○赤木正雄君 只今議題となりました國土計画に関する調査に関する御報告をいたします。 本委員会におきましては災害の復旧、治水の改善、戰災都市の復興、道路港湾の整備或いは開墾問題等、國土計画の観点から本委員会及び小委員会を十四回に亘つて開き、関係官の説明を聽取し、仔細の檢討の外、委員五人で二月二十七日から、三月六日まで、東海近畿地方の河川、砂防、港湾、道路、戰災地復旧状況等の実地調査を行いました。何分廣汎
○赤木正雄君 只今議題となりました請願並びに陳情に関する委員会の結果を御報告いたします。 請願忠海港拡張工事に関する件御手洗港修築に関する件、府縣道三原、奧線の改修に関する件、大都市道路緊急整備に関する件、國道十五号線改修工事に関する件、新井、川奈間道路改修工事に関する件、新川渓谷地帯の観光産業道路改修工事國庫助成に関する件、太田、原野谷両川の堤防補修工事に関する件、最上川本支流の災害復旧工事促進
○赤木正雄君 私は小委員長でなしに一委員として一つ……。先程申しました通りに、仮に農林関係の砂防は、こちらに参りました際に、今提出されております設置法案を見ますと、第四條に、局の名前に河川局というのがあります。併しこれは当然河川局で仕事をすることになりますが、農林省からこつちに來る人の考えもありますし、又河川事業のみが実際の治水ではありません。河川局では治水事業以外にも、河川に関する仕事のことを管掌
○赤木正雄君 昨日小委員会を開きましたそれの御報告をいたします。この建設省設置法案は極めて我々の日頃の要望に適してない、國民の要望に適してない、これは小委員会でも強く言われました。又一委員からは、少くとも港湾のごときはとうしても入れるべきである、併し港湾を入れることに難色があるためにこの法案が通らないようなことでは誠に困るから、それならば、これを認めてもいいではないかというような御意見もありました。
○委員長(赤木正雄君) 先程原口委員から、動議がありましたが、併し尚質問があるかも知れませんが、明後日もう一度やることにいたしては如何でしようか。或いは原口委員の動議の通りにいたしますか。尚これは決算委員会に付託されたものでありますから、その点もお考え願いたい。
○委員長(赤木正雄君) その前にちよつと……。総理は今日は少しお時間があるそうでありますから、総理に対する御質問があるならばこの際お願いいたしたいと思います。
○赤木正雄君 只今議題となりました請願第十八より第百六十四まで、陳情、第百八十一より第二百二までの委員会の審議並びに結果について御報告申上げます。 これらの請願並びに陳情の中、港湾に関しては、工費が少額で十分な修築ができないために、その増額を願い、或いは今後機帆船の増加するに從つて、避難港の施設を要望し、又は災害を被むつた港湾の一日も復旧の早からんことを訴えたものであります。又河川に関しては、生活
○赤木正雄君 只今議題となりました請願及び陳情に関する委員会の審議並びに結果を御報告申上げます。 請願、白山地方開発及び手取川流域改修に関する件、利根川根本治山治水工事の起工促進に関する件、各種河川の改良並びに砂防工事促進に関する件、水害復旧事業費の起債に関する件、東國分村の堤防復旧に関する件、黒部川改修工事促進に関する件、大里郡東部吐息の水害対策に関する件、茨城縣の災害復旧費國庫補助に関する件、
○委員長(赤木正雄君) それでは速記を始めて下さい。本日はこれにて散会いたします。 午前十一時三十一分散会 出席者は左の通り。 委員長 赤木 正雄君 理事 原口忠次郎君 委員 岩崎正三郎君 島田 千壽君 平沼彌太郎君 門屋 盛一君 大山
○委員長(赤木正雄君) 速記を止めて下さい。 午前十時三十七分速記中止 —————・————— 午前十一時三十分速記開始
○委員長(赤木正雄君) それではこれから請願に関する委員会を開きます。 請願第三百七十三号及ご第四百三十号狩野川放水路開さく反対に関する請願これに関して紹介議員尾形さんの御説明を先ず承わりたいと思います。
○委員長(赤木正雄君) ではこれから委員会を開きます。本日は道路橋梁の通水構造に関する法律案、これを議題に供します。発案者大山委員から御説明願います。
