ的行動をとつた人を御存じですか。
○小島証人 自分にスペイをつけた、今スパイ、スパイと言われますと、非常に陰険な気持になります。それで要するにスパイという言葉を訂正しましよう。というのは、スパイという言葉でもいいのでしようが、要するに自分が反動的な気持をまだ持つておるかどうかとか、その後反動的なことを言いふらしておるかどうかとか、そういうようなことをタッチさせる人間がおるわけなんです。
それもあるいはスパイじやないか、反動じやないかというような疑いをかげられて、非常にいろいろな問題に逢着する。従つてできるだけそういうような反動分子には遠ざかつて、敬遠主義をとるというようなことがあつたのではないですか。
○木村(公)委員 そうすると、たとえば民主化されたとかされないとかいうことをロシアの方で発見するために、スパイなんかを日本人の間に多く存置させておつたような事実がありますか。
○山口証人 いわゆるソ連のスパイをつかまえたろう、それから解放軍のスパイをつかまえたろう、この一点張りであります。私はそれは何もやつていない、つかまえていないということをつつぱりましたら、その係官は、お前は天皇裕仁からただで俸給を貰つておつたか、こういうことを言いました。
まず警察の組織の中へわれわれのスパイを入れる。要するに警察であるとか、またはもし軍隊ができておる場合には軍隊、あるいは軍需工場というようなものは、われわれ働くところの人民、要するに階級の者が従事しておるのだ。だからまず警察そのものを破壊する。そして通信機関を破壊する。そして発電所をつぶす。まず破壊的な面から見ますと、それが第一にあげられました。
○佐々木(盛)委員 法務当局の御意向はわかりましたが、次になおついででありますから、法務当局に申し上げておぎますがこれらの高橋とか、浅図とか、それらの人々でこういういわゆるスパイ的な活動をやつて、その後許されて内地べ引揚げて来た人々が、どういう活動をしたかということにつきましては、ここに詳しく内容が書いてありますし、またそれに対する証言をしておる人もありますので、参考までにこれを置いておきますから、
大体の大ざつぱな内容を申し上げなければならぬと考えますが、この記事の中を拾い読みいたしますと、「南千島に抑留されていた同胞たちがソ連の密命を帯び、深夜あるいは濃霧にまぎれてソ連占領地に最も近いノサツプ岬付近から上陸し、命を終えてまたひそかに同地点から姿を消していた事実が判明、千島の残留同胞は現在一応全部引揚げたことになつており、スパイの役目を命ぜられた人も大半引揚げてはいるが、調査の結果まだ残つていると
○高橋(一)政府委員 ただいまの御質問の法律の方の問題でございますが、現在いわゆるスパイの取締りといつたような法律がございません。前段にお尋ねの千島と北海道との間に、日本人でひそかに出入しておつたというようなことは耳にしておりますが、検察庁として今日までその種の事件の送致を実は受けておりませんので、詳しいことはよくわかりません。
人身攻撃といいますか、つるし上げカンパというものの火ぶたが切られて私たち各人の発言はなく、また自由の発言も求められず、各人の演劇、收容所の文化運動も完全にプロレタリア演劇に切りかえられ、壁新聞それ自体も、反軍闘争の過程から完全にプロレタリア演劇にかえられて、私自身が考えて、いやしくも各人の人間性に立脚する発言をしようという言葉は封ぜられ、完全に各人と各人とのスパイ的なものが行われ、ここにつるし上げカンパ
○吉田証人 スパイ組織といいますか、たとえば日本へ帰つたらほたもち、大福もち養いたいと天講ず残る気持はあるけれども、現実にはせめてぼたもち、大福もちを帰つたら食いたいと二人で話をしますと、たれか聞いておりまして、その次の日ひつぱり出して彼をつるし上げる、それがためにお互いに日本の故郷の話を語つたり、あるいは現在の作業のことについて、自分の人間としての芳しさを少しでも訴えます。
そこでその悲惨な状態にいる抑留者の方々が、お互いにみな帰りたいものだから、民主運動に参加するようた形勢になるでしようが、お互いがスパイをし合うような形になつて来ておつたと思うが、その反動分子摘発闘争の実態について、少し聞かしていただきたいと思います。
