1983-11-26 第100回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第6号
○国務大臣(瀬戸山三男君) 共通一次試験をいつやるか。現在は御承知のとおり一月中旬にやっておりますが、これでは高校三年の三学期の授業がほとんど行われない状況になる。それで、もう少し繰り下げたらどうか。一月下旬がいいとか二月中旬がいいとか、いろいろあります。そうすると、また一面においては雪の降るときは困るのだと。いろいろな意見が出ておる中で、先ほどお答えをいたしましたように、国大協あるいは入試センター
○国務大臣(瀬戸山三男君) 共通一次試験をいつやるか。現在は御承知のとおり一月中旬にやっておりますが、これでは高校三年の三学期の授業がほとんど行われない状況になる。それで、もう少し繰り下げたらどうか。一月下旬がいいとか二月中旬がいいとか、いろいろあります。そうすると、また一面においては雪の降るときは困るのだと。いろいろな意見が出ておる中で、先ほどお答えをいたしましたように、国大協あるいは入試センター
○国務大臣(瀬戸山三男君) お話しのとおりに、いわゆる共通一次試験についてはいろんな方面から議論がなされております。五回目の実施をいたしましたが、教科あるいは科目の問題、あるいは実施時期の問題、それから選択制がどうだとか、いろいろな意見が出されておりまして、いまお話しのように検討しておるわけでございますが、なかなかそれぞれの主張がかみ合わない。大学あるいは高等学校長協会、文部省にも入試研究の組織をつくっております
○国務大臣(瀬戸山三男君) 御指摘の婦人差別撤廃条約第十条(d)項、これには男女同一の教育課程にしようということが書いてございます。 一方、わが国の高等学校の教育課程では、御承知のとおり、女子に対しては四単位の、食物とか、あるいは被服、あるいは保育とかいうような、四単位の家庭教育、家庭課程を実施するようになっております。これが差別というようになっておるわけでございますから、これはわが国の社会生活の
○国務大臣(瀬戸山三男君) ただいまの御決議につきましては、その趣旨に十分留意して対処いたしてまいりたいと思います。 ─────────────
○国務大臣(瀬戸山三男君) 塩出さん御承知のとおり、わが国の教育の大半は私学が担当しているという状況でございます。そういう意味で、私学助成を当然のこととしてやっておるわけでございますが、臨調で指摘されましたように、この際抑制をすべきである、あるいは私学の経営にも改善をされたものがある、こういうことでございますから、あるいは一面残念ながら教育機関として不当だと思われるような助成金の受け取り方をしておる
○国務大臣(瀬戸山三男君) 私は、文藝春秋何月号か知りませんが、そういういま秦野さんが、法務大臣が言われたような記事があるということは聞きましたけれども、中身を読んでいないのです。とてもそんな暇はない。 ただ、この間どこかの週刊誌、電話で夜そういうふうなことを書いてあるという電話取材がありました。私は、電話取材というのは正確でないから困るのだと、またその雑誌を読んでもおらないし、見ておらぬことにはとやかく
○国務大臣(瀬戸山三男君) 私は、いわゆる私の手紙、私信でございますから世間に出すべきものだと思っておりませんでしたけれども、どこかで一部漏れております。それは私にはどこから漏れたかそれはわかりませんけれども、事がなかなかデリケートな問題ですから、誤報されては、当事者もそうですけれども世間にも誤解を受けると、こういうことを私なりに考えて、実態はこうでございますということを、余りにマスコミから追っかけられますから
○瀬戸山国務大臣 私はその場におりませんから明確にはわかりませんが、それは自由民主党は自由民主党政府の政策も研究いたしますから、そういう場面もあったかもしれませんが、最終決定では申し上げたとおりになった、こういうことでございます。
○瀬戸山国務大臣 最終決定として概算要求いたしましたのは、先ほど来申し上げておりますように、一〇%減の要求をいたした。物事というのは、いろいろ検討する場合には途中でいろいろな意見があるわけでございますが、これではどうだろう、あれではどうだろうか、こういうことがあるわけでございますから、その途中においてはそういうこともあったと思います。 問題は私学の経営状態、これはいろいろ私学も学校によって事情は違