○委員長(赤木正雄君) これから委員會を開きます。この前の委員會で治水に關する小委員、戰災復興に關する小委員を作ることに決めました。その人選をこの委員會で決めることにして置いたのであります。次いでその人選は各會派から御選擇を願う。こういうことになつていましたが、各會派の申出によりまして、治水の小委員に對しては石川委員、國井委員、平沼委員、岩崎委員、安部委員、島津委員の六名にお願いいたします。戰災復興
○委員長(赤木正雄君) 今の北條委員の御意見尤も最思いますが、戰災復興のことを段々論議して行けば、當然住宅も關聯することですから、その意味で戰災復興に關する小委員會を作る、そういうふうに進んだら如何でしよう。別に住宅を抜く必要もなかろう。
○委員長(赤木正雄君) 御承知の通りに戰災復興は住宅も土地の計畫も含んでおりますからして、今北條委員の言われた通りに、戰災復興の小委員會を開くならば、それに關連して住宅問題の起るのは當然であります、その意味で戰災復興に關する小委員會を作つたら如何でしようか。
○委員長(赤木正雄君) それではこれから委員會を開きます。この前の委員會で、この委員會の關係する部門で最も大きな問題に對しては小委員會を作つたらどうかと、こういう各委員の御希望でありました。從つて現在最も大きな問題といたしましては、災害復舊を含んだ治水問題と、それから住宅の建設を含んだ戰災復興問題、この二つの問題が當面の重大問題と考えます。よつてこの二つの問題に關する小委員會を作つたらどうかと考えますが
○委員外議員(赤木正雄君) もう一点伺います。戰爭中におきましても、公共事業費の一般予算に対する割合は平均一割一分に相当しております。終戦以來、終戦処理費を加えた全体予算に対する公共事業費の割合は四分五厘又終戦処理費を除いたその他の予算の合計に対しては六分五厘、要するに公共事業費が非常に少いのであります。併し一般の國民は、もう戦争もなくなつたのだから、公共事業をよくされて、道路を直し、港湾をよくし、
○委員外議員(赤木正雄君) 私の思つておることと大藏大臣のお考えと全く一致しておる点を大変喜びます。つきましては災害復旧の今回の四億六千九百万円ですか計上されておりますが、この中の二億円は二十二年度の公共事業費の中から廻つておるように聞き及んでおります。これはまだ承認をされてない金から行つておる、これも誠にその通りと思います。併し地方といたしましては、とにかく公になつておりませんが、これ程の仕事が來
○委員外議院(赤木正雄君) 簡單にお伺いいたします。第一は、災害復旧の最も急を要するのは申すまでもありません。生産の上からいつて必要なことはこの前も申しました。併し一般の治水事業、例えば今直ぐ堤防を復旧して置けば、或いは堤防を作つて置けば、水害は起らない。併しこの提防をこのままに不完全にして置けば大水害が来るという場合に、これは災害復旧と同じように、或いはそれ以上に重要な仕事だと思います。今僅か十万円
○委員外議員(赤木正雄君) 只今大藏大臣のお話で、非常な御努力を願いましたが、今回の豫算に計上できなかつたことは甚だ遺憾に思います。併しできるだけ早い機會においてこれをお考え下さつてるということに私は信頼します。成るべく、一日も早くこのことを善處されるように特にお願いする次第であります。 尚災害復舊のみならず、根本治水豫算に對しても九月三十一日の參議院の決議もあることでありますから、特に本豫算に對
○委員外議員(赤木正雄君) 私大藏大臣にお伺いいたします。 昨年の水害が如何に慘害だつたかということは、よく大藏大臣も御承知であります。つきましては、災害復舊に對して國から相當の補助をされておるということも、これは明らかであります。又昨年の災害復舊に當りましては、今まで曾て例のないことでありますが、災害の査定検査をする前に、すでに一部の補助をお與えになりました。それ程とにかく災害當時におきましては
○委員長(赤木正雄君) これは例えて申しますと、琵琶湖の湖面低下の問題も非常に大きな問題であります。又名古屋港とか、或いは大阪港とか尼崎の沈下問題、或いは國土第一号線、こういうものも一應この委員会としては実地に調査してよく研究して置いた方が、將來のすべてのことを檢討する上にも非常に必要である。こういうのであります。
○委員長(赤木正雄君) それではこの案にして参ることにいたします。それで御出張を願う人数でございますが、五人ぐらいにしたらどうかと、こういう考えを持つておりますが如何でございましようか。尤も決して五人と制限したわけでありませんから、まあ多少の増減はあつても、これは何でもない。仮に五人にしますと、緑風会から二人、社会党から一人、自由党から一人、民主党から一人、無所属から一人、六人になります。
