1971-03-11 第65回国会 参議院 建設委員会 第7号
○高山恒雄君 ちょっと一つだけ聞きたい。 私わからないから聞きくのだが、つまり賃貸契約をやる場合、その管理者ですね、これに全部まかすのかどうか、そこまではもう干渉しないのかどうか、その点一つ聞きたいのです。たとえて申し上げますと、でき上がったものに対してある会社が契約をしたい、その地域に会社がある、その会社の従業員を五十人ここに入れるからひとつそれで契約をしたい、こういう場合は政府は何にも干渉はできないと
○高山恒雄君 ちょっと一つだけ聞きたい。 私わからないから聞きくのだが、つまり賃貸契約をやる場合、その管理者ですね、これに全部まかすのかどうか、そこまではもう干渉しないのかどうか、その点一つ聞きたいのです。たとえて申し上げますと、でき上がったものに対してある会社が契約をしたい、その地域に会社がある、その会社の従業員を五十人ここに入れるからひとつそれで契約をしたい、こういう場合は政府は何にも干渉はできないと
○高山恒雄君 おとといも参考人の意見が出ましたようですし、過去三万前後の業者であったのが、今日は十七万もふえておる。したがってこういう点を聞きますとね、何だか認可制にして規制をしていきたいというようなふうに聞こえるわけで、いままでの登録制ではだれでもやれるから今度は一つの資格をつけるためにそうした法律をつくって、むしろ規制をして業者をある程度少なくしていこうと、こういうふうにもとれぬでもないわけですね
○高山恒雄君 それでしたら一応お聞きしたいのですが、この建築業にもいろいろあると思うのですね。御承知のように宅地を中心とする殖産、大平工業とか、こういう建設業もあるわけです。なおまた特定業者もあるわけですね。いろいろ建築といってもあるわけですが、たとえば従来の建設の方法でいままでやっておった特定業者の方が、多くの下請を利用しながら系列化しながらあらゆる工事が今日できておると思うのです。そういう人たちの
○高山恒雄君 午前中、午後の審議で詳しい御質問がありましたので、ダブらないような形で質問したいと思うんですけれども、私も建設のほうはしろうとでありますので、ひとつ詳細にお聞きしたいと、こういうふうに考えるわけです。 この第一条の目的ですが、この「資質の向上」をはかりたいと、こういうふうに言っておられるのですが、資質の向上をはかるその目的の主眼点は、一人親方のいわゆる零細業者の資質を含むとされるのか
○高山恒雄君 ありがとうございました。
○高山恒雄君 私が心配しますのはそのとおりですが、たとえば建材でも東京では坪当たりで十五万、九州では十万弱。ところが日本全体から見てみて新しい新建材というのをいまどこの県でもみな使っている。むしろ建材は近畿、関東方面が建材のやっぱり主産地ですよね、九州は輸送費がそれだけかかる。ところが九州は安くできる。むろん労働費も安いと思います、何ぼか安いと思います。そういう状態の中でさらに特定の許可制ということが
○高山恒雄君 内山先生に御質問申し上げたいと思いますが、先ほど先生も御心配されておるように、信用のできない業者をこの許可制である程度制約をする、これには賛成だとおっしゃっておるんですが、この点についてはだれも反対する者はないと思うんです。ただ問題は、業者のつまり制限をするための危険性が多分にあるんじゃないかと、先ほど二宮先生も御質問なさったように、中央のいまの機関あるいは地方の状態では、そういうものを
○高山恒雄君 まあ大臣の考え方は、相当な計画をもって各所に対してもそういう御心配をされる気持ちはわかるのです。これは局長にひとつお聞いしたいのだが、一体地方自治体がほんとうに道路に使える金ですね、ほんとうに道路に使える金は自動車取得税だと思うのです。どのくらいになっておるんですか。これ自動車取得税というのは、これが地方で道路に使える金だと思うのですね、そのほかに何があるのか。いま大臣がおっしゃったように
○高山恒雄君 大臣の答弁を聞いておりますと、一挙にやるということはどうにもならぬと、こういう御答弁ですがね。ところが、政府はあまりにも最近の市町村の現状というものを認識していないんではないか。と申しますのは、特に最近は、御承知のように労働力の不足から産業がどんどん移動しておるというこの事実ですね。これはある程度つかんでおられるかもしれませんけれども、大体この人手不足からくる移動ですね、最近従来にない