○瀬戸山国務大臣 おっしゃるように、五十九年度の概算要求では、前年度に比べ、私学助成費一〇%減の計算で要求いたしております。これはしばしば申し上げておりますように、私学はわが国の教育状況の中ではきわめて重いウエートを持っておるわけでございます。したがって、国民の税金の負担でこれを助成するという制度ができて今日に至っております。これはきわめて重要な事項であるという認識を持っておりますが、いずれにいたしましても
○瀬戸山国務大臣 いま私が直ちに具体的にこうしたい、ああしたいと言うだけの知恵を持っておりませんが、予算にとらわれなくても、私は、文化交流といいますか、海外との理解を深める手段はいろいろあるのじゃないかと思います。これは今後お互いに関係省ともわれわれ文部省としても検討いたします。 それから、国際的に外国の皆さんでわが国の文化その他について非常に御尽力していただいた方々については、先ほども外務省からも
○瀬戸山国務大臣 いままで井上さんから国際文化交流というようなものを指摘されたが、お気持ちはよくわかります。これは私の浅い認識でございますが、率直に申し上げて、そういう意味においてはわが国は国際的に非常におくれておる。 といいますのは、余談になりますけれども、歴史を振り返りますと、いわゆる島国であった、国際交流といいますか、国際関係が非常に浅かった。最近になりまして、国力の問題、いろいろな文化の問題等
○瀬戸山国務大臣 昭和五十五年度文部省所管一般会計及び国立学校特別会計の決算の概要を御説明申し上げます。 まず、文部省主管一般会計の歳入につきましては、歳入予算額十六億一千五百五万円余に対しまして、収納済み歳入額は二十億九千百九十七万円余であり、差し引き四億七千六百九十二万円余の増加となっております。 次に、文部省所管一般会計の歳出につきましては、歳出予算額四兆三千五百六十四億七千四百五十二万円余
○瀬戸山国務大臣 御承知のように、国家財政は国民の負担でございます。それが全般的に非常に窮屈でありますから、むだということはないと思いますけれども、むだと思われるものはできるだけ整理をする、あるいは多少がまんのできるところはがまんしてもらう、こういうことで抑制をやっておることは事実でございます。
○瀬戸山国務大臣 教科書の無償制度の問題につきましては、御承知のとおりに臨調の答申は教科書無償制度の廃止等を含めて検討しろ、こういうふうな趣旨になっております。 これにもいろいろな意見があるわけでございますが、私どもとしては、これは初中教育の、基礎的教育の根本の方針である、憲法の二十六条を持ち出すまでもなくこれは無償であるべきであるという立場をとっておりますが、まだいろいろな意見がありますから、もう
○瀬戸山国務大臣 今度の局等の設置について改正案を出しておりますのは、これは単に文部省だけのことでないわけでございまして、基本的な事項を法律でお決め願っておって、その中の運用について局等をいかにした方が時勢の推移に対応するか、こういうことを考えてやるということになるわけでございます。だからといって、勝手気ままに、でたらめに実情に合わないようなことをするとは私どもは考えておらないわけでございます。
○国務大臣(瀬戸山三男君) 先ほども申し上げましたように、いわゆる最高学府としての教育機関の責任者でありますから、過去から今日の事態に至るまで世間から非常に疑惑を受ける状態になってああいう事件も起こりました。この事件とそれとは直接は関係はないかもしれませんけれども、それでは教育機関としては困るわけでございまして、これではいまお話しのように、一、二の私学がそういうことになりますと、私学全体が何か忌まわしいような
○国務大臣(瀬戸山三男君) いま管理局長からもお答えいたしまして、また御存じのとおり、教育については余り干渉がましいことをしないという立場でおるわけでございまして、私学については私学の自主性ということを十分尊重するというやり方でやっておるわけでございます。一面、率直に申し上げて歯がゆいといえば歯がゆいわけでございますけれども、制度上そうなっております し、それがまた学問の自由にも関係がある、こういう
○国務大臣(瀬戸山三男君) 国士舘大学の問題につきましては、いま御指摘のように従来から管理運営体制等についていろんな問題が指摘されております。そういう関係で文部省としてはしばしば従来から改善を指導、助言をしておったわけでございますが、なかなかそれが指導のとおり改善されておらないうちに、御指摘のような現職の理事がしかも学校内で刺殺される、こういう非常に遺憾な事態が起こりました。そういう関係で、文部省としてさらに
