2016-11-15 第192回国会 参議院 法務委員会 第7号
○糸数慶子君 有識者懇談会の報告書では、実習実施機関の受入れ人数枠の均斉化として、これは、常勤職員数が五十人以下の場合について、三十人以下は三人、三十一人以上四十人以下は四人、四十一人以上五十人以下は五人までという提案もなされています。これは、優良な機関でなくても受入れ人数増を図ることにもつながり、ただでさえ問題山積みの現状のまま、単なる拡大を許容するものとなっています。 こうした拡大策は適正化とも
○糸数慶子君 有識者懇談会の報告書では、実習実施機関の受入れ人数枠の均斉化として、これは、常勤職員数が五十人以下の場合について、三十人以下は三人、三十一人以上四十人以下は四人、四十一人以上五十人以下は五人までという提案もなされています。これは、優良な機関でなくても受入れ人数増を図ることにもつながり、ただでさえ問題山積みの現状のまま、単なる拡大を許容するものとなっています。 こうした拡大策は適正化とも
○糸数慶子君 次に、受入れ人数枠の拡大について伺います。 受入れ人数枠の拡大については、法案第九条十一号において主務省令に委ねられています。受入れ人数枠は、現在、実習実施機関の常勤職員数の数が二十人、これに対して技能実習生が一人、これが原則となっておりますが、特別枠が設けられ、五十人以下の実習実施機関で一律三人、これ三年間で九人の受入れが可能というふうにされております。 この点に関して、有識者懇談会報告書
○糸数慶子君 沖縄の風、糸数慶子です。 十一月の十一日、福岡拘置所において一名に対して死刑が執行されました。日弁連は、本年十月七日に開催されました第五十九回人権擁護大会において死刑制度の廃止を含む処罰制度全体の改革を求める宣言を採択し、二〇二〇年までに死刑制度の廃止を目指すべきであると宣言しております。 犯罪により命が奪われた場合、失われた命は二度と戻ってこないわけですから、このような犯罪は決して
○糸数慶子君 では次に、出入国管理及び難民認定法改正案についてお伺いいたします。 入国警備官は誰でも調査に従事できるようにするのでしょうか、従事できる警備官を限定しトレーニングを実施する予定はあるのでしょうか、その際に難民保護についてのトレーニングは含まれるのでしょうか。併せてお答えいただきたいと思います。
○糸数慶子君 加えて、技能実習二号から三号へ移行する際の技能検定三級及び三号修了時の二級においては実技試験のみとされておりますが、筆記試験が行われていないことが想定されていますけれども、その理由を明らかにしていただきたいと思います。
○糸数慶子君 沖縄の風、糸数慶子です。 まず、外国人研修制度の適正化策について質問いたします。 技能実習制度の拡大策は、技能実習法案では主に関係省令に委任されており、昨年一月三十日に出された技能実習制度見直しに関する有識者懇談会報告書を踏まえて、法案成立後に詳細が決められることになっています。したがって、国会審議では、省令内容を方向付ける法案修正、附帯決議のほか、基本方針、これは法案第七条ですが
○糸数慶子君 続いて、旗手参考人に伺いますが、送り出し機関に対する罰則規定がないことについて、政府の答弁では、外国にあり対応が難しいので、政府、つまり当局間取決めで不正行為をする送り出し機関を排除するというふうなことを言っておりますが、この点についてはいかがお考えでしょうか。
○糸数慶子君 ありがとうございました。 続いて、介護の現場の方にも行きました。そこで、言語習得についてなんですが、例えば日本語には擬音語あるいは擬態語があったり、とても表現が難しい部分があるわけですね。ですから、例えば介護現場で、ずきずきするとか、それからもぐもぐしてねとかというような表現などを使うという状況のときには、こうした表現などはやっぱり一般的な日本語能力試験では測るのは大変難しいわけですね
