1978-02-21 第84回国会 参議院 外務委員会 第3号
○田中寿美子君 大変近いうちにという感じが最近してきておりますが、交渉再開のときは条約締結のときだというようなニュアンスのことがいま報道されておりますね。総理大臣もそのようなニュアンスのことをおっしゃっているように思いますが、そうですか。今度交渉を再開されたときは条約締結のときだというふうに外務大臣もお考えですか。
○田中寿美子君 大変近いうちにという感じが最近してきておりますが、交渉再開のときは条約締結のときだというようなニュアンスのことがいま報道されておりますね。総理大臣もそのようなニュアンスのことをおっしゃっているように思いますが、そうですか。今度交渉を再開されたときは条約締結のときだというふうに外務大臣もお考えですか。
○田中寿美子君 先ほど来、戸叶大先輩から大変高邁な、視野の広い日中平和友好条約に関連した御質問がございました。私は、格調低く、もっと具体的にいまの日中平和友好条約に関連して二、三点を念押しをさせていただきたいと思います。 先ほど、外務大臣は、いま佐藤・韓念竜会談で事務的な折衝が進んでいると思いますが、内容が煮詰まってから行ったってしようがないというふうにおっしゃいました。ですから、近いうちに外務大臣
○委員長(田中寿美子君) 公害及び環境保全対策樹立に関する調査を議題といたします。 山田環境庁長官から所信を聴取いたします。山田環境庁長官。
○委員長(田中寿美子君) ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を開会いたします。 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。 本日の委員会に、参考人として公害防止事業団理事長熊崎正夫君の出席を求め、同事業団の事業及び予算について説明を聴取したいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(田中寿美子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 つきましては、派遣委員、派遣地、派遣期間等の決定は、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(田中寿美子君) 委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします。 公害対策及び環境保全対策樹立に関する調査のため、委員派遣を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(田中寿美子君) ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を開会いたします。 まず、委員の異動について御報告いたします。 去る一月二十一日、片岡勝治君が委員を辞任され、その補欠として坂倉藤吾君が選任されました。 —————————————
○委員長(田中寿美子君) 御異議ないと認めます。 それでは、理事に矢田部理君を指名いたします。 本日はこれにて散会いたします。 午後四時三十九分散会
○委員長(田中寿美子君) 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。 委員異動に伴い、現在理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。 理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(田中寿美子君) 一言ごあいさつを申し上げます。 委員各位の御推挙によりまして、委員長の職務につくことになりました。各位の御協力をいただきまして任務を遂行してまいりたく存じます。何とぞよろしくお願いいたします。(拍手) —————————————
○田中寿美子君 目黒委員の求めたものは、この改正法案の趣旨を説明しろということなんですけれども、政府委員はただずらずら読むばかりで、一体問題がどこにあるのかちっともわかりません。だから、時間がかかったんじゃないでしょうか。重要なポイントを説明していただけばよかったんじゃないか。もうあとちょっとです。しょうがない、聞いているだけです。問題点はこういうところ、こういうところと一つも説明がない。
