2019-04-10 第198回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
○副大臣(磯崎仁彦君) お答えをさせていただきたいと思います。 福島イノベーション・コースト構想、まさに福島復興の切り札であるというふうに認識をしております。今地元と議論を進めております浜通り地域の自立的、持続的な発展の実現に向けました産業発展の青写真、この中におきましても、福島イノベーション・コースト構想、これは中核として位置付けをされているわけでございます。 今お話ございましたように、南相馬市
○副大臣(磯崎仁彦君) お答えをさせていただきたいと思います。 福島イノベーション・コースト構想、まさに福島復興の切り札であるというふうに認識をしております。今地元と議論を進めております浜通り地域の自立的、持続的な発展の実現に向けました産業発展の青写真、この中におきましても、福島イノベーション・コースト構想、これは中核として位置付けをされているわけでございます。 今お話ございましたように、南相馬市
○副大臣(磯崎仁彦君) お答えいたします。 経産省としましては、データを介して機械、技術、人など様々なものがつながることによってより新たな価値を生み出すことによりまして、社会課題の解決を目指すコネクテッドインダストリー、これを推進しているわけでございますけれども、更に言えば、二〇一八年六月に、産業界と協力をして、重点五分野における具体的なアクションプランを策定をいたしております。 この中で、今委員御指摘
○副大臣(磯崎仁彦君) お答えをさせていただきたいと思います。 農業用水道の重要性についての御質問でございました。 この工業用水道につきましては、地域における工業の健全な発展、地盤沈下の防止に資するということを目的といたしております。平成三十年、昨年でございますが、三月末の時点では四十四の都道府県に二百四十四の事業者が存在をするということでございまして、豊富かつ低廉な工業用水、これを約六千事業所
○副大臣(磯崎仁彦君) お答えをいたします。 今、委員の方から関東経済産業局のアンケートの調査等についても御報告ございましたけれども、先ほど大臣が答弁をされましたように、SDGsに取り組む意義につきましては、決して大企業だけではなくて、中小企業・小規模事業者にとりましても、このSDGsの目標を事業活動に取り組むということにつきましては、社会課題の解決のみならず新たなビジネスチャンスにもつながっている
○副大臣(磯崎仁彦君) お答えさせていただきたいと思います。 今まさに委員御指摘のとおり、日本のキャッシュレス比率、やはり非常に低いもの、他国に比べて低いというふうに思っております。今御指摘ありましたように、韓国が約九〇%、中国が約六〇%、それに比べて二〇%弱ということでございますので、低い水準にあるという、そういう認識は持っております。 委員の方から、クレジットカード等の枚数は各国に比べて多いにもかかわらず
○副大臣(磯崎仁彦君) 御質問にお答えをさせていただきたいと思います。 今まさに委員が御指摘されましたように、二〇一四年の四月に消費税が五%から八%に引き上がったときにはやはり想定していた以上に反動減があったという、こういう教訓が私ども持っているということでございます。今回の十月から予定されております消費税の引上げにつきましては、委員御指摘のように、経済への影響というのは二兆円程度であろうというふうに
○磯崎副大臣 お答えさせていただきたいと思います。 委員今御指摘のとおり、昨年七月に、第五次のエネルギー基本計画が策定をされて、閣議決定をされたわけでございます。 この中におきましては、原子力については、依存度を可能な限り低減をしつつ、安全性を最優先に、原子力規制委員会によって新規制基準に適合すると認められた原発についてのみ、地元の理解を得ながら再稼働を進めていく、こういうことが述べられているわけでございます
○副大臣(磯崎仁彦君) ありがとうございます。 今委員おっしゃったように、このメタンは二酸化炭素の約二十五倍の温室効果を持つということは我々も承知をいたしております。 ただ、このメタンプルームの利用につきましては、現時点で実用化されるものがないため、温暖化への影響というのはなかなか不透明であるというふうに思っております。ただ、理論的には、二つの意味で温暖化の抑制につながるというふうに理解をしております
○副大臣(磯崎仁彦君) 今この資料を見せていただきまして、まさにそういう可能性があるということのあかしではないかというふうに思っております。 先ほど申し上げましたように、まさに新しい計画の中でメタンプルームというものを明記をしてこれから研究をしていくということでございますので、是非その進捗を待っていただければというふうに思います。
