2021-03-26 第204回国会 参議院 予算委員会 第17号
○内閣総理大臣(菅義偉君) 私、議員から提案されたとき、なかなかいいアイデアだなということで受け止めさせていただきました。 これを具体的にというのはなかなか実は簡単ではなかったんですけれども、例えば孤独・孤立問題が大きくなっています。私どもも坂本担当大臣を指名しまして今一生懸命取り組んでいます。その中で、電話相談というのは結構NPOの皆さんがやっていただいているところが多いんです。自殺の相談だとか
○内閣総理大臣(菅義偉君) 私、議員から提案されたとき、なかなかいいアイデアだなということで受け止めさせていただきました。 これを具体的にというのはなかなか実は簡単ではなかったんですけれども、例えば孤独・孤立問題が大きくなっています。私どもも坂本担当大臣を指名しまして今一生懸命取り組んでいます。その中で、電話相談というのは結構NPOの皆さんがやっていただいているところが多いんです。自殺の相談だとか
○内閣総理大臣(菅義偉君) 新型コロナとの闘いが始まってもう一年です。政府としては、国民の命、暮らしを守るために全力で取り組んできました。特に、先般の緊急事態宣言においては、ピンポイントに的を絞って対策を講じた結果、約八割以上感染者数が解除時には減少しているということも結果として出ております。しかしながら、また現在、新規感染者数が地域によっては増加しており、感染の再拡大に強い警戒感を持って全力で取り
○内閣総理大臣(菅義偉君) 参議院の皆さんにそれぞれ御要請いただきまして、ありがとうございます。 東京大会については、政府として東京、組織委員会、IOCなどと緊密に連携して準備を進めてきており、その準備状況については、在京外交団への説明会の機会などを通じて外国に対して情報提供を行ってきています。 また、私自身でありますけれども、国連総会の国際会議や各国首脳との会談の機会、こうしたことを通じて、今年
○内閣総理大臣(菅義偉君) 現在、新規感染者数は地域によっては増加しており、人出が増えている地域もあることから、感染の再拡大に強い警戒感を持って対応すべきというふうに考えています。 政府としては、まず、感染再拡大の阻止に向けて、飲食の感染対策、変異株の対応、先ほど西村担当大臣から説明ありましたように、感染拡大の兆候をつかむための戦略的な検査の実施、安全、迅速なワクチン接種、次の感染拡大に備えた医療体制
○内閣総理大臣(菅義偉君) 昨年九月の日ロ首脳電話会談では、二〇一八年十一月のシンガポールでの首脳会談で、一九五六年宣言を基礎として平和条約交渉を加速させる、このことで合意したことを改めて確認をしました。その際のやり取りは引き継いでおり、これまでの両国間の諸合意を踏まえて交渉を進めていく考えに変わりありません。 戦後七十年以上も残された問題の解決は容易ではありませんが、領土問題を解決し、平和条約を
○内閣総理大臣(菅義偉君) 先ほど北朝鮮が弾道ミサイル二発を発射しました。昨年三月二十九日以来、約一年ぶりのミサイル発射は、我が国と地域の平和と安全を脅かすものであります。また、国連決議違反であり、厳重に抗議するとともに強く非難をします。 政府としては、我が国の排他的経済水域の外の日本海に落下したことを確認しておりますが、これまで以上に警戒監視を強める必要があると思っています。先ほど国家安全保障会議
○内閣総理大臣(菅義偉君) 私自身としては、口腔の健康の保持増進を図ることは、健康で質の高い生活を行う上で極めて重要な役割を果たしているというふうに認識しています。 このコロナ禍においても国民の皆さんが必要な受診や歯科健診等を行うよう、国としても今働きかけをしているところであります。引き続き対応していきたい、このように思います。
○内閣総理大臣(菅義偉君) 現在、政府においては、LINEを含めて、民間企業が不特定多数の利用者に向けてインターネットで提供するサービスを利用する際には機密情報を取り扱わないということになっています。さらに、この基準に沿って各省庁は適切に対応していると認識しておりますが、今回の事案がありましたので、これを受けまして、現在LINEの利用状況について改めて確認しており、その結果も踏まえて、引き続きこのセキュリティー
○内閣総理大臣(菅義偉君) 政府としては、感染拡大を防止する、そのことを最優先に取り組んでまいります。それと同時に、やはり国民の命と暮らしを守る、これも政府の大きな役割だというふうに思います。雇用を守って事業継続をできるような、そうした環境もつくっていかなきゃならない、このようにも思っています。
