1947-10-18 第1回国会 参議院 鉱工業委員会 第14号
こういう場合において石炭、ガソリン、配合剤、電力こういうものが全部相マツチして初めて生産が挙るのでありますが、その一つが欠けた場合においては生産は停るのであります。然らばお前はどうしておるか、そういう場合は止むを得ず、電力で処理し得るものの方へ人を廻して、そうしてその一部の仕事をしておる。電力が停つた場合はどうするか。その場合は、配合剤を以てやるところの仕事に全工員を集中せしめる。
こういう場合において石炭、ガソリン、配合剤、電力こういうものが全部相マツチして初めて生産が挙るのでありますが、その一つが欠けた場合においては生産は停るのであります。然らばお前はどうしておるか、そういう場合は止むを得ず、電力で処理し得るものの方へ人を廻して、そうしてその一部の仕事をしておる。電力が停つた場合はどうするか。その場合は、配合剤を以てやるところの仕事に全工員を集中せしめる。
尚、これは木炭なんというものは絶対絶命で、トラツクを、木炭に戰時中変えたのでありますから、成るべくガソリンの輸入というようなことに政府は努力されて、そうしてガソリンに変えて行く、そうして木炭の家庭配給を多くし、電力を或るべくそんなことに使わないようにしたい、こういうふうに思うのですが、そういうような用意があるかないか、それもお尋ねいたしたい。先ず一應それだけお尋ねいたしたいと思います。
ガソリン輸入墾請の問題などがどうしても一番手近な解決の策なんでありまして、そういう問題はその中に入つておるのであります。そこで向うとしましてもいろいろ関係の向が非常に多くなつておりますので、相当愼重に檢討をしておりますので、もう最後の段階まで殆ど來ておると思うのでありますけれども、まだ向うがそれをどの程度アツプルーバルするかという点がはつきりしておらんという段階であります。
○説明員(木村武君) 私共も実は同感でありまして、是非先程申上げましたように、最後の段階になつておりますので、結局ガソリン依存などということをこちらからも要求いたしましたけれども、できないということで、そこでますます計画の実施については非常にむつかしい。
なおまた一般輸送の上に重大なる影響がありますので、これらの問題については、關係當局である運輸當局と連絡をとつて、十分對策を講じたいと考えますが、また一方薪炭による代燃車をある程度制限する、だから全般の輸送に重大な支障が起りますので、進駐軍當局に對しても、積極的にガソリン等の燃料を輸入する要請を、執拗にいたしておる次第であります。
それは木炭でありますが、それまでは運轉手がガソリンの運轉であつたために、代燃装置の扱い方が悪い。それについて私は意見書を出したのでありますが、それから二月ぐらい経つてから、それと同じようなことが「ドイツ」という雑誌に出ておりました。それを聽いて見たらどうか。ドイツに速かに問合して見たらどうか。それにはどうするかというと、國際電話で話をすると、その日の内に分るからと言つたことがありました。
委員長自らガソリンを使い果してしまつて、今度自分でガソリンを買つている。そうすると外の委員が借りようとしても、委員長目らが買つて來ている油だから、勝手に使えない。遠慮してしまう。そうなると委員は完全に政治的活動ができないという声があつたので、ここに報告して置きます。
すわち電燈とガスとそれからガソリンでやります一種のランプ、この三つを装置しておりました。そのことは戰爭という不時のことを考えておりますことでありますか、あるいはジャワという所がよく停電でもあるためでありますか、その邊のことを伺うことは忘れましたが、とにかく三段の照明を有しておつたのを見ております。
尚先程大臣からお話がございましたように、今後の日本の自動車の燃料を解決して参ります上におきましては、いずれも液体燃料につきましては輸入に依存しなければならないことになるのでございまするが、ガソリンも必要に應じましてできるだけ輸入を殖やし、自動車に対する割当を増加して頂けるように懇請もいたしたいと存じておりまするが、尚デイーゼル自動車の問題につきましても積極的に研究を進めまして、同じ液体燃料を使うといたしましても
例えば日本の油は、ガソリン等の高級なものはできませんけれども、デイーゼルならば相当補給ができるというようなことを考えますれば、デイーゼル・エンヂンを使つた自動車に相当期待が持てるのじやないかと思われます。又、自動車工業そのものの技術的発達の程度から申しましても、現在アメリカで行われておるような、あの大量な車の種類を日本でやりましても、なかなか容易じやないと思います。
