2005-07-19 第162回国会 衆議院 財務金融委員会 第24号
○葉梨議員 私も記帳ないし残高の確認はそれほどしておりませんが、カードがあるかないか、これについては確認はしております。
○葉梨議員 私も記帳ないし残高の確認はそれほどしておりませんが、カードがあるかないか、これについては確認はしております。
○葉梨議員 お答えいたします。 預金者については、いずれもやはりしっかり保護しなきゃいけないものだというふうに思っています。 ただ、過失のことは申し上げませんが、ここで考えていただきたいことは、銀行も被害者なんです。銀行が被害者であり、預金者も被害者です。ですから、銀行においてどの程度の過失があるかということも考えていかなければいけません。偽造カードの場合ですと、そもそも偽造カードでATMで支払
○葉梨議員 お答えいたします。 Bさん、大変しっかり者ということで御質問いただきましたが、過失があるというのは、果たして私はしっかり者なのかどうかよくわからないのですが。先ほど軽過失というふうに江崎委員からもお話がありましたけれども、ただ、ここで私ども、与党案で言っている過失というのが相当な程度の過失であるということは御理解を願いたいと思います。何回も何回も、やはり暗証番号、これはもう生年月日と一緒
○葉梨委員 子ども一一〇番も存じております。実は、警察庁の少年課におりました当時、平成九年でしたか、岐阜県の可児市でやられていました子ども一一〇番を全国に紹介したのは私なんでございます。 それで、事実関係についてさらにお答えを願いたいと思います。 郵政公社になってからまだ二年なんですが、公社以前の郵政事業の姿ということなんです。ここは事実として石井参考人に認識を承りたいと思います。郵便貯金について
○葉梨委員 ありがとうございます。 それでは、皆さん、お手元に資料は回っていますでしょうか。 次に、石井参考人に何点か質問させていただきたいと思います。 なぜこういう資料をつくったか。ずっとこの百時間ぐらいの質疑の中で、郵便局は大体小学校と同じようなものである、あるいは小学校と大体数が似ている、あるいは先ほど警察、消防と一緒だというような話があったんですが、私も若いつもりなんですけれども年を重
○葉梨委員 委員長、どうもありがとうございます。また、参考人の皆さん、朝早くから、本当にお忙しいところ、ありがとうございます。 百時間を超えるこの郵政民営化の審議です。参考人の質疑ではございますけれども、本当に、自民党としては私が最後の質問者ということになりますので、気合いを入れて質問をさせていただきたいと思います。そしてまた、こういう機会を与えていただいたこと、大変光栄に存じております。 そこで
○葉梨委員 はい。ありがとうございました。 ぜひとも、まだまだこれからだとは思うんですが、この雨水の浸透ということ、これをやっていかないと、雨水というのは川に流すのも大事なんですけれども、やはり土に戻すということが大変大事だと思います。ですから、これを一生懸命やっていくことがまたヒートアイランド現象、こういったものの防止にも私自身はつながっていくんだろうというふうに思います。 またさらに、今の下水道
○葉梨委員 ちょっと営繕の関係、一言。つまり、そういった住宅関係ではなくて、公共施設、箱物関係、一言ちょっとつけ加えてください。
○葉梨委員 どうもおはようございます。自由民主党の葉梨康弘です。 最前来、民主党の委員の方々から多方面にわたってこの下水道の質問がなされておったわけですけれども、まだまだいろいろと質疑をなされたいところがあるようで、多分会期延長してでも一般質疑をしたいということなのかなというふうに聞いておりました。 私は、法律に基づきまして、本法案の概要、下水道法の改正ということについて、いろいろと地元の例を引
○葉梨委員 次の質問を用意しておったんですが、大臣は四十分ぐらいに戻られるそうですので、戻られてからまちづくりの関係の御質問をしたいと思います。 その部分はちょっとおいておきまして、次に、既存社会資本の質的向上あるいは活用という観点から御質問をさせていただきたいと思います。 我が国の社会資本、これについては、現在の公共事業費をそのままずっと投資したとしても、何十年かしたら今の既存社会資本、これは
○葉梨委員 国土軸の発想はまさにそのとおりだと思います。当時の議論を聞いてみますと、日本海国土軸だ、それから太平洋の第二国土軸、その議論、私は決して思いつきだったとは思いません。やはり当時の時代情勢というのは、きょうの議論から少し現代に近づいてまいりますけれども、APECというのが始まりました。まさに環太平洋の経済というのが非常に大きな位置づけを持って、その中で国土計画というのがいろいろな各種の審議会
