1951-10-24 第12回国会 衆議院 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第8号
たとえば北鮮軍のスパイと国内治安問題、あるいは共産主義と騒擾事件の関係、具体的にあげますならば、たとえば神戸の事件その他の騒擾事件と、日本の今度のこの結ぼうとする條約との間に、やはり考えなければならぬ関係が含まれておるかどうか、この辺承りたいものと存じます。
たとえば北鮮軍のスパイと国内治安問題、あるいは共産主義と騒擾事件の関係、具体的にあげますならば、たとえば神戸の事件その他の騒擾事件と、日本の今度のこの結ぼうとする條約との間に、やはり考えなければならぬ関係が含まれておるかどうか、この辺承りたいものと存じます。
この問題は表面はきわめて簡単な問題であるのでありまするが、しかしこうしたことがかりに今後行われるといたしますると、この入国者の中には、もちろん今仰せのごとく、真に世界の平和を希望し、そしてまたアジア人の福利を増進するというりつぱな人々もあると考えておりまするが、中にはいわゆる国内の情勢を探知して、またこれを他に通報するといつたようなスパイ的な人間も相当入つて来ておる疑いもあるのでありまして、かような
そこで私は御承知の通り警察制度が改正になりまして、新警察制度ができました以上、新警察の取締は基本的人権を尊重して正々堂々と取締を果すべきものであり、とかく旧来の警察におきまして或いはスパイを放ち、或いはおとり捜査をなす等、市民の人権を侵害しておるような傾きがあつたようでありますが、当市の警察におきましてはそのようなことはやつては相成らん、法の正面から正々堂々と取締を実行すべきものである、そうして若し
レッド・クロスだとかいうものは、西欧側のスパイだというような口実でどうしても明らかにしない。それでいろいろ努力折衝した結果、話には乗つている。併しその話の内容についてはどうしても言えない。それはおわかりになるように、日本の議員なんかにしやべつたのでは、すぐそれが伝わつてしまう。それじや今後の交渉に非常に工合が悪い。
第二に調査のためのスパイでございますが、私どもは調査する場合におきまして情報工作をすると只今申上げておりますが、これは公的な機関から来る情報もあります。民間のかたから得る情報もありますので、これは自発的に情報を提供される人から頂戴するという建前をとつております。その所属団体の如何を問わず自発的に情報を提供される方から情報を頂戴する。
それからもう一つは調査とか捜査等のために一種のスパイ的なことを相当やつていらつしやるじやないかと思うのですが、それはどうでしようか。例えばわざと公職追放に該当する公職の不適格者を使つて、例えば旧軍人のようなものであります。
彼が舞鶴で逮捕されて、さようなスパイとして行動するような勧誘を受けた事実、これはちやんと証拠があがつております。それからもう一つは、札幌におきまして何か悪いことをして刑務所に入つておつた。そのときにいろいろスパイの事実をばらした。そういうことがきつかけになつて、北海道新聞の記事になつた。
とつてもそれは本当のことはつかめないのでありますから、行つたか行かないかわからんようにして本当はこれはスパイ的といつてはおかしいけれども実際は誰にも気付かれたいようにして行つておる場合がたくさんあります。併し私が調査員でありますと言つて行つた人は恐らく一人もないと思うのであります。
あなたは、実際は初めから共産党の内情をスパイするために共産党へ入り、そのためにこれを暴露したけれども、検察庁、警察において何らおとがめがなかつたのだと思いますが、その点はどうですか。
それからまた今のお言葉の中に、スパイというお言葉がありましたが、私はスパイという言葉につきましては、実に情ない気持を持つておりまして、そういう言葉は今の警察、むろんその他の官庁、あるいはその他のあらゆる機関、日本の国内には、スパイという言葉は私はないと信じております。
私がどこかのスパイじやなかつたかというようなことを言われておりますが、私の党員時代は、おそらく私の無二の親友がスパイであつても、私は摘発するくらいの気構えを持つてやつておりました。全然そういうようなことはありません。
○田島証人 うわさですか、スパイですか、別にそんなことは聞いておりません。
かかるデマを報道し、問題の真実を曲げんとする行為は、明らかにこれはスパイ政治の行為であります。同時にこれによつて国民の真実に対する誤まつた認識を與える結果となり、且つ又これによつて政令三百二十五号違反事件として事件を成立せしめんとする全くの労働組合運動彈圧の陰謀政治の現われであると断定せざるを得ないのであります。
