○瓦委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。 —————————————
○瓦委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、安全保障会議設置法の一部を改正する法律案、武力攻撃事態における我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全の確保に関する法律案及び自衛隊法及び防衛庁の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案の各案を一括して議題といたします。 この際、お諮りいたします。 各案審査のため、本日、政府参考人として防衛庁長官官房長柳澤協二君、法務省刑事局長古田佑紀君、
○瓦委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。 —————————————
○瓦委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、安全保障会議設置法の一部を改正する法律案、武力攻撃事態における我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全の確保に関する法律案及び自衛隊法及び防衛庁の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案の各案を一括して議題といたします。 この際、お諮りいたします。 各案審査のため、本日、政府参考人として警察庁警備局長漆間巌君、防衛庁防衛参事官中村薫君、防衛庁長官官房長柳澤協二君
○瓦委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、安全保障会議設置法の一部を改正する法律案、武力攻撃事態における我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全の確保に関する法律案及び自衛隊法及び防衛庁の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案の各案を一括して議題といたします。 これより質疑に入ります。 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。衛藤征士郎君。
○瓦委員長 これにて趣旨の説明は終わりました。 次回は、来る五月七日火曜日委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。 午後四時四分散会
○瓦委員長 中谷防衛庁長官。 ————————————— 自衛隊法及び防衛庁の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案 〔本号末尾に掲載〕 —————————————
○瓦委員長 これより会議を開きます。 ただいま付託になりました内閣提出、安全保障会議設置法の一部を改正する法律案、武力攻撃事態における我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全の確保に関する法律案及び自衛隊法及び防衛庁の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案の各案を一括して議題といたします。 順次趣旨の説明を聴取いたします。福田内閣官房長官。 ————————————— 安全保障会議設置法
○瓦委員長 この際、一言ごあいさつ申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙によりまして、私が本特別委員会の委員長の重責を担うことになりました。 現下の国際情勢は、依然として不透明、不確実であります。このような中で、我が国の平和と安全を確保し、武力攻撃事態に対処するための関連議案の審議を行う本委員会の責務は、まことに重大であります。委員長といたしましても、責任の重大さを痛感している次第でございます
○国務大臣(瓦力君) 福島議員にお答えいたします。 護衛艦「さわぎり」に根本的な問題があるのではとの御指摘でございますが、海上自衛隊第二護衛隊群所属の護衛艦「さわぎり」において、最近二年間に四件の死亡等の人身事故が発生しております。 しかしながら、これらの事故は同一の艦で発生したものではありますが、それぞれ異なった状況等により発生したものであり、個々の事案に応じた対策を考えるべきものと、かように
