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320件の議事録が該当しました。

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1954-04-26 第19回国会 参議院 文部・人事・法務連合委員会 第1号

羽仁五郎君 只今文部大臣の御答弁はこの二法案提出当時の御答弁と少しも変つておりません。これは先ほどの御答弁に反する。提案以前においては或いは文部大臣はその程度の御反省で結構であつたのかも知れない。併し提案以後現われている高いレベル批判というものは、正に今お話の二つの点について有力な反対を表わしておられます。それに対するお答えがないので、私から改めて申上げるまでもないと思いますが、どうですか。それではさつき

羽仁五郎

1954-04-26 第19回国会 参議院 文部・人事・法務連合委員会 第1号

羽仁五郎君 教育関係し且つ裁判関係し且つ国家公務関係する法律案でありますから、これを提出せられた政府責任者がいやしくも無批判で或いは無反省であるという態度をとられるようなことがあれば、この法律は仮に成立しても紛擾を増すばかりです。従つて文部大臣が今日までこの法案提出せられた以後における今日までに現われておる高いレベル世論批判というものに対して、現在最初提出せられたときのお考えを少しも

羽仁五郎

1954-04-26 第19回国会 参議院 文部・人事・法務連合委員会 第1号

羽仁五郎君 議題になつております二つ法律案は身を教育に捧げておられる教員のかたがたに関するものでもあり、そして又これがそのかたがたに向つて刑罰を以て臨む、従つてその意味においては公正を使命としておられる裁判所にも関係をして来る法律案であり、且つ又第三にはこれがいわゆる国家公共の福祉に献身せられる公務員のことにも関係している、こういう重大な法律案国会において如何審議せられるべきであるかということは

羽仁五郎

1954-04-08 第19回国会 参議院 法務委員会 第16号

羽仁五郎君 今の第三百九十四条の上告制限については、朝日新聞に稲田さんがお書きになつたりしていた御意見の中にもそういう点があつたと思うのですが、やはり最高裁判所現状というものに目をとられて、国民の持つている上告権という基本的権利を軽軽しく制限することは、根本的によろしくないという御意見があるようにも伺つたのですが、その点は連合会の……。

羽仁五郎

1954-04-08 第19回国会 参議院 法務委員会 第16号

羽仁五郎君 お二人の参考人からお教えを受けたいと思うんですが、この上告制限についての反対の御意見というものは十分伺つておきたいと思うので、松本さんからは東京弁護士会の中におありになるとさつきおつしやいました反対の御意見を、若し御紹介できれば願いたいと思います。最初に菊井さんに伺つておきたいと思いますが、要するに今度の民事訴訟法等の一部を改正する法律案は、その立法趣旨は、現状は甚だ困るから、そこでこの

羽仁五郎

1954-04-06 第19回国会 参議院 法務・外務連合委員会 第1号

羽仁五郎君 関連して、只今外務委員各位質問に関連して伺つておきたいことは、去る三月二十六日参議院の本会議で本法律案について総括質問が行われた際に、私は去るワシントン二十三日発AP電報の伝えるところによると、アメリカ両院合同原子力委員会コール委員長がビキニで災害を受けた日本漁民などがスパイであつたというふうに考えられるのじやないか、つまり漁業以外の目的で入つたのではないかということを言明されたという

羽仁五郎

1954-04-06 第19回国会 参議院 法務・外務連合委員会 第1号

羽仁五郎君 MSA協定については御承知のようにいろいろな問題があり、殊になかんずくそれが憲法との関係において許すべからざる考え方に基いておるのではないかというような議論が有識者の間にも強力にありますので、そのMSA外務委員会における審議の進行というものの如何によつて、我々がそれに基くいわゆる秘密保護法案というものの審議を進めるべきであつて、まだMSA協定についての外務委員会審議が開始せられていないのに

羽仁五郎

1954-04-06 第19回国会 参議院 法務・外務連合委員会 第1号

羽仁五郎君 この法律案はいわゆるMSA協定案というものに基く法律案だというふうに承知をしているのですが、そのMSAについて外務委員会ではすでに審議をしておられるのでしようか、如何でしようか。それとの関係においてこの法律案審議というものを進めるのが順序じやないかと思いますが、その点を伺つておきたいと思います。

