1947-08-06 第1回国会 衆議院 政党法及び選挙法に関する特別委員会 第5号
○綱島委員 すると政黨法で、この思想をこれは社會主義の思想、これは資本主義の思想の政黨、こういつたようなものに色わけをして、それに準じて政黨の規範をつくつていこう、こういう御意見になりますか。
○綱島委員 すると政黨法で、この思想をこれは社會主義の思想、これは資本主義の思想の政黨、こういつたようなものに色わけをして、それに準じて政黨の規範をつくつていこう、こういう御意見になりますか。
○綱島委員 小政黨の話がだいぶ出たようでありますが、私の考えでは、日本でただいま小政黨がたくさん出ることはやむを得ない事實だと思う。これはただいま思想上、經濟上非常に複雜なる状態でございますので、それを反映したところの小政黨がたくさん出ることは私は當然であると思う。大政黨というものでも、ここ一、二年の間に、何囘か離合集散をいたしております。從つてその間にまた少數黨というものが、おのおのいろいろな角度
○綱島委員 大體御趣旨はわかりましたので、その次の點をお伺いいたします。私は農民の立場から伺つておきたいのでありますが、勞働者ということでいろいろなものがございますが、勞働省の管轄する勞働者というものの範圍は、いわゆる賃金勞働者の範圍をお指しになつておるものでございましようかどうでございましようか。
○綱島委員 ちよつと私疑問に思つておりますのは、勞働省の福祉ということと職業の確保ということに重點をおいてあるようでありますが、これはもちろん非常に大切なことでございますが、勞働性の向上をはかるためには、そのほかに實は基本的な何らかのお考えがございませんかどうかということを、實は端的に伺いたいのでございます。つまりあまり勞働性が低下して、どちらかというと怠業組織のようなふうになりかけておつて、國家からいえば
○綱島委員 この勞働省設置法案の第一條を見ますと、「勞働者の福祉と職業の確保とを閾り以て經濟の與隆と國民生活の安定とに寄與する」ということでございますが、經濟の與隆、從つて國民生活の安定、こういう問題に對して、勞働省において今までそのことに寄與するところの少なかつたことをば、こういう方策でするんだという具體的な御説明を願いたいと思います。立法の第一條の趣旨の具體的な御説明を願いたいのであります。
○綱島正興君 片山君の御答弁のうち、納得いかないことを、再び重ねてお尋ねいたします。政策は捨てたのじやない、追つてやると申されましたが、新円登録でございますとか、國債の打切りとかいうようなことが、追つてなさることが適宜なものでございましようか。いかがでございましようか。かようなことが、一体それが追つてやるということに当たるのであるかどうか、こういう点を伺います。 それから、いま一つ特に伺いたい点は
○綱島正興君(続) これらの設備を十分にしていただきたいということを希望するのであります。 そこで私は皆樣に、諸大臣にお願いをいたしますことは、諸君はほんとうに民衆の味方として起たねばならぬ。机の上の計算で、決して國家の大計というものはできるものではないということであります。かようなわけで、皆樣にほんとうに心から農村を理解してもらつて、その上の政治形態をつくつてもらわなければならない。もしもこれに
○綱島正興君 片山内閣に國民が期待いたしておりましたものは、食糧問題の解決やインフレ問題の解決、この危急なる問題の解決と同時に、経済問題の復興に基礎を置き得るや否やということに対する期待をもつておつたのでございます。ところが、いま一つ期待いたしましたものは、民主立憲政治の当初でございまするから、これはどうしても、ほんとうの民主政治を行つてもらわにやならないそのためには、大体御本人に、民主政治というものはいかなるものかの