○国務大臣(瓦力君) 海野議員から私に対します御質問は、防衛装備品の調達に関する問題についてでございますが、防衛庁といたしまして、昨年四月に取りまとめました調達改革の具体的措置に基づき、企業側の提出資料の信頼性の確保、また調達実施本部の廃止等、調達制度・機構の改革施策を推進しているところでございます。 また、先般実施した入札監査による改善措置を含めまして、不祥事防止特別行動チームの活動等を通じて現場部隊等
○国務大臣(瓦力君) 佐世保地区における諸問題を抜本的に解決するというためには、大変困難な問題がありますが、佐世保地区全体の利用計画を検討する必要がある、かようにも考えて、平成十二年度予算にこれらの現況調査を実施するための調査費も計上して取り組んでおるわけでございますが、なお多くの利害関係者相互の共存を図ってまいる、そういう必要上、中長期的な課題として鋭意取り組んでまいりたい、かように考えております
○瓦国務大臣 ただいま御決議のありました防衛装備品に関する不適切な事態の再発防止につきましては、昨年四月に取りまとめました調達改革の具体的措置に基づき、調達制度、機構等の改革を実施してきたところでございますが、御決議の趣旨を踏まえ、調達改革をさらに推進し、調達業務の一層の透明性、公正性の確保のため努力してまいりたいと存じます。
○国務大臣(瓦力君) ただいまの益田先生の御意見、御質問、極めてサミットにおける警備問題というのは重要であり、これからさらに検討を加えながら、防衛庁に与えられます責務は果たしてまいらなければならぬ、こう思っております。 御指摘の九州・沖縄サミットにおける海上警備については、第一義的には警察機関たる海上保安庁が担当するものと承知をいたしておりますが、本庁といたしましては、平素から任務遂行に必要な調査研究
○瓦国務大臣 総理のお立場はお立場とし、また、私どもは閣僚とし、また国会議員といたしまして、常々、国民に対しましては誤解を与えるような発言であってはならないと考えております。よってもって、このたびの総理の発言が国民の間で誤解を生むというものであったとすれば、これはいかにも発言は慎重でなければならないということを感ずるところでありまして、総理におきましてもさように受けとめて、報道によりますと、そういうような
○瓦国務大臣 お答えいたします。 総理発言につきましては、委員から極めて遺憾である旨を述べられて御質問に入られたわけでございますが、私といたしましても、日本国憲法に定める主権在民あるいは信仰の自由について、これを尊重して遵守してまいることは当然であると考えております。 いわゆる総理の発言につきましては、神道政治連盟国会議員懇談会の活動の経緯を紹介する趣旨で述べられたものと承知をいたしております。
○瓦国務大臣 違法射撃事案に関する調査の結果について、御報告申し上げます。 本年一月十四日、約五年前に発生した違法射撃事案の処理について問い合わせがあった旨の報告を受け、直ちに調査を実施いたしました。その結果、平成六年十一月十六日に、第一空挺団普通科群長の秀島裕展一等陸佐が、東富士演習場内の射場におきまして、部外者三名を招いて射撃訓練を見学させた際、部外者の猟銃を借りて射撃を実施したとされる事案があり
○国務大臣(瓦力君) 梶原先生から御心配をいただく諸点につきましては私も感ずるところございますが、確かに時代というものを背景にしておることも間違いございませんで、ここ数年の自殺状況を見てみますと、病苦、こういったことは人間だれしも避けることはできない悩みの一つでございますが、近年多く心配なことは借財でございます。若き自衛官がいわゆるサラ金とかそういったことで、借財についての問題も原因の大きな一つになっております
○国務大臣(瓦力君) 梶原先生からの御質問でございますし、先生は来し方こういう問題に一つの時代の変化の中にも十分に対応してこられた先生でございますので私も言わんとするところは理解するわけでございますが、半導体、物と人の関係は若干違う問題もありますが、デリケートなそういう心情も含めて、私どもは、防衛庁そのものは全体として教育機関である、そのような気持ちを持ちまして若手の指導に当たっておるわけでございまして
○国務大臣(瓦力君) ただいまの梶原先生からの御質問は、自衛隊においての自殺者、このことを憂慮いただきまして、那辺に原因があるのであろうかというようなお尋ねでございます。 さきの委員会での御質問にお答えをさせていただきましたが、確かに自殺そのものは家族にとりましても、また自衛隊にとりましても有為な人材を失うことでございまして、組織としてこれは大きな損失でございます。極めて残念なことでございますから