○糸数慶子君 沖縄の風の糸数慶子です。 本日は、参考人の先生方には本当に貴重なお話をいただきましてありがとうございました。 先ほども佐々木委員からもありましたけれども、実は先日、この委員会で視察をさせていただきました。東京の二か所の研修生を受け入れている施設でありましたが、二か所ともとてもうまくいっているケースで、大変整っている場所でありましたので、こういう状況でうまくいっているといいなと実は率直
○糸数慶子君 改めて外務省に伺いますけれども、ベトナム政府に対して外務省は技能実習制度に関してどのような対応をしてきたのか、改めて伺います。
○糸数慶子君 これまでベトナム政府との間でJITCOが定期協議を行い、討議議事録を作成しておりますが、その内容はいかがなものでしょうか。
○糸数慶子君 沖縄の風の糸数慶子です。 まず、外国人研修制度の適正化策についてお伺いをいたします。 一点目に、その保証金についてでありますが、近年急増しているベトナムからの技能実習生の状況については、二〇一五年の三月から二〇一六年の二月にベトナム社会科学院・家族ジェンダー研究所に客員研究員として滞在をし、移住家事労働者や技能実習生を対象に調査を行ったジャーナリストの巣内尚子さんが、ヤフーニュース
○糸数慶子君 次に、無戸籍問題についてお伺いいたします。 二十日の法務委員会で、無戸籍の要因とされる民法七百七十二条の規定のどこに問題があるのか、法制審議会で議論する必要があるのではないかとの私の質問に対しまして、この制度が存在することによってもたらされている子の利益は全体として見ますと非常に大きいと答弁されました。 私、推定制度をなくせと言っているわけではなく、この無戸籍の要因となっている規定
○糸数慶子君 前回もお伺いいたしましたけれども、具体的なその再発防止のために何をなさるのかということをお伺いをしております。再度お伺いいたします。
○糸数慶子君 沖縄の風の糸数慶子です。よろしくお願いいたします。 まず、二十日のこの法務委員会でお尋ねいたしました在日朝鮮人と沖縄県民に対するヘイトスピーチについて、明確な御答弁をいただいておりません。改めてお伺いをします。 核実験等の後に在日朝鮮人へのヘイトスピーチや嫌がらせが繰り返されていることについてどう対処されるのかということと、さらに、沖縄県民への土人、そしてシナ人発言に見られるこのヘイトスピーチ
○糸数慶子君 この資料の一ページには、申請者の難民該当性を適切に判断するためにとあります。読み上げて御紹介したいと思いますが、申請者の難民該当性を適切に判断するためには、一、申請者の出身国における危険性についての客観的情報を取得しておくこと、二、難民調査官が前記情報の内容を正確に把握しておくこと、三、申請者の個別的事情について適切に事実認定すること、四、申請者の個別的事情を出身国における危険性に照らし
○糸数慶子君 平成二十三年にエチオピア人が裁判を経て難民認定された際、法務省入国管理局が総務課長名で地方入国管理局長向けに出された難民認定手続における客観的情報の取扱いについてという通知文を出したわけですが、大臣は御存じでしょうか。
○糸数慶子君 沖縄の風の糸数慶子です。よろしくお願いいたします。 まず、認定NPO法人難民支援協会が今年の沖縄平和賞を受賞いたしました。これは、広く世界に目を向けた幅広い視点に立って国際平和の創造に貢献するために沖縄県が創設した賞であります。難民問題に取り組んでまいりました私にとっても励みとなるもので、引き続き積極的に取り組む決意を表明させていただきまして、大臣の所信表明の中から御質問させていただきたいと
○糸数慶子君 今の御答弁、先ほどの答弁もそうなんですけれども、そうやって再発防止策、本当にこれは効果があるんですかとお伺いしたんです。米軍に働きかけるだけでなく、県民の安全な生活を脅かし続けているこの状況について、本当に心から、この再発防止策が何の役にも立っていないということを強く申し上げたいと思います。 今回の事件は、公務外の犯罪で沖縄県警が逮捕している、いわゆる日米地位協定における刑事裁判権の
