1968-04-04 第58回国会 衆議院 懲罰委員会 第5号
○鯨岡議員 私は必ずしもそうは思いません。委員長が懲罰の意思がかりになくても、私は出すかもわかりません。なくても出すかもしれません。あってもちゅうちよしていれば、出すかもわかりません。それは私がお答えする範囲ではないです。私は法の示すところによって、出したわけですから。
○鯨岡議員 私は必ずしもそうは思いません。委員長が懲罰の意思がかりになくても、私は出すかもわかりません。なくても出すかもしれません。あってもちゅうちよしていれば、出すかもわかりません。それは私がお答えする範囲ではないです。私は法の示すところによって、出したわけですから。
○鯨岡議員 その通りであります。——ちょっと待ってください。委員長が懲罰をする意思がない——これはないかあるかわかりません。なかったかあったか私にはわかりません。ただ私が皆さんとはかって出したということは、安宅委員が言われたとおりであります。
○鯨岡委員 ちょっと先ほどの問題に関連して、外務省のほうにお願いしておきたいのですが、いま承るところによると、ジョンソンのきょうの声明といいますか、演説がどんどん電文で入っているそうであります。この委員会の終わるまでにできるだけ詳細にその演説の内容についてお知らせをいただきたい、こういうことをお願いしておきます。
○鯨岡議員 私は、ただいま議題となりました議員穗積七郎君の懲罰を求むる件について、その趣旨の説明をいたしたいと思います。 すなわち、穗積七郎君は、去る三月六日、衆議院外務委員会において、主として沖繩返還後の基地のあり方について、佐藤総理大臣に対し質問中、総理を指さして、「あなたは売国者です。あなた、佐藤さん、こちらを向きなさい。」と、語気鋭く、驚くべき暴言を吐いたのであります。また、同君は、その質問中
○鯨岡兵輔君 私は、ただいま議題となりました議員穗積七郎君の懲罰を求むるの動議に関し、その趣旨の説明をいたしたいと思います。 すなわち穗穂積七郎君は、去る三月六日、衆議院外務委員会において、主として沖繩返還後の基地のあり方について佐藤総理大臣に対し質問中、総理を指さして、「あなたは売国者です。あなた、佐藤さん、こちらを向きなさい。」と、語気鋭く、まことに驚くべき暴言を吐いたのであります。(拍手)穗積七郎君
○鯨岡委員 第一の、中共の脅威が影響をアジアの諸国に与えているということについて、総理大臣とジョンソン大統領は意見が一致した、これはなるべく少なくしなければいけないとお考えになったことも一致したということであります。この点について議論をしているとこれは時間が過ぎますからこれでやめますが、どうかひとつ積極的にアメリカにもアドバイスをし、日本もそのように、ひとつ中共の脅威の影響がアジアの諸国をおおっているこの
○鯨岡委員 第三番目の小笠原の帰属問題については、なるべくすみやかにその帰属の結論をお出しになることを要望いたします。 第二番目であります北方領土の問題については、総理はいま千島は平和条約で放棄をしたのだ、だが固有の領土は放棄したものではない、その固有の領土とは、歯舞、色丹はもちろん、国後、択捉である、こういうふうに言われたのですが、そうするとわれわれが北方領土問題として返還を要求しなければならないと
○鯨岡委員 いま委員長から言われたとおり、約束の時間を正確に守りたいと思いますので、お尋ねしたい三つの件を先に申し上げて、お答えをいただきたいと思います。 三つの件は、共同声明に関する件、北方領土問題に関する件、小笠原の帰属に関する件であります。 佐藤総理とジョンソン大統領の声明を続みますと、従来のものと比べて相当の進歩であると見るのがすなおな考え方であると思うのであります。しかし、返還の時期については
○鯨岡委員 上原さんのさっきのお話の中にあったと思うんですが、一セントのボーナスももらっていない者がいますと、こういうことがありましたが、これは何か特別の事情があってのことですか、どういうことですか。
○鯨岡委員 それでは、時間がありませんから、きわめて簡単に質問いたしますから、簡単にお答えをいただきたいと思います。 第二条のC項の基地の労働者の四つの区別、これは使っている側のほうから、あるいは給料の対象から言っておるようですが、仕事の区別でいって、四つを明確に言うとどういうことになりますか。一種、二種、三種、四種。
○鯨岡委員 それは、一体どこまで固有の領土であるかということは、いろいろ意見のあるところであります。それで渡部委員の言うようなことについても、私は全面的に反対というわけではありません。ただ、この際は私どもが見てきたときに現地でどういう話を聞いたかということで、種々の意見があった。それから現在では根室におきましては四島という線で統一されているということでありますというのですから、何もそれをわれわれが守
