1965-03-08 第48回国会 参議院 予算委員会 第6号
○高山恒雄君 きょうの委員会において、私は各大臣がおられることについては、当然のことだろうと考えますが、しかし、通産大臣が二十分間おくれるということは、私は聞いておりました。ところが、二十分が四十分になり一時間になっても見えないという現実がここにあったわけです。こういうことで、この予算委員会を進行するということについては、これは非常に委員会としての権威を失するものだと私は考えるのです。当然、関係大臣
○高山恒雄君 きょうの委員会において、私は各大臣がおられることについては、当然のことだろうと考えますが、しかし、通産大臣が二十分間おくれるということは、私は聞いておりました。ところが、二十分が四十分になり一時間になっても見えないという現実がここにあったわけです。こういうことで、この予算委員会を進行するということについては、これは非常に委員会としての権威を失するものだと私は考えるのです。当然、関係大臣
○高山恒雄君 そこで、いまの女性でもできるという方法も私はないことはないと思うのです。しかし、この農業の主体性というものの考え方が、構造改善事業で改善したから即増産になるとは私は考えられないと思うのです。現在でもかなりの成績をあげておる人もあるわけですね、反収当たり。だから構造改善事業をやったからといって反収が直ちに上がるということにはならないと思うのです。改善事業もほうっておくというわけではありませんけれども
○高山恒雄君 まあそれが十年の計画でやってみて、実際問題として大臣も計画に対する自信のほどはないわけですね。ところが、大臣自身も言っておられますね、先ほど。いわゆる農業の開発も大事だけれども、地域開発もやらにゃいかぬと、こう言っておられるんですよ。地域開発は一体何を求めるかということが私は問題の焦点にならなくちゃいかぬと、この際。農業だけで農業所得を増そうということは困難な情勢がいま日本にはきておるんじゃないかと
○高山恒雄君 戸叶さんのほうでだいぶ御質問が出たので、タブるものは私としては差し控えたいと考えますが、大臣にお聞きしたいのですけれども、この農業改善事業ということで、すでに五年にならんとしておるんですが、総体的に幾らかはこの所得も向上してきたと、こういう御報告がなされておるのですが、しかし、実際面には格差はますます開いておるのではないかと、こういうふうにわれわれは考えるわけです。 さらにまた、この
○高山恒雄君 いま根本的な問題の話が出ましたから、私も次官にちょっと所信をお聞きしたいのですが、先ほど森委員のほうから報告がなされ、さらに意見も出ておりましたが、当面の問題として、カンショの問題は全く急を要する問題だと私は考えるのです。次官の答弁で、価格の問題に非常に困難がある。むろんでん粉の滞貨の問題があり、さらにまた先の見通しの問題が不安定のために問題があろうかと思うのです。したがって、補正予算
○高山恒雄君 時間がなかったので私は質問をする機会がなかったのですが、今回の基本法は、これは農業基本法と同時に発足すべき重要な法案であったと私は思うのです。しかも、わが国は御承知のように約七割の山間部を持ちながら、いままでの質問にも出ましたように、多くの輸入をしておるわけです。これらは何といっても日本の林業の私は立ちおくれだと、こう言わざるを得ないのであります。ところが今日、また昨日からこの問題についての
○高山恒雄君 そうしますと、この平均を出されるのに対して、あるいは製造原価というものについては、最高と最低とどのくらい違うのか、たとえばトン当たりでは一万二千九百四十八円ということになっておりますね。あるいは一かますでは五百十七円になっている。したがって十七社なり二十社なりありますが、その中の一体最高と最低はどのくらいの差があるか、これは生産コストの差だと思うのです。
○高山恒雄君 そうしますと、この資料は、政府でお考えになっております基準的なものを割り出す各社の基礎になった平均だ、そういう見方をしていいのですね。