○糸数慶子君 ただいまの答弁を伺いましても、リバティー制度において全くこのことは機能していない、その結果が今回の事件にもつながっているかと思います。 今回の殺害、この事件、容疑者は基地の中ではなく、基地の外で家族と一緒に住んでおり、犯行当時飲酒していたかどうかは不明であります。被害者が家を出たのが午後八時頃、これはリバティー制度に触れる時間帯ではなく、米軍人も外出し、飲酒が許されている時間帯です。
○糸数慶子君 無所属の糸数慶子です。 今回の日本とドイツ、そしてチリ、インドとの租税に関する日本国との議定書の締結については賛成を表明し、質問に入ります。 まず、沖縄で起きた元米海兵隊員、そして米軍属による女性遺体遺棄事件についてお伺いをしたいと思います。 五月十九日、先月末から行方不明になっていた島袋里奈さんが遺体で発見され、元海兵隊員で軍属の男性が容疑者として逮捕されました。この痛ましい現実
○糸数慶子君 この残業代の未払を訴えた警備員に対してはしっかり支払をするということでありますが、今数の問題は明らかにしていただけませんでしたけれども、恐らく、今のこの状況から考えていきますと、ほかの従業員に対しても未払部分があるというふうに思います。 これ、改めてまたお伺いをしたいと思いますが、やはり今回の海上警備業務の契約に当たっては、沖縄防衛局がライジング社からの見積りを基に予定価格を決定しているということは
○糸数慶子君 このマリン社で業務に従事している警備員は全部で何人かという質問をいたしておりますけれども、そこはまだ答弁ありません。
○糸数慶子君 無所属の糸数慶子です。よろしくお願いいたします。 本日は、辺野古新基地建設事業における警備業務の問題について質問いたします。 まず、海上警備業務の警備員への残業手当未払問題についてでありますが、通告をした後、地元での動きもありまして、せっかく質問通告いたしておりますけれども、問題によっては割愛をさせていただくこともありますので、せっかく答弁を準備されてもお答えしていただけないこともあるかと
○糸数慶子君 防衛省の定めたこの等級分けの基準は文科省の基準と合致していますでしょうか。本来であればこの基準を県内全ての学校に適用すべきだと考えますが、中谷防衛大臣にお伺いいたします。
○糸数慶子君 では、文部科学省にお伺いいたしますけれども、学校施設の音環境の基準はどうなっているのでしょうか、お伺いいたします。
○糸数慶子君 無所属の糸数です。よろしくお願いいたします。 いわゆる日・イラン受刑者移送条約、この締結については賛成でございます。受刑者の処遇について一言申し上げたいと思います。 かつて、我が国が二〇〇三年に欧州評議会受刑者移送条約に加入したとき市民社会から出された懸念は、日本の刑務所における処遇が人道的でなければ、海外、特に欧州で受刑する日本人受刑者が日本への受入れ移送を希望しないのではないかということでありました
○糸数慶子君 今回、三級と四級を補助対象から外したわけですが、これまで補助対象としていたところをなぜ今回対象から外すのでしょうか。 例えば、昨年まで、三級、四級の騒音に対して、限度を超えたうるささなので補助対象としますとしていました。昨年と変わらない同じレベルの騒音や頻度でも今年から急にうるさくなくなったかのように扱われるのはどうしてでしょうか。
○糸数慶子君 空調維持費の補助に関しては、例えば普天間飛行場、嘉手納基地、そしてキャンプ・シュワブ、キャンプ・ハンセン、その周辺、そして米軍機の飛行ルートとなっている学校が対象になっています。 この補助の内容はうるささの度合いによって、今も御説明ありましたけれども、四等級に分かれており、今回は三級と四級への補助が廃止されるとのことですが、等級分けの基準をお示しください。
○糸数慶子君 無所属の糸数慶子です。よろしくお願いいたします。 日本国とオマーン国、それから日本国とイラン・イスラム共和国とのこの協定の締結につきましては、いずれも賛成の立場を表明し、質問に入ります。 まず、在沖米軍基地周辺の学校への空調維持費補助の廃止についてお伺いをいたします。 二〇一六年の実施設計分から、沖縄県内の一部の学校、保育所で防音事業の空調維持費が、その補助が廃止されるということですが
