2017-06-16 第193回国会 参議院 法務委員会 第20号
○猪口邦子君 ありがとうございます。
○猪口邦子君 ありがとうございます。
○猪口邦子君 ありがとうございます。私は自民党の猪口邦子でございます。 本日は、参考人のお二人からそれぞれ重要な御意見をいただき、私たちの考えを深めることができ、本当に感謝申し上げますが、私は、今、山本様のお話を伺って、質問する言葉を失うほどであると思っております。しかしながら、重要な内容をせっかく伺いましたので、質問してまいります。 私は、昨日の対政府質疑に引き続いての質問となりますが、昨日の
○猪口邦子君 そもそも、法定刑の下限を引き上げるので百七十八条二の集団強姦罪より重くなるという御説明なんですけれども、集団での強制性交等罪の悪質性、それは局長もおっしゃったんですけれども、これは十分に考慮する必要がありまして、量刑判断におきまして、捜査当局、個々の事件に対する異なる立場で関与した者の刑事責任、これを個別に適切に問う必要がありますので、そのことを重要なこととして指摘しておきたいと思います
○猪口邦子君 ありがとうございます。 政府横断的にしっかりと取り組んでいただきたいと思っております。本来はもっと早く進めるべきだったと思っておりまして、今後は、被害の未然防止のためにも的確な対応を決意を持ってやっていただきたいと思っております。 それでは、具体の条文内容について伺います。 まず、この強姦罪構成要件の見直し、また集団強姦罪の廃止についてでございますけれども、この改正法は、刑法百七十七条
○猪口邦子君 自民党の猪口邦子でございます。 本日、私は、金田大臣が提案理由を述べられました刑法の一部を改正する法律案につきまして質問いたします。 今年の三月七日、閣議決定を経て、刑法の一部を改正する法律案が国会に提出されました。改正法案は、刑法制定以来百十年ぶりに性犯罪に係る諸規定を大きく改正するものであります。 趣旨説明で大臣も述べられましたが、この主たる内容は、強姦罪の構成要件の見直し及
○猪口邦子君 大臣、ありがとうございます。 それでは最後に、西普天間住宅地跡地利用につきまして簡単にお伺いしたいと思います。 沖縄におきます在日米軍施設・区域の縮小、返還交渉、政府、積極的に進めておりまして、我々立法府でも跡地利用の特措法を制定しまして、また改定もしまして、そして、具体の昨年返還された西普天間住宅地区、これ宜野湾市にございますけれども、ここに国際医療拠点構想、これは琉球大学医学部
○猪口邦子君 岸田大臣、ありがとうございます。 それでは、沖縄振興につきまして鶴保大臣にお伺いしてまいりたいと思います。 戦後、一九五二年四月二十八日、日本本土占領期を経まして、これを終えまして主権を回復して独立国として再出発、国連加盟も果たして高度成長時代へと邁進し、アジア随一の先進的な経済国家建設をしてきました。 その高度成長時代、この時代は沖縄を一緒に伴っていなかったわけですね。米国政府
○猪口邦子君 委員長、質問の機会をありがとうございます。 本日、私は、まず岸田外務大臣に北方領土についての質問を申し上げます。 北方四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結することは、大臣も所信的挨拶でおっしゃいましたとおり、我が国外交の最も重要な課題の一つであります。 私は、二〇一二年五月二十五日から二十八日まで、ビザなし渡航で択捉島に上陸し、戦没した方々のお墓参りをしてまいりました。様々なことが
○猪口邦子君 ここで林経産大臣にお伺いしたいところですが、他の委員会出席のため、鈴木副大臣にお伺いします。 実は、この国連総会決議案、今、岸田大臣に言及していただきましたけれども、私たち国会議員も、議員連盟を通じて何とか手助けできないかと、東京の在京大使館、これ全て手分けして訪問して、この国連総会決議の内容を訴えたんです。昨年の夏のもう猛暑の中、私も活動に参加させていただいたんですが、その陣頭指揮
○猪口邦子君 それでは、政府には万全の対応、お願いいたします。 それでは、私の質問に移らせていただきます。 本日は、外交・安保のまさに集中審議でありまして、私は、前半におきましては、日本を取り巻く外交環境、これを良好なものにするための具体的な方法論を論じたく思います。また、後半におきましては、まさに核不拡散体制維持のための方法として、我が国が核兵器を持たない国として国連の安保理常任理事国になることこそ
○猪口邦子君 自由民主党の猪口邦子でございます。 本日は質問の機会をいただき、岸宏一委員長と与野党の理事に感謝申し上げます。 まず冒頭、総理に伺います。 今朝、北朝鮮が射程約八百キロの弾道ミサイルを日本海に向けて発射したと報じられています。我が国を始め国際社会は、北朝鮮に対して、関連の国連安保理決議を完全に遵守し、核実験や弾道ミサイルの発射等の挑発行為を決して行わないよう繰り返し要求してきました
