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390件の議事録が該当しました。

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1976-07-06 第77回国会 参議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第12号

国務大臣稻葉修君) 私が捜査上大変に参考になると言ってみてもどうしようもないんで、検察当局がこういうことがございますれば、これは全部この速記録を見るわけですから、こういう貴重な委員会ですからな、両々相まって全貌を究明しようというのですから、いい参考にするでしょう、こういう意味でございます。したがって、前回の答弁、これ、私、いまでもそう思います。

稻葉修

1976-07-06 第77回国会 参議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第12号

国務大臣稻葉修君) 私に疑惑を持たないかどうかと、私が疑惑を持ったり持たなかったりしてもどうにもなるものではございませんが、これは検察当局疑惑を持ってやっているのか、疑惑を持たないでほったらかしてあるのかということになりますれば、刑事局長から答弁させなければ、私、よく知りませんけれどもね。恐らくはしかし非常に有能、勤勉な検察当局の人材がそろっておりますから、御指摘になられるようなことについては

稻葉修

1976-07-06 第77回国会 衆議院 予算委員会 第30号

稻葉国務大臣 伊藤大久保丸紅社内における役割について、鋭い推定に基づく御質問でございますが、それは目下大事な点として捜査中であるわけです。したがいまして、入りは大久保とか出は伊藤とか、そういう御質問に対して私からこの席でお答えすることは捜査進行に多少支障がございますと判断をいたします。  なお、詳細は刑事局長に補足させますが、第二のピーナツだとかピーシズだとか一切意味は知らない、金銭も受け取

稻葉修

1976-07-06 第77回国会 衆議院 予算委員会 第30号

稻葉国務大臣 まず、通知書の文体が違っておるのはどうかということでございますが、大久保の場合は、内容は同じなんですけれども、「法律第六条に該当するものがあると認められるので」——「ますので」じゃなくて、「認められるので、右の者を同法違反により同年六月」あれは何日だったか知りませんが、「逮捕したので通知する。」とこうなっております。「通知いたします。」じゃなくて「通知する。逮捕にかかる犯罪事実は、別紙

稻葉修

1976-07-06 第77回国会 衆議院 予算委員会 第30号

稻葉国務大臣 検察当局は、これまでの捜査に引き続き、去る六月二十二日沢雄次ら全日空関係者三名及び丸紅株式会社専務大久保利春逮捕するとともに、関係個所について捜索差し押さえを実施し、自来これらの被疑者身柄を拘束の上取り調べを行っているほか、多数の関係人取り調べを続行しておりますが、その過程において、丸紅株式会社参与伊藤宏が本年二月十七日及び三月一日衆議院予算委員会において証人として宣誓上行

稻葉修

1976-06-30 第77回国会 衆議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第12号

稻葉国務大臣 佐藤委員指摘のとおり、嘱託尋問におけるコーチャン証言というものは、事件捜査に非常に重要な資料でございますから、全力を尽くして、いまこの証言を得るよう努力させているところであります。本日かきのうか、本日ですかね、総理と大統領とがお会いになる際にも、総理から従来の協力を感謝するとともに、いまおっしゃったような証言の問題についても、一層のアメリカ側協力を得られるよう要請していると私は

稻葉修

1976-06-30 第77回国会 衆議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第12号

稻葉国務大臣 アメリカにおける嘱託尋問が難航しているようだがというお尋ねでありますが、まあ、難航と言えば確かに難航しておりますが、最終的には証言が得られるものと私は思っておりますが、なお、詳細その経過等につきましてお尋ねでありますれば、刑事課長が来ておりますから、お答え申し上げます。

稻葉修

1976-06-29 第77回国会 参議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第10号

国務大臣稻葉修君) 福田総理代理も非出官房長官も正しいことを言っておられると思いますね。私もそのとおりだと思いますよ。それは国会がお決めになってこういう人間を呼びたいという、それは困るなどということを政府が言えるわけはありません、国会調査権に対する非協力ですから。ただ、先ほども一般論として申し上げましたとおり、日時に捜査と衝突したり、いままであなたは検察庁に調べられましたか、どういうことを問われましたか