○高山恒雄君 ちょっと私、この前要求いたしました資料のことでお聞きしたいのですが、この資料を出していただきました中で、基本的に内部まで入って調査のできる項目は何と何か、たとえば労務費なんかは簡単にできますね、これは平均賃金で出るでしょうから。材料費も、原料費も私は出ると思うのですが、一番問題なのは本社だとか、あるいはまた一般経費ですね、こういう問題の突っ込み方というものをどういうふうにお考えになっておるのか
○高山恒雄君 資料要求で、先ほどの生産コストですが、それを各社別に種類別、原料代さらに今度は労務費ですね、それをひとつ出していただけませんか、各社別に。
○高山恒雄君 関連。そのときに、局長は先ほど大体各社で生産の均等がとれてきたという、そういう御説明であったのですが、大体、生産の均等がとれてきたということは、つまり回収硫安にせよ、その他の硫安にしても、多角経営の中から日産当たりの出産高で大体均等がとれてきた、こういう見方をしておられるのかということをお聞きしたいのです。ちょっとあなたのお話では、多角経営をやればやるほど非常に困難になるわけです。その
○高山恒雄君 時間がありませんので、大臣もせいておられるようですから、私はいままでに出ていない問題をちょっと申し上げて、大臣の御答弁を願いたいと思うのです。この年金法の問題について、日が浅いという点については、私も十分理解できるのであります。しかし、いま一番農林また漁業ということで困る問題は、私はこの若い青年の定着、これがやっぱり基本になろうかと思うのです。しかもまた、先ほどの答弁の中にも出てきましたように
○高山恒雄君 それでは局長にお伺いしたいと思いますが、先ほどこの問題が焦点になりましたから、渡辺委員が触れていられない点について私はお聞きしたいのです。 この各種年金制度の比較を見て、農林保険というのは、この年金額の基礎のとり方ですね、たとえば公務員の場合は、最終三年の平均の俸給年金というものをとっておりますね。それから公共企業体の場合は一年をとっております。そうすると、私学とこの農林のほうは五年
○高山恒雄君 もう一点。経過はわかりましたが、局長の、渡辺委員の質問に対する答弁の内容を聞いておりますとね、なるほど共済保険ですから、これは相互扶助の立場に立たなければならぬ、しかし、三十四年から五年間の経過を経て、今日に至ってようやく出す準備その他も整ったと、こう言われますが、個々の個人のいわゆる扶助を受ける格差というものは依然として、この国家公務員も地方公務員も、また私学のほうも、全部これは旧法
○高山恒雄君 局長にちょっとお尋ねしたいのですが、この理由の説明の中の内容を見ますと、農林関係の、そうした優秀な青年もなくなっちゃう。そのために、この際こうした改正をして、ある程度優遇処置をとっていきたい、こういう基本的な考え方だろうと思うのです。その中で、三十五年に国家公務員は改正をしておるわけです。で、私学職員の共済組合は六年にやっておるわけです。三十七年の九月には地方公務員がやっておるわけです
○高山恒雄君 もう一つ。その生鮮食料の場合の市場に、結果的にはその仲買い人として入れるのか、そうじゃなくて仲買いがせったものを買ってくるのか、それはどうですか。
○高山恒雄君 関連して、大事な質問ですから、ちょっと私聞きたいのですが、一割なら一割安くということを大前提にしておられるわけですね。流通機構の改善もしよう、こう考えておられるんですが、一体入居者のそこにもつてくる製品ですね、その取引関係というものはメーカーにつながれるのか、それとも従来どおり市場とつながって、そのままやろうとするのか、その点はどうなっておるのか、考え方は。
○高山恒雄君 大臣もよく御承知であるので、私は繰り返し大臣の所信を聞こうとは考えておりません。しかし、大臣もおっしゃっておるように、法律でも規制ができない。できない点は、やはり憲法に基づく企業の自由、こういう問題があって、私はできないと思うのです。しからば、これは登録制になっておるのですから、これを強化するということは、行政指導をいかに強化するかという問題に尽きるのじゃないか、私はそう考えております