○猪口邦子君 この度は、御出席の委員の先生方と関係各位に多大なる御迷惑をお掛けいたしましたこと、深くおわび申し上げます。大変申し訳ございませんでした。 ─────────────
○猪口邦子君 ありがとうございます。 日本が危機に陥ったとき、全力でアメリカが対日防衛を行うという信頼、実際に安全保障における日米連携が強く共同対処の実効性が高い、この二つが自明であれば、日本への武力侵略を思いとどまらせることが可能で、それが抑止力の概念です。そして、外交的努力による解決が唯一の道であると関係者全員に認識させることが可能になります。平和はこうして保障されるものと思います。 よって
○猪口邦子君 背景について少し言及したいと思います。 一九六〇年、岸総理は、米ソ冷戦構造の中で我が国の防衛を確かなものにするため、日米安保条約を改定し、米国による対日防衛義務を条約上明記しました。当時は米ソ核軍拡競争が激化し、世界は自由主義と共産主義に二分化され、世界各地の紛争は米ソ対立の代理戦争の形でした。盟主は陣営の国を守るわけであり、日本としても、新安保条約第五条で米国の対日義務を明記することで
○猪口邦子君 ありがとうございます。自民党の猪口邦子です。 まず、我が国の安全保障政策と政府の基本的姿勢等のテーマのこの集中審議におきまして質問の機会をいただきましたことを、鴻池委員長を始め、理事の先生方に心から感謝申し上げます。 私は、本日、平和安全法制とは日本の平和を守るためのものであることを論じます。国家の基本的機能は国の安全保障を盤石にすることですので、日本の安全保障を将来世代にわたり盤石
○猪口邦子君 基本法を成功させるためには、まず、何といいますか、問題意識の主流化といいますか、人種差別はいけないという、こういう考え方の主流化、これをまず啓発等できちっと図っていく。それで、基本法としては、この法律にも示されていますとおり、基本原則とか基本方針、こういうものを定めますが、一般的に施策を推進する、そして特に啓発などを大胆に力強く推進するためにはやはり予算を投入しなければなりませんし、政府
○猪口邦子君 御趣旨、お考えには大いに共感いたします。根本的に啓発がまだまだ不足していて、抜本的な強化が必要であるということ、それに対して小川先生はこの法案を提出されているということと理解いたします。 それで、この法案ですけれども、これは、いろいろな法律の形がありますが、基本法の形態として理解してよろしいんでしょうか。
○猪口邦子君 ありがとうございます。自民党、猪口邦子でございます。 本委員会は、委員長の御指導の下、内閣提出の必要な法案の審査を精力的に行う一方で、現代社会におけます正義や人権など、法務委員会として鋭く認識すべき課題について誠実な議論を行ってまいりました。とりわけヘイトスピーチ問題については、本日議題となりました議員立法の発議者等、多くの議員によります非常に熱心な累次の質疑がありまして、この問題への
○猪口邦子君 ありがとうございます。 では次に、さらに一般的な今年の対外発信の課題について伺います。 戦後七十年の今年、世界が日本に注目する年であります。日本はこの七十年で世界三位の経済規模の平和国家へと発展しました。先進国として世界二位です。近代四百年の世界の歴史の中で、資源を持たない国がそういうふうな成果を遂げたことは日本だけですので、世界は注目していると思いますし、申し上げましたとおり、ODA
○猪口邦子君 ありがとうございます。 山谷防災大臣の情熱とイニシアティブ、そして議長としての采配に感謝申し上げます。 まだ交渉中ですので、例えば兵庫の行動目標というのがありまして、これの後継指針をこの会議で編み出すことができるかどうか大きな焦点となると思いますが、また、今後のこの国連会議のプロセスの管理ですね、どういうふうに今後発展させていくのか、そういうことも、なかなか今現在議長として活躍されていますので
○猪口邦子君 ありがとうございます。自由民主党の猪口邦子でございます。 本日は、この予算委員会において質問する機会をいただきまして、理事の先生方に感謝申し上げます。 本日の私の質問の中心は、日本の対外発信についてでございます。 本年は戦後七十年という節目でありますので、様々な対外発信の機会がある年となります。また、この瞬間も、今、被災地仙台では第三回国連防災世界会議が進みつつありまして、天皇皇后両陛下
○猪口邦子君 ありがとうございます。 テロリストの資金調達防止に着眼した国際社会の努力は国連の議場でも活発になされています。まず条約関係ですけれども、国連総会では一九九九年十二月、テロ行為を行うために資金を提供する行為等を犯罪とし、その犯人の処罰、引渡し等について定める条約が採択され、二〇〇二年四月に発効しています。テロリズムに対する資金供与の防止に関する国際条約、いわゆるテロ資金供与防止条約でございます