これに対して何かこの際至急、或いはこの冬には間に合わないかも知れませんが、代燃車を全廃して本然のガソリンを使う姿に還すというようなお考えがあるかどうか伺つて置きたいと思います。
しからば學校に行つて映したらどうかという意見も出るのでありますが、學校にフイルムなり映寫機をもつてまいります場合には、今日非常にガソリンのないときで、自動車に非常に高い金がかかりますので、どうしてもこれは近隣の學校が各所の映畫館と特約いたしまして、教育映畫を見せているような實情なんですが、どうも税務署の方は入場税をかけるのでありまして、こういつた點について、何とかよい方法はないかと思いまするが、文部大臣
また輸入燃料においても、ガソリン、その他のオイルにおいてもその通りであります。またこれに必要なる綿花の輸入においてもその通りであります。それらの生産における資材の確保の上においてもその通り、私どもは企業の確立、進展のために一定資材を確保していく方策をとつておるのであります。なるほど一面、從來の地方長官は輸送行政の一元の上において、出先機關よりも把握力をもつておる。
そこにおいてちよつと附け加えて申上げたいのは、鐵道省は隨分方々から陳情を受け、又請願も受けておりましようが、自分で物を鐵道に供出して列車を動かして貰つたのは常磐線だけではないかと思うのでありますが、それは昨年つまり終戰後、非常に常磐線の乘客が混んで困る、これはどうかしたらいいだろうというときに、圖らずも話題に上つたのがガソリン・カーであります。
車輛に關する課税についての規定、これは免許手數料、ガソリン税及び自動車に關する財産的な税金、こういうものが規定されております。次に車體の大きさ及び重量の制限、速度の制限、所有權の證明書についての規定、その他保安に關する規定を掲げております。 公共用の自動車に關しましては右の外、自動車事業法規が適用せられるようなことになつております。
然るに最近の現状を申しまするというと、從來はガソリンで走つておつたものが、代燃車になり、タイヤ及び燃料の入手その他についての資料の非常な入手難から運行が自然亂れ勝ちであります。トラツクにおきましては、一定の物を出さなければ荷を積んで呉れないというようなことで、非常に各方面では業者が非難をいたしております。
○成重委員 具體的に申しますが、實は先だつて商工大臣が九州を視察するというので、私どもは地元の關係で自動車を一臺用意しておいてもらいたいということを市長あてにお願いしておきましたところ、市長の方では、ただいまその代燃車をガソリン車に切りかえるために手續中であつて、それができない。
具體的に申し上げますと、戰爭中公共の自家用自動車といいますか、市役所等の官公署に備えつけてあります自動車等の木炭車であつたものが、これをガソリン車に切りかえるという場合における手續等について、私は詳しいことを知りませんが、われわれのところでもつて最近これをガソリン車に切りかえるために、縣の方でも許可にならないし、何か特別な手續を必要とするようなことを言つておりましたが、大體從來の木炭車をガソリン車に
○郷野政府委員 ただいまガソリンの自動車用配分につきましては、できるだけこれを増加してもらいますように、關係當局にもいろいろ實情を具して懇請をいたしておるのでございますが、その使い方につきましては、私どもといたしてあらゆる努力を拂いまして、ガソリンをほんとうに國民生活の維持、また經濟再建のために、ガソリンでなければならない方面に重點的に割當てて使用するという努力を、まず拂わなければならないことになつておりまして
殊に日支事變以來は、御承知のように新車の配給がない、また部品の配給もない、タイヤの配給もない、ガソリンの配給もないというので、非常なる極端なる状態になりました。車は、その當時におきましては、まず新しい車を入れますと、三年ないし四年を使いますれば、もうとうてい使いものにはならない。
そこで業者は、もし省營でどうしてもやらなければならぬという所であり、またそういう事情があるとするならば、何ゆえに業者に一言の連絡もなくしてその計畫を立てたか、殊にその營業所、車庫の設置にあたりましても、非常に秘密を守つてその計畫を立てて想んできたというそのことを、業者が聞きまして、これではたいへんだ、現在非常に荷物は少くなりつつありますところへ、さらにここで縣内に三十箇所の連絡所を設けて、しかもガソリン
今一つはガソリンを輸入いたしまして、このガソリンを交通用の燃料に廻して交通用に使つておりまするガス炭を家庭用に廻すようにしたらどうかというような意見がありました。大体極めて簡單でありまするが、その時の模様を申上げますると、こんな事情であります。
それからガソリンの點については、御質問の御趣旨がちよつとわかりかねましたので、恐れ入りますが、もう一度お願いします。