○国務大臣(瓦力君) お答えいたします。 防衛庁といたしましては、専守防衛、これを旨としておるわけでございますが、各種情報機能の充実は極めて重要でございまして、いわゆる長い耳、よく見通せる目、こういったものを持つことが情報収集として大切かと思っております。我が国独自の衛星から得られる画像情報は、そういう面で極めて意義があるものである、かように考えておるわけでございます。 これは、松前先生、多年にわたって
○国務大臣(瓦力君) 今、委員御指摘のように、当該三等海曹の自殺に関しまして、遺族から当該自殺者の原因がいじめであったとの訴えがございましたことから、佐世保地方総監部は十一月十六日、同地方総監部幕僚長を委員長とした事故調査委員会を設置いたしまして、自殺の原因等について調査を実施いたしておるわけでございます。 御指摘の報告書は、個人のプライバシーに関する記述も含むものでございますので、これらの部分につきましては
○国務大臣(瓦力君) 服務事案が発生した場合でございますが、事実関係を徹底的に調査すべしということは私どもの基本方針でございまして、ただいま委員から御質問のような問題につきまして、今私といたしましては承知をいたしますと、私どもとしてあとうことの調査は努めて努力はしたいと思いますが、さようなことで御理解を賜りたいと思います。
○国務大臣(瓦力君) ただいま梶原先生から自衛官の自殺が昨今ふえておることにつきまして、その実態、対応についてお尋ねでございますが、自衛官の最近五カ年間における自殺者数は、平成七年度は四十四名、八年度は五十二名、九年度におきましては六十二名、十年度においては七十五名、十一年度は六十二人、こうなっておるわけでございます。 隊員個人及び残された家族にとりまして大変不幸なことであると同時に、私どもといたしましても
○国務大臣(瓦力君) 本事案につきまして、きょう調査報告をさせていただきました。本委員会におきましても、各委員からこの事案につきましていろいろ御指摘をいただきました。 また、私どももかような事案の徹底究明が重要な問題である、国民の信頼を得て自衛隊が運営されていかなければならないその使命に立ちましても、この問題の調査を命じておったわけでございますが、それらはきょう報告に及んだわけでございます。 これまた
○国務大臣(瓦力君) 今、鈴木委員から御指摘のように、当委員会におかれましては現地を実際に視察され、佐世保地区における諸問題の現状について調査されましたことに、まずもって敬意を表する次第であります。 二月二十二日の外交・防衛委員会において調査報告がなされたことは承知しておりましたが、御指摘を受け、直ちに同報告書を読ませていただきました。同報告書において取り上げられておるとおり、佐世保地区においては
○国務大臣(瓦力君) 違法射撃事案に関する調査の結果について御報告申し上げます。 本年一月十四日、約五年前に発生した違法射撃事案の処理について問い合わせがあった旨の報告を受け、直ちに調査を実施いたしました。 その結果、平成六年十一月十六日に、第一空挺団普通科群長の秀島裕展一等陸佐が、東富士演習場内の射場におきまして、部外者三名を招いて射撃訓練を見学させた際、部外者の猟銃を借りて射撃を実施したとされる
○国務大臣(瓦力君) ただいま議題となりました防衛庁設置法等の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。 この法律案は、防衛庁設置法、自衛隊法及び防衛庁の職員の給与等に関する法律の一部改正を内容としております。これは、陸上自衛隊の部隊の運用等の研究を一元的、総合的に行うために研究本部を置くことができることとし、平成八年度以降に係る防衛計画の大綱を踏まえ第一二師団を
○国務大臣(瓦力君) そのような情報は私は得ておりません。小渕総理が体調を崩しておられるということの情報でございまして、これは個人的な情報でございました。
○国務大臣(瓦力君) 私に対する質問でございますが、私がその報を受けましたのは四月三日、月曜日でございますが、臨時閣議の場におきまして官房長官から小渕首相の病状等について報告がなされたわけでございまして、このことでございます。 なお、入院につきましては、その前日、四月二日でございますが、十一時半過ぎだと思いますが、そういう知らせを聞きました。