○猪口邦子君 ありがとうございます。 FATFの声明は法的措置を求めています。対応しない場合、我が国の金融機関が国際社会で不利益を被ることが予想されますが、そのリスク、不利益、政府はどうお考えになるのか、伺いたいと思います。 他方で、そもそも現行法が適用された事案があるのかという観点から、立法事実、すなわち法改正の必要性があるのかという議論もありますが、私としては、そもそも、拡大するテロの脅威と
○猪口邦子君 自由民主党の猪口邦子です。 本改正法案の背景には、テロリストに対する資金その他の利益の供与の防止の対策の不備が、その審査を行う国際組織であるFATF、金融活動作業部会により我が国が指摘されてきたこと等があり、この改正法案は日本社会と国際社会の安全のために適切に対策を実施するためのものであると考えております。 FATF、ファイナンシャル・アクション・タスク・フォースとは、平成元年のG7
○猪口邦子君 ありがとうございます。猪口邦子でございます。 本調査会は、立法府、行政府等国の統治機構の在り方及び国と地方との関係に関し、長期的かつ総合的な調査を行うため、昨年八月に設置されたものであります。三年間の調査テーマである「時代の変化に対応した国の統治機構の在り方」の下、調査の一年目においては、「議院内閣制における内閣の在り方」について調査を行い、国の統治機構のうち、行政関係が取り上げられました
○猪口邦子君 私は、ただいま可決されました内水面漁業の振興に関する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、日本維新の会・結いの党、みんなの党及び日本共産党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 内水面漁業の振興に関する法律案に対する附帯決議(案) 内水面漁業は、水産物の供給の機能及び多面的機能を有しており、国民生活の安定向上及び自然環境の保全
○猪口邦子君 私は、ただいま可決されました養豚農業振興法案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党及び日本共産党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 養豚農業振興法案に対する附帯決議(案) 我が国の養豚農業は、国民の食生活の安定に寄与するとともに、地域経済に貢献している重要な産業であり、また、食品残さを原材料とする飼料の利用等を通じて循環型社会の
○猪口邦子君 私は、ただいま可決されました農業の担い手に対する経営安定のための交付金の交付に関する法律の一部を改正する法律案及び農業の有する多面的機能の発揮の促進に関する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党及び日本維新の会・結いの党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 農業の担い手に対する経営安定のための交付金の交付に関する法律の一部を改正
○猪口邦子君 ありがとうございます。自由民主党の猪口邦子でございます。 四人の公述人の皆様からは自治体の取組や生産現場の直接の声をお聞かせいただき、大変参考になりました。本当にありがとうございました。 私は千葉県選出の参議院議員でありまして、千葉県も非常に活発な大きな農業県であります。都市近郊農業ですので、苦労や課題は皆様と若干違うかもしれませんけれども、しかしながら、やはり国家の未来あるいは地域
○猪口邦子君 今までも連携はしてくださっていると思いますけれども、異次元的な連携、そういう抜本的な努力を大臣によろしくお願いしたいと思います。 次ですけれども、今度は生産性の向上についてでございます。我が国は気候変動の問題でありますとか、いろいろな問題がありますけれども、施設園芸の抜本的強化、これを推進してはどうかという質問でございます。 大臣はオランダを視察されたというふうに伺っておりますけれども
○猪口邦子君 大臣、ありがとうございます。 私も昔、まあそれほど昔でもないですけれども、大学教員を務めていた時代に、ジュネーブに二年間ほど大使として言わば出向したような経験があります。そういう人事交流は様々な効果を私自身に対してもたらしてくれたと思います。その後の考え方、発想、政策決定にこうして関わるようになってからのことも含めて、非常に私には有意義だったと思います。是非そういう経験を多くの農水省
○猪口邦子君 林芳正大臣は、この転換期の難しい時期の日本の農林水産業の改革と発展に果敢にそして積極的に取り組んでくれていますし、また関係各方面との合意形成にも意を用いてきてくれています。大臣の非常に穏やかなお人柄や人の話をよく聞くという、そういう政治姿勢もあって、普通であればはるかに多くの年月を要すると思われる数々の政策も、前向きに進めようという機運が今みんなにあります。先般の大臣所信も、また本日伺