○高山恒雄君 私は予算関係から大臣にちょっとお聞きしたいのですが、政府としてはこの過疎対策の道路、山村振興道路、こういうことで二七%あるいはまた一七%の増額をはかっておられるわけです。しかし、基本的な考え方がお聞きしたいのですが、一体この僻地市町村道ですね、こういう道路に対する考え方としてほとんど市町村の財政力に依存しておって、建設省としてはあまりにもこれには力が入れてないのではないか、したがってこの
○高山恒雄君 質問がありましたので、私はあまり質問すまいと思っておったのですけれども、一つだけ要望意見的な質問を申し上げたいのです。実はこの沿岸の問題ですが、塩出委員の御質問に対して御答弁がありましたから、再度申す必要もないかと思いますけれども、どうも災害というのは忘れたころに来る。特に農地災害なんかと違いまして、沿岸災害はほんとうに忘れたころに来る。そうして答弁してもらっても同じことの繰り返しだと
○高山恒雄君 結局この問題は、御承知のようにもう言うまでもないと思いますが、公共的なものですね。したがって公共的なものを、いま力はかすとおっしゃっておりますけれども、もっと国自体がそういう日本の全体をながめてみて、速急にかからなくちゃならないところはいま言われました四十九ですか、そのうちの二十五を五カ年計画でやろう、こうおっしゃっているのですが、指定だけはきめたが実際にやろうという場合には人材の不足
○高山恒雄君 そうしますると、基本的な考え方はわかりましたが、大体この流域下水道というようなものに強くウエートを置くというお考えですが、これらの今後起工しようというけれども、むろん御承知のように二府県にまたがる場合もございましょう、そういう地域もございましょう、また単独の場合もあるでしょうが、これは地方自治体には政府としては二分の一の補助を出してやるだけなのか、政府としてはどこまでのこれに対する指導
○高山恒雄君 大臣に、今回の公害問題を基本にして十四の法案が出されまして、その一部の下水道問題についての基本的な考え方、これについてお聞きをしたいと思います。 いろいろ各法案を検討してみますと、非常に基準あるいはまた汚染度等によるまあ細部にわたる規制が従来よりも強く規制されることになった、こう思うのです。なおまた、公害を排除するために基本的に考えなきゃいかないことは、いま公害といえば何といっても大気汚染
○高山恒雄君 今後の問題としては新しい市街地づくりをやっていくんだと、これはよくわかるんです、当然のことでしょう。私がお聞きしたいのは、四日市は、いま地方自治体のほうでも補償して、二千円と四千円の医療費を出しておるわけですね。そういう金を出しておるわけです。ところが四日市の市民の声をテレビで放送していますから御承知だと思いますが、何ら効果もない。しかも、いままでの距離よりももっと遠隔地の者にそういう
○高山恒雄君 公害問題を考えますときに、大きく分ければ三つあると思うのです。産業の公害あるいは過密化の公害、いわゆる水道下水のおくれですね、水質のおくれ、こういうふうに大きく分析することができると思うんです。その中の複合災害というものを政府が責任持って解決をつけるというこの考え方が出ない限り、この公害の処置はできないのではないかという私は見解に立つわけです。いまお聞きしましたら、複合的なこの災害についてはまだ
○高山恒雄君 総理大臣が見えないので山中長官にお聞きしたいんですが、公害法として十四の法案を出されたんですが、こういう多くの法案を出されて、衆議院でも短時日の間にこれだけの法案を審議するということには問題があるという意見も出ておったことはよく承知いたしておりますが、したがって長官としては、この十四の法案をこの短時日の間に解決つけるという考え方は、先ほど前者の質問がございましたように、基本的なものの考
○高山恒雄君 私は、民社党を代表して、総理の所信表明演説に対して質問をいたします。 与えられました時間が非常に短いので、問題を政府の政治姿勢、公害対策、中国問題、日米繊維交渉の四点に限って質問をいたします。 質問に先立って、今国会において多年の念願でありました沖繩の代表が国政に参加できましたことは、皆さんとともに喜びたいのでございます。 さて、質問の第一は、自民党総裁に四選された総理は全閣僚居
○高山恒雄君 この問題について、特に政府は業界に補償をしても妥結を見出したいというような報道がなされておるのですが、私は、この種の問題は金で解決がつく問題と違うと思うのであります。実際問題として外交の姿勢をどうするかということが主体とならなければいかぬと思うのです。したがって、業界に補償をするから——きょうの新聞にも出ておりましたが、業界に対してそういう国民の税金をその裏づけの補償としてやるということは