○糸数慶子君 沖縄のPCB汚泥が原発事故の被害を受けた福島に運ばれたことは、沖縄県民としても心が痛むところであります。なぜ福島に運ばれたか、そして最終判断はどこで誰が行ったのか、中谷防衛大臣に伺います。
○糸数慶子君 それでは、順序を変えまして、通告の三番目の方から行きたいと思います。 改めまして、沖縄の恩納村に保管されていたPCB汚泥が二〇一三年から二〇一四年にかけて福島県いわき市に運ばれていたことでございます。 まず、一般的には、物や土地を借りた人が汚損した場合には借りた側が弁償あるいは原状回復をする責任があるのですが、土壌汚染をした米側に原状回復をしなくてもよいとする差別的な日米地位協定は
○糸数慶子君 無所属の糸数慶子です。よろしくお願いいたします。 本日、四月二十八日は、一九五二年、サンフランシスコ講和条約が発効された日になっております。あれから六十四年たちました。日本が主権を回復し国際社会に復帰した日とされておりますが、沖縄におきましては、日本から切り離され、日本国民が享受した経済発展とは裏腹に二十七年に及ぶ米軍施政権下で苦難の日々を歩むことになる、いわゆる屈辱の日として定着しております
○糸数慶子君 この十八日、オスプレイは熊本空港から南阿蘇村の白水運動公園の約四十キロ間を飛行したというふうにされておりますが、このオスプレイの特徴と近距離の輸送について他のヘリコプターに比べ優れた点があるのか、御説明ください。
○糸数慶子君 今、十七日の、米軍から航空機による輸送支援が実施可能であるとの連絡があったというふうに実は十八日の参議院決算委員会で述べていらっしゃいますが、その際、航空機にオスプレイは言及されていたのでしょうか。
○糸数慶子君 無所属の糸数慶子です。 社会保障に関する日本とフィリピン共和国との協定の締結については賛成の立場を表明し、質問に入ります。 まず、熊本地震の被災地へ米軍のMV22オスプレイが派遣された件について質問いたします。 中谷防衛大臣は、十九日の記者会見におきまして、米軍の支援については、米軍の大変有り難い申出を受け、より効率的かつ迅速な救援活動を行うため、自衛隊の輸送力に加え、高い機動力
○糸数慶子君 大変残念でございます。県民はそうは受け止めておりません。 次に、普天間飛行場の五年以内の運用停止についてお伺いをいたします。 この五年以内の運用停止の条件がいつ、どのような経緯で出てきたのか、その後どのような対応が取られたのか、改めて岸田外務大臣に、政府の認識、その経過について伺います。
○糸数慶子君 米側に対して丁寧な説明をするということであれば急がば回れということは出てこないのではないですか。これ、今の答弁考えていきますと、沖縄に対する対応と米側に対する対応、ダブルスタンダードとして受け止められてしまいます。 改めてお伺いします。
○糸数慶子君 無所属の糸数慶子です。よろしくお願いいたします。 カンボジアとそれからラオスの航空協定に関しては賛成の立場を申し上げ、沖縄関係の質問に入らせていただきます。 まず、先日、中谷防衛大臣は、翁長知事との会談におきまして、普天間飛行場の五年以内運用停止は辺野古移設への理解と協力が大前提と述べられました。他方、安倍首相は、三月三十一日の日米首脳会談でオバマ大統領に対して、辺野古移設が唯一の
○糸数慶子君 いわゆる日米地位協定には規定されていない経費を、思いやりというその名目で一九八七年からおよそ三十年間も特別に支払い続けているわけです。 思いやり予算は本来暫定的なものであるはずですが、現在一千兆円もの赤字を抱える日本が支払わなければならない理由は何か、岸田大臣に改めてお伺いします。
○糸数慶子君 無所属の糸数慶子です。よろしくお願いいたします。 通告をいたしましたその順序が多少違いますけれども、よろしくお願いしたいと思います。 まず、在日米軍駐留経費に係る特別協定、いわゆる思いやり予算についてお伺いをしたいと思います。日米地位協定第二十四条の規定による日本側が負担すべき経費は何か、お伺いいたします。