羽仁五郎

1954-03-26 第19回国会 参議院 本会議 第23号

羽仁五郎君 本法案に対し、我が国会及び内外の世論は甚だ深刻の憂慮を示しているのは何故でありましようか。三段九点について、政府に質すことを許されたい。  先ず第一に、本法案がいわゆる日米相互防衛援助協定案と直接に関連している限り、いわゆるMSA案について厳重に政府の認識を質さなければならないことが三つあります。  その一。政府は、アメリカMSA協定を結んでいる国が世界に五十カ国に及んでいるので、日本

羽仁五郎

1954-03-15 第19回国会 参議院 本会議 第18号

羽仁五郎君 我が憲法が我が国民に保障している自由と権利とは、「国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。」これは憲法第十二条が我々に命じておるところであります。私はこの趣旨従つて法案反対をするものでございます。  法律を作れば問題が解決するという考え方は、法律に触れなければ何をしてもよいという考え方と表裏をなすところの政治的責任感の欠乏を示している考え方であります。只今委員長からも

羽仁五郎

1954-03-11 第19回国会 参議院 法務委員会 第8号

羽仁五郎君 それじやその第一条についてなんですが、今この法案名称において伺つたような点について、どうも確信に立つていないということであると、この第一条の場合にも、やはりこの「交通に関する刑事事件の迅速適正な処理を図るため、」というように、それからそのあとに「その即決裁判に関する手続」、我々がこの提案者の意図を善意に解釈すると、むしろここに迅速というような言葉を入れられるほうが運用の上で誤りが起るのじやないか

羽仁五郎

1954-03-11 第19回国会 参議院 法務委員会 第8号

羽仁五郎君 今の御説明のようであると、やはり提案者自身としても確信を持つておられない。そういうことであるならば、やはり提案者の御自身確信に立たれ、そしてこれが法律として成立した場合には、その運用を誤らないようにするために、やはり私はもつと正確な名称に改められることがよいのじやないか。今御説明の中にも出ておりました公判前の裁判手続を規定する法であるというようになさることがよいのじやないかと思うのです

羽仁五郎

1954-03-11 第19回国会 参議院 法務委員会 第8号

羽仁五郎君 前回までに大体総括的な件を伺つたんですが、恐らく委員長のお考え順序従つて逐条別に……。提案者に伺いたいのですが、先日来の質疑応答空気にも鑑みられて、この法案名称を変更せられるお考えはないだろうか。で即決裁判手続ということは、第一にはその名前が与える影響が甚だ面白くない。でこの内容から言いますと、これは必ずしも昔の即決というようなものとは関連のないものだという御説明がしばしばありましたけれども

羽仁五郎

1954-03-09 第19回国会 参議院 法務委員会 第7号

羽仁五郎君 この法廷独立ということが維持されるような設備があるならば、マイナスはないというお答えでございますね。そういう御意見ですね。つまりその点だけではないかとも思うのでありますが、只今の御意見ではその警察検察それから裁判所がごちやごちやしているようなところでこの即決裁判が行われると、その裁判を受けた人が公開の法廷裁判を受けたように感じない虞れがある。そこでその司法と検察というものの区別があいまいになつてしまうというような

羽仁五郎

1954-03-09 第19回国会 参議院 法務委員会 第7号

羽仁五郎君 裁判所からお教えを頂きたいと思うのですが、只今説明の中に、この法案は、交通事件を起すであろうと考えられる自動車の運転手、そのほかの方々にとつてもよいものであり、又その取締りをされる警察検察庁にもよいものであるというふうにお考えになると言われたのですが、裁判所にとつていいものであるかどうかということを伺いたいと思つたのですが、といいますのは、その趣旨は、私は、常々我々法務委員会としては

羽仁五郎

1954-03-09 第19回国会 参議院 法務・地方行政連合委員会 第2号

羽仁五郎君 ちよつと関連して……。二点ありますが、一つ委員長のほうに伺つておきたいのでありますが、この連合委員会空気でもそういうことは出ておると思うのですが、やはり大きな都会、東京都その他のことが切実な問題になつて出ておるようでありますが、東京都長官に東京都の都市計画について我々が問題にしておつたような点を聞くような機会を与えられるかどうか、それを委員長にお伺いしたいと思います。  それから第二

羽仁五郎

1954-03-04 第19回国会 参議院 法務・地方行政連合委員会 第1号

羽仁五郎君 今私が申上げたのは、点数制度というものは、一般国民のほうから言う言葉であつて、今御説明になつたのは、警視庁でお使いになつているほうの言葉を御説明なつたようです。と言いますのは、我々一般に言う点数制度というのは、検挙して来たのを点数として一点、二点というふうに、幾つ検挙して来たかというのを数えて、そうしてそれをその警察官の功績のように考えるという考え方であつたのです。従つてそれは昭和二十六年