○高山恒雄君 六十三国会で、これは本会議の決議にもなったと思いますが、この種の問題の解決について外交機関を中心に解決をつけていきたい、こういうふうに返答されておるのでありますけれども、実際問題として、六十三国会で答弁されたように、業界の意見を無視して妥結はあり得ないのだという考え方には変わりございませんかどうか。国会ではそういう答弁を何回もしておられます。各関係大臣がほとんどそういう答弁をしておられるのですが
○高山恒雄君 外務大臣にお聞きしたいのですが、いま黒柳さんから御質問がございました繊維の問題について二、三質問したいと思います。 総理は、日米の繊維交渉については互譲の精神をもってその解決をつけるべきだ、こういう発言をアメリカにおいてやっておられるわけです。互譲の精神ということは、双方が譲るということだろうと思いますが、一体アメリカとして譲るという見通しがついておるのかどうか。きょうの新聞にも出ておりますように
○高山恒雄君 次に申し上げたいのは、これが確認した前の書類なのです。そこでやっぱり悪いことはできないものだなという気がするのですが、それは第一審で提出された乙の八号証の二にある大久保千代松という印鑑です。これはごまかすことはできないと思うのです。原本より直接のコピーの証拠としてこれは薄く写っております。それがこれです。コピーは朱印はなかなか出てきません。朱印はコピーでは写りません。したがって、ぼけております
○高山恒雄君 大臣はお忙しいようですから、聞きたいことだけ大臣に先にお聞きしたいと思うんですが、私がお聞きしたいのは、むろん係争中でありますから、この問題の結論というものは私そこで行なわれるだろうと思うんです。ただ問題は、先ほど申しました三人の人物から見て、私はまさかうそは言うまいと、こう信ずるわけであります。そういう社会的な人たちが立ち会いをして確認したにもかかわらず、幾ら国との係争中の問題であっても
○高山恒雄君 大臣に御質問申し上げたいんですが、私は本問題については、去る七月に質問しました継続的な質問になろうかと思うのです。当時大臣を要求したんですけれども、大臣は不在でございまして参加していただかなかったので、きょう特に大臣に要望申し上げたいと思って御参加願ったわけです。 実は、盛岡市の岡部岩雄君と国との間の土地の所有権の係争事件について、ここで再び質問をするということになるわけであります。
○高山恒雄君 法務省はどうですか。
○高山恒雄君 それでは、私のほうに写しがありますので――私は原簿の写しを持っておりますが、そのまた写しですが、これをひとつ見ていただくといいと思いますね。 まず第一に、この通知を見ますと立ち会いの場所が書いてあるのであります。広大な地域であることは皆さんも御承知だと思いますが、この問題について、いずれの地域にお互いの立ち会いの場所を指定するかという点についてでありますが、それが明らかになってないのであります
○高山恒雄君 私は、盛岡市の岡部岩雄氏が、昭和三十六年に初めて国と土地の所有権の問題で係争となったのでありますが――昭和三十七年に訴訟を起こしたのでありますが、昭和四十四年の六月十九日に敗訴の判決を受けたのであります。直ちに控訴をして現在仙台高裁で審理中であります。ところがその過程において境界査定処分の重要書類である境界査定立ち会い通知書及び領収証について公文書偽造の疑いが現在あるのではないか、秋田
○高山恒雄君 そうすると、東大以外にも委託調査をやったということかね。これは委託費ということで二千四百万円計上しているんじゃないかな。
○高山恒雄君 いまの五百万円とか六百万円というのは間違いじゃないですかね。これは土木学会委託は二千四百万で委託調査をやっておるのじゃないですか、それはどういうことです。
○高山恒雄君 私、一つだけ聞きたいのですが、天谷さん、基本的には反対でないんじゃないかというのが、あなたの御意見を聞いて察知できるわけです。ただし、運営についてはいろいろな問題を取り上げられましたが、それはそのとおりだと思うのです。したがって、いまの段階では、今後の問題としての要望が多数出ておると思うんですか、それを満たすために、今後の運営に待つところが多いと思うのです。たとえて言えば、研究室を集約
○高山恒雄君 大臣おっしゃるように、現実を見れば、これはもう現在の輸送の問題からいっても民間で二百八——これは高松−宇野ですよ。さらに法人なども九つのなにがあります。しかし二百八という膨大な輸送力をここで持っているわけです。それが必要だと私も思いますよ。けれども将来を考えた場合、しからば水のかげんはどうなるのかといったら、徳島の吉野川しかないじゃありませんか。四国の全体の水をまかなうとしたらその水源