○国務大臣(瀬戸山三男君) 事は先ほど申し上げました最高学府の問題でございますから、真相が明らかになりました以上は事宜に従ってそれ相応の処置をとらなければならない、かように考えております。
○国務大臣(瀬戸山三男君) いまおっしゃったような内容の細かい動きは、詳細は真相わかりませんけれども、伝えられるように東京医科歯科大学の中では、従来からいろんなトラブルといいますか、抗争といいますか、あったようでございます。 そういう意味におきまして、特に教授選考についてこういう事態が起こったということは、御承知のとおり大学の自治の問題の根幹に触れる問題でございまして、私どもとしては非常に遺憾に思
○国務大臣(瀬戸山三男君) 御指摘の東京医科歯科大学の事件、最初は教授選考について選考委員会の一員の教授が金銭の授受があったと。その後、いま警察庁からもお話がありましたように、医療機器の購入に関連してまたこれも金銭の授受があったと。言うまでもなく公務員でございますが、まことに率直に言って遺憾しごくである、かような感想を持っておりますが、お尋ねの医学部長の話が池園個人の問題であると言ったことがどういう
○瀬戸山国務大臣 五〇%以内ということでございます。
○瀬戸山国務大臣 そのとおりでございます。
○瀬戸山国務大臣 いまの問題の前に、先ほど給食の問題がございましたが、現在民間に委託しておる学校もあるわけでございますが、これは何か文部省が阻止しておるような印象でいろいろ言われておる点があると思いますが、そういうことではなしに、これはまさに市町村の学校経営者、それからPTA、父兄、こういう人たちがこれでよろしいということになれば結構なことでありまして、先ほど来の表に出ておりますように、そんな安くてちゃんとできるものならば
○瀬戸山国務大臣 いま御指摘の昭和三十年初頭の数回の給食に関する通達、これは吉田さんも御承知だと思いますが、多くは父兄といいますかPTAの方から民営では困るのだ、いま申し上げましたように衛生の問題、いろいろ問題があるということでやかましくなりまして、できるだけそういうことのないようにということで、ちゃんとした管理ができるようなことをしなさい、したがってそういうものについては国家が助成をしておりますが
○瀬戸山国務大臣 学校給食は、御承知のとおりに栄養の問題あるいは食事マナーの問題等教育関係の観点から進めておるわけでございますが、これを民営でやってならないということではございません。地方公共団体で民営の方がそういう教育目的あるいは衛生管理その他支障がないということになればいいと思いますが、その点がなかなかそう簡単にいかないのではないか、かように考えております。
○瀬戸山国務大臣 いまは、この薬をどういうものを使うか、これは当然でございますけれども、診察をした診療をする医者、お医者さんが、大学では教授といいましょうか、その人が、どういう薬が適当である、こういうことで薬事委員会というのがあるそうでございますが、そこでこれを使おう、こういうことに決めるのだそうでございまして、いまおっしゃったようにあの表によるものをどれを使えということを文部大臣なり厚生大臣が指定
○瀬戸山国務大臣 東京医科歯科大学をめぐる御指摘の事件、一つは教授の選考について金銭が動いたという、これはまさに、教授の選考は大学の教授会でやることになっておりますから、これが大学の自治の根幹になるわけでございます。でありますから、大学の自治の根幹に触れるきわめて遺憾しごくな事件である、かように受けとめており産して、文部省といたしましても、大学長その他を招致していろいろ事情を聞き、また大学当局もいろいろ
○国務大臣(瀬戸山三男君) 現在、学校でいろいろ検討されておると思いますが、時期を切ってやっておるというわけではございません。
○国務大臣(瀬戸山三男君) 国士舘大学については、先ほども申し上げましたように厳重に警告を発し、経営体制、理事体制の刷新を求めておるところでございまして、まだその結論を得るまでには至っておらない。学校でございますから、いわゆる教育の場らしくやってもらいたいという観点から指導をしていく、こういう状況でございます。
○国務大臣(瀬戸山三男君) 私学助成については、五十九年度の概算要求で一〇%マイナスのシーリングのとおりにいま計画をいたしております。 国士舘大学についていろいろ問題がありました。先般来学校当局に対していろいろ調査をし、指導をし、現在それを進めておる、こういう状況でございます。