○高山恒雄君 私の考え方が一つの考え方だと、こういうふうに大臣は言っておられるのですが、私は、それならその無登録紡機というものの処理が政府は直ちにできなくちゃいけない。その無登録紡機の処理ができないままに、すでに規格外の糸の紡出して規格内の糸すら紡出しておる、これは設備に制限を加える、生産にある程度の自主調整というような形における、法律の内容における制限を加えたのですが、それすら十分でなかった。したがって
○高山恒雄君 繊維工業設備等臨時措置法案の内容の質問に入るまでに、政府が今日までとってこられたことに対して、私の私見も多少含めて大臣にお伺いいたしたいと考えます。 今回の繊維工業臨時措置法の参考資料にもありますように、この繊維工業設備臨時措置法が制定されたゆえんは、何といってもこの背景になったものは、日本の戦後の過剰設備が中心になってこの設備調整法ができたと思うのです。そこで、終戦直後は大体約二百万錘
○高山恒雄君 私、ちょっと資料の問題で請求したいのですが、この精紡機の実態調査というのがございますね。この中の格納錘数というのが年欠別に改造されたということになっておりますね。そうすると、ほとんど改造されたということになっておるのか、それとも格納の中にはもうリムとフレームだけ残って、あとの付属品はもうどうにもならぬというものはほとんどないのかどうか、実態調査されたのかどうか、この点ひとつお伺いしたい
○高山恒雄君 関連。 大臣に聞きたいのですが、基本的な問題ですが、現在農業政策は、大臣もいろいろ答弁しておられるごとく、また政府みずからが認めておるごとく、非常に他の産業と比較して立ちおくれをなしておる。このことは、言えると思うのです。それをいま十カ年計画でずっとやってきておられるのですが、どうもやっておられるその形式から見ると、これはなかなか政府がいま打っておる手では、一般の産業と比較して、その
○高山恒雄君 なるほど、その点は非常に大臣も言いにくいところだろうと思いますけれども、私は、いまの農村が第二次事業というような方向にどんどん膨張していくという傾向から見て、一番農民が不安がっているのは、選択的拡大をやれというけれども、これとても、価格の安定がないために、農村は困っておると、何回もそういうことは出ておるのですが、大臣ももう耳にタコができるほどお聞きになっていると思う。それのために、拡大
○高山恒雄君 そうしますと、私はこの法案に基づいての関連した質問をしたいのですが、大体、現在六百が戸ありますその中で、五百六十万戸に土地改良が終わればなるんではないかという、まあ大臣のお説です。そうしますとね、土地改良というものをした後の、一体、二・五ヘクタールを標準とする使用人員というものをどういうポイントに置いておられるか、何人ぐらいでできるか、私はこれがない限り基準は出てこないと思うのですよ。
○高山恒雄君 大臣に賛同したいんですが、農業基本法に基づいて、土地改良制度というものを全般的にわたって今回改正しなくちゃいかぬという趣旨で、法案が拠出されておるのですが、この土地改良というものが次第に完成するということになろうと思うんです。それと関連して、この選択的拡大と申しますか、いわゆる第一種兼業、第二種兼業というような、少数の零細農業家ですね、そういうものを含めて、一体、そうした土地改良というものが
○高山恒雄君 無理なことですか。まだできていないということですか。
○高山恒雄君 私も資料をひとつ…。この水の需要の動向に即した水源の涵養保安林をやろうとしておられるわけですが、それを私も、地域別でもいいですから、地域別でもかまいませんから、その需要が一体どういう方向に来ておるのか、その資料がなければこれはできぬことだと思いますが、それはできますね。
○高山恒雄君 関連。私は資本金五千万円、三百人からの従業員を擁する蚕糸協同組合は入っていると思うのです。その点ひとつ回答してください。これは問題だから。