○内閣総理大臣(菅義偉君) 新型コロナのワクチンについては、国際的には発症予防、重症化予防の効果が期待されており、感染対策の決め手であると考えております。 私も先般接種をいたしました。予想よりそんな痛くなかったんですが、その後も十五分、時間待ちまして、今日またこのように元気いっぱいでありますので、ほとんどスムーズに接種できたなというふうに思っています。 それと同時に、政府としては、一日も早く国民
○内閣総理大臣(菅義偉君) 本年一月七日、緊急事態宣言を発出をし、国民の皆さんに御協力をいただき、飲食店の時間短縮を始め、政府と各都府県が一丸となって対策を進めました。この結果、全国の新規感染者数は大きく減少し、医療提供体制の負担も軽減させることができました。 本日、基本的対処方針等諮問委員会を開催をし、感染の状況や医療提供体制等を総合的に勘案した上で、緊急事態措置を終了することについて御了解をいただいたところであります
○菅内閣総理大臣 緊急事態宣言の解除の基準については、委員御承知のとおり、基本的対処方針にあるように、感染状況や、医療提供体制、公衆衛生体制の逼迫状況を踏まえて総合的に判断をする、このようにされています。 飲食を中心としためり張りのある対策を講じた結果、一都三県の新規感染者数は、宣言をしました一月七日の四千二百七十七人から、昨日は七百二十五人まで、八割以上減少しています。 東京では、解除の目安である
○菅内閣総理大臣 感染の再拡大を防ぐには、国民の皆さんに宣言の解除後も引き続き緊張感を持って対応していただく、このことが極めて重要だと考えています。 このために、飲食店では、各府県の判断により、引き続き営業時間短縮に御協力をいただくとともに、席と席の間隔や店内の換気に関して、ガイドライン、ここを遵守していただきたいと思いますし、また、国民の皆さんにおかれましては、まさにこれから卒業式、入学式、歓送迎会
○菅内閣総理大臣 本年一月七日、緊急事態宣言を発出し、国民の皆さんに御協力をいただき、飲食店の時間短縮を始め、政府と各都府県が一丸となって対策を進めました。この結果、全国の新規感染者数は大きく減少し、医療提供体制の負担も軽減をさせることができました。 本日、基本的対処方針等諮問委員会を開催し、感染の状況や医療提供体制等を総合的に勘案した上で、緊急事態措置を終了することについて御了解をいただいたところであります
○内閣総理大臣(菅義偉君) 国土の面積に制約がある我が国にとって、電源の脱炭素化を進めていくには洋上風力発電を最大限導入していくことが必要だと思っています。 昨年末に取りまとめたグリーン成長戦略、ここにおきまして、二〇四〇年までに三千万から四千五百万キロワットという導入を目標とするとともに、立地関係者との調整、送電線や港湾の整備、関連する規制改革、こうしたものにもしっかり取り組んでいかなきゃならないと
○内閣総理大臣(菅義偉君) 近年、頻発化、そして激甚化する災害により効果的、効率的に対応するためには、防災のデジタル化による関係者間の連携促進などを図ることが重要であるというふうに認識しています。 政府において、今御指摘をいただきました災害関連情報の共有システム、SIP4D、ここを研究開発し、既に活用するとともに、有識者の皆さんを交えて災害情報の共有に当たっての課題等について今検討を進めているところです
○内閣総理大臣(菅義偉君) 先週に初めて開催された日米豪印首脳会議では、新型コロナ対策、気候変動、さらに、地域情勢を始めとする重要課題について充実した議論を行い、協力を深めることで一致をいたしました。今回の会議は、日米豪印、この協力を新たなステージに引き上げることになったと思っています。今年末までに対面で首脳会談を行う、このことでも一致しました。引き続き、野心的、そして具体的な成果を目指していきたい
○内閣総理大臣(菅義偉君) 音喜多駿議員にお答えをいたします。 東京都の重症病床使用率及び緊急事態宣言についてお尋ねがありました。 御指摘の東京都の重症病床使用率については、従来、東京都は独自の基準に基づいて算出をしておりましたが、緊急事態宣言の解除等の判断に当たって、医療提供体制の状況を全国統一の基準で把握することが重要であるため、東京都が改めて国の基準に基づき各医療機関への調査を行い、二月下旬
○内閣総理大臣(菅義偉君) 牧山ひろえ議員にお答えをいたします。 緊急事態宣言についてお尋ねがありました。 今回の感染拡大については、専門家の分析によれば、気温の低下の影響に加え、飲食の場面が主な感染拡大の要因とされております。 また、今回の緊急事態宣言においては、国民の皆さんの御協力により新規感染者数は八割以上減少しましたが、病床の逼迫状況など一部に厳しい状況もあり、結果的に、国民の皆さんの