○瓦国務大臣 今、自衛官の問題につきまして、委員から若年定年制の問題を含めまして問題提起がございました。 私は、自衛官それぞれに才能を伸ばす課程も設けておるわけでございますが、いずれにいたしましても、若年定年制という、これは制度上いたし方ない問題もありますから、いかに社会に同化しながら、あるいは雇用の問題とうまくリンクしていくかという問題を、社会全体で考えなければならない問題だと思っております。そういう
○瓦国務大臣 ただいま奥山委員から治安出動のあり方につきまして御質問をちょうだいしました。 なお、冒頭に、防衛庁本庁が市谷へ移転することについてのお祝いといいますか、激励もちょうだいいたしました。陸上自衛隊が動き出しまして五十年の歳月を経て、いよいよ本庁が移転するわけでございますが、狭隘にして不便な点もありましたが、おかげさまで市谷の方へ参りまして、その職務に万全を期してまいると同時に、また、運用等
○瓦国務大臣 平成八年度の決算検査報告において掲記されております処置済み事項におきましては、会計検査院の御指摘を踏まえ、駐屯地等における下水道料金の支払いについて、駐屯地等の施設の状況等に応じ最も適切な方法をとることとしたところであります。 今後とも予算のより効率的な執行について努力する所存であります。 平成九年度の決算検査報告において掲記されております二件の処置済み事項におきましては、会計検査院
○瓦国務大臣 平成八年度における防衛庁関係歳出の決算につきまして、その概要を御説明いたします。 まず、(組織)防衛本庁の経費につきまして御説明申し上げます。 当初の歳出予算額は四兆二千七百二十五億八千百万円余でありまして、これに地震等による災害の防止のため緊急に対応すべきものとして行う情報収集・伝達機能等の強化を図るための通信機器、車両その他器材の購入等のための予算補正追加額三十六億一千三百万円余
○瓦国務大臣 私は、これからの事案として予想されるもの、想定されるもの、いろいろなものがあると考えます。よって、今のままでいいか、こう問われますと、現在の法制の枠組みの中でなし得ること、さらに加えて、これから新たな法制を求めていかなきゃならぬもの、加えていいますとROEでありますとか、そういったことも含めましてよく検討しておかなきゃならぬ。よって、今委員御指摘のように、それで守れるかね、こういう御指摘
○瓦国務大臣 まず、前原委員、日ごろから幅広く安全保障の問題につきまして造詣深く御指導いただいておるわけでございまして、きょうは、いろいろ御意見を踏まえながら御質問を賜る機会をちょうだいいたしました。 加えて、先般のT33事故につきまして、私どもにとりましても大変悲痛な事故でございました。この事故につきましても御同情賜り、また避けがたい事故でございまして、人家に落ちれば多大な被害を生じておっただろうと
○瓦国務大臣 下地委員の御質問につきましては、委員が土地の事情、住民の感情、これらを熟知しておられる方でございますし、また御要請も非常に熱意のこもったものであることは承知をいたします。 今御質問の点につきましては、同施設は軍民共用空港を念頭に整備を図ることといたしておりまして、民間部分のあり方につきまして沖縄県のお考えも十分お聞きをする、拝聴する中で協議機関の設置時期等について相談をしてまいる、こういうことになっておるわけでございます
○瓦国務大臣 嘉数委員のおっしゃるとおりでございまして、自衛隊が国民の信頼を得てその職務を遂行していく、そういったことは不可欠なことでございます。また、嘉数委員の地元の事例にもあわせまして、自衛隊すなわち組織が一つのものを失えば信頼を回復するまでに大変な努力が要る、そういうような御指摘も踏まえて申し上げますと、私も就任をいたしまして、防衛庁はより国民に信頼をされ、さらに加えて、今後もいろいろな面で国民
○瓦国務大臣 委員御指摘のように、この猟銃射撃事案が発生当時、防衛庁長官に報告されなかった理由でございますとか、あるいは、陸幕及び部隊における処分等の検討経緯、また、小銃、機関銃違法射撃事案が発生しました当時報告されなかった理由や現在まで判明しなかった事情等について、私どもは真剣に取り組み、また解明していかなければならない、かように心得るものでございますし、当時の事案処理に当たりまして組織的な隠ぺいが
○瓦国務大臣 嘉数委員から自衛隊の不祥事につきまして御質問をいただきました。 私どもといたしましては、国民から信頼される自衛隊であらねばならない、自衛官であらねばならない、こういったことを日ごろ心得ておりまして、かような問題が生起しないようさらに努めてまいりたい、かように考えるものでございます。 今委員から御質問のございました問題でございますが、経緯をたどりながら御説明を若干申し上げさせていただきたいと