この井戸竝びに濕地帶の排水は、これはガソリンをもつてするいわゆる發動機ポンプでなければできないのであります。しかるに現地におきましては、このガソリンの配給は出先の鐵道管の所管に屬しているのであります。
このものはガソリンを使用するポンプをもつて、排水しておる状態でございます。それから特殊の電動機による排水のない濕地帶に、これをまだガソリンを使用するポンプをもつて排水しておるのであります。そのガソリンの配給權は、これは運輸省にあるのでございます。これは間違いありません。
現に停車場に連絡をとるバスのごときも、どうもバスではあてにならないので、汽車の連絡が一向つかないというような苦情もよく聞くのでありますが、それも車が十分にあつて、そしてガソリンもタイヤも十分にあれば、そういうことはないであろうと思うのであります。けれどもそういう點に對しまして、改善の途は政府といたしましても十分努力したいと思います。しかしそうでない所で省營の希望のある所もこれは相當ございます。
現にガソリンの配給と言つても、今月一ぱいで切符の期限が切れるというのに、ガソリンがない。券が無效になつておる。できないから十日は日延べしよう。これを詳細にしないと國民がいたずらに騒いで民間事業者を攻撃して、地方的に大分悪化するということは國家のとる策じやない。
併しながらこれに対しまして資材の状態がどういうふうになつておるかと申しますると、大体ガソリンにおきまして所用に対しまして本年度の上半期の実績は四六%ぐらいの充足率を示しております。タイヤの関係におきましては二六%ぐらいでございまして、資材の割当につきましては一般の民営自動車と大体におきまして同じ基礎におきまして、國営自動車も資材を使つております。
なおその上にタイヤ、ガソリンの事情も相當窮迫いたしておりまするし、代用燃料——大體バスは代用燃料で運轉いたしておりまするが、その入手につきましても非常な制約がございます。そういう關係からいたしまして、バスの路線につきましては大體五十%が休止をいたしておる状態でございますが、營業を休止するにつきましては、むしろ官廳側の慫慂によるものもございます。
私どもといたしましては、中央に設置せられました應急救助對策委員會におきましても、自動車の輸送上の使命から考えまして、中央において應急的に急いでこれに必要なガソリンの手配をいたすとか、なおまた輸送上の必要に應じまして車の集中をいたすというような輸送の手配を講ずるとか、こういうことにつきまして打合せをいたしまして、なお現地に對しましては、ただちに各都府縣にございます自動車事務所に對しましても、地方の當局
○島上委員 それではその問題をもう一遍重ねてお伺いいたしますが、御承知のように、東京驛を中心として都バス、私バス、いろいろの變つたバスがたくさん入りこんでおつて壯觀を呈しておりますが、そういうバス會社が、認可になつた路線を休止して、東京都のバスと競爭しているということは、私には、車輛がない、ガソリンがない、資材がないという理由とはちよつと別だと考えられるのです。
○飯田精太郎君 長官に一つ伺つて置きたいのですが、この間もちよつと話が出たのですが、ガソリンを輸入することができれば、代燃車を止めて、その木炭を家庭に廻したらどうだというお話もあつたのです。この冬の渇水には間に合はんかも知れませんが、將來は一つ森林等の関係から見て、当然代燃車というものは止めなければならんと思いますが、こういうことを何かお考えになつたことがありますか。
○國務大臣(和田博雄君) それは綜合燃料対策の中にも一項目として謳つて置きまして、できるだけ今の代用燃料の車をガソリンに変えるということは我々勿論考えておるのであります。それも一つの項目に謳つて置いたわけでありますが、ただ我々としては万全の努力を今拂つておるのですが、それの輸入がなかなかむずかしいのです。お話のようにガソリンが直ぐ手に入りますれば非常に將來炭の方は助かると思います。
また輸送の實績に應じまして、ガソリンその他資材を配給するという制度もとられることになつておりまするが、これらの實施にあたりましても、自家用車が眞にこれらの物資を輸送するという場合におきましては、資材の裏づけなどにつきましても、營業車と同様に十分適切な考慮を拂つてまいるつもりでございます。
なお車齢の點から見ましても、七年、八年ないし十年というような車齢のものが多いというような現状でございますし、タイヤ、ガソリンその他の燃料の面におきましても非常に行き詰まつております。なお戰爭中からいたしまして、特に鐵道と竝行しておるような區間につきまして、鐵道で一應輸送が間に合うようなものにつきましては、官廳側から慫慂いたしまして、休止をさしておるというような路線もございます。