○高山恒雄君 なるほど人口が増加して、そうして輸送面に対する今後の開発をしなくちゃいかぬという点では、理解ができるわけです。そうしますと、私はちょっと調べてみたんですが、三十五年からみて四十三年までの全国の、各県別の輸出の平均が、パーセンテージでいいますと二・四一です。ところが徳島が一・八四です。並びに高知が一・一七です。こういう状態でいま産業的に考えてみれば、愛媛がやっぱり出荷としては一番多いです
○高山恒雄君 この問題については、過去の十数年からの問題でございますし、相当各自治体においても陳情その他で非常に県民が多額の金を消費している。こういうことについてはいろいろ指摘がございましたので、私はその点はもう再度繰り返しませんが、運輸大臣にお聞きしたいのですが、この鉄道併用橋という問題ですが、運輸大臣は海運にも関係しておられますから、実際問題として併用橋というものがいま直ちに必要なのかどうかという
○高山恒雄君 自治省にお聞きしたいのですが、自治省としては、市町村道ですね、これらの格差が非常に大きく出ておりますね。これに対する調査、あるいはまた計画、今年度のやろうとしておられます——まあ交付金の増大もはかっておられるようですけれども、どういう計画で指導をしようとしておられるのか、この点についてひとつお知らせ願いたい。
○高山恒雄君 最近特に東京近在である埼玉ですね、これがまた特にふえておりますが、大都市の近在に事故が多くなったというのは、そういう見方の一つとして見てもいいんですね。私は道路から来るそうした災害の問題があるんではないかということを考えるのです。日本の場合は、御承知のようにすべて公団あるいは公社、地方自治体のいろいろな民間資本とかいうようなものが入って都市近郊は非常に進んできた。けれども一歩外に出ますと
○高山恒雄君 私は警察庁にお聞きしたいのですが、今度、名古屋に民間投資を含めた投資会社をつくるということから、地域的に発展するところはものすごく発展するし、おくれておる地域は全く後退して硬直状態にあるというのですね。しかし一番心配なのは、この日本の都市で先進国並みの道路計画かできておるのは名古屋だけなんです。その名古屋が災害が日本一だと、こういう結論が調査の結果にも出ておるわけです。今年も大体同期に
○高山恒雄君 いや、この構想的な名古屋の二号線をつくるとか、そういう問題や、これから六百万都市になるとか、それを見越しての土地をつくるということについては、これはだれも反対するものはないですよ。それは名古屋市がやるべき問題であると思います、なお国が補助をするとかという点は別にいたしましてもね。ただこれだけの短距離の中に有料道路をつくって交通の緩和ができるというたてまえについては、多少の疑義を持たざるを
○高山恒雄君 いやどうもあなたの説明では納得いかぬのだね。たとえば大津のインターチェンジまで行っても、早いことは早いですよ。あるいはまた大津じゃなくて彦根ですか、そういう利用度というものは高速を行なったほうが得なんですよ、何と言っても旧来の国道を行くよりは。けれども有料なるがゆえに行かないのですよ。これはどっちから行ったってインターチェンジに出るまでのわずかな区間、両方ともそうです。大津でもそうですし
○高山恒雄君 ちょっと私資料を尋ねてみたいのですが、私は名古屋の実態を見て、これは地図を見なくても、最近の有料道路にちょっと不審を感ずるのですが、実例を申し上げますと、名神国道がございますが、だが、しかし有料道路のためにせっかくの道路が生きていないではないかという感じも一つするわけです。しかも依然としてその道路があるということで、開発ができないために旧道の国道を車が密集しておる、こういう状態なんですね
○高山恒雄君 私は、民社党を代表して、ただいま議題となりました昭和四十二年度決算外二件を是認する意思を表明するとともに、先ほど委員長御提案の警告決議案に対し賛成するものであります。 私は、昨年来この昭和四十二年度決算の審査に当たってまいりましたが、この際、その審議の実感に基づき、所懐の一端を申し述べたいと存じます。 第一点は、昭和四十二年度決算報告に掲記ざれた不正不当件数が二百六十件、金額にして
○高山恒雄君 局長にお尋ねしたいのですがね。この青写真の中には、通産省に地質調査所というのがあるのです。これで調査したのは入っておるのか入っていないのか。
