2004-11-11 第161回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
○糸数慶子君 今、見直すべきことは見直していくというふうにおっしゃいましたが、実はアメリカ議会では、米軍はアメリカにいるよりも日本に駐留した方が安く付くというふうに言われています。これはいろんなところでそういう発言があるわけですが、例えば日本はどの同盟国に比べても飛び抜けて気前のいい受入れ国支援を実施しており、米国内も含めた世界じゅうで日本が米軍駐留経費の最も安い場所になっていると。これは九二年の米国防総省
○糸数慶子君 今、見直すべきことは見直していくというふうにおっしゃいましたが、実はアメリカ議会では、米軍はアメリカにいるよりも日本に駐留した方が安く付くというふうに言われています。これはいろんなところでそういう発言があるわけですが、例えば日本はどの同盟国に比べても飛び抜けて気前のいい受入れ国支援を実施しており、米国内も含めた世界じゅうで日本が米軍駐留経費の最も安い場所になっていると。これは九二年の米国防総省
○糸数慶子君 今のあの米軍の状態というのは、イラク攻撃でもはっきりいたしましたように、在日米軍は、日本を守るというよりも、日本を自らの世界戦略を展開するための足場にしているようにしか思えません。 依然として日本政府は莫大な米軍駐留経費を負担しています。思いやり予算は、七八年の六十二億円から始まりまして、九四年からは毎年およそ二千五百億円で推移し、七八年から二〇〇四年まで二十七年間の累積、累計でおよそ
○糸数慶子君 私、防衛費、それから在日米軍駐留経費、思いやり予算、それとSACO合意に関連する沖縄の新基地建設に対する予算の関係で幾つか御質問させていただきたいと思います。 まず、今、イラクのファルージャで米軍が町を包囲して無差別攻撃を続けており、事実上の住民の無差別虐殺を行っています。米軍のそのやり方については、このイラク戦争に反対する人はもちろん、賛成する人からも国の内外で批判が高まっています
○糸数慶子君 今、正に地域のことをおっしゃったわけですが、実際には沖縄県では沖縄中小企業家同友会あるいはまた金融機関とにかかわるあらゆる勉強会なども行われておりますが、地域密着型金融の機能強化という、その観点からちょっとまたお伺いしたいと思います。 まず、沖縄の現状でございますが、沖縄総合事務局の財務部が発表いたしました管内経済情勢の報告によりますと、今の沖縄の経済状況、実は全体としては持ち直しの
○糸数慶子君 今、取組をしっかり促していきたいという御答弁でございましたが、さらに、六月三十日には、リレーションシップバンキングの機能強化に関するアクションプログラムの進捗状況、これは平成十五年度ですが、策定されています。 それを見ますと、ほとんどすべての項目で実施金融機関が着実に増加しており、早期事業再生や新しい中小企業といった先進的な取組も、件数は多くないものの着実な進捗が見られて、全体としては
○糸数慶子君 私は、破綻金融機関の処理のために講じた措置の内容に関する報告書の中から、リレーションシップバンキングについてお伺いをしたいと思います。 金融庁は、二〇〇三年の三月に、中小・地域金融機関に対してリレーションシップバンキングの機能強化に関するアクションプログラムを実施しております。その一環として、今年の四月、利用者評価に対するアンケート結果を公表しておりますが、その結果を見ますと、借り手側
○糸数慶子君 今地域のことをいろいろ伺ったんですが、これからの将来の景気展望について全体的にお伺いしたいと思います。 日本経済がアメリカやそれから中国の経済動向に強くその影響を受けることは先ほどの御説明でもよく分かりました。今、アメリカは、先ほどもお話ございましたが、ちょうど大統領選挙の真っ最中で、やはり石油資源あるいは石油資本と結び付きが強いと言われるブッシュ現大統領のその当落が経済にどんな影響
○糸数慶子君 続きまして、地方の景気判断についてなんですが、現在の景気回復の背景には企業の過剰投資、過剰債務、それから過剰雇用や金融システムの脆弱性などといった、これまで我が国の経済の回復を遅らせている構造的要因の調整が進んでいるということを挙げられています。 総体としての日本経済はともかく、地域経済の現状はどうかということを考えますときに、今の三位一体改革の影響を受ける地域企業の景況分析や、それから
○糸数慶子君 私は、先週の二十八日、当委員会での福井総裁の日銀の金融政策運営についての説明の中から、我が国の経済動向に関して、最近の国際的な原油高や、それから資源消費大国になりつつある中国経済の現状などを含めてお尋ねをしたいと思います。 まず、景気判断についてですが、先ほどもございましたが、総裁は我が国の景気は回復基調を続けているとおっしゃいます。その原因は、米国では原油価格上昇の影響を受けながらも
○糸数慶子君 今大臣の御答弁の中にも沖縄県の特殊事情あったわけですが、今日のこの三位一体の改革が進められる中において、それが克服されて、一日も早く本土並みの政治及び社会的な生活水準を達成するためには大臣としてどのような手だてが必要であるか、御見解をお伺いいたします。
○糸数慶子君 今三位一体のことで伺ったわけですが、沖縄振興策の中で、この三位一体改革の総論部分で、今もおっしゃいましたが、地方でできることは地方でということにはもちろん反対いたしませんが、しかし、その改革による影響といいますか、各地方公共団体で異なることから、それぞれの地域の特殊事情に配慮すべきとの声もあるわけです。 谷垣大臣は、沖縄のその特殊事情といいますか、どのように認識をされているのか、御所見
○糸数慶子君 去る七月の選挙で初めて参議院に参りました沖縄選挙区の糸数慶子です。よろしくお願いいたします。 これまで県議会に十二年おりましたが、やはり国会と県議会とは違います。参議院の常識には疎いところもあろうかと思いますが、新人に免じて御容赦をお願いしたいと思います。 さて、質問も今回が初めてですが、今日は深く専門的な質疑というよりも、谷垣大臣の政治姿勢をお伺いして、今後の国会活動の参考にさせていただきます