○内閣総理大臣(菅義偉君) 宮島喜文議員にお答えをいたします。 事業継続などに取り組む事業者の支援についてお尋ねがありました。 新型コロナの中で事業の継続と雇用の維持に取り組む事業者を支援するために、雇用調整助成金や資金繰りの支援を続けていきます。 また、今回の税制改正においては、いわゆる賃上げ促進税制によって、大企業においては新規雇用を、中小企業においては現在の雇用者も含めた給与総額の増加を
○内閣総理大臣(菅義偉君) 濱村進議員にお答えします。 デジタル庁により実現する社会の姿についてお尋ねがありました。 今回の感染症では、行政サービスや民間におけるデジタル化の遅れなど、様々な課題が浮き彫りになりました。私は、思い切ってデジタル化を進めなければ日本を変えることができない、そういう思いを強くしました。 役所に行かずともあらゆる手続ができる、地方にいても都会と同じような仕事や生活ができる
○内閣総理大臣(菅義偉君) 森田俊和議員にお答えをいたします。 総務省の事案についてお尋ねがありました。 まず、私の家族が関係し、結果として公務員が倫理法に違反する行為をすることになったことについて、大変申し訳なく、国民の皆さんに改めておわびを申し上げます。 政府としては、行政に対する国民の信頼を大きく損なう事態となったことは深く反省しないとならないと考えており、国民の信頼を回復し、期待に応えられるよう
○内閣総理大臣(菅義偉君) 小林鷹之議員にお答えをいたします。 目指すべきデジタル社会についてお尋ねがありました。 今回の感染症では、行政サービスや民間におけるデジタル化の遅れなど、様々な課題が浮き彫りになりました。私は、思い切ってデジタル化を進めなければ日本を変えることはできない、そういう思いを強くいたしました。 役所に行かずともあらゆる手続ができる、地方にいても都会と同じような生活、仕事ができる
○内閣総理大臣(菅義偉君) 御指摘のとおり、自動車や蓄電池産業において、世界的に脱炭素化に向けての競争が激化しています。こうした中にあって、我が国の自動車産業の国際競争力を維持し強化するために、二〇三五年までの新車販売を電動車一〇〇%とする高い目標を掲げたところです。特に蓄電池は電動車の中核となる部品であります。その製造拠点を我が国に大規模に立地し、低コスト、高性能を実現をしていくことで次の成長につながる
○内閣総理大臣(菅義偉君) 今回の感染症では、行政サービスや民間におけるデジタル化の遅れ、様々な課題が浮き彫りになりました。私は、思い切ってこの際にデジタル化を進めなければ日本を変えることはできない、そういう思いの中でこの政策を推進をいたしています。役所に行かなくてもあらゆる手続ができる、地方にいながら都会と同じような仕事や生活ができる、こうした社会を目指して、デジタル庁が司令塔となり、誰もがデジタル
○内閣総理大臣(菅義偉君) 新型コロナの影響を受けて事業や生活に困難を抱える方々に対しては、資金繰り支援、雇用調整助成金、飲食店への協力金、緊急小口資金などにより支援を行ってきました。さらに、今御提案のありました一人親家庭、女性の非正規の方々など、就業に困難を抱えている方々、また望まない孤独、孤立で不安を抱えている方々への支援策、今月中にも決定をしたい、そう思います。 今後も、事業者の皆さんの声に
○内閣総理大臣(菅義偉君) 私自身、感染状況や専門家の意見を踏まえ慎重に判断をしたものであります。私自身が一月四日、年頭の記者会見で、一月七日に宣言発出をする、そうしたことを行った後には、妥当であるという専門家の皆さんからそうした意見があったことも事実であります。
○内閣総理大臣(菅義偉君) 緊急事態宣言は国民の日常生活に大きく制約するものであり、私自身、感染状況や専門家の意見を踏まえ慎重に判断をして、一月の緊急事態宣言を発しました。 その上で、国民の命と暮らしを守るためとはいえ、国民や事業者の皆さんの御協力にもかかわらず、病床の逼迫などいまだ厳しい指標があって、今回、二週間程度の延長が必要だと考えるに至ったことについては率直に申し訳ない、このように思っております