○田中寿美子君 厚生大臣ね、トルコぶろを禁止したら売春が全部なくなるなんて、そんな単純なことをだれも言ってはいないわけなんです。 それでは、特にいま個室付浴場業、つまり公衆浴場法の中で許可を与えられている個室付浴場業、その中のトルコぶろですね、そしてそれが異性の役務を提供するということがあって、そこに事実上売春が行われているということ。しかも、それは単に売春が行われているというだけじゃなくて、管理売春
○田中寿美子君 厚生大臣、先ほど公衆浴場法の一部を改正する法律案の提案をいたしました。これは参議院の野党各党、各派共同の提案のものでございまして、昨年の五月二十日、第七十七国会の終わりに提案したものでございます。それで継続審議になったものなんでございますが、衆議院の解散で廃案になりました。きょう提案いたしましたのは、きょうは厚生大臣、くしくも売春防止法というのが、御存じですか、昭和三十一年の五月の二十四日
○田中寿美子君 この本法案は、参議院全野党、各党各派提案によるものでございます。 公衆浴場法の一部を改正する法律案の提案趣旨を説明申し上げます。 売春防止法制定より二十一年を経過した現在、政府公認の集娼制度は解体されましたが、売春の形態は多様化し、潜在化して、第三者による女性の搾取は後を絶ちません。中でも、個室付浴場業の業態は売春の温床と化し、特殊浴場業の距離規制の悪用によって、新たに全国各地に
○田中寿美子君 改正案の一番問題になっているポイントを要約して言っていただきたいと申し上げたんですけれどもね。それおっしゃっていただいていないんですが、私の方から言ってもいいけれども、ちょっと説明してください。
○田中寿美子君 いま外部からたくさんのこれに対する反対の声が上がっている。どういうところを反対しているのかということをどういうふうに受けとめていらっしゃるか、お聞きしたのですけれども。
○田中寿美子君 時間がきわめて制限されておりますので、私なるたけポイントだけをお尋ねして、なるたけ要領よくお答えいただきたいと思うのですけれども、労働大臣にこんなことを申し上げる必要もないのですが、労働省設置法によるまでもなく、労働省ができましたいきさつは、これは企業の利益を守るためじゃなくて、労働者の福祉を守るためであるということについて御異存はないと思いますね。労働安全衛生法の目的なんですけれども
○田中寿美子君 いまおっしゃったことが具体性を欠くということじゃないでしょうか。ですから、まだ反省が十分でないと思います。 それでは、メキシコ大会で採択された世界行動計画とか、あるいは同じ国際婦人年の年にILO六十回総会で採択、決議された行動計画などの中に、これは労働にしぼりますが、労働に関してはどういうことが決議されておりますか。これは労働大臣並びに総務長官。
○田中寿美子君 少しお答えが前進したと思いますね。私ども婦人議員が、総務長官に申し入れに行きましたときは、何かの誤解でしょうというようなお答えでしたか、みんなに十分相談しなかった、具体性がなかった、それはいいと思いますが、十年間の展望に立ってということを何回も前文にはうたわれている。その展望がないことが一つ重大なことなんですが、それはいかがですか。
○田中寿美子君 私は、きょうは、一つは国際婦人年国内行動計画のうちの婦人の雇用及び労働の問題に関して、もう一つは、林業政策と林業労働者の待遇並びに国有林財政の問題について、二つのことをお尋ねしたいと思っております。 最初に、国際婦人年の国内行動計画のうち、婦人の雇用、労働問題にしぼってお尋ねいたしたいと思いますが、総務長官、昨日市川先生が、婦人問題企画推進本部の機能、権限などについてはもうすでに質疑
○田中寿美子君 お三方の問題提起、大変参考になりましてありがとうございました。大変時間が制限されておりますので、たくさんお尋ねしたいことあるんですけれども、二点だけにしぼりたいと思います。 最初に仙台の小岩参考人に。お三方とも共通して指摘していらっしゃるのは行政の責任、それから国の財政的措置を、それからお二人は法律をつくってほしいという御意見もございました。私は小岩参考人にお尋ねしたいと思うんですけれども