○鯨岡委員 前国会閉会中、北海道に委員会から視察に参りました。この際、委員長のお許しを得まして、北方の固有領土問題等について、ごく概要について申し上げます。 まず、北方の固有領土問題について申し上げます。 過ぐる二十二年前、敗戦によって日本の固有領土である国後、択捉、色丹及び歯舞諸島がソ連に占有され、このため父祖先代からこの島に常住して、きわめて裕福な生活を送っておりました島民の諸君は、居住地や
○鯨岡委員 その問題は重要な問題なので、この問題につきまして、なお二点ほど外務大臣のお考えをお聞かせをいただきたいと思うのですが、外務大臣がこのごろずっと御苦労なさって、各政党並びに実業界、各界にいろいろ直接お会いになって、かなり時間をかけてお話し合いになったことは、新聞に詳細伝えられております。ほとんど余すところなく新聞を通じて読んだつもりでありますが、特に実業界とは平和利用の面についてかなり詰めての
○鯨岡委員 そのお話でさらにお聞かせをいただきたいのは、そういうようにお考えになっていることをどういうような形で反映していくのか。努力目標はわかりましたが、努力の方法はどういうことか。軍縮委員会のメンバーになるということについて何か特に努力をなさるか。軍縮委員会のメンバーにならずとも、こういうような方法でいま言われたようなことを努力されるか。これらについてお聞かせ願いたいと思います。
○鯨岡委員 外務大臣に二、三の点についてお尋ねをしたいと思っているわけであります。 まず第一にお尋ねしたいのは、核防条約についてであります。いよいよ煮詰まってまいりました核防条約について、外務大臣は現時点においてどんなふうにお考えになっておられるかということをお聞かせ願いたいわけです。日本は軍縮委員会のメンバーではないのでありまして、各党の方に話を聞いたり、あるいは各界の人に会って話を聞かれたり、
○鯨岡委員 ただいま議題となりました自民、社会、民社、公明四党の共同提案にかかる、沖繩問題等に関する件についての決議案につきまして、提案者を代表してその決議案の趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 沖繩問題等に関する決議案 政府は、沖繩、小笠原諸島及び北方領土の返還問題に関する施策の策定及び実施に当っては、特に次の事項を強力に推進するよう要望する。 一、沖繩及び小笠原諸島
○鯨岡委員 それでは、沖繩の問題は政府がしっかりしてひとつやっていただきたいということで、もっと突っ込んでやりたいのですけれども、時間がなくなりますから、小笠原の問題を承りたいと思いますが、小笠原の施政権というものも日本にはない。これは沖繩の施政権のないのと全く同じであると考えていいのですか。これは大臣でなくとも、条約局長でも、どなたでもけっこうです。
○鯨岡委員 青年真青写真と言われるけれども、青写真というものの基本の構想は何か、考え方は何かという疑問を私は持っているのですが、外務大臣は、いろいろ当面折衝されるお立場として、こういうところでどんどんそれを言うことが適当でないというふうにお考えになっておられる、並びにそういうことがわかるお話がありましたのですが、ここで二つ外務大臣に承りますが、ベトナム問題なんかがあるから、あまりいいチャンスではないというふうに
○鯨岡委員 きょうは、主として小笠原の問題で外務大臣並びに総務長官にかなり具体的に御質問申し上げようと思うのですが、それに入る前に、最近、沖繩の施政権返還について、青写真論というのがしばしば論議の的になっております。そして、この青写真は日本のほうでつくるべきであるとアメリカ側で言っている。このことは、最近にわれわれは、沖繩立法院の議長並びに野党代表の議員、さらには、沖繩返還のための民間の団体を代表して
○鯨岡委員長代理 永末さんの先ほどの資料要求につきましては、理事会で協議することといたしますので、御了承を願いたいと思います。 次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。 午後一時四十五分散会
○鯨岡委員 外務大臣のお話で、アジアの先進国はもちろん、後進国が、現実的に、そして好意的に、この考えに理解を持っているということを承って、そうなってくると、これは三木外交というよりは日本外交のビジョンとでも言えるかもわからないが、ひとつもっともっと意欲的に進めていただきたいと思うのであります。 第二番目に、いまの問題とはちょっとうらはらになりますが、しばらく前からわが国のことをエコノミック・アニマル
○鯨岡委員 かなり詳細に御説明をいただいたのですが、そういう三木外交というものに対して一協力してくださいといって呼びかけたアジアの先進国、それから協力されるほうの未開発といいますか、そういう地域、それぞれの受け取り方はいまだ十分でないことは当然ですが、外務大臣はいまの時点でどんなふうにお考えになっておりますか。