羽仁五郎

1954-03-04 第19回国会 参議院 法務・地方行政連合委員会 第1号

羽仁五郎君 警視庁からお見え下すつておられる参考人の方に二、三点お伺いしたいのですが、今、他の参考人のかたからお述べになりました点からもお気付なつたと思いますが、警察のほうのお気持に、警察の中ではそういうふうにお感じになつていらつしやらないでしようが、外から拝見しますと、取締主義というものか、今日でもまだ多分に残つておるという印象が強いようです。で、私もそういう感じを持つているのです。で、今問題

羽仁五郎

1954-03-02 第19回国会 参議院 法務委員会 第5号

羽仁五郎君 おつしやることはよくわかるのですけれども、併し私の申上げている点についてはもう少し深く認識して頂くことが必要ではないかと思います。そこで、お聞きしておきたいのですが、交通事件のみならず一般警察で現在行われている点数制度ですね。この実際について或いはわざわざお出かけ下さらなくても文書でお出し願つてもいいかと思うんですが、第一はその採点を取る段階はどういう段階でお取りになるのか。これは言

羽仁五郎

1954-03-02 第19回国会 参議院 法務委員会 第5号

羽仁五郎君 これは前にもたびたび私が申上げたことなので、重ねて申上げるのは甚だ恐縮なんですが、この点数主義というものがあるのかないのかわからないが、大体考えられておるものですね、これは外国にも例えばアメリカなんかにも、或いはその他にもあるところもあるでしようけれども、この日本点数主義というものにはいろいろな問題が従来あつたようでしざいます。で、私が一番この問題を強く気付きましたのは、戦争前といいますか

羽仁五郎

1954-03-02 第19回国会 参議院 法務委員会 第5号

羽仁五郎君 順序では、この前私が質問しましたのは、第一には点数主義というものがどうなつているか、それから第二には微罪の程度というものであつたのですが、今の警察のほうからの御説明では、この交通事件について点数主義というのは大体において、或いは原則的にやつていないと、他の事件についてはやつておられるでしようか、どうでしようか。

羽仁五郎

1954-02-25 第19回国会 参議院 法務委員会 第4号

羽仁五郎君 その中でもう少し詳しく説明して頂きたいのは、調査官調査活動について一億四千万円お使いになる予定だ。これは何人の調査官がどういうことにお使いになるのか、そして昨年度まではこれを報償費というふうにおつしやつていたというのは、昨年度は報償費がやはり一億四千七百万円程度あつたものなんでしようか。その点をもう少しわかるように御説明願えれば有難いと思います。

羽仁五郎

1954-02-25 第19回国会 参議院 法務委員会 第4号

羽仁五郎君 法務省所管予算についてこの前私から二、三の点を質問いたしましたが、それらの中で資料を要求したのがありますが、その中で先ず第一に伺つておきたいと思いますのは、大きい問題では公安調査庁の予算の内訳についてでありますが、若し今日それについて御説明が、お答えが頂けるならば頂きたいと思います。

羽仁五郎

1954-02-18 第19回国会 参議院 法務委員会 第3号

羽仁五郎君 その点については今の御説明で大体了承するのですが、なお一層その人権尊重法務省が特に重要な使命とされている点から予算の面でその点を重視されたいと思うのですが、それで伺つておきたいことが二、三あるのですが、二枚目にあります刑務所に関する、刑務所或いはそれに類似する収容所ですが、我々があちこちの刑務所乃至それに類似するような施設を見せて頂いたときに、今日のレベルにおける人権の保障という点からは

羽仁五郎

1954-02-18 第19回国会 参議院 法務委員会 第3号

羽仁五郎君 さつきの御説明法務省所管予算について、その一般財政的な事情というようなことから考えられている点があると御説明があつたのですが、その点について第一に伺いたいのは、この法務省所管しておられる予算関係では、やはり侵すべからざる人の人権に関する点が随分あると思うのですが、そういう点で他の一般的な予算節約と、或いは耐乏というような原則と若干そういう点で特別の考慮を払つておられるのか、全然

羽仁五郎

1954-02-18 第19回国会 参議院 法務委員会 第3号

羽仁五郎君 資料についてちよつとお願いがあるのですが……。今の交通事件即決裁判手続法案についてですが、これについて前からたびたび質問してもどうもはつきりしないので、そういう資料を用意して頂ければありがたいと思います。第一は、今警察で依然として点数主義というのをやつているのかどうなんだか。それについてまあ普通やつてないというふうな御答弁が多かつたのですが、併し実際においてはどうもやつているようなんです

