○田嶋(好)委員 今の尋問でほぼ外廓はわかりましたが、一、二点お尋ねしておきたいと思います。あなたはこの岩山の事件に関連いたしまして、お金をもらつた。このお金のことで檢事の取調べを受けたと言うのですが、この檢事の取調べをお受けになるときは、何か勾引状でも参りましたか。それとも電話か何か。
○田嶋好文君 ただいま議題と相なりました罹災都市借地借家臨時処理法第二十五條の二の災害及び同條の規定を適用する地区を定める法律案につき、その要旨及び委員会における審議の経過並びに結果を申し挙げます。 御承知の通り、罹災都市借地借家臨時処理法におきまして、罹災建物の滅失当時における建物の借主は、その建物の敷地またはそのかえ地に借地権の存しない場合には、その土地の所有者に対し本法律施行の日から二箇年以内
○田嶋(好)委員 それからもう一つガラ紡は、あなたの鑑定をさしたものによると、どういうものに使えるガラ紡だと思つたのですか。
○田嶋(好)委員 ほとんど尋問は盡きたようですけれども、一点落している点がありますのでお伺いしておきます。警視廳、横濱地方檢察廳、東京電話局、厚生省、こうした方面に対する花園纖維の取調べの結果の調書をおとりになりましたか。
○田嶋委員 あなたが申告したのは六万円でしたね。この申告はたれかに御相談なさつておるのですか。それとも周囲の人々の状況を見て、そうしてこれくらいの見当だと思つてやつたのですか。
○田嶋(好)委員 本日議題となりました各陳情書は、いずれもその趣旨適切なるものと認め、委員会において了承せられんことを望みます。
○田嶋(好)委員 本日の請願日程中、第一一、第一四及び第一七を除いた他の各請願は採択いたし、なお本会議において採択の上は内閣に送付するを適当と認めたいと存じます。
○田嶋委員 そういたしますと、今度あなたのあとに就任された組合長、この組合長は組合員が税金関係がうまく行くだろうということで選任した、こう解釈してどうでしよう。間違いですか。
○田嶋委員 先ほど証人の言葉を聞きますと、事業税の関係で、結局あなたが力がないために組合長を罷免された、こういうのですね。
○田嶋(好)委員 そこでさつきも申し上げましたように、きようの法務総裁には、法務総裁としてのお問いでなくして、法律的な解釈をお伺いしたい、こう思つておるのでありますが、今の参議院が違法の手続によつて証人が証言しておつたものとするならば、参議院に法律的などんな責任があるか、こういうことをお伺いしたいと存じます。違法を参議院がしてもいいということにはならないと思う。そうした違法を犯しておつたとした場合に
○田嶋(好)委員 この自殺をいたしました渡邊証人に対する新聞記事を読んで参りますと、参議院の渡邊証人取調べの手続上に、本員は非常に違法的な行為があつたのではないかと考えるのであります。 〔委員長退席、高木(松)委員長代理着席〕 と申しますのは、証人の喚問には、第四各によりまして、民事証訟法の二百八十條と二百八十一條、これが準用せられることになつておるのであります。民事証訟法の規定を準用するということは
○田嶋(好)委員 それではお許しを得まして、私から法務総裁に一、二点質問をさせていただきたいと思います。きよう私が質問を申し上げますことは、責任上から申し上げますと、直接法務総裁の責任には入らない問題かも存じません。本日は私は法務総裁を内閣の最高法律顧問たる地位において質問を進めて行きたいと思うのであります。事案の内容は、もはやあまりにも有名になり過ぎた事案であります。それは昨日各新聞に麗々しく書かれました
○田嶋(好)委員 裁判官の兼任が非常に多いようでありますが、これは本法案によつて増員されれば兼任しないで済むでしようか。
○田嶋(好)委員 やはりこれに関連しまして、今療養所の話が出ましたが簡單に質問をいたしますと、少年を療養する場合に、一日の副食物費が十円ということになつておるようです。その点を私どもよく調べてみたのでありますが、結局療養所はできても、一日の副食費が十円ということでは、できただけで実際やれないんだ、だから少くとも療養所であればこの点に対して何かの方策を講じてくれなければならぬという声があるのでありますが
○田嶋(好)委員 お説は一應もつともでありますが、私が一番感じますことは、瀬戸少年院がそうした余裕を持つておるにかかわらず、名古屋の近傍にある全然設備のない、ほとんど前の民間とか公共團体等の設備的なものを利用して少年院にかえようというような傾向がある。政府が予算の使用にあたりましてこうした行き方をしておるということは、われわれが見ましたときに、まつたくむだな行き方をしておるというように考えられるのであります
○田嶋(好)委員 北川委員の御質問に関連いたしまして私の質問をしてみたいと思います。 私は今回の視察で瀬戸少年院を視察して参りました。この瀬戸少年院は、さすが日本一と言われておるだけありまして、実に至れり盡せり。連合軍の方と一緒に見ましたが、連合軍の方も驚きまして、アメリカにもこうしたものはない。アメリカの少年院よりもはるかにまさつている、ただ遺憾に思うのは、教育設備、これをいま少し充実して、この
○田嶋(好)委員 それでは私の方から資料をお願いしたいのですが、新刑事訴訟法が実施されたのは御存じの通り今年の一月一日です。新刑事訴訟法で一番私たちが関心を持つております点は、被疑者に默祕権を與えていることでありますが、この被疑者の默祕権の行使がどういうような実情にあるのか、また新刑事訴訟法の施行後の実績はどういうようになつておるのか、この資料をお願いしたいと思います。もう一つは、実は私は直接裁判に