○鯨岡委員 三木外務大臣が御就任以来、非常に意欲的にアジア問題を中心として日本の外交を積極的に展開なさっておられること、このことはひとしく識者の認めるところであります。従来日本には外交はないなどと悪口を言われたものでございましたが、戦争に負けて全く自主性を失ったその時期はもちろん、国に何らの力のなかった時代は外交的に見るべきものがなかったのはむしろ自然のことであって、ようやく日本は経済的にも力を持ち
○鯨岡委員 動議を提出いたします。 委員長の互選は、投票によらないで、臼井莊一君を委員長に推薦いたします。おはかり願います。
○鯨岡委員 外務大臣にお尋ねいたしますが、関税一括引き下げ交渉においても、小麦を含む交渉を行なっているということを承りますが、穀物協定交渉は現在どういう段階にあるか、お答えをいただきたいと思います。
○鯨岡委員 この協定は去年の四月四日に作成されておるので、厳密にいえばいまブランクの状態である、こう思うのですが、どうしてこの前の国会でやれなかったのかということについて、委員のほうからお答え願いたい。
○鯨岡委員 さらにしつこいようですが、ソ連というような大国に対しては、日本は、長いものには巻かれろ、しかたがないんだというような政府の考えであるというような気分を現地の漁民が持つようになったらたいへんでございます。そこで徹底的に——これは、あやまちを何も元へ戻せといってもできないことですが、誠意を持ってソ連側が解決してくれるように強硬な態度で日本政府として臨むべきだ、私はこういうふうに思いますし、いまの
○鯨岡委員 外務大臣にお尋ねいたしますが、調べてもらいたいというこちらの要求に対して、まだソ連のほうから答えてもらえないということでありますが、これは、せっかく友好的になってきた日本とソ連との間にとって、まことに遺憾な事件、しかも間違いは間違いとしてまことに残念ですが、しかたがないとも思いますけれども、やはり誠意を持って、こういうことは行動がなされなければならぬ、こういうように思うのですが、外務大臣
○鯨岡委員 原潜の問題についてはきわめて重要な問題ですから、特に折り入ってお尋ねをしたいと思うことはあるのですが、その前に、これは社会党の委員からも前に御質問がありまして、これにお答えをいただいたのですが、まだ十分に結末がついておらないようにも思っておりますので、その後の経過について、きわめて簡単にお答えをいただきたいと思うのです。 ソ連につかまった十一進洋丸事件、あれはぶつかって沈没したというお
○鯨岡兵輔君 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となっているアジア開発銀行を設立する協定に対して、賛成の討論を行ないたいと思います。 委員長から報告のあったとおり、この件に関しましては過般来外務委員会においてきわめて慎重な討議が重ねられてまいったのであります。したがって、私どもは、社会党の方々がどういう理由でこの協定に反対なさるのか、やや詳細に承知いたしておるつもりであります。また、いま重ねてこの
○鯨岡委員長代理 穗積委員にちょっと申し上げます。法務大臣は、参議院のほうで予算分科会をやっておりまして、十分間ということでこちらに御出席を願ったわけでありますが、もうすでにだいぶたっておりますから、そのお心づもりでひとつお願いいたします。
○鯨岡委員 そうすると、もしかりにいまわれわれが考えていることと違って、漁業専管水域の中で漁業をしておったということになれば、裁判権その他は先方にあるんだ、だからああいうふうな拿捕状況はしかたがないのだ、こういうふうにおっしゃるわけですか。もう一ぺん確認をいたします。
○鯨岡委員 何かだんだん明るくなってきたというようなお話でございますが、この事件が起きたのは御承知のとおり三月十四日のことであります。しかも、新聞等の伝えるところによると、釜山あたりの情報では二、三日うちに船は無事に返されるというようなことも伝えておったので、ややわれわれとしては安心をしておったのでありますが、ややこのごろは明るくなってきたような見通しだというようなことが外務大臣の口からいまの時点において
○鯨岡委員 きわめて時間が限られておりますので、簡単に御質問申し上げたいと思いますから、政府の見解も簡単に要点を御答弁を願いたいと思います。 五十三海洋丸の事件についてでございますが、今日までの政府の努力は十分に認めるわけですが、新聞では、外務大臣は、参議院の予算委員会において、見通しは必ずしも明るくないというようなお話があったようであります。そこで、これが正しいとすれば、二、三日うちには無事に返還