○葉梨委員 おはようございます。自由民主党の葉梨康弘です。 昨日の本会議の質問に引き続いて、本日は一時間お時間をいただいております。十一時二十分ごろをめどに、御質問させていただきたいと思います。 実は、昨日の本会議で冒頭申させていただいたのは、創業の時代のパラダイムと、それから守成の時代のパラダイムは違いますよということを申し上げさせていただきました。実は、こういった改革ですとかあるいは開発路線
○葉梨康弘君 自由民主党の葉梨康弘です。 私は、自由民主党及び公明党を代表して、ただいま議題となりました総合的な国土の形成を図るための国土総合開発法等の一部を改正する等の法律案について質問いたします。(拍手) 昭和三十七年、池田内閣の所得倍増計画を具体化するため、第一次全国総合開発計画が策定されて以来、いわゆる全総は、戦後日本の創業期をリードし、大きな存在感を持ってきました。しかし、未曾有の人口減社会
○葉梨委員 ありがとうございました。 こういった県域外の事業の場合、今も申し上げましたけれども、頭が痛いのは、東京の関係でなかなかそれが盛り上がっていない、茨城県の方は熱く盛り上がっているんだけれども東京の方が盛り上がっていない、そういうような状況があります。 例えば今の常磐線の東京駅乗り入れの話にしても、平成十九年までということで運輸政策審議会の答申があるんですけれども、神田駅の住民が高架の鉄道路線
○葉梨委員 ありがとうございました。 今の私たちの首都圏の現状を見ますと、東京の二十三区がどんどんどんどんよくなっているような感じがいたします。近郊ですと、私は今取手市というところに住んでいますが、平成七年の八万四千人をピークに、ことしは八万すれすれになりまして、合併をして八万を切るというのをやっと免れたぐらいです。 ですから、こういった近郊の都市が生き残るためには、利便性という意味では都心には
○葉梨委員 ありがとうございます。自由民主党の葉梨康弘です。よろしくお願いします。 先ほど土肥委員から神戸三宮のお話、詳細、御議論がありまして、私、大変懐かしく聞いておりました。といいますのは、土肥先生が最初にたしか選挙に出られたときと一緒だと思いますが、平成元年から平成三年まで、私は兵庫県の警察本部の捜査第二課長をやっておりまして、中央区の中山手に住んでおったんです。 きょうの質問者を見てみますと
○葉梨分科員 研究していただくことは大事だと思いますし、でき得れば、私も、地元で、余り消防団同士が張り合わないように、しっかりと連携をとるようにお手伝いをしたいなというふうに思います。 それで、今、地域の安全ステーションの話が出たんですけれども、ただ、これも痛しかゆしのところがあって、今非常に治安が悪くなっている、消防団、ただでさえきついというようなイメージがあるのに、さらに治安まで一緒にやれということになると
○葉梨分科員 ありがとうございました。 そうなんですね。サラリーマンになりますと、私の住んでいる取手市ですと、私もきょうも取手から通勤してまいったんですけれども、今半分の世帯が東京に通っているんです。ですから、東京に通っていますと、消防で出動するということはなかなかできません。 私自身も、国会議員になってから、ちょっと責任を果たせないので消防団をやめましょうかという話もしたんですけれども、多少でも
○葉梨分科員 自民党の葉梨康弘でございます。 今、加藤委員の方からいろいろとデジタルの話がございましたけれども、ちょっと私はアナログの話でございます。 本当に大臣には、もう連日大変御苦労さまでございます。分科会でギャラリーはいないんですけれども、後ろに全国の消防団員がみんないると思って聞いていただきたいというふうに思います。 実は、私ごとになりますけれども、平成十一年の三月に私は警察庁をやめまして
○葉梨分科員 お話を伺っていますと、やはり米の消費が問題だなという気がいたします。これは私、時々冗談でも言っているんですが、この間栄養士の方とお話をしていたら、よく最近若い方というのは、ダイエットをするときに御飯を半分ぐらい残すんです。だけれども、それよりはやはりおかずを、そもそも御飯というのは余り残しちゃいけないんですけれども、おかずを残した方が栄養学的にはいいんじゃないかということを聞いていたら