○国務大臣(瀬戸山三男君) 教科書の問題でございますが、わが国の学校教育において重要な役割りを果たしており、そのあり方を適切なものとすることはきわめて大切な課題であると考えております。 中央教育審議会は、このような観点に立ちまして、教科書制度の一層の改善を図るため、教科書の著作・編集、検定、採択、研究・評価など制度全般にわたって種々の指摘、提言を行っているものでありますが、今後答申の趣旨を尊重し適切
○国務大臣(瀬戸山三男君) 私に対しては、去る十二日、日教組の新委員長田中さんと面会した、これをめぐってのお尋ねがありました。 その前に、日教組の今年度の運動方針は内容はわかっておるか、知っておるか、こういうお尋ねでございます。あらましは承知いたしておりますが、従来の運動方針とそう余り変わりはない。特に、救援資金等予算に計上されておることもこれは事実でございます。ただ、やや今回私どもが興味を持ってといいますか
○瀬戸山国務大臣 一部新聞に、九産大のことでしたでしょうか、何か解散命令云々ということを私が考えておるような記事がありましたことは事実でありますが、私はさような発言もしておりませんし、さような感触を示したこともございません。私立学校でございますから、文部省の指導監督をできるには限度がありまして、率直に申し上げて歯がゆいような感じがいたしますが、直接強硬な手段を講ずることがそう簡単にできる制度ではございません
○瀬戸山国務大臣 いま管理局長からもお答えをいたしましたが、私といたしましては、たび重なる私学関係のいろんな運営上といいますか経営体制の問題とか、あるいは補助金受給の問題、経理の問題、忌まわしい事件が重なっておりますから、従来の行政のあり方あるいは私学振興財団のあり方では、どこかに欠陥があるのじゃないか、こういう観点から再検討を進めておるわけでございます。特に、御承知のとおりに、つい先般行政監察の関係
○瀬戸山国務大臣 お答えをいたします。 私は、申し上げるまでもなく、教育というものは、人間社会を構成する、人間を教育するといいますか、育てるといいますか、そういう意味でありますから、人間社会においては最も大事な部署であると思います。 その教育行政を担当する責任者といたしまして、いま臼井さんから御指摘のように、最近、国公立その他にいわゆる学生の非行あるいは暴力問題あるいは私学等をめぐる一連の忌まわしい
○瀬戸山国務大臣 いまおっしゃるように、私学振興財団が補助金を交付する際に、やや形式的に流れ過ぎておりはしなかったか、そういう意味でいまおっしゃったようなことを再検討しておるところでございます。 それから、経理公開ということをしばしば耳にするわけでございますが、これは御承知のとおりに、そういう性質の学校法人でございますから、当然のこととして監査役がおるわけでございます。なお、公認会計士の検査を必要
○瀬戸山国務大臣 先ほどもお話が出ました、たとえば九州産業大学等について、私から見るといかにもずさん過ぎるという感じを持っている。私学あるいは私学振興財団等についても、国民のとうといお金で、教育が大事であるからということで助成しておる問題でございますから、もう少し真剣にというと失礼でありますけれども、申請について綿密に検討するということなど、いま指導しておるわけでございます。 法制的に私学は、当然
○瀬戸山国務大臣 お答えいたします。 新村さんお話しのように、わが国の教育の大半と言ってよろしいでしょう、私学に負うところが多いわけでございます。特に高等教育においては約八〇%は私学が受け持っておるという実情でございまして、これがわが国の教育の振興に大きな貢献をしている、こういう一面があるわけでございます。また、私学は一つの考え方を持って教育を振興しようという情熱を持って私学経営に当たられるというのが
○瀬戸山国務大臣 いま初中局長からお答えしたのは、いまおとりになったようなことで気持ちとしてはお答えしたのではないと思うのですけれども、いま私を初め文部省は、それがどういう的確な手段、方法——結論を早く出せと言われてもそう簡単なものじゃございませんから、それはしばらくお待ちをいただきたいわけでございますけれども、いずれにいたしましても、各学校にしてもあるいは文部省にいたしましても、地方教育委員会等においても
○瀬戸山国務大臣 前向きとか後ろ向きとかいうことでなしに、そういう問題があるということはよくわかりましたから、どちらがいいのかということは研究をしてみたい、かように考えます。