○副大臣(磯崎仁彦君) 青山委員には、これまでの経験を踏まえて、この資源エネルギー政策につきましても貴重な御助言をいただいておりますことを感謝申し上げます。 今御質問ございましたとおり、このメタンハイドレートにつきまして、特にこのメタンプルーム、非常に遅れがあるのではないかという非常に厳しい御指摘をいただきました。 このメタンハイドレートにつきましては、平成二十五年、海洋基本計画の中でその開発を
○副大臣(磯崎仁彦君) お答えをさせていただきたいと思います。 今委員の方から六月に導入をされましたコネクテッドインダストリーの税制についての御質問ございました。 御指摘のとおり、IoTの活用を含めたデータの連携、利活用により生産性を向上される取組、これに必要となるシステム、あるいはセンサー、ロボット等の設備、施設を支援する税制としてこの税制が六月に創設をされたものでございます。 委員おっしゃるように
○副大臣(磯崎仁彦君) 今委員御指摘ありましたように、やはり今回の北海道胆振東部の大地震によって大規模停電が発生をした、このことによって国民の生活あるいは経済活動に大きな影響を与えたということでございますので、電力の重要性、痛感をしたということでございます。 今回のこのブラックアウトから得られた反省と教訓、これを踏まえて、先月の十一月の二十七日に開催をされました重要インフラの緊急点検に関する関係閣僚会議
○副大臣(磯崎仁彦君) お答えをさせていただきたいと思います。 今委員の方から御指摘ございましたように、今年は、七月の西日本の豪雨、それから度重なる大規模な台風、それから九月の北海道胆振東部地震等々、大規模な災害がございました。それによって、中小企業・小規模事業者、大きな影響があったというのがまさに事実でございます。 経済産業省では、今委員の方からも話ありましたように、グループ補助金であるとか持続化補助金
○磯崎副大臣 お答えを申し上げたいと思います。 今委員の方から御指摘ございました敷地外も含めた貯蔵の継続、長期保管、これができないかということにつきましては、八月の三十日と三十一日に開催をされました多核種除去設備等処理水の取扱いに関する説明・公聴会でも多くの意見をいただいております。私どもとしましては、予断を持つことなくしっかりと検討してまいりたいというふうに思っております。 具体的には、やはり
○磯崎副大臣 今申し上げましたように、この原子力のコストを検証するに当たりましては、今委員御指摘にありましたような核燃料サイクル費用であるとかさまざまな費用、これを勘案した上で算出をしているということでございますので、そういったコストについても原子力のコストの試算においては含まれている、そういう理解でございます。
○磯崎副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。 フルMOX燃料による発電、これを予定しているのは大間原子力発電所であるというふうに認識をしておりますが、各電力会社による発電単価、これにつきましては、競争上の問題もございますので、政府としてお答えする立場にはないということについて御理解をいただきたいというふうに思っております。 また、政府における発電コストの検証につきましては、通常の原子力発電
○磯崎副大臣 皆さん、おはようございます。 二〇二五年の国際博覧会の開催国決定の支援要請のために、前回の本委員会、欠席をさせていただきましたので、本日こうしてお時間をいただきまして、御挨拶をさせていただきたいと思います。 このたび、経済産業副大臣、あわせて原子力災害現地対策本部長、廃炉・汚染水対策チームの事務局長、そして原子力被災者生活支援チームの事務局長を拝命をいたしました磯崎仁彦でございます
○副大臣(磯崎仁彦君) この度、経済産業副大臣、原子力災害対策本部現地対策本部長、廃炉・汚染水対策チームの事務局長、そして原子力被災者生活支援チームの事務局長を拝命をいたしました磯崎仁彦でございます。 経済産業省としての最重要課題、廃炉・汚染水対策、そして福島の復興に全力を挙げて取り組んでいく所存でございます。 浜野委員長、そして理事、各委員の皆様方の御指導、御鞭撻賜りますよう、よろしくお願いを
○磯崎副大臣 お答えをさせていただきたいと思います。 海外において日本企業が保有します知的財産権が侵害をされまして、模倣品が製作されたり、あるいはコンテンツ等のコピー、海賊版、こういったものが作成されて販売されることは、日本企業の稼ぐ力をそぐ行為でございますので、非常に重要な問題として認識をしております。 知的財産権侵害による被害額、この全容につきましてはなかなか明らかになっていないわけでございますけれども
○磯崎参議院議員 お答えをいたします。 今御指摘ございました地方六団体の決議及び全国三十五の県議会の意見書につきましては、多少の表現ぶりの違いはございますけれども、総じて申し上げれば、合区を解消し、都道府県単位による代表が国政に参加することが可能な選挙制度となるよう強く要望する、こういう内容になっております。 しかし、今回、合区の解消が見送られたということではございますけれども、地方から評価をされていないわけではございませんで