○猪口邦子君 外務大臣、ありがとうございます。 総理、今、ESDですね、持続可能な開発教育のユネスコ世界会議、これが名古屋市と岡山市でこの十一月にございます。総理は、こういう次世代の教育の中においても防災を主流化していく。そして、この成果物が、来年のちょうど今頃、第三回国連防災世界会議が仙台で開催されます、そこにインプットしていく。 そして、いずれのこの世界会議にも、総理はこの主催国の総理でいらっしゃいますので
○猪口邦子君 総理、ありがとうございます。大変に前向きなお答えをいただきました。 そこで、外務大臣にフォローアップでお伺いしたいと思いますけれども、私が世界レベルで必ずしも防災という概念が主流化していないんではないかと思う一つの根拠は、大臣よく御存じのとおり、二〇〇〇年に国連でミレニアム開発目標というものが策定されているわけですけれども、その中にこの防災の概念がなくて、今総理おっしゃいましたとおり
○猪口邦子君 ありがとうございます。 明日で東日本大震災から三年になります。冒頭、改めて、亡くなられた方々の御冥福をお祈り申し上げ、また、御遺族の皆様に哀悼の意を表しますとともに、今なお被災が続く皆様にお見舞いを申し上げます。 我が国観測史上最大規模の地震であり、世界的にも一九〇〇年以降四番目の規模の地震でした。福島第一原発の事故の衝撃は今なお続いています。日本の今後の政策選択に大きな課題を投げかけています
○猪口邦子君 ありがとうございました。 変化率は高いですね、それなりにね。ですから、やっぱり政策的イニシアティブというのは意味があるということなので、引き続き、大臣、よろしくお願いいたしたいと思います。 この法案の第四条のところで役員の規定がございまして、そこを見ていただきたい。四条の二項なんですけれども、農地中間管理機構の指定の第二項、役員の半数が経営に関し実践的な能力を有する者であると認められること
○猪口邦子君 大変ポイントを御理解いただいた御答弁、ありがとうございます。横展開、ベストプラクティスなど、あるいは教訓事例、レッスンズラーンドの横展開というようなことも含めて、しっかりとイニシアティブをお願いいたします。 午前中は参考人質疑の中で、それぞれの参考人、立派な御意見をお述べいただきましたけれども、例えば熊本県におきます蒲島知事の取組について小野副知事が御説明いただきましたが、いろんな事例
○猪口邦子君 自民党の猪口邦子でございます。 農地中間管理機構の法案に関する質問を申し上げるんですけれども、野村委員長の下、この委員会で既に非常に各会派、各質問、充実したものが集積されておりますので、特に制度設計や予算付けについて非常に充実した議論がなされていますので、私としては焦点をちょっと絞って、せっかくの機会ですから大臣にお伺いしたいと思っております。 まず、基本的には大きなジャンルとして
○猪口邦子君 森大臣、ありがとうございます。 私は、思い出してみますと、平成十七年の十月から十八年の九月まで第三次小泉改造内閣の内閣府特命大臣として、まさにこの消費者政策を担当する中で、平成十八年の百六十四回国会に消費者契約法の一部改正する法案、これを提出して担当いたしましたが、当時は、この適格消費者団体という制度をまずつくって発展させる、これによって被害の未然防止と拡大防止図っていく、そして事業者
○猪口邦子君 委員長、ありがとうございます。 言うまでもなくこの法案、大変重要なものでありまして、本日は、委員長、森大臣、どうぞよろしくお願いいたします。 言うまでもなく、消費者被害に係る法制度を整備しまして、消費者被害を救済し、また被害を未然に防止することは、国民生活の向上や国民経済の健全な発展に不可欠なものでございます。 今趣旨説明にありましたとおりでございますが、この法案は、消費者契約で
○猪口邦子君 この部屋というのはどの辺に設置されるか、これは今お答えいただくことはできるんですか。できるだけ快適な職場環境をつくって、本当にベスト・アンド・ブライテストが結集し、日々集中した仕事ができる、そのような職場環境を設計する必要があると思いますけれども、いかがですか。
○猪口邦子君 ないということですので、既に果たしている機能、これに関しまして別建てのものが必要ということはないということで、極めてシンプルな手法によりまして日本版のNSCの設置を努力しているということなので、私として大変評価できると思います。 次に、この国家安全保障局の、ちょっとこれも技術的なことなので政府参考人にお伺いして構わないんですけれども、物理的な設計についてお伺いしたいんです。 と申しますのは
○猪口邦子君 委員長、理事の皆様、本日はこの質問の機会を可能にしてくださり誠にありがとうございます。 本日は、私なりにこの大事な国家安全保障会議の在り方につきまして、具体的にもまた理論的にも議論させていただきたいと存じますので、よろしくお願いします。 まず、変遷過程といいますか、これについてお伺いしたいんですけど、技術的なことですので政府参考人で構わないんですけれども、最初、国防会議というのがありまして