羽仁五郎

1954-02-12 第19回国会 参議院 法務委員会 第2号

羽仁五郎君 その財政上のいろいろな事情ということもありますけれども、併しやはり裁判所、殊に最高裁判所は、紛争について国民がより頼む最後場所ですし、そこで行われる裁判が直接に、そして又そこで責任を負つておられる最高裁判官方々の教養という建ついては、その他のいろいろな事情に優先して考えられて欲しいように思うのです。それで折角現在我々が民主的な裁判制度を持ち、最高裁判所が昔とは違つてかなり高いレベル

羽仁五郎

1954-02-12 第19回国会 参議院 法務委員会 第2号

羽仁五郎君 今の亀田委員からもそういう御意見があつたのですが、法務省提出法律案では直接なくとも、人権などに関する法律案というものについては、やはり我々としてはそれに関心を常に持つていたいと思いますので、適当の機会にそういうふうな問題、最近のいろいろな立法或いはその他いろいろな出来事に関係する人権の問題について法相から説明を聞き、又我々も質疑をしたいと思いますので、にお取計らいを願いたいと思います

羽仁五郎

1953-12-02 第18回国会 参議院 図書館運営委員会 第1号

委員外議員羽仁五郎君) 今館長からの御説明よくわかるのですが、今館長の御説明のように、地方図書館でなかなかそれを買うというところまで行かない。まあ地方財政も非常に苦しい、そうして地方図書館教育委員会を通じてだものですから、いわゆる財布にかなり遠いところにおるというような関係もあつて、どうも実質上お買いになるというようなことがなかなかむずかしいのではないか。国会図書館法からいつても、そういうふうな

羽仁五郎

1953-12-02 第18回国会 参議院 図書館運営委員会 第1号

委員外議員羽仁五郎君) お許しを頂きまして、少し取急ぐものですから、急にお願いいたしたいと思うことがございます。  それは来年度の予算に是非ともこのことをこの委員会で御主張願いたいというふうに思うのでありますが、私実は最近ヨーロツパの図書館などを見て歩きまして、それから今度日本の中の公共図書館をずつと見て歩いて来ておりますが、その中でどうも急速に解決を要するのじやないかと思われる問題が一つございます

羽仁五郎

1953-10-30 第17回国会 参議院 本会議 第2号

羽仁五郎君 本日の質問最後に、無所属クラブを代表して政府意見を伺いたいと思うのでありますが、現在災害対策の問題と、そうしてインフレの問題とは、実に深刻なジレンマをなしております。これは一昨日の毎日新聞の社説でそのことを指摘していますが、災害に悩んでおられる民衆の悲惨な状況というものは、一刻も放置することは許されない。それは中には多少の水増しとか、或いは新聞が指摘されるような議員選挙対策とか、

羽仁五郎

1953-09-11 第16回国会 参議院 図書館運営委員会 閉会後第1号

委員外議員羽仁五郎君) 只今の御説明でよく了解することができたのですが、いま一つつておきたいのは、やはりどういう方面から料金を取れというふうな御意見があるのかは、館長は慎重におつしやつているので、よく想像ができないのですが、他面料金を取るなという、取るべきでないという意見を持つておられる面もあるのじやないかと思うのです。その中でもやはり恐らく新聞その他言論機関はそういう問題に対してはやはりかなり

羽仁五郎

1953-09-11 第16回国会 参議院 図書館運営委員会 閉会後第1号

委員外議員羽仁五郎君) 只今PBリポート利用料金に関する規程について館長に御意見を伺つておきたいと思いますが、その第一は、一般的に国の施設国民が利用する場合に料金を取るということが好ましものでありましようか、或いは好ましくないものでありましようか、その点について憲法などとの関係から特に館長の高邁な御意見を伺つておきたいと思うのであります。  それから第二には、続けて伺つておきたいと思いますが

羽仁五郎

1952-12-05 第15回国会 参議院 図書館運営委員会 第2号

羽仁五郎君 これはまあ図書館のほうから海上保安庁というものが独立して行くということは事実あり得ないことですから、そういう点についてまで我々は心配をするものではありませんけれども、併し海上保安庁というものは飽くまで海軍でないという現在の政府は建前をとつておられるのだから、国立国会図書館のほうから海上保安庁図書館というものを独立して認めて行くというふうなことが、逆にそういうような政府の現在とつておられる