○田中寿美子君 いま、だから法務省は自分たちのやるべき義務をお述べになっただけで、実際ちっともそれが行われていない状況です。これは後で粕谷議員がなさると思いますけれども、売春対策審議会というのが総理府にありますけれども、ここから何回も意見書が出ているわけですよ。そうして現在の状況はもうトルコぶろというのは売春の場になっている。だから各省、各関係行政機関が立法を迅速にして対処しなければいけない、対策を
○田中寿美子君 まあ、まだ大臣になりたてだし、こういうことを質問されると(「反対」と呼ぶ者あり)お思いになっていなかったかと思いますが、その辺で反対とさっきから言っている人たちもいる。これは、もうちょっと本当に真剣に取り上げてもらわなければ困る。 実は、都道府県で条例をつくって規制してきている状況ですね。このトルコぶろについては、昭和四十一年に風営法の改正がありまして、四条の四で距離規制と地域規制
○田中寿美子君 厚生大臣御承知かと思いますけれども、七十七国会の終わりに野党の婦人議員が共同発議者になりまして、そして各野党全体が提案になって、粕谷照美議員が提案者となりまして、公衆浴場法の一部改正法案というのを出しました。これはいわゆるトルコ風呂に関してこれを許可することを公衆浴場法でやめなさいという法律でございます。実はきょう日程の都合で、総務長官の御都合、それから私自身の都合もありまして、粕谷議員
○田中寿美子君 もう最初の通達を出してから六年半たっているわけなんですね。それで、四十五年の二月、これは労働省の方の通達でしょうか、四十五年二月、五十年十月、そして林野庁はことしの八月三十一日に通達を出していらっしゃると。で、私きのう各省の方とお話をしていたら、労働省もあわてて十月十四日にこの八月三十一日の長官の通達に合わせて対応したものを出されたというんでけさいただきました。これは中央行動が、相当
○田中寿美子君 それだから対策が進まなかったんですね。いま長官も四、五万人はチェーンソーを使っているだろうと、民間で。ですから、国有林で振動病が発生している比率で換算してみると、二万とか三万ぐらいは振動病にかかっている者があるんじゃないかと推定はできると思うのですね。ですから、そのくらいの数を把握しないで対策というものが進むはずがないということです。 それから、私たちは一番対策のおくれている理由として
○田中寿美子君 私は、いわゆる白ろう病、振動病についてきょう御質問したいと思います。 労働大臣、それから林野庁長官、御承知のとおり、去る今月の十七、十八、十九日の三日間に、命を返せ、白ろう病三千名告発キャンペーンがありました。全国から労災認定者約五百五十人が出てきて、これは国有林と民有林と両方の労働者ですが、街頭で訴えをいたしましたし、それから各省にも交渉にそれぞれ参りました。この人たちは病人なんでして
○田中寿美子君 私まだ法改正のことまで申し上げておりませんけれども、大臣はいま、これから取り組もうとしてることをいろいろとおっしゃいました。国立病院、公的病院のほとんどが救急医療告示病院になっているとおっしゃいましだが、それはちょっと違うんじゃないかと思います。 私は、救急医療体制の不備についてやっぱり行政の責任が最大だと、厚生省が最大の責任を持っていると思いますので、その責任について以下何点かこれから
○田中寿美子君 まあ医師会に牛耳られるんじゃないというその意気、意思は訂正されたんじゃないだろうと思いますので、そういうふうに伺っておきます。 そこで、私はこの救急医療の問題はいまもう非常に重大な問題であることは、もうすでに大臣もよく御認識のことなんですが、一番いまの医療の問題の中で緊急性を持った問題だと思います。まあ地域の住民が緊急に事故があって傷害を受けたとか、あるいは急病になったとか、そういうときに
○田中寿美子君 私は救急医療問題についてお尋ねしたいと思いますが、 〔委員長退席、理事浜本万三君着席〕 昨日の毎日新聞の夕刊に、第二次三木内閣発足後一カ月間の大臣の勤務評定が載っておりました。その中で、なかなか大物大臣がたくさんいらっしゃる中でも、早川厚生大臣は大変大物だということですね。そして最初の記者会見のときに、「日本医師会、日本歯科医師会は社団法人。自分は別に偉くはないが、国民に選ばれた