○高山恒雄君 いえそうじゃありません。これからの青年、青年の後継者ですね、四十万人補足しなくちゃいかぬというのでしょう、日本は。農業に青年の後継者を四十万人つくる、つまり補充しなくちゃいかぬと、その四十万人を出すには、日本の耕地、あらゆる拡大的な生産をやるにしても、何かその基準がないと、四十万ほしいとか三十万がいいとかいうようなことは出ないと思うのですよ。その基準がどこにもないわけですね。何を目標にして
○高山恒雄君 いや、私は、やっぱり自立経営の二町五反歩というものを中心にして、大体自立経営のワクの中に入るのじゃないか。一町五反でも、先ほどの酪農だとか、あるいはまた養鶏だとか、いろいろこの選択的拡大をはかれば、できると思うのですよ。しかし、そうした選択的拡大をはかって、日本の国内需要、輸出も考えて、日本全体から見た耕地に対する一体収容人員は何人か。それが出てこないと、私は、いろいろ生活改善をして後継者
○高山恒雄君 私はわずかな時間お借りして質問したいと思いますが、この農業改良資金の助成の問題に関連して私がお聞きしたいのは、この農業構造改革からくる補助的な改善をやっていこうということで出ておりますが、私がひとつお聞きしたいのは、農業経営を奨励するということで、その方針を立てておられますが、国としては、一体日本の耕作地等を含めて、農業の人口というものはどのぐらいと押えて自立経営というものができるのか
○高山恒雄君 一つだけ、資料でお聞きしたいんですが、この住宅金融公庫の問題で、三十八年度と九年度の対比の問題で、三十八年度は丙地域ということで三万八千円みておるわけですね。ところが、九年度では平均でみておるんですが、三万八千円もあり得るということですか。この丙地域は——資料の十四ページの三十八年度は木造建築としてあるんですね。今度は木造全国平均としてあるんです。そうなると、三万八千円もあり得るということですか
○高山恒雄君 そうすると、個々の戸数別に拡大はできないけれども、今日までやってきたものが拡大したと、こう解釈してもいいわけですね。
○高山恒雄君 私ちょっと資料でお聞きしたいのですがね。この七ページのね、技術導入資金貸し付け件数等というのがありますね。それに借り受け農家数というのがありますね。これは三十五年から七年にかけてずっと半分近くになっておりますが、これは間違いない数字ですね。金額は上がっておりますけれども、——改良資金です。改良資金ですね。十六万四千八十八戸ですか。
○高山恒雄君 その他の問題もむろんそうでしょうけれども、かりに運転手の確保ができますね。そうして三カ月も四カ月もそれを認可しないと、その他ができぬために、そうするとそれだけの負担を業者としては遊ばすということになるわけです。また、協定をした人も、雇用関係を結んだ人も、それだけ遊ぶことになる。こういう点は運輸省としてのこれは一つの運営に関する大きな問題だと思いますけれども、二カ月も放任されておるという
○高山恒雄君 これは局長に聞きたいのですが、先ほど局長のお話によりますと、新しく認可をする場合、まず運転手の確保ができたのちに許可をしていくんだ、こういうお話ですが、それから起こってくるむしろ逆に運転手は確保したわ、許可はなかなか得られないわ、こういう欠陥が出ておることを聞くのですが、そういう事態はないのですか。
○高山恒雄君 現在です。
○高山恒雄君 私が聞きたいのは、一体どのくらい日本で原料をどれだけ消化するだけの設備があるのか。その設備から私は判断しているのです。植えつけのほうを。いわゆる生産する設備がなければ、何ぼ植えつけたってだめです。価格は下がる一方だ。どれだけの一体生産する機能があるのか。その機能によってどういうふうにもっていくかということも、きまっていくだろうし、機能がなければ、その設備をまず考えなければいかぬでしょう
○高山恒雄君 私は甘味の問題については、あまり答弁があいまいでないかと思う。私もそう思うのです。一体日本には甘味を生産する能力がどのくらいあるのかということで、すぐわかるんじゃないですか。それで年間どのくらいずつ、これはその農村に植えつけ拡大をやらすというような方針は、工場が足らなければ、工場をつくる奨励をしなければならないのです。政府は一体どのくらいの能力があるのか、日本では。それをお聞きしたい。