○内閣総理大臣(菅義偉君) 新型コロナ患者の受入れ体制の確保に向けて、国としては、受入れ病院に対する強力な財政支援を行うとともに、各都道府県と一体となって病床の確保に取り組んできているところであります。私自身、直接医療関係団体の長の方にお会いをし、病床の確保に向けた協力を要請をしたところであります。その後、全国レベルで、医師会や、また病院団体が連携をして病床確保の対策会議を立ち上げていただいているというふうに
○内閣総理大臣(菅義偉君) 今委員から御指摘いただきましたように、私自身の目指す社会像として、自助、共助、公助、そしてきずなというものを考えております。 まずは自分でできることについては自分でやってみる、そして、それができなくなったら、病気とかいろいろな問題がありますから、まずは家族や周り、地域で助け合っていく、そして、それでもできなくなれば政府が必ずセーフティーネットで支えてくれる、そうした社会像
○内閣総理大臣(菅義偉君) この七日に緊急事態宣言の期限を控える中で、一都三県について感染症を抑え込むために大変重要な局面にあると考えています。 その上で、緊急事態宣言については、病床の逼迫など、いまだ厳しい支障があり、私としては、国民の命と暮らしを守るために二週間程度の延長が必要ではないかというふうに考えております。 いずれにしても、専門家や関係者の意見も十分に伺った上で最終的に判断をしてまいりたい
○内閣総理大臣(菅義偉君) ですから、世界で最も厳しいレベルの基準を定め、地震や津波にも耐え得ることのできる対応を現在している、こうした組織というのは、あの教訓の中ででき上がってきたというふうに思っています。
○内閣総理大臣(菅義偉君) 安全神話から決別をしてこの原発政策というのはやらなきゃならないということは、当然のことだというふうに思っています。 このため、世界で最も厳しいレベルの基準を定めて、地震や津波に耐え得る可能性も求め、過酷な事故が起きてしまっても十分対処できるだけの対策を、要求をしっかり行っていかなきゃならない、それが教訓を踏まえた上での今日の姿だと思います。
○内閣総理大臣(菅義偉君) 十年前にあのような悲惨なことがあったということを忘れることなく、この原発がいかに安全、安心でなきゃならないかと、そうしたことの教訓であります。そのためには、やはりどんな小さいことでもやるべきことをしっかりと行っていく、このことが極めて大事だったというふうに思っています。 あの十年前の様々な検証の上に立って、しっかりとこの原発、そうしたものは安全、安心、世界で一番安心な、
○菅内閣総理大臣 まず、先ほど私、最高税率を引き上げて調整をしていた、そこのところを引下げと言ったので、そこは訂正させていただきます。 今後の税制の在り方というのは、先ほど申し上げましたけれども、所得格差や資産格差の状況を見極め、そういう社会情勢の変化に応じる形の中でそこは対応していくべきだろうというふうに思っています。
○菅内閣総理大臣 所得再分配は、税制の持つ非常に重要な中の一つだというふうに思います。 税制による所得再分配機能の回復を図るために、所得税については、これまで、最高税率を引き下げて累進構造の強化を図るとともに、金融所得課税についても、前の安倍政権の中で、税率を一〇から二〇%に増やしました。これらの改革によって、所得が高くなるに従って所得税の負担率が上昇し、所得再分配機能の回復に効果があったと考えています
○菅内閣総理大臣 前の安倍政権時代、私は官房長官でありました。そういう中でも、経済の好循環を実現をしていく、そのためには最低賃金の継続的な引上げが必要だ、私ども、第二次安倍政権をつくってから、私自身も、地方の所得を増やして消費を拡大するためにはどうしても最低賃金が必要だという考え方の下に、懸命に取り組んできました。そして、雇用にも配慮しながら、賃上げしたい環境をつくって、継続的な引上げとして早期に千円
○菅内閣総理大臣 まず、ゼロコロナ、そこを目指す中で、国民にどのような制約をされるのか、そうしたことが明らかになっていないのではないかなというふうに思います。それと、昨年五月に緊急宣言を解除した後に、東京都では新規感染者数がほぼゼロでありましたけれども、そこから夏にかけて感染が拡大をしたということも事実であります。ほぼゼロにしたとしても、感染状況を注意しながらここは対応していく必要があるというふうに
○菅内閣総理大臣 まず、全ての国民の皆さんに安心してワクチンを接種していただけるよう、現在、自治体と連携しながら全力で接種体制を今整えているところであります。 その際、自治体の財政力の違いなどで準備に支障が来すことがないように、接種体制を確保するために必要な経費については国が全額負担する方針の下、適切に対応していくことにしています。 また、接種費用の追加措置についても、今後の接種の状況等を注視しつつ