○磯崎参議院議員 しっかりとその覚悟を持って臨んでまいりたいと思います。
○磯崎参議院議員 お答えを申し上げたいと思います。 経費についてのお尋ねでございます。定数増ということにつきましては、国民の皆様から厳しい御指摘があることは十分に承知をいたしております。定数増につきまして国民の理解を得るためには、当然、経費の削減が不可欠であるというふうに考えております。 今回の定数増を考えるに当たりましては、参議院創設時よりも少ない定数となるように、抑制的な考え方をとったわけでございますし
○磯崎参議院議員 お答えさせていただきたいと思います。 憲法改正による合区解消の決意についての御質問でございます。 さきの参議院選挙で初めて導入をされました合区、これにつきましては、合区解消を求める地方六団体の決議に加えて、現時点でも三十五の県議会で、都道府県を単位とする区域で選挙された者の国政選挙を求める意見書が採択をされております。 合区解消を求める地方の声に応えるためには、単純に合区を解消
○委員以外の議員(磯崎仁彦君) 青木委員今御指摘のとおり、私どもの党は憲法四十七条の改正を検討しているところでございます。 この改正におきましては、投票価値の平等、それと地域の民意の適切な反映、これを調和させていくという規定を置いた上で、参議院議員の選挙につきましては、合区を解消して各都道府県から代表者を出せるように、広域の地方公共団体のそれぞれの区域を選挙区とする場合には、改選ごと、三年ごとの改選
○委員以外の議員(磯崎仁彦君) お答えをさせていただきます。 委員御指摘のとおり、今回、比例代表に特定枠を導入をするということでございます。ただ、この比例枠の導入につきましては、それを活用するかどうか、あるいは、何名活用するのか、どういう人をその名簿に登載をするのかということにつきましては、基本的に各政党に任されているということでございます。 委員おっしゃるように、この特定枠、非拘束名簿式を導入
○委員以外の議員(磯崎仁彦君) お答えさせていただきたいと思います。 委員おっしゃるように、今回は比例代表選挙に特定枠を導入するという内容を含んだものでございます。今委員言われましたように、一票の投票の影響力という話ございましたが、これを判断するに当たりましては、投票の位置付けということ、これが大きな意味を持つのではないかというふうに思っております。 そういう意味からしますと、非拘束の特定枠以外
○委員以外の議員(磯崎仁彦君) お答えいたします。 比例代表選挙の特定枠、現行の非拘束名簿を基本に維持しつつ、候補者のうちの一部についてあらかじめ順位を定めて拘束式とすることを認めるということでございます。一部ということでございますので、特定枠の候補者の数についても候補者の一部としていることから、御指摘のとおり、名簿登載者の一人を除いて特定枠の候補者とすることは可能でございます。 したがいまして
○委員以外の議員(磯崎仁彦君) お答え申し上げます。 まず、今回の選挙制度の変更の目的でございますが、これは先ほど来お話をさせていただいておりますとおり、一つは、一票の較差を是正をしていくこと、そしてもう一つは、地方の声を国政にきちんと届ける、そして、現代社会において民意が多様化をしている、これに対応していくという、これが今回の制度改正の趣旨でございます。 そして、特定枠、これを導入することにつきましては
○委員以外の議員(磯崎仁彦君) お答えさせていただきたいと思います。 今回導入されます特定枠の仕組み、これは、全国を区域として行われる参議院比例代表選挙における名簿登載方法において名簿届出政党等の選択肢を拡大する、そういう趣旨のものでございまして、比例代表選挙の法的な性格あるいは位置付けを変更するものではないということでございます。さらに、特定枠に関する改正後の法律の規定におきましても、例えば地域
○委員以外の議員(磯崎仁彦君) お答えいたします。 特定枠の混乱が生じないのという、そういう御質問でございました。 まず、この特定枠、今回拘束式ということでございますけれども、これ自体は現在、制度は若干違うといいながら、衆議院の比例選挙、これで採用されているものでございますし、参議院におきましても、平成十二年の改正前、このときには拘束式が取られていたということでございますので、有権者にとって全くなじみがないものではないというふうに
○委員以外の議員(磯崎仁彦君) お答え申し上げたいと思います。 特定枠を設けた趣旨、それからどのように使っていくかという中で、女性の活用等についての御質問でございます。 まず、特定枠を設けた趣旨でございますけれども、やはり今の現代社会、非常に民意は多様化をしているというふうに思っております。それに対してどう応えていくのか、これはやはり私どもとしてもしっかり応えていかなければいけないというふうに思