○田嶋委員 それでは人事の問題についてもう一度お尋ねいたしたいのであります。裁判所長が発令されたのは一部でありまして、まだ大部分の裁判所に対する所長も発令されてないように承りますが、この所長はただちに補充されるのか、それとも今のままで行く方針なのか承りたいと思います。
○田嶋委員 今の説明によりまして、家庭裁判所の廳舎建築費として一億七千万円計上せられたということですが、この一億七千万円によりまして、どの程度の家庭裁判所の廳舎が建設されましようか、これが一つ。それからなお第二といたしまして、今回の予算によりますと、確かに昨年度の予算よりもこうした方面に対する予算は増額をされておると思うのでありますが、この人事に対する予算の運営はどういうふうに見ているのか、この二点
○田嶋委員 委員長のお許しを得まして、私は最高裁判所に対しまして一言御質問申し上げたいと思います。最近わが國におきまして、少年問題に対しましては相当重大なる関心を要する時期になつたのであります。從いまして今回議院におきましても、花村委員長以下二十七名提出の少年犯罪防止に対する決議案が上程されました。これは各党一致をもちまして提出され、ここに採択をされることになつたのであります。そういうような意味合いからいたしましても
○田嶋(好)委員 そういたしますと、結局腹だけはそうで、この改正法律案にはこれを盛つていない、こういうことになるわけですか。
○田嶋委員 やはり外部の者から考えますと、今の御説明ではむしろ納得できないのであつて、うまく司法省の事務を運営するためには次官制度があつたがよい。こういうように考えられるのであります。この点はやはり今回の制定にあたりまして、ただ機械的に人員整理ということではなく、先ほど法務委員会の委員長から御質問がありましたように、やはり科学的な意味で、仕事の能率の上、または社会制度に対して最もよき影響を與えるという
○田嶋委員 一、二点御質問いたしたいのでありますが、私の質問の趣旨は、今お答えになりましたことの中に多少含まれている点もあると思います。 まず第一に司法省が法務廳に改組されまして、今まで司法省に存続いたしておりました政務次官制度というものがなくなつたのであります。今回の法務廳設置法案に関する内容を見ましても、やはり事務次官制度がなくなつておるのであります。司法省が法務廳にかわりまして、事務次官がなくなつて
○田嶋好文君 私は、検察当局不正防止のため、去る三月二十五日法務委員会が國会の承認を得まして國政調査をいたしたのでありますが、その國政調査の報告をここにしようとする者であります。 最近、われわれの人権を擁護いたしてそうして社会の秩序を維持するところの総元締である検察当局の不正事実がひんぴんとして世人の口に上つておるのであります。また新聞紙上をにぎわしておるのでありまして、この点は、まことにわれわれの
○田嶋好文君 ただいま上程になりました青少年犯罪防止に関する決議案に対しまして、私は民主自由党を代表いたしまして、賛成の意思を表示するものであります。 提案者のご説明のごとく、最近の青少年犯罪の激増はまつたく著しいものがありまして、警視廳の調査によりますれば、昨年度における各種の犯罪と不良者の総数は、実に驚くなかれ三万七千二百余名に達しておるのであります。前年度に比較いたしますと一万三千人の増加になつておるのでありまして
○田嶋委員 なおこれに関連いたしまして質問を続行したいと思います。われわれといたしましては、法務委員会はある程度司法の独立の意味からいたしまして、超党派的な立場から臨まなければならぬ、こういうように認識しております。そこで質問を許していただきたいのでありますが、とかく私たちが敗戰日本の今日を振り返つてみて、過失を犯しておりましたのは、右翼思想の擡頭であり、軍部の横暴であり、それはフアシヨ思想の擡頭である
○田嶋委員 いま法務総裁、木内檢務長官から一應の御答弁を承りましたが、今私ここで考えますことは、とにかく調査によつてわかつておりますように、岡崎においてこの事件が取調べの最中である。しかもお答えの中にあつたように、無電をもつて記録の取寄せをする。こうした一連の関連性を持つておる事件であります。なおこの事件が表に出ました以上、そうした答弁では世の中の人は納得できません。おそらく当委員が満足いたしましても
○田嶋委員 それでは横浜事件に関連いたしまして、一、二法務総裁にお伺いしたいと思います。今御報告申し上げましたように、横浜事件の関連事件であります花園纖維株式会社の事件が出て参つたのでありますが、この調査の中にあります東京高等檢察廳より名古屋地方檢察廳に対する無電の手紙、私たち直接そうした技術方面に携わつておりませんので、よくその事情はわからないのでありますが、少くともわれわれの常識をもつていたしますなれば
○田嶋委員 先ほど猪俣委員から法務総裁に対して質問がございましたその中に、福井檢事総長の問題が含まれておつたのでありますが、この問題につきまして法務総裁に御質問いたしたいと思います。福井檢事総長の問題に対する法務総裁のお答えは、当委員といたしましては非常に満足を感じます。そうしてそうあつてほしいというように考えるわけであります。ただ私が考えますことは、法務総裁の意見は、われわれ聞いておりまして、まことにごもつともであるし