○菅内閣総理大臣 私が宣言をした二〇五〇年カーボンニュートラルは、御指摘をいただいていますとおり、日本の産業競争力、そこを損なうものではなくて、我が国の成長戦略のまさに原動力を生み出すものである、このように宣言しております。 グリーン成長戦略については、日本の産業競争力を強化する、こうした政府の意思を明確にしているところであります。 具体的には、グリーン成長では、自動車を含む十四の重要分野ごとの
○菅内閣総理大臣 緊急事態宣言の下で、事業者や国民の皆さんの大変な御努力、また御苦労をおかけをいたしております。こうした皆さんの御協力によって、新規感染者数が八割以上減少するなど、はっきりとした効果が見られてきているというふうに思います。 今委員からお話しいただきましたように、地域ごとの状況を勘案をして、岐阜県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、福岡県の六府県について、昨日、緊急事態宣言を解除しました
○菅内閣総理大臣 子供は、家族はもとよりも、国や社会にとってかけがえのない存在であるというふうに思っています。その健やかな成長は我が国社会のまさに発展の基礎を成すものだというふうに思っています。 前安倍総理のときに消費税を八%から一〇%に引き上げた際に、約二兆円を、幼児教育無償化、さらに、大学生の、所得の低い御家庭で育った方にも大学の授業料の減免など、ある意味では初めて、そうした、子供、若者に重点
○菅内閣総理大臣 緊急事態宣言に基づいて、飲食店の時間短縮を中心として、めり張りの利いた対策を講じてきている、その結果として、新規感染者数は八割以上減少するなど、はっきりとした対策の効果が見られている、このように思っています。こうした状況を地域ごとに勘案をして、岐阜県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県及び福岡県の六府県に、昨日をもって緊急事態宣言を解除したところであります。 まずは、宣言の期限であります
○菅内閣総理大臣 まず、三〇〇%御支持をいただきましてありがとうございます。是非御支援をお願いします。 今、様々な御指摘がありました。そのとおりに、私自身が宣言した二〇五〇年カーボンニュートラルは、経済社会の構造を大きく変革させていくものであり、これによって資源の乏しい日本にとってエネルギー自給率の向上にもつながる、そういう観点からもエネルギー安全保障に資するものである、このように考えています。
○菅内閣総理大臣 御承知のとおり、我が国は、多国間主義を重視しており、グリーン社会の実現を始めとした国際社会が直面する課題の解決に積極的に貢献をし、ポストコロナの国際秩序づくりを戦略的に主導していく考えであります。 先ほど申し上げましたけれども、先般の米国大統領やジョンソン英国首相、電話会談、また各国首脳との会談においても、気候変動の協力というのは確認をいたしております。諸般の事情が許せば、本年四月
○菅内閣総理大臣 地球温暖化問題というのは、元々は、産業革命以降、化石燃料を消費をして経済成長を遂げてきた、そうした結果の表れではないかというふうに思っています。 近年、世界各地で、これまでになかったような豪雨、記録的な猛暑、こうしたものが頻繁に発生をし、洪水や山火事など被害の増加、こうしたものが懸念をされております。このため、国際社会が温暖化対策に取り組み、脱炭素、こうしたことを進めるという機運
○菅内閣総理大臣 この問題が極めて重要な問題である、そういう位置づけの中で今回担当大臣を任命させていただきました。 まさに、今委員から御指摘がありましたように、コロナ禍の中でいろいろな問題が浮き彫りにされました。その中の大きな問題がまさにこの孤独問題、孤立、この問題であるという認識の下に、政府として、挙げて対策をしっかり打っていきたい、このように思います。
○菅内閣総理大臣 新型コロナウイルスを始めとした予期せぬ感染症に対するワクチンの、治療薬については、まさに国内で開発、生産ができる体制、これを確立しておくということは極めて重要な危機管理、こう申し上げたいと思います。 今回の件につきましても、多くの国民の皆さんが、なぜ日本はないんだ、こうした疑問、そうした声があることも、私、十分に承知をいたしております。今後、今委員から御指摘いただきましたように、