○葉梨分科員 ありがとうございました。 そういった意味で、いろいろと新しい施策、新しい観点を盛り込んで、私は一定の評価をできる現行の計画だと思うんですけれども、やはり押さえておかなければいけないポイントというのは、一定の評価ができるとしても、現行基本計画のままでなぜ平成二十二年度までの自給率目標の達成は困難というふうに考えられるのか、そこの理由をお聞かせ願いたいと思います。
○葉梨分科員 おはようございます。大臣には、連日御苦労さまでございます。自由民主党の葉梨康弘です。 本日は、新食料・農業・農村基本計画と食料自給率の問題について、幾つかお尋ねを申し上げたいと思います。 一月二十六日付、もう一月前になりますが、読売新聞ですが、「農水省は二十五日、現在四〇%の食料自給率(カロリーベース)を二〇一〇年度までに四五%に引き上げる現行目標を、二〇一五年度に五年間先延ばしする
○葉梨委員 憲法全般に関する討議の締めくくりとして、今なぜ改憲論かということについて申し上げます。 私、昭和五十七年に大学を卒業し、役所に入りましたが、十数年間、官の側から政治を見て、実のところ、戦前派の保守政治家が押しつけ憲法に嫌悪感を持ちたい気持ちはわかるものの、なぜ改憲までしなければならないのか、しっくりきませんでした。しかし、平成六年に在インドネシア大使館に出向、任国の軍人と日常的交流を持
○葉梨委員 自民党の葉梨康弘です。 前文について意見を申し述べます。 まず、現行憲法前文についての評価です。 現行憲法前文は、確かに翻訳調でわかりづらい悪文です。具体的には、英語の決議文に特有の留意点等を多用しており、例えば、正当に選挙された代表者を通じて行動しという文言がこの憲法の確定に係るのに、これを時に代議制民主主義をあらわしたものと誤解されるなど、法律の中の法律としては極めてよい文章と
○葉梨委員 先ほどから議論になっております改正条項、発議に必要な三分の二という点について、先ほどの議論を補足的にちょっと申し上げたいと思います。 実は、先ほどプレゼンテーションの中で、両院の三分の二という条項は日本の生き残りのためには決定的な障害にならないんじゃないかというふうに申し上げました。私は、全くそのとおり思っているんですが、ただ、三分の二という条項が、やはりハードルが高いんだろうというふうに
○葉梨委員 自民党の葉梨康弘です。 司法について、まず二点申し上げます。 第一は、憲法裁判所または最高裁判所の憲法部設置の必要性です。 現在のように個別の事案に着目した通常の訴訟では、一つには、裁判所が憲法判断を回避し過ぎるという問題があります。あるいは逆に、特定の思想信条に立ち、また、ごく一部の政治活動、政治勢力の立場を代弁する裁判官が傍論で国の行為を憲法違反と書いても、個別事案について被告
○葉梨委員 自民党の葉梨康弘です。 財政について、財政均衡の問題、予算案否決等の非常事態における措置等の論点がありますけれども、憲法八十九条と私学助成の問題について申し上げます。 私は、そもそもこのような論点が問題となること自体、現行憲法のできの悪さだと考えています。この条項は、GHQ原案では、ノット・アンダー・ザ・コントロール・オブ・ステートの教育機関への助成を禁止していますけれども、このコントロール
○葉梨委員 自民党の葉梨康弘です。 さて、国会、内閣などの統治機構のあり方については、もとより、それぞれの国家の歴史、国民性などを踏まえ、適切なものを形づくっていく必要があります。ただ、私は、これに加え、特に民主主義国家における統治機構は次の三つの考え方を踏まえる必要があると考えます。 第一は、主権在民の観点から、民主的コントロールをいかに確保するかということ。第二は、内閣、衆院、参院などの間で
○葉梨委員 自民党の葉梨康弘です。 国民の権利及び義務について意見を申し上げます。 私は、明治憲法下、法律の定めるところにより天皇から臣民に対して与えられていた基本的人権を、不可侵の永久の権利、すなわち普遍的なものと規定した現行憲法を高く評価いたします。ただ、我が国が二十一世紀において人権大国としての地位を占めるためには、現実に今我が国において発生し、または発生する可能性のある人権侵害の問題を極小化
○葉梨委員 自民党の葉梨康弘です。 私は、この自由討議で、現行憲法のあいまいさの持つ危険性と平和主義からの修正の必要性について申し上げたいと思います。 戦後、我が国は、短い一時期を除いて、その前身政党を含めて長く私たち自民党が政権を担ってきました。このことは、憲法解釈に連続性をもたらします。歴代自民党政権は、九条についても抑制的な解釈を受け継いでまいりました。しかし、今、政権交代、政権選択の可能性