○磯崎仁彦君 ありがとうございました。 HFCにつきましては、二〇〇五年比で三倍になっているという、大きな増加をしているという傾向があるということでございます。 今御説明にもございましたとおり、このフロンがオゾン層を破壊をするということで、特定フロンから代替フロン、これへの置き換えがなされたわけでございますけれども、この代替フロンは、オゾン層破壊については効果があるものの、温室効果が高いということで
○磯崎仁彦君 ありがとうございました。 今まさに二〇一五年のSDGs、二〇一六年のパリ協定、こういった動きも踏まえて、やはり大きく変化をしている中で同時解決を目指していかなければいけない、こういう方向性が大臣の方から示されたわけでございます。まさにそのとおりだというふうに思っております。 ただ、先ほど御紹介をしました党の中の講話の中で、その方はファンドで世界各地を飛び回っている方でございますけれども
○磯崎仁彦君 自由民主党の磯崎仁彦君でございます。 先日の中川大臣が所信表明等で示されました環境政策等について質問をさせていただきたいと思います。 中川大臣は、御経歴を拝見をいたしますと、平成十三年に環境省総合環境政策局長、そして翌年十四年の一月から十五年七月まで事務次官をされております。まさに環境の事務次官のトップを経験をされ、環境に精通された大臣として、非常に私ども期待をさせていただいております
○磯崎仁彦君 自由民主党の磯崎仁彦でございます。会派を代表しまして、憲法に対する考え方について意見表明させていただきます。 昨年の臨時国会以来一年余りを経て憲法審査会が実質的な議論を行うことをまずは喜びたいと思います。国の最高法規である憲法を論じることは、立場のいかんを問わず、国会に課せられた重大な使命であり、次期通常国会での活発な審査を望みます。その上で、現時点での自民党内の憲法論議の状況と憲法改正
○磯崎仁彦君 ありがとうございました。 中身が重要だということはおっしゃるとおりだというふうに思っております。 それでは、続きまして菅沼参考人にお伺いをしたいと思います。 まさに今回の廃棄物処理法の改正の一つの契機になったのがお話をされましたダイコー事件、これでやはりなかなか食品廃棄物の不適正な転売事案があって適正な処理が行われなかった、このことが今回の法案の改正の一つの大きな契機になっているのはそのとおりだろうというふうに
○磯崎仁彦君 ありがとうございました。 その点からすれば、先ほど陳述でいただきましたように、様々な裁判に関与をされて、失われたふるさとに対する人の思いであるとか、あるいは東電の姿勢であるとか、あるいは今回除染費用について国が負担をする等々についていろんな御意見を賜りました。 今回、この福島地方環境事務所については、環境省の本省において、中間貯蔵の話であるとか指定廃棄物の処理であるとか除染であるとか
○磯崎仁彦君 自由民主党の磯崎仁彦でございます。 まず、今日、三人の参考人の皆様方、いろいろお忙しい中かと思いますけれども、この参議院の環境委員会にお越しをいただきまして貴重な意見をいただきましたこと、まずは御礼を申し上げます。ありがとうございます。 それぞれの参考人それぞれの専門の御立場から、まず、寺園参考人からは、廃棄物処理法、バーゼル法、この改正についての御意見だったというふうに思っております
○磯崎仁彦君 今回、このいわゆる計画を提出をするというそういう対応を取ることになったわけですけれども、恐らくこれで、提出の創設ですね、これによって汚染除去等の措置内容に対する計画を知事に提出をして、それを審査をして実際の汚染除去がなされると。したがって、一つの方策として、この計画提出を求めることによって、いわゆる掘削除去、それが適切なのかどうなのかということについて、知事のいわゆる審査というか、こういったものが
○磯崎仁彦君 事前にいただいた資料を拝見をしますと、汚染除去等の対策として掘削除去、これが非常に多い、八割以上を占めているというそういう認識がおありだというふうに思っております。 それを踏まえて、二〇〇九年の改正では、規制対象区域が単一であったのを、いわゆる要措置区域と形状変更時要届出区域、この二つに分けて、後者については汚染除去等の措置が不要であるということにして、この掘削除去が八割を占めているということの
○磯崎仁彦君 自由民主党の磯崎仁彦でございます。 まず、今日、三人の参考人の皆様方には、こちらの方に足を運んでいただいて、また貴重な御意見をいただきましたことを心から感謝を申し上げたいと思います。 時間も限られておりますので、私の方からそれぞれの参考人の方に質問をさせていただければというふうに思います。ただ、私の関心なり土対法との関係で質問が集中する可能性もありますので、その辺は御容赦いただければというふうに