1952-12-18 第15回国会 衆議院 内閣委員会 第9号
○辻(政)委員 そうしますと、その俸給表を対照するのが表の中にできておりますか。保安官とか警備官は事務官よりもどういう階級で比較して、どれだけ多くなつているのか。私が最近聞いた話によりますと、あなたの役所は、文官といいますか、事務官がちよつと居残りするとすぐ居残り手当がほとんど例外なしに出る。ところが武官は居残り手当が出ない。夜八時、九時まで勉強してもそういうことを考えない、こういうことをちらつと聞
○辻(政)委員 そうしますと、その俸給表を対照するのが表の中にできておりますか。保安官とか警備官は事務官よりもどういう階級で比較して、どれだけ多くなつているのか。私が最近聞いた話によりますと、あなたの役所は、文官といいますか、事務官がちよつと居残りするとすぐ居残り手当がほとんど例外なしに出る。ところが武官は居残り手当が出ない。夜八時、九時まで勉強してもそういうことを考えない、こういうことをちらつと聞
○辻(政)委員 今の説明によりますと、保安官とか警備官というものは、それじや超過勤務をやるということを建前にして、一般の事務官等よりも俸給をよくしてあるのですか。
○辻(政)委員 ただいまの御説明はあまりにかけ足が早いので、私どもこの条文を対照しながらどこを改正されたかということを納得しかねるのでありますが、ちよつと二、三お尋ねしたいと思います。 それは第十四条の3のところで「事務官等には、超過勤務手当、休日給及び夜勤手当を支給する。」ということになつております。「事務官等」には保安官と警備官を含むのですか含まないのですか。
○辻政信君(続) そういう意味から見ますと、日本を基地としてアメリカがソ連に加える戦力は、全体の一〇%以下である。このことは、日本の戦略的地位が、中央アジアもしくは西ヨー口一ツパ正面に比較してはるかに低いことを意味するのであります。アイゼンハウアーが朝鮮から兵を引揚げ、また日本の再軍備を促進しようとしておるのは、かかる意義の少い戦場に戦力を消耗することを避けようとするものであります。従いまして、いつでも
○辻政信君(続) わかります。——これに対して、おかしいことは、木村保安庁長官は、保安隊を朝鮮に出す権限はお持ちになつておらぬのであります。そうして、しかも出さないと言つたのです。これに対して、私は吉田総理にお伺いしたいのであります。吉田総理の最も信頼される木村長官が、保安隊を朝鮮に出さないと言明されておるということは、これは総理の意図と一致しておるものと考えねばなりません。その点におきまして、将来
○辻政信君 私は、自衛力漸増の根本問題について、吉田総理大臣に二、三お尋ねをいたしたいと存じます。 アジアをアジア人で守らせ、米軍を朝鮮から引揚げることを公約して大統領に選ばれたアイゼンハウアー元帥が、どうしてそれを実現するかは、世界注目の的であります。政府としては、その結果日本にどのような影響を及ぼすかを、慎重に、真剣に検討されまして、対策を講ぜねばならぬと思うのであります。 私の戦場体験から