○葉梨委員 自民党の葉梨康弘です。 本日は、天皇について、従来の調査経過等を踏まえ、概括的に意見を申し上げたいと思います。 第一は、天皇の元首としての地位です。 私は、現行憲法の制定経緯や条文の立て方から、天皇が、少なくとも我が国を代表する存在、国家及び国民のオーソリティーの中心という意味での元首の地位を有することは明らかだと考えています。 まず、制定経緯について。 米国、すなわちGHQ側
○葉梨委員 自民党の葉梨康弘です。 私は、この臨時国会からこの議論に参加をさせていただきました。大変ハードな調査会で、大いに勉強をさせられました。昨年まで筆頭幹事を務めておりました葉梨信行も、うちではぼっとしているようでございましたけれども、改めて先輩諸氏に敬意と尊敬の念を新たにした次第でございます。 そこで、さて、私自身、かつての憲法論議については、戦前の桎梏から逃れられていなかったのではないかというような
○葉梨委員 発言の機会を与えていただきまして、ありがとうございました。 大きく二点について申し上げたいと思います。第一点は二院制の意義ということ、第二点は現行憲法の欠点ということでございます。 二院制の意義については、先般来、発言者からいろいろと御発言がありました。学説の紹介等もあったわけですが、私は、それに加えて、別の観点から一点、二院制を維持するメリットというのを申し上げたいと思います。これは
○葉梨委員 ありがとうございました。 では次に、生きる力と児童生徒の安全確保ということについて申し上げたいと思います。 平成九年に神戸で連続児童殺傷事件が起こりました。そこで、その五月でしたけれども、みんな御父兄の方々も教員の方々も困っちゃって、当時の文部省で会議が開かれて、大臣は小杉大臣だったと思いますが、私招かれて行ったのです。何をしゃべったらいいかな、まだ捕まる前でしたから。そうなったときに
○葉梨委員 ありがとうございます。 ただ、今私自身も警察の制度のとおりやれということを申し上げたのではなくて、多面的にいろいろ検討していく必要がある、そして、その上でやはり財源保障というのはしっかりやっていかなきゃいけないし、それから、ああせいこうせいということではしの上げ下げを論じるのではなくて、一体ナショナルミニマムが何かということをしっかり考えていくことが必要だということを申し上げたつもりでございます
○葉梨委員 おはようございます。自由民主党の葉梨康弘です。中野委員に引き続き質問をさせていただきます。 今、中野委員の方からも、義務教育についての問題については詳細御議論があったところですけれども、私自身も、地方の裁量の拡大によるローカルオプティマムの実現、しかしながら、国においてしっかりとナショナルミニマムを確保していかなければいけない、そういう観点から改革を進めていかなければいけないというふうに
○葉梨委員 お三方、ありがとうございました。 私も全く同意見でございます。憲法というものをこれから変えていこうという立場からも、あるいは今の憲法でいいんだという立場からも、やはり最終的にはこれは国民あってのことですから、国民的な議論を本当に深めていくということはすごく必要なことだなというふうに思っております。 次に、お三方から、政党の役割ということについてちょっと御意見を承りたいんです。 私ども
○葉梨委員 ありがとうございました。 そういうところかなというふうに私自身も感じております。インターネット、あるいは法学部のサークルのお友達から、それから年金組合の同士の方からというようなお話だったんですが、お三方とも、例えば、新聞で見てとかテレビで見てという方が一人もいないんです。 どうしても国会というと、何かマスコミの方々ですと、魑魅魍魎が住んでいるような報道をされることが多いんですが、本当
○葉梨委員 三人の公述人の方々、私どももこういった国会で質問をさせていただくと大変緊張するんですけれども、きょうは本当に緊張されているのかなというふうに拝聴しておりましたが、立派なプレゼンテーションで、本当に御苦労さまでございました。 もちろん、おのおのの意見について深めるということ、これもしていかなければいけないんですが、きょうは一般公募の公述人の方々であるということで、まず、総論的なこと、つまり