PTAの大会をやるのが真意であつた、ところが人民抗議大会をやるというようなビラが撒布されて、ところがTTAの招集状にはちやんとPTAの責任者が印を捺して招集をしておる、ところがビラにはPTAの署名も何もない、印もないようなビラが多数に撒かれている、これは明らかにスパイの行動であつて、PTAのやつたことではない、本旨ではないということが言われているのですが、その点調査なすつたかどうか。
刑務所の内部におきましても、職員などは非常に乱れておりまして、たとえば町のボスなんかに対しては、やはり家庭との連絡をとつて、タバコなどをもらつておるとか、いろいろそういうこまごましたことはありまするが、私どもが重点として聞きたいことは、要するに政治犯に対する現在のこうしたスパイ網組織をつくつたり、あるいは病気になつた者に、レプラ菌とかあるいは結核菌を注入しようというので、看護人がそういう血をとつてやることもあるらしいので
○古橋政府委員 政府におきましては、共産党員である受刑者に対するために、特別にスパイ網の政策をとるとか、あるいはそのほか特別な手段をとつてこれに対する用意をしているというようなことは毛頭ございません。最初に申し上げました通り、いずれも憲法に保障せられました国民といたしまして、受刑者としての取扱いを平等にいたしておることを御了承願いたい。これが当局の方針でございます。
第一に收容者のいろいろな連中を使いまして、それぞれ計画的にスパイ組織をつくつている。政治犯の隣室にはいろいろなものを入れて、それから情報を取寄せるとか、あるいはいろいろな形でこのスパイには自由を與え、特権を賦興する。そうして級をどんどん上げてやるというような待遇を與えて、独居拘禁者、あるいは患者、あるいは少しでも級が上り、自由な身になるという希望を巧みに利用してスパイ網をつくつている。
実に人間としてあるまじきようなことを言つてそうしてスパイ的な行為によつて全く基本的人権を蹂躪するというような形においてやられたというのが、これは戦争前の姿だと思うのです。
最近の政府のとつておりますやり方は、言論の圧迫、武裝警官による演説会場の彈圧、あるいは私服警官による演説会場へのスパイの潜入、こういうことは公然と行われておるのでありまして、しかも選挙法のような重大な基本的な政治的な権利である場合に、官憲がそういう会場に立ち入ることを許しているというような條項は、私どもは残しておくことに賛成するわけには参らない、従つてこれは現在の選挙法から除くように改正していただきたいと
これは曾つての特高は悪いことばかりやつたとは言いませんけれども、特高の罪悪史の一面におきましては、相当意識的なスパイ政策をやつている。即ち作為された情報をこしらえて中央政府なり、議会に対して人を脅かすような情報を提供しているということがわかるのであります。三・一五事件、四・一六事件と言われて、我々記憶に残るだけのあの全国的な共産党の大検挙、こういうことは本当は芝居がかつているのであります。
それから今お聞きした密入国、密出国、密輸入の件ですが、人間の数だけが上げられておるのですが、このもつと詳細な区分をお出し願えるかどうか、たとえば共産党はどんどん海外へ行つているとか、北鮮からスパイが潜入しているとか、新聞に出ているのですが、この数だけ見ますと、なるほど朝鮮人や日本人がたくさんやつておると新聞で言われているようですが、実際にはこの数の圧倒的な部分がそれなのかどうか、これは私どもぜひ知りたいと
というのは私服警官がそういう挑発をするというのは、少し判断が狂つているのじやないかとおつしやいますが、ところがそれは押谷さんの非常に甘い考えでありまして、事実共産党を陷れるためには、今までの歴史的な事実の中にも、共産党の中にスパイを繰込んで、銀行ギヤング事件というものをしでかした事実があるのでありますから、私の判断は決してそれほど狂つておらない、この点を申し上げてその次の質問に移ります。
もし努力するつもりがあるならば、どういうような形でやられるか、また国民自体が中共貿易を盛んにする運動を起すためには、どういうふうにやつたならば法務府のスパイが共産党員につけられないか、この党も伺いましよう。
これらの手段を通じて、軍は政治的スパイ網を張り、言論、集会の自由さらに思想の自由まで彈圧し、非道の圧制によつて個人の尊嚴を堕落させるに至つたのである。日本はかくてまつたく警察国家であつた。」
ただいま各国の動乱の状況を見ますると、スパイ戰術とゲリラ戰術が横行しておるのであります。国民生活の根幹を破壞し、政府の転覆あるいはその他の手段を用いる方法として、交通、通信、動力源の破壞ということは、各国の動乱につきものであります。現在の日本の警察力と海上保安隊によつて、もしこの治安が侵された場合に、はたして防止する可能性があるかということの力強い政府の御答弁を得たいのであります。