その仕事をするこの特高スパイ的な従事員は大変苦労を重ねておるが、これに要した費用はいろいろな関係上金は渡して使わしたんだが、領收書は取られない。だから領收書はないけれども、とにかく承認して呉れと、こういう、警備課勤務の柴田芳助という人が……京都府警察隊長の柴田芳助君が出しておる。その受取も来ている。これはやはりソ同盟と連絡があつたということになりはせぬか。
こんなものが渉外関係になる前に、長い間こういうことをやつて来ておることは、この前の質問でもわかつておるように、スパイを放つて培養してやつておる特審局、あるいは法務府、日本の政府には、こんないけしやあしやあと、長崎県針尾の收容所に收容した中国人の不法入国者九名と一緒に渡つておることが知れないわけはない。
それがこの重要問題に対して、スパイの行動をとらんがために入つて来たというようなことは、これは全く兼岩君の憶測によるのであります。ついでに私は申上げたいのでありますが、私は今の証人喚問問題に限らず、すべての他の問題に関しましても、私に対して衆議院議員が説明を求めに来るということは、これは私としては欣然お受けしたいと思います。
問題は代議士がいたか、祕書はいたかということではなくて、我々の知らない間に、院内の秩序は当然あなたの責任において衞視、警務部長以下の関係で取締ればいいのに、院内に警視庁の巡査部長が我々の会議のうしろの方に来ていて聞いているということは、私はスパイという意味は付けたことはないのです。院内の議長室の秩序を保持するために、どうして警察権を利用されたか。これこそ国会の運用を誤まつているのではないか。
たとえば、その中では、日本の非武装化、非軍事化、軍事訓練の禁止、スパイ制度復活の取締り等について強く言及しておるのであります。これを、さきに発表されました中ソ友好同盟條約と思い合せるとき、日本帝国主義の復活が国際的に注目せられておるという事実を物語るものであります。
先ほどよくわからないから、次会に答弁をしていただくという話でありますから、そう責めるには値しないと思うのですが、特審局では恐るべく特攻隊の——また過去の経歴だけを問題にするのではありませんが、特攻隊から復員して帰つて来ました後に、明らかに反共的な団体に加盟し、反共的な言辞を弄し、しかも言辞だけでなく、地下組織を持つて共産主義と闘うというような運動への意図をはつきり持つた池田正善という男を、特審局のスパイ
しかし特別審査局がみずから他の団体に対しまして、スパイを潜入させるというようなことをした事実は一回もありません。しかしいかなる個人からでも喜んで情報の提供を受けます。そうしてまた必要とあれば、これに対して金若干を報奨いたします。これが私どもの職責であると考えております。
○加藤(充)委員 必要があればというのですが、月々二千円見当の補助を與えるというようなことは、常時的にスパイをさせておつた、雇つておつたということになるのですが、そういう点では問題があつたときに報奨的に費用を出すとか、あるいは実費弁償するとかいうような意味合いにおきましての報奨とは違うと思うのですが、その点どうですか。
私が初めて予算委員会で取上げました二月十三日のときにおいても、この神聖なるべき国会の中に、ある検察関係のこれと緊密なる連絡をとつたとおぼしきスパイ的存在が入つていた。こういう事実すらあるのです。私は名前を言えといえばはつきり申し上げてもよろしい。予算委員会の中に、この関係に連絡をとつているようなものまでが配置されているという事実がある。
ただいまお話の池田何んとかいう話は、私は初めて伺つたのでありますが、私はスパイ政治というか、秘密警察をやろうとは決して思いません。それは何かの仮定であろうと思いますが、それはよく調べましてお答えいたします。私ちつとも知りません。
第二点は、検察庁並びに特審局が憲法、ポツダム宣言、あるいは極東委員会の十六原則を無視して、民主団体に対するスパイ政策を行つている事実の一端が暴露しましたので、これを質問いたしたいのであります。そのスパイというのは池田正善という男であります。
これは釈迦に説法かもしれませんから簡單にいたしますが、スパイ政策をやつたり、あるいはまた秘密警察の再現をやつたりすることは、基本的な日本の管理政策として連合軍から嚴重に禁ぜられておるのであります。しかも池田正善という男をスパイに使つておる。