稻葉修

1976-06-29 第77回国会 参議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第10号

国務大臣稻葉修君) お答えをいたします。ロッキード事件に関し、国会は政治的、道義的責任の所在を明確にすべく、憲法に基づく国政調査権を行使されているのであり、また、捜査当局刑事責任の追及のため刑事訴訟法に基づく犯罪捜査権を発動しているのであり、それぞれその目的を異にするとともに、両々相まって本件全体の真相が解明さるべきものと私は考えます。  ロッキード事件については、目下鋭意捜査が行われている段階

稻葉修

1976-06-25 第77回国会 衆議院 予算委員会 第29号

稻葉国務大臣 まず第一の御質問でございますが、告発をするかどうかは国会の御判断捜査をしてその結果偽証に当たるかどうか、これの判断検察もあると思っております。十分なる偽証の疑いありと判断をして、捜査の一方法として強制捜査逮捕ということをいたしたわけであります。国会告発起訴条件でありますけれども、捜査条件とはなっていないというのが、学説上多少の異論はありますけれども、判例と心得ております

稻葉修

1976-06-25 第77回国会 衆議院 予算委員会 第29号

稻葉国務大臣 検察当局は、これまでの捜査の結果、丸紅株式会社参与大久保利春が、本年二月十七日及び三月一日、衆議院予算委員会において証人として宣誓上行った証言について、議院証言法第六条所定の偽証の罪に該当する疑いが濃厚となり、かつ同人について逃亡及び罪証隠滅のおそれがあると思量されたため、その身柄を拘束して取り調べる必要があるとの判断に達し、去る六月二十一日、東京地方裁判所裁判官に対し、逮捕状の請求

稻葉修

1976-06-23 第77回国会 衆議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第10号

稻葉国務大臣 昨日、議院証言法違反逮捕されましたのは、大久保利春丸紅株式会社専務取締役、現参与、六十二歳一名であり、この関係での捜索差し押さえ場所は、大久保利春自宅及び株式会社丸紅であります。  外為法違反逮捕されたのは、沢雄次全日空専務取締役、五十八歳、青木久頼全日本経理部長、四十八歳、植木忠夫全日空業務部長国際部長、四十七歳の三名であり、この関係での捜索差し押さえ場所は、右三名の

稻葉修

1976-06-22 第77回国会 参議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第7号

国務大臣稻葉修君) インガソルと符節を合すると言うけれども、ちっとも何の関係もないですね、往復も何もないんですからね、会ってもおりませんしね。それは全然切り離して考えていただきたいと思いますし、それから、大体政府高官という意味内容定義といいますかね、なかなかこれむずかしいですね。私の方はクロを追及するわけですから、クロということになれば、政治的道義的にも皆ついて回るわけですね、起訴ということになれば

稻葉修

1976-06-22 第77回国会 参議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第7号

国務大臣稻葉修君) 別に後退はしておりませんので、あなた方どういうふうに受け取られたか知りませんけれども、議長裁定にあるとおり、捜査推移にかんがみ、とありますから、捜査推移にかんがみて、そういうときはやりますと。それは、捜査推移というのは、結局は捜査終了の時期ですよ、どうしたって。そうなります。

稻葉修

1976-06-22 第77回国会 参議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第7号

国務大臣稻葉修君) いわゆる灰色高官意味は必ずしも明確ではありません。仮にこれが、刑事責任は追及されないが政治的道義的責任があるものを意味するとしても、いかなる場合に政治的道義的責任があるかについては一概に言いがたく、この点について現在調査を行っている国会においても明確にされることが望ましいと存じます。政府としては、捜査が続行されている現段階においては、いわゆる灰色高官定義やその公表の基準等

稻葉修

1976-06-16 第77回国会 参議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第6号

国務大臣稻葉修君) そうはっきりは思わないですな。そんなに、けしからぬとか、捜査の妨げになるとか、はなはだ心外だとか、そういうことを言う気持ちじゃないです。ただ、身内と言っちゃ悪いけれども、自民党員ですからね、自民党のそういう会合に出てざっくばらんに聞かれるからざっくばらんに答えたと、なかなか財政当局としてそうもいかぬだろうけれどもねと、こう申し上げているわけです。ですから、ああいうふうに新聞

稻葉修

1976-06-16 第77回国会 参議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第6号

国務大臣稻葉修君) 野々山さんの御質問は、どういうことを端的にお聞きになりたいのか、よく把握できませんけれどもね、きのう自民党ロッキード問題特別調査委員会濱野委員長の要請に基づいて出てまいりました。新聞にいろいろなことが載っておりますが、全部うそだとは言いませんけれども、少なくとも正確ではないです。八月いっぱいみたいなことは、私の感じでこう見てみるというと、いままでの同一類型の過去の事件捜査