○瀬戸山国務大臣 きわめて技術的なといいますか、細部にわたっての御議論でありますから、私はただいまここであの措置はいいでしょうという判断をする認識をまだ持っておりません。ただ、何でも制度というものは、やはり各方面で意見を聞いて、改善の余地があれば改善すべきものだという考えを私は持っておりますが、先ほど来の御議論を承っておりまして、一体ある数種の学科について実習助手というものが要るのか要らないのかというところに
○国務大臣(瀬戸山三男君) 私はその方の専門家でございませんけれども、私事を言っては恐縮でありますが、裁判官をしているときに大分死体の解剖に犯罪関係で立ち会ったことがあります。それは人間の当然のこと、特に日本の場合はそうだと思うんですけれども、死体といえども非常に尊厳を問うんです、当然だと思います。それで、もう死んでしまえば痛くもかゆくもないわけなんです、本当は。切り刻まれることがたまらないというのは
○国務大臣(瀬戸山三男君) せっかく長い間課題でありました獣医師に関する法律が改正になったわけでございますから、その趣旨を十分生かせるように、これは獣医の方も人間の医師も同じでございますから、そういう趣旨を十分生かすような考え方で今後努力をしたい、かように考えております。
○国務大臣(瀬戸山三男君) 人間がこの世界に生きていくためにいろんなことを知らなければならないと思うのでございますが、それがいわゆる学術、文化につながっていくものだと思います。それでどういうことを知るのかというと、私は自然のメカニズムといいましょうか、いまおっしゃったようなことはこれはまさに生物のメカニズムがどうなっているかということを学者は一生懸命研究されるものだと思います。 研究は結構でありますけれども
○国務大臣(瀬戸山三男君) ただいま御決議のありました琉球大学に係る事項につきましては、御決議の趣旨に沿って今後なお一層厳正な国有財産の管理及び人事管理に努め、遺憾なきを期してまいる所存であります。 また、私立大学等に交付している経常費補助金に係る事項につきましては、御決議の趣旨に沿って今後なお一層学校法人に対する指導監督を徹底するとともに、この補助金の適正な執行に努めてまいる所存であります。
○瀬戸山国務大臣 なぜそういうふうに比率が低いかということについては、残念ながら私はその理由を明確にしておりませんが、いろいろな過去の歴史的な関係でお困りになっておる状態については、いまや見直しをしなければならない、そういうことでこの対策が講じられておるわけでございますから、真に進学を希望し、またそれだけ能力のある方であれば、できるだけ希望を達成させてやらなければいけない、これが現在の政治であろうと
○瀬戸山国務大臣 いまも申し上げましたように、この種の問題は実態調査が必ずしも完全かどうかわかりませんけれども、できるだけ実態調査に努めまして、適切に処置をしたい、かように考えております。
○瀬戸山国務大臣 いまの中西さんと事務当局との質疑応答を私も聞いておりまして、やや不徹底な点があるように思います。でありますから、そういう識字学級等について事態がどういうふうに進行しておるのか、もう少し実態を調べる必要があるのじゃないかと思います。なかなかそう簡単じゃないと思いますけれども、国の経費を出しておるわけでありますから、それがどういうふうに有効に使われておるのか、どのくらいの効果があるのか
○国務大臣(瀬戸山三男君) 先ほども申し上げましたように、これは所管が総理府でございますから、いままで局長から御説明申し上げましたように、学術会議なり総理府から途中の考え方等については連絡を受けながらやってきたわけでございますが、成案を得てから正式のこういうことではどうかという相談が最終的にあった。これはいつもそうでございます。 そこで、学術会議については、御存じのとおりその選出方法について従来からいろんな
○国務大臣(瀬戸山三男君) 日本学術会議は、所管は総理府所管になっておりますが、その内容はいわゆる学術研究に関係するものでございます。文部省は学術研究を主体として担当しておるものでございますから、日本学術会議と文部省の関係は、そういう意味において学問研究、学術研究の上で実質的な緊密な関係にある、かような認識を持っておるわけでございます。
○国務大臣(瀬戸山三男君) このたび政府から提出いたしました学校教育法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 この法律案は、大学において獣医学を履修する課程の修業年限を四年から六年に延長しようとするものであります。 大学において獣医学を履修する課程の修業年限は四年でありますが、近年の畜産の発展、公衆衛生の拡充等による社会的要請にこたえるため、学部段階