○葉梨委員 ありがとうございます。 被災者を巻き込むような心ない犯罪、これに対しては本当に強い態度で臨んでいただきたいと思います。これは、警察の責任、それから警察の責務もあるわけですけれども、我々国会議員の責任としても、この国会に、おれおれ詐欺に対応するため、私もワーキンググループの一員になっていますけれども、口座取引の規制に関する法律、これを提出させていただいています。野党の皆さんもぜひとも審議
○葉梨委員 ありがとうございます。 今回の地震とか台風の災害というのは、改めて、我が国が災害王国である上に、山国で、しかも、はんらん原に多くの人が住んでいるという実態を浮き彫りにしました。そのためには、ほかの国に比べても、やはり我が国では質的にも高いレベルの公共社会資本の整備が行われなければならないということを意味するのだろうと思います。 ですから、後知恵で、こんなことあったじゃないかということで
○葉梨委員 どうもおはようございます。自由民主党の葉梨康弘です。 大分時間が押していますので、少し早口で申し上げます。 新潟初め本年多発した地震、台風等の災害の被災者の方々に衷心よりお見舞い申し上げます。 また、大臣、副大臣初め国土交通省、関係省庁の皆さんの連日の対応に敬意を表すとともに、このような努力が、国民の六七%が地震の初動対応を評価というNHKの調査にもつながったんだろうというふうに思
○葉梨委員 自民党の葉梨康弘です。 二回目の発言になりますが、お許しいただきましてありがとうございます。 先ほど辻惠議員からも話があったんですが、私の発言が、しゃべり方が悪かったのかちょっと誤解をされているような感じを持ったものですから、発言をさせていただきます。 といいますのは、私が申し上げたのは、世論調査で六割が憲法の改正に賛成しているから憲法を改正すべきだというふうには一言も実は申し上げておりません
○葉梨委員 三点について申し上げたいと思います。結論的には、先ほど保岡幹事がおっしゃられたことを補強するような内容になろうかと思います。 一つは、憲法上、九十六条において国民投票が制定されているということが、比較的直接民主制的なものを日本に導入すべきという主張も片っ方であるやに聞いておりますけれども、先ほど土井委員がおっしゃられたこと、ある意味で私は賛成でございまして、明治憲法が欽定憲法という形で
○葉梨委員 幾つかございます。三点です。 一つは、一点、先ほど船田幹事がおっしゃったことの関連ですけれども、現行九条とそれから国連憲章が矛盾するかということですが、現行の九条については、先ほども申し上げましたけれども、一九二八年の不戦条約において、国際紛争を解決する手段として武力を行使しないというのがそのまま受け継がれている。ところが、国連憲章は、一般的にもう国際紛争を解決する手段としてというような
○葉梨委員 自民党の葉梨康弘です。 発言の機会を与えていただきありがとうございます。本日は、国連を中心とする国際機関と憲法の問題について意見を申し述べます。 さて、小泉総理は、さきの国連総会及びその後の記者会見において、我が国は安保理の常任理事国となるべきである、そして、現行憲法下でも常任理事国として国際社会における義務を果たし、必要な貢献を行うことが可能である旨表明しました。もちろん、常任理事国
○葉梨委員 自由民主党の葉梨康弘です。 先ほど枝野委員の方から、オンブズマンの必要性について、最近の行政の肥大化、それから与党によっては行政のチェックができない、議院内閣制のもとにおいては行政のチェックができないというような御発言がございました。行政の肥大化という点については私もその意味では同意見なんですが、与党による行政のチェックが本当に議院内閣制のもとでできないかということについては非常に異論
○葉梨委員 会長、発言の機会を与えていただきましてありがとうございました。 また、委員の皆様には、EUの外縁部の国、非常に注目すべきところ、すばらしい選択で、ハードスケジュールの中、調査を行われたことに敬意を表します。 ただ、この調査で私が感じましたこと、意見を申させていただきますが、アメリカの一国主義に対応するEUの多国間主義である、あるいは世界市民主義につながるようなものであるというような形
○衆議院議員(葉梨康弘君) いわゆる単純所持の問題についてお答えいたします。 国連の例えば児童の売買、児童買春及び児童ポルノに関する児童の権利条約の選択議定書などの国際約束でも、各国に単純所持の犯罪化を義務付けるまでには踏み込んではいないんですけれども、諸外国によっては単純所持をしっかり処罰している国ということを承知しております。 ただ、児童ポルノについては、実は国によって、例えばコミックですとか