稻葉修

1976-06-16 第77回国会 参議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第6号

国務大臣稻葉修君) いわゆるロッキード事件は非常に大きな事件ですし、国際的な関係で大きな事件と、しかも関係者外国籍を持っている人が震源地みたいな関係になっておりまして、大きな事件であり難事件であると、これが真相究明はきわめて困難である、けれども、わが国の置かれている現状から見て、徹底的にこれは究明して事態を明らかにしなければおさまるもんじゃない、国民が承知しない、国会も承知しない、こういうことであることを

稻葉修

1976-05-27 第77回国会 参議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第1号

国務大臣稻葉修君) ごもっともでございますね。私も責任がありますから、そういう点については心得ておるつもりでございます。きょうは副総裁と三役の会談も行われることであり、調整に本気になって乗り出しているんですから。  それからまた、取っ組み合いのけんかなんとおっしゃいましたけれども、そこまではいっていないんです。新聞にはえらい大げさに、オーバーに書いてありますよ。そんなことはありません。まあ、だんだん

稻葉修

1976-05-27 第77回国会 参議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第1号

国務大臣稻葉修君) ロッキード問題の究明と関連して御質問でございますからね、それは、しかし、ぐらついてないんじゃないですか。ロッキード問題については徹底的に究明するという三木総理、それから法務省の姿勢には反対を唱えている人は、副総裁でも皆反対を唱えているわけじゃないですから、その点は大丈夫だと思いますが、それは。ただ瀬谷さんのおっしゃるように、非常に頭脳的な捜査を必要としますから、そういう、芸術家

稻葉修

1976-05-27 第77回国会 参議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 閉会後第1号

国務大臣稻葉修君) 御質問ではございますが、それは、私は争いの渦中にいる人物じゃありませんから、どういうつもりだとか、不謹慎ではないかと言われても、何ともお答えしようがございませんが。私、そういうことが捜査に響くか響かぬかということなら、それは響くわけはないじゃありませんかというお答えをするわけですね。  それから、検察庁捜査当局も直接は法務大臣管轄下にございますね。その法務大臣内閣におるわけですな

稻葉修

1976-05-24 第77回国会 参議院 内閣委員会 第7号

国務大臣稻葉修君) まず第一に、このロッキードの問題につきまして、国会には答えない、新聞記者会見答える、そんなばかなことを考えるわけはないんですね。考えるわけがない、言うたこともない。新聞に出ていることは、どんなふうに聞いておりますか、これは私の責任じゃありませんからね。これは中旬ごろ衆議院法務委員会で、沖本委員でしたかな、ある段階に来たら国会の終了するまでに総まとめにして報告したらどらかと

稻葉修

1976-05-24 第77回国会 参議院 内閣委員会 第7号

国務大臣稻葉修君) ロッキード事件の徹底的な究明は、国会の決議にもあり、議長裁定にもあり、また、与野党を問わずだれしもがこれを熱望するところであることをよく承知しております。国民が全部、徹底的な究明をやって、そうしてしかも迅速に解明してもらいたい、こういう、ほうはいたる国民の声が聞こえてくるくらいに、私全身でこれを感得しているつもりでございます。したがって、いま御指摘自民党内のいろいろなざわつき

稻葉修

1976-05-24 第77回国会 参議院 内閣委員会 第7号

国務大臣稻葉修君) 検察は、事件に関し不羈独立不偏不党、厳正公平であるべきはずでございますから、理論的に言えば、政局がどんなになろうと、雷が鳴ろうとあらしが吹こうと動揺すべきものではない、また検察はそういう意気込みである、これは信じて疑いませんが、やはりロッキード問題というようなこういう難事件捜査には非常に頭脳を要する難事件でございますから、余り騒音がない方がいいに決まっている。そういう点で

稻葉修

1976-05-24 第77回国会 衆議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第2号

稻葉国務大臣 その伝えられた新聞報道なるものは、私の真意に沿いません。不満足であります。私がかねがね法務委員会等でこれの御質問を受け、いつかは、国会の終了する段階にはどの程度に捜査が進んでいるか、それからこれに臨む法務大臣決意表明等当然あってしかるべきではないか。中間報告というお言葉でしたけれども、そのときはですね、それは中間報告という意味はよくわかりませんけれども、とにかくこれだけの重大関心事