○糸数慶子君 前回もそうでしたけれども、きちんと議事録の作成を改めてしていただきますように、そしてこれをもう一度、メディアでもちゃんと会見されていますけれども、きちんと公開をしていただくように改めて強く要望したいと思います。 次に、沖縄防衛局は、政府のこの和解案の受入れをした後、大浦湾の埋立工事に関係する全ての工事を中止しているのでしょうか、また埋立工事に関連する資材調達などは中止しているのでしょうか
○糸数慶子君 国連のこの制度を形骸化させ、人権後進国と言われることのないようにしていただきたいということを申し上げまして、次の質問に移りたいと思います。 次に、代執行訴訟暫定和解案、この受入れに係る埋立工事の中止について質問したいと思います。 今月四日、日本政府と沖縄県は、名護市辺野古の新基地建設をめぐる代執行訴訟で、福岡高裁那覇支部が示した和解案を受け入れ、和解が成立いたしました。和解案は沖縄防衛局長
○糸数慶子君 無所属の糸数慶子です。よろしくお願いいたします。 まず、女性差別撤廃条約、日本政府報告審査の最終見解について質問いたします。 女性差別撤廃委員会が、今月の七日、第七そして八回日本政府報告審査の最終見解を公表いたしました。肯定的な評価がある一方で、五十一項にわたる懸念と勧告が示されました。まず、女性の婚姻年齢の引上げ、それに選択的夫婦別姓の導入、再婚禁止期間の撤廃などの民法改正とマイノリティー
○糸数慶子君 今回の事件で、被害女性は観光客であった、そのことから考えていきますと、沖縄観光業界も大変大きな衝撃を受けています。沖縄には多くの女性客、そして家族連れ、修学旅行生などが訪れるわけで、まして安全であると思われているホテルの中で起こった事件なんですね。観光業は沖縄の主要産業であるという観点から考えましても、今回の事件で沖縄県民は、基地は沖縄経済の阻害要因だということをはっきり言えるというふうにおっしゃっています
○糸数慶子君 今、両大臣から、例えば追加研修あるいはワーキングチームでの米側に対する努力義務といいましょうか、いろいろやるというふうにおっしゃいましたけれども、ただ、これ本当に、米軍関係者によりますと、一九七二年以降、つまり沖縄が本土復帰した以降ですね、刑法犯の摘発、これは二〇一五年の調査でありますが、五千八百九十六件あるわけですね。それは関わる人が五千八百十五人にも上っておりますけれども、そのうち
○糸数慶子君 無所属の糸数慶子です。 在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、この件につきましては賛成の立場を申し上げ、沖縄関連の質問に入らせていただきます。 十七日のこの委員会でも質問いたしました米兵による女性に対する暴行事件について、引き続き質問させていただきます。 昨日、辺野古のキャンプ・シュワブゲート前で、米兵による女性暴行事件
○糸数慶子君 今回のような性暴力事件で最も重要なのは、やはり被害者へのプライバシー保護、そしてさらに心身の十分なケアですが、これをまず徹底をしていただきたいと思います。 さらに、米軍から被害者への謝罪、政府として求めるべきだと思いますが、防衛、外務両大臣にお伺いいたします。
○糸数慶子君 今回のその事件を受けまして、政府としてどのような対応をされたのでしょうか。防衛大臣、外務大臣、両大臣にお伺いをいたします。
○糸数慶子君 無所属の糸数慶子です。よろしくお願いいたします。 まず、今月十三日に那覇市で起きた米軍兵士による性暴力事件についてお伺いいたします。 政府として現在把握している事件の概要を御説明ください。
○糸数慶子君 誠実に沖縄県民の声を受け止めるとおっしゃる割には全く誠実に受け止めていないという手法を政府は今取っているんじゃないでしょうか。辺野古新基地建設は県民の反対がある限り不可能であるということを改めて強調させていただきたいと思います。 次に、日米地位協定の環境補足協定について伺います。 日米地位協定の環境補足協定ですが、これは二〇一五年の九月に岸田外務大臣とカーター米国防長官が環境補足協定