羽仁五郎

1952-12-05 第15回国会 参議院 図書館運営委員会 第2号

羽仁五郎君 先ほどの委員の御質問に対する館長お答えがあつて、それについてなんですが、この海上保安庁図書館というものを独立図書館として、国立国会図書館なんかがそこに支部を置くということは、従来の他の政府の各省におけるそれぞれの図書館の例と一致しているのか一致していないのか、そういう御質問であつたと思うのですが、それに対してはどういうふうにお答えになるのですか。

羽仁五郎

1952-11-25 第15回国会 参議院 図書館運営委員会 第1号

羽仁五郎君 只今説明下さいましたような点を絶えず我々議会に、我々図書館運営委員にもいろいろな機会に伺つて頂いて、その数字とか現状とかいうものは、いつでも我々の脳裡にそらんじているというか、そのはつきりした形をとつてつて、又従つて我々を通じて議員各位にもそれがはつきりしておる。従つて世間に向つてもそれがはつきりして行くというようにすることが望ましいと思うのであります。  それで只今の点で、いろいろ

羽仁五郎

1952-11-25 第15回国会 参議院 図書館運営委員会 第1号

羽仁五郎君 只今の御説明で御趣旨はよくわかるのですが、どうかその点について私が館長にお願いしたいことは、勿論幾ら説明しても新聞のほうで、いわゆるジヤーナリズムのいろいろな面の一つとして興味中心というか、或いは面白おかしく、或いは場合によつては皮肉というものもあることは私もよく了解しております。併しながら只今説明下さいましたような国立国会図書館は何をなそうとしているのかということがもう少し常にあらゆる

羽仁五郎

1952-11-25 第15回国会 参議院 図書館運営委員会 第1号

羽仁五郎君 只今の御説明についていろいろ伺いたいことがあるのですが、第一に伺いたいのは、この只今の御説明では、大体三点についての御説明であつたのですが、私どもやはりこの図書館運営委員会館長から予算について御説明を伺うときに、第一に伺いたいことは、現在図書館は何をなそうとしているのかということについての説明を伺いたいと常に思つております。でこの点についてやはり最近新聞などで報道されております記事についても

羽仁五郎

1952-07-07 第13回国会 参議院 本会議 第64号

羽仁五郎君(続) なお、諸君に対して、日本弁護士会連合会が公式にその理由を挙げて、裁判というものは決して制裁によつて進行するものではないのであつて裁判所の威信というものは、おのずからこの裁判に対する国民の納得を以て、(「時間々々」と呼ぶ者あり)それによつて解決されなければならない理由を挙げて反対しておられますことも、諸君もよく御承知であろうと存ずる次第であります。(拍手)

羽仁五郎

1952-07-07 第13回国会 参議院 本会議 第64号

羽仁五郎君(続) 第三に、裁判所は、特に若い裁判官の手紙を朗読されまして、現在これらの問題に関して裁判官が非常に苦しんでいる。従つて何とか国民の後ろ楯を得て裁判を進めたい。そのために本法のごときものが要求ざれるということを述べられましたが、併し裁判というものは、諸君もよく知られるように、民主主義社会における最後解決場所であり、裁判官が神のごとき裁判官というふうに言われるのは、決して単に裁判官

羽仁五郎

1952-07-07 第13回国会 参議院 本会議 第64号

羽仁五郎君 私は本案に反対をいたすものでございます。  反対理由を総論的に五点、各論的に五点、立法論的に八点に亘つて述べます。  総論の第一は、最近我々の国内の社会又国際的な問題においてさまざまの社会的な対立が緊張を加えるに連れて、そのことから、ややもすれば我々の政治的自由或いは市民的自由というものに関して危機的な情勢が発生しておることは、実に慎重に考えなければならない点だと思うのであります。而

羽仁五郎

1952-07-03 第13回国会 参議院 本会議 第61号

羽仁五郎君 今諸君の前に置かれている法案は、いわゆる破壊活動なるものに対する恐怖心を煽つて諸君議員の判断を誤らしめることによつて、我が憲法を超越する権力行政権に付與し、即ち我が憲法を覆えしめようとしているものであります。国会が、この国会の前提であり基礎である言論、集会、結社の自由を停止したり、解散したりすることのできるような超憲法的な権力行政権に委ねるような法案を成立させることは、国会立法権

羽仁五郎