稻葉修

1976-05-24 第77回国会 衆議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第2号

稻葉国務大臣 本問題は、衆参両院特別委員会を設けられるほど重大な国民関心事でございますから、事件発生以来私は捜査当局を一般的に指揮する責任大臣として、厳正公平はもとより、特に事案の性質にかんがみ、不偏不党、党せず偏せず濶達にやってもらいたい、それから余りにも気負うて功名心などに走ってはいけません、冷静沈着にやりなさい、こういうことを申しました。いまでもその決意に変わりはありません。今後もそういう

稻葉修

1976-05-24 第77回国会 衆議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第2号

稻葉国務大臣 この機会に、ロッキード事件捜査状況について要点を申し述べます。  第一は、捜索差し押さえの実施でありますが、東京地方検察庁は、警視庁、東京国税局と緊密な連絡のもとに、去る二月二十四日、児玉譽士夫に対する所得税法違反により、同人自宅など十一カ所の捜索差し押さえを実施し、自後三月十三日までの間に合計約七千九百点の証拠物件差し押さえました。  なお、二月二十四日の後に三回にわたり

稻葉修

1976-05-20 第77回国会 参議院 内閣委員会 第6号

国務大臣稻葉修君) この間新聞に出ておりました記事に基づいての御質問かと思いますが、あれは月曜日の朝、自民党にもこのロッキード問題調査委員会、私の前任者である濱野清吾氏を委員長とする委員会が開かれまして、法務大臣だけ出てこいと、こういうことでしたからそこへ伺ったときの話なんですね。それで、まあいま秦議員から御質問になったようなことをいろいろ聞かれました。決意のほども聞かれました。それで、うやむやになるのではないかという

稻葉修

1976-05-20 第77回国会 参議院 内閣委員会 第6号

国務大臣稻葉修君) ロッキード事件の性格につきましては、ただいま秦議員のおっしゃるとおりきわめて規模の大きい、しかも難事件であると、こういう見方をいたしております。しかも、国民のこの事件に対する関心もきわめて高く、政界浄化の情熱も非常に燃え上がり、法務省所管検察庁といたしましては、この事態にかんがみ、この国民各界、各層から要請されておる事件の解明、したがって政界浄化粛正、将来のわが国議会制民主主義

稻葉修

1976-05-20 第77回国会 参議院 内閣委員会 第6号

国務大臣稻葉修君) 法務省設置法の一部を改正する法律につきまして、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、法務省大臣官房に置かれている訟務部を廃止し、訟務局を設置しようとするものであります。  現在、法務大臣官房訟務部におきましては、国の利害関係のある争訟に通する事務をつかさどっておりますが、近年社会情勢変化に伴い、この種事件はますます増加するとともに、その内容も複雑困難の度を加えてきております

稻葉修

1976-05-20 第77回国会 参議院 法務委員会 第7号

国務大臣稻葉修君) 民事局長の御答弁で大体御了解していただけるとは思いますが、憲法第三章の二十四条等を中心といたしまして、内閣憲法調査会におきまして第一委員会委員長真野毅さんだったと思います。亡くなられた坂西志保さんとか中川善之助さんとか私ども、この第一委員会に属しておりまして、十四条や二十四条を中心として憲法の命ずるところがわが国民法、ことに身分法等においてはいろいろ問題があると。佐々木先生先般来貴重

稻葉修

1976-05-19 第77回国会 衆議院 法務委員会 第13号

稻葉国務大臣 裁判所差別なんかするわけがないと思いますね。捜査段階差別があったかどうかということについて、私はここで申し上げることはできない。私には差別はいかぬということが心の底から身にしみているのですから、そういう点については差別があってはならぬことは当然でございます。それは憲法の条文に明記されていることですから。それは言うまでもないことで、差別があってはならない。何事にも、教育においても

稻葉修

1976-05-19 第77回国会 衆議院 法務委員会 第13号

稻葉国務大臣 和田さんのおっしゃったようなことについて、裁判所は公正に判断すると思いますよ。それは被告人主張もあり、弁護団が、きちんとした人がついておって、そういうことは当然述べられ、それに対し検察庁や警察の捜査の方もいろいろ主張するでしょう。その主張の結果、裁判所判断することでございまして、私がここで意見を申し述べる問題ではないでしょう、裁判の問題ですから。これは当然両方とも、攻撃、防御の立場