○糸数慶子君 先ほど藤田議員からも細かく詳しく質疑ございましたけれども、やはり前回行われた集中協議、これは非常に形式的で選挙対策のパフォーマンスとしか考えられませんでした。 今回の協議においても、まさに政府は沖縄県民の声を受け止め、国の安全保障という点では、これ全国民で負担し、沖縄県だけに負担を強いることがないような解決策を示していただきたいと翁長知事もずっとおっしゃっております。その点についてお
○糸数慶子君 無所属の糸数慶子です。よろしくお願いいたします。 まず、質問に入る前に、女性差別撤廃条約の日本政府報告審査について一言申し上げたいと思います。 国連女性差別撤廃委員会第六十三会期が二月十五日から三月四日までスイスのジュネーブで開催されました。日本政府の審査は二月十六日に行われ、私も傍聴し、審査に先立って行われましたNGOの主催したブリーフィングでは、沖縄の基地と女性への性暴力についてお
○糸数慶子君 今、国家の安全保障というその名目の下に、沖縄では、米軍基地、まさに過重な負担を強いられています。米軍基地があることによって、爆音被害、あるいは事件、事故、環境汚染が日常的に起こっているわけで、また利便性の良い土地を奪われることによって慢性的な交通渋滞、最近では経済発展を阻害しているという問題があるわけです。 一地域の住民に過重な負担や苦痛を強いることは政治の在り方として正しいと思われますか
○糸数慶子君 今、中谷防衛大臣の御答弁でありますと、選挙の結果も含めというふうにおっしゃったわけですが、これまで沖縄の民意というのは、選挙で示されるということは、例えば知事選挙、それから名護市長選挙、そして名護市議会議員選挙、さらには衆議院選挙一区から四区まで、全て普天間の基地に関わる問題であれば反対をいたしましたけれども、それでもやはりこの民意というのを無視して、今政府の行っている普天間の基地の、
○糸数慶子君 無所属の糸数慶子です。よろしくお願いいたします。 私は、防衛省の職員の給与等に関する改正法案につきましては賛成の立場を申し上げ、沖縄関連の質問に入らせていただきたいと思います。 まず一点目ですけれども、一月の十二日の衆議院予算委員会におきまして、首相答弁についてなんですが、安倍首相は、安全保障に関わることは国全体で決めることだ、一地域の選挙で決定するものではないというふうに答弁をされました
○糸数慶子君 残念でございます。 私、先ほど御質問申し上げましたように、本当に沖縄の県民に寄り添う、あるいは負担の軽減というふうに、そういうことをおっしゃるのであれば、沖縄県が埋立承認を取り消して、そして辺野古の新基地を造らせない、そのことこそが沖縄県民の負担を軽減することにつながるわけですが、そういうことをせずに、県の潜水調査後に海上作業を再開するというふうにおっしゃっていらっしゃいます。このことも
○糸数慶子君 沖縄の県民に理解を得るというふうにおっしゃっていらっしゃいますけれども、結果的には五回の集中協議は決裂をしたわけであります。 今、政府の方では、そういうものを終わりとせずに、一致点を見出すために継続して話し合う必要はあるということで、沖縄の米軍基地負担軽減策あるいはその振興策を話し合う政府・沖縄県協議会、これ仮称でありますが、その設置を菅官房長官が県の方に提案しておりますけれども、しかし
○糸数慶子君 無所属の糸数慶子です。よろしくお願いいたします。 まず、通告をしておりましたが、租税協定それから投資協定についてはこれまでの質疑の中で明らかになりましたので、御答弁用意されたと思いますが、今回割愛させていただきまして、次の質問に入りたいと思います。 まず、辺野古集中協議と基地問題についてお伺いをしたいと思います。 米軍普天間飛行場の辺野古への新基地建設問題についてでありますが、県