○委員長(赤木正雄君) これから委員会を開きます。この間の打合会で大体御了承を得て置きましたが、お手許に配りました案によりまして、東海、近畿地方の現地視察に行きたいと思います。大体この案によつて行くことにして御異議ないですか。
○赤木正雄君 堀内到君は熊本から選出されまして、第一の國会におきまして、國土計画最初の委員会におきまして、一番最初に登院されたのは、実に堀内君でありました。あの円満な御人格と多年に亘る御経驗を以て、あらゆる場合に、誠に妥當穩健な指示を我々一般に示されたのであります。昨年の夏、一度少し心臓が惡いというかどで、御帰郷されましたが、間もなくこちらに御登院されました。その際に堀内君は、自分は郷里の方にあらゆる
○委員長(赤木正雄君) 別に御意見がなければ、これから採決に入ります。これを可決することにつきまして、別に御異議ございませんか。
○委員長(赤木正雄君) 速記をつけて 下さい。別に御質疑もなければ、討論に入りますが、何かこれに對する御意見ありませんか。
○赤木正雄君 只今議題になりました市街地建築物法の適用に関する法律案の國土計画委員会における審議の状況を御報告いたします。 公衆の利用することの多い特殊建築物は、保健衛生上又は保安防災上から、從來廳府縣令の取締法規によつて適宜の取締をやつて來ました。それらの廳府縣令も本年末月を以て失効することにたりますので、何らの規定もなくこれをそのままに放置することば甚だ危険であります。よつて取敢えず市街地建築物法
○委員長(赤木正雄君) それではこれより質疑に入ります。速記を止めて……。 午後二時四十分速記中止 —————◇————— 午後三時二十九分速記開始
○委員長(赤木正雄君) 只今より委員會を開會いたします。 先ず政府委員より市街地建築物法の適用に關する法律案の提案理由の御説明を求めます。
○赤木正雄君 只今議題になりました東北、北陸地方水害状況に関する調査を御報告いたします。 昭和二十二年七月末及び八月の初めに起こつた東北地方の大水害に対し、國土計画委員会からこれが調査のために山形、秋田、宮城、岩手、新潟の諸縣の現地に参りました。被害の状況はすでに世上に明白になつたところでありますから、これを省略いたしまして、水害の原因並びにその対策を申しますに、原因は無論稀有の豪雨によりますが、
○赤木正雄君 只今議題となりました横須賀港を開港に指定する等の法律案に対する委員会の審議の状況並びに結果を御報告申上げます。 この法案の内容は、横須賀、和歌山、下津、田邊、呉、廣島、坂出、新居濱、小松島、岩國、徳山下松、佐世保、舞鶴、酒田、稚内の諸港を開港に指定せんとするものでありますが、従來開港は関税法第九十九條に基ずく委任勅令によつて指定して参つたのであります。併し新憲法の施行に伴つて港域と共
○委員長(赤木正雄君) 全員贊成と認めます。 尚審査報告書には多數意見者の署名を附することになつておりますが、その他要領書の作成は、委員長に御一任下さることに御異議ありませんか。
○委員長(赤木正雄君) 別に質疑ありませんか……それでは次に討論に入ります。この法律案に對して別に贊否その他に對しての討論はありませんか……。なければ、これから採決に入ります。都會地轉入抑制緊急措置令を改正する法律案、これを政府の提出通り採決することに御異存ありませんか。
○委員長(赤木正雄君) これから委員會を開きます。都會地轉入抑制緊急措置令を改正する法律案、この法律案の内容その他に關しては、過日の委員會において、政府當局より十分御説明を聴きました。又いろいろ質疑がありましたが、尚加えて御質問なさる方はありませんか……ちよつとこの際私からお尋ねいたしますが、廣島、呉の兩市は、明年から轉入抑制解除の法律案が閣議で決定されるようだが、兩方の市は、未だ食糧、住宅の需給が
○赤木正雄君 只今議題になりました請願並びに陳情に対する委員会の経過並に結果を御報告いたします。各種の工事の施行に関する請願並びに陳情に対して、これが採択する方針は過日本会場において申上げたところと何ら変りありません。 那賀川改修工事促進に関する請願、庄内川改修工事促進に関する請願、鬼怒川上流改修工事に関する請願、埼玉縣大黒郡北部利根川堤防補強工事促進ことは、これらの土地が名名勝史蹟等を多分に持つ