○菅内閣総理大臣 新型コロナによる雇用への影響が長期化する中にあって、雇用を守るとともに、離職を余儀なくされた方などを支援する対策、極めて重要だという認識を持っております。 具体的には、今質問ありましたように、雇用調整助成金、これの特例措置に加え、先般の第三次補正予算において産業雇用安定助成金を創設をし、在籍型出向を活用した雇用維持、ここを実施をいたしております。また、非正規雇用労働者の円滑な就労
○菅内閣総理大臣 ワクチンは感染対策の決め手であり、何としても全ての国民の皆さんに安心して接種していただけるような体制を速やかに構築をしなきゃならないと考えております。 本件は一大プロジェクトであり、都道府県や市町村と連携をしながら、政府一体となって現在準備に取り組んでいるところであります。 昨日には、ファイザー社のワクチンの有効性及び安全性が確認をされ、薬事承認が行われました。これを受けて、十七日
○菅内閣総理大臣 感染リスクにさらされながら使命感を持って日夜取り組んでおられる医療現場の方々によって、私たちの命や暮らし、そして社会が守られていることを、常に忘れてはならないと考えております。こうした医療現場の方々の御努力に報いるためにも、政府としては、足下の感染拡大に対し断固たる措置を講じ、一日も早く感染を収束をさせなければならないと考えております。 緊急事態宣言に基づきめり張りの利いた対策を
○菅内閣総理大臣 十三日に発生をしました福島県沖を震源地とする地震に関しまして、被災された全ての皆様方に、冒頭、心よりお見舞いを申し上げる次第でございます。 人的被害については、本日の五時三十分時点で、重傷十二名、軽傷百四十一名という報告を受けております。また、東北新幹線の那須塩原駅から盛岡駅間における運転見合せや常磐自動車道における土砂崩れなども確認をされており、関係機関において早期の復旧に努めているところであります
○内閣総理大臣(菅義偉君) 清水忠史議員にお答えをいたします。 自宅待機中の新型コロナウイルス感染者への対応についてお尋ねがありました。 国民の命と暮らしを守ることが政治の責任であり、自宅療養中に亡くなられた方がいらっしゃることについては、大変申し訳なく、お亡くなりになられた全ての皆さんに御冥福をお祈り申し上げます。 政府としては、病床確保に向けた強力な支援措置を講じるとともに、自宅療養中の患者
○内閣総理大臣(菅義偉君) 太田昌孝議員にお答えをいたします。 雇用の維持、確保のための政策についてお尋ねがありました。 今回の税制改正では、いわゆる賃上げ促進税制について、大企業においては新規雇用、中小企業においては雇用の給与総額の増加を促しております。 また、中小企業の第三者への事業承継を促すための特例措置は、雇用や投資を促すためのものです。 雇用調整助成金の特例なども併せて、新型コロナ
○内閣総理大臣(菅義偉君) 日吉雄太議員にお答えをいたします。 コロナ対策についてお尋ねがありました。 新型コロナとの戦いが始まって約一年、私自身、最前線で対応に当たってまいりました。 先月、十一都府県に緊急事態宣言を発出して以来、効果のある対象に徹底的な対策を行ってきたところです。国民の皆さんの御協力もあって、新規感染者数は大幅に減少するなど、効果が見られ始めております。 この減少傾向を確
○菅内閣総理大臣 まず、ワクチンの接種開始でありますけれども、今後、有効性、安全性を最終確認をした上で、二月中旬に接種をスタートする予定であります。そしてまた、医療関係者から始め、高齢者については四月から接種の予定と聞いております。 また、ワクチンの承認が欧米諸国と比べてなぜ日本は遅いんだというその御指摘、いろいろなところで言われます。 我が国は、感染者数が欧米諸国よりも一桁以上少なく、治験での
○菅内閣総理大臣 労働者協同組合は、組合員が出資をして、それぞれの意見を反映して組合の事業が行われ、組合員自らが事業に従事することを基本原理とする組織である、このように理解をしています。 労働者協同組合により、例えば介護や子育てなど幅広い事業が行われることが考えられ、この制度によって多様な就労の機会を創出するとともに、地域における様々な需要に応じて事業を行うことで、地域の問題を地域の皆さんで助け合
○菅内閣総理大臣 基本的には、私自身も、官房長官でありました、安倍前総理と同じような思いで、新幹線整備はしっかり行っていきたい、このように思っています。 新幹線は、振り返りますと、東京オリンピック、その年に開業して以来、国土の大動脈として、五十年以上にわたって我が国の経済あるいは国民生活、こうしたものをしっかり支えてきてくれたと思っております。現在は、観光立国などを通じて地方創生に貢献するとともに