稻葉修

1976-05-18 第77回国会 参議院 法務委員会 第6号

国務大臣稻葉修君) わが日本国憲法施行後三十年を経まして、日本国憲法の最も重要な点は、憲法第三章、国民の権利及び義務という章であろうかとさえ思います。その中に、十四条であるとか二十四条であるとか、きわめて明瞭な規定があるにもかかわらず、これに矛盾する規定民法の中に残っておりますことはいけないと、かねがねから法務省といたしましては民法、ことに身分法の点における男女の不平等性につきまして検討を加えてきたところでございます

稻葉修

1976-05-18 第77回国会 参議院 法務委員会 第6号

国務大臣稻葉修君) 民法等の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  民事法の分野における男女の平等及び人権の保障につきましては、理念上のみならず、実質的にも、また、制度の上においても、確立されるべきものであることは申すまでもありませんが、わが国の婚姻に関する実情や人権に対する国民意識推移等にかんがみますと、妻の法的地位及び戸籍制度については、なお改善すべき点があります

稻葉修

1976-05-14 第77回国会 衆議院 法務委員会 第11号

稻葉国務大臣 人権の侵害が興信所の行き過ぎ等によって行われており、行われるおそれがあるということは、想像にかたくありません。平穏な国民社会生活を脅かすような行き過ぎは、営業の自由といえどもあってはならないことでありますので、まず実態をよく人権擁護局を通じて把握した上、登録制度の問題についても検討してまいりたい、こう思っております。

稻葉修

1976-05-13 第77回国会 衆議院 内閣委員会 第7号

稻葉国務大臣 お問いになるまでもなく、ただいま申し上げましたような関係はございました。けれども、そのために、そういう関係があるなしにかかわらず、それからまたロッキード事件のこういう段階で、そういう関係のためにいささかの同情も加えたりあるいは憎悪に燃えたり、そういう冷静、沈着さを欠くものではありません。国民は恐らくきのうのあの記事を見て大変に心配していると思いますが、これから一生懸命に、そういうことについて

稻葉修

1976-05-13 第77回国会 衆議院 内閣委員会 第7号

稻葉国務大臣 心境ということですから、率直に現在の心境を申し上げますと、ああ何の因果かこういうことになって、というのが私のいまの偽らざる心境です。あなたはいま児玉譽士夫稻葉修がじっこんの間柄だと言われましたが、それは事実に反しますね。きのうの夕刊にも十遍ばかり会ったということになっておりますけれども、会ったという意味はどういう意味か。話をしたとか、ある事柄について世話をしたということが会ったということになるのでしょうな

稻葉修

1976-05-13 第77回国会 衆議院 内閣委員会 第7号

稻葉国務大臣 法務省設置法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、法務省大臣官房に置かれている訟務部を廃止し、訟務局を設置しようとするものであります。  現在、法務大臣官房訟務部におきましては、国の利害関係のある争訟に関する事務をつかさどることとなっておりますが、近年社会情勢変化に伴い、この種事件はますます増加するとともに、その内容も複雑困難の度を加

稻葉修

1976-05-13 第77回国会 参議院 法務委員会 第5号

国務大臣稻葉修君) 検察庁の綱紀はきわめて厳正だと私は思っております。したがって、ただいまいろいろ国会調査権との関係で、国会側に御不満のあることもしばしば聞いております。そういう点についての理由も、十分正当性を認めないわけには私はまいらぬと思っております。ただ、一般国民がだれが一体黒い金を受け取ったのかそれを知りたい。それが時効になったから不起訴だとか、あるいは職務権限関係しないから不起訴だとか

稻葉修

1976-05-13 第77回国会 参議院 法務委員会 第5号

国務大臣稻葉修君) 刑事訴訟法の一部を改正する法律案について、提案の理由を御説明いたします。  刑事事件において無罪の判決を受けた者は、現在でも、刑事補償法により、未決の拘禁または刑の執行による損害について補償を受けることができますし、さらに、検察官の故意または過失により不法に公訴を提起された場合には、国家賠償法に基づき、これによって生じた損害賠償を国に請求することができることとなっておりますが

稻葉修