○高山恒雄君 私の質問が悪かったかもしれませんが、私は何年かのこれまでの経過の地図を見せていただいて、この調査の結果を見ますと、やっぱり日本の基本的な問題を考えざるを得ないと思うのです。一体この過密都市と過疎地帯の将来をどう考えるかというこれはさっきの質問にも出ましたけれども、その場合やっぱり地質の調査とかむろん水資源の問題もございましょうけれども、あるいは交通の面もありますけれども、交通はこれから
○高山恒雄君 長官にちょっと御質問申し上げたいと思います。 私はこの案に賛成するものですけれども、あまりにもこの政府がやるのについてはおそ過ぎる、こう思うのです。しかも七年間やったその計画が、まだ実績が出ておりませんですね。いまや必要なのは、先ほど農林省からも出ておりましたけれども、土壌の調査とか、一体農村にはどの地域には何をつくるのかというような重要な問題が押し迫っていると思うのです。それは、過密地帯
○高山恒雄君 私は前にも、こういう問題で質問しまして、一応人事院もその線に従って、結婚適齢期になる者と初任給と七年間勤続した場合の賃金の改正がことしから行なわれたのです。これは一応私は是といたします。けれども、総理はいつでもこの問題を質問しますと、人事院というものの権限が当然あるから、そう主張されると思いますけれども、人事院で十分でない場合は総理に責任があるわけですよ。法律からいったって当然のことです
○高山恒雄君 私は、すべてではないという総理の御意見でありますが、総理は実態を間違っておられるのじゃないかと思うのです。四百五十の事業のうちで約十件あるのです。事業は三千百六十五もあるのですね、その中で四百五十しか検査してないのです。それでもそのくらい出ておる。ところが、わずかな金でもそういう不当を起こさなくちゃならないような情勢がどこから来ておるかということを、私は、総理にお考え願いたいと思う。私
○高山恒雄君 私は、国家公務員並びに学校教員汚職問題を中心として若干総理にお聞きしたいんですが、会計検査院の報告によりますと、不正不当が全般的に多少減ったのではないかという報告をしておるわけであります。しかしそれは検査の結果に基づいて、その年によって多少変わってくるものだと思うのです。ところが最近の傾向を見ますと、補助金に対する不正不当が非常にふえておる。大蔵省の租税関係を除きますと、ほとんどが建設省並
○高山恒雄君 方法としては大臣の方法でも私はけこっうだと考えておりますが、最近の状況を見ますと、大体通勤一時間半ですね。これがサラリーマンの普通なんです。一時間半の通勤ということは、一日の労働が八時間ですと、十一時間労働しているのと同じです。それで、近代化している、この機械化した時代に、全く精神をすり減らした労働というものは、能率も上がらないし、能率を上げなければ、なかなか今日のコスト上から見て、会社
○高山恒雄君 私は根本的な、この第一種専用地区の改正というものは、空閑地をいかに利用するかということがまず先決だと思うのです。それを政府としてまだその問題についての調査ができていないということであれば、何年たっても繰り返すわけですね。法の改正をいかにしようとも、専用地区というものの改正なんというものはもうほど遠い話だ。現状の予算から言ってみても、民間に移そうとも、どうしようともなかなかその結論は出ていかないと
○高山恒雄君 大臣も時間がないようですから、私もできるだけ各委員の御質問された点はダブらないようにして質問申し上げたいと思うのです。 今度の基準法の改正は、基本的には従来の基準があまりかた過ぎるんではないか。したがって、できるだけ住民に迷惑のかからない範囲内で法の改正をして、取り締まるべきものは取り締まっていきたい。これが今度の考え方だと思うのです。いまも春日委員から御質問が出ておりましたが、私はこれは
○高山恒雄君 中小企業庁、見えておるかね。
○高山恒雄君 そのとおりだと思うんですが、私がお聞きしたいのは、これは金利は無利子だと思うんですが、それに補助金が出ておると思うんですが、そうですね。 それからもう一つ、年々ふえておるんじゃないかという点についてはどうですか、四十三年度も終わって資料も出ておるはずですが。
○高山恒雄君 検査院の方にお尋ねしたいんですが、四十二年度の決算で中小企業設備近代化資金を財源とする都道府県の貸付金の運営当を得ないものという不当事項が出ておるわけです。これが年々ふえておるんじゃないかというような傾向を私感ずるから質問申し上げるんですが、この中で貸付八千四百二十九事項、そのうちで三百三十七の事項を検査されたものと思いますが、そうした貸付の場合の機械購入の価格その他の検討がなされるものだと