○田中寿美子君 それならば、これは「雇用における」、こっちも「雇用における」となっているんですから、なぜ「就業」とわざわざなすったかということですね。これは森山局長、昨年国際婦人年のメキシコ大会の宣言とか決議、それからILO六十回総会の宣言や決議があります前に、私、三月の段階だったと思いますが、予算委員会の分科会で、雇用平等のことについてお尋ねしました。そのときに雇用の平等のための特別の委員会でも設置
○田中寿美子君 それでは、婦人少年問題審議会の十月五日の建議、これは「雇用における男女の機会の均等と待遇の平等の促進に」ついてというふうになっておりますね。こちらの方は就業における男女平等についての研究会なんです。私はこの二つの関係を伺いたいんですけれども、雇用というのはこれは採用も含めた言葉だと思う。英語で言えばエンプロイメントですね。それで百十一号条約は「雇用及び職業」ときちんと書いてありますよね
○田中寿美子君 大臣、いま粕谷さんのおっしゃいましたように、もし男女の平等の問題を一生懸命におやりになればまた当選なさいますので、労働大臣にもおなりになると思いますのでがんばっていただかなくちゃなりません。 いま粕谷議員がお聞きになったことで答弁も大変不満足だったという気がしますのは、大変森山局長用心深くてうっかりしたこと言わないようにしていらっしゃると思うんですが、実はこの問題、粕谷議員が主として
○田中寿美子君 それじゃ二けたにするわけですね。長官はずっと一けたにどうしてもするべきだというふうにおっしゃっていたと思うんですが。じゃ、私の聞きましたニュースは、それは間違いで、二けた台ということで諮問されるわけですね。そして最終的には一けたのところへ米審ではなるだろう、こういう見通しをしていらっしゃるわけですか。
○田中寿美子君 私、きのう帰ってきたばかりでございますが、けさのテレビを聞いておりまして、すでに消費者米価の値上げ率を政府の案として九・九%というところで合意したというようなことを聞きましたが、公共料金のうちでも特に大変重要な消費者米価については、二十日、二十一日に米価審議会が開かれる前でございますが、経済企画庁長官は物価対策の立場から、それから大蔵当局は財政の立場から、そして農林大臣は農政の立場から
○田中寿美子君 派遣委員を代表いたしまして、調査の結果を御報告いたします。 本調査団は、中村委員長、中沢理事、そして私の三名で編成され、七月十三日から十五日までの三日間にわたり、福岡県、長崎県の物価及び消費者行政、公正取引委員会地方機関の業務の実情等を調査してまいりました。 まず、物価行政につきましては、政府の総需要抑制政策や個別物資、物価対策と相まって、両県とも四十八年秋以降の物価の高騰、物不足
○田中寿美子君 このあれを見ますと、研究の領域としては、「世界における飢餓」「天然資源の管理、使用及び配分」「人間、社会開発」、こういう大きな項目が挙げられてそれに沿ってやる。日本の場合に研究研修センターを置けば、当然のこととしてアジア・太平洋地域あたりに焦点を当てた研究センターになるはずであろうというふうに私は思うんですけれども、アメリカなんかがどの程度積極的な態度をとっているのかと思いますが、アメリカ
○田中寿美子君 大変短かい時間でございますので簡単にお答えいただきたいと思うのですけれども、その理想は私は非常に高い理想だからいいと思います。ただ、ちょうど大平外務大臣が行かれて、五億ドルのうち一億ドルを出すということを宣言なさったときというのは、田中内閣のもとで非常に日本は景気いいことを方々に言っていた時代でもありますし、いろんな計画を立てていたようです。何となく日本だけが先走っている感じがいたしますんですが
○田中寿美子君 私は、国際連合大学の本部設置に関する協定の問題をお尋ねするわけなんですけれども、外務省情報文化局がお出しになった国連大学に関する解説を読ましていただきました。 もうすでに本部は渋谷の東邦生命のビルに設置されていて、学長としてジェームズ・M・ヘスター博士が、そして副学長の一人には前東大総長の加藤一郎先生が就任していらっしゃる。それから理事会の議長にも前田義徳さんが就任していらっしゃるということで