1997-11-13 第141回国会 参議院 厚生委員会 第7号
○渡辺孝男君 入所されている方は当然サービスを受けたい、受けるということで現在入所されているんでしょうけれども、在宅で要介護の方が、ある地域ではやはりいろんな体面があったり、ヘルパーさんが入ってくるのを嫌がったりする場合があって受けることを希望しない方もあるということで、一応要介護状態にあるけれども介護保険のサービスは受けないという意思表示をされる方も一応数値に入れて、全国的には四割程度が受けるんではないかと
○渡辺孝男君 入所されている方は当然サービスを受けたい、受けるということで現在入所されているんでしょうけれども、在宅で要介護の方が、ある地域ではやはりいろんな体面があったり、ヘルパーさんが入ってくるのを嫌がったりする場合があって受けることを希望しない方もあるということで、一応要介護状態にあるけれども介護保険のサービスは受けないという意思表示をされる方も一応数値に入れて、全国的には四割程度が受けるんではないかと
○渡辺孝男君 家族で見ますので介護保険サービスを受けなくても結構です、ヘルパーさんとかが家庭に来てもらわなくても結構です、私のうちは自分たちで介護しますというような方もいらっしゃるということで、実際、介護保険になっても利用される方は四割ぐらいであろうというふうに一応厚生省の方では試算をされているということなんです。 私自身高知の状況はよくわかりませんけれども、入所される方も多いというお話も聞いておりまして
○渡辺孝男君 続きまして、渡辺でございますけれども、また御意見をお聞きしたいと思います。 まず最初に、今回の厚生省の試算でありますと、公的介護保険が導入される二〇〇〇年の時点では、要介護者の方の大体四割ぐらいが最初の段階では介護保険を利用して給付を受けるんでないか。一応四割ぐらいを最初の段階で想定しているということでありますけれども、高知の場合は、いろいろお聞きしますと、やはり世帯の人数が二・幾らという
○渡辺孝男君 今、新ゴールドプラン達成後の計画、そういうものも厚生省としては考えているということでありますけれども、衆議院のときの審議の中でも、新ゴールドプランが終了する平成十一年度末に、引き続いて平成十二年度を初年度とする新計画を策定するとの見解が示されたと考えております。 二〇〇〇年時点では要介護者の予想数が二百八十万人でありますけれども、その十年後の二〇一〇年にはその数が三百九十万人と約一・
○渡辺孝男君 第二番目の指摘に関しましてお聞きしたいと思うんです。 新制度創設は行政の簡素化の流れに反するのではないかという指摘でありますけれども、政府提案の保険制度では、何回も今までも言われてきておりましたけれども、導入に伴う新規事務などに関しまして二千億円程度の費用を要するというような試算もなされております。このような国費を投ずる覚悟を政府が決めているのであれば、この費用を新ゴールドプランの未達成部分
○渡辺孝男君 平成会の渡辺孝男でございます。前回に引き続きまして質問をさせていただきたいと思います。 医療団体の中にも、公的介護については、国民に不公平感を与えないためには全国均等な施策の展開が求められるが、それには租税による公費方式が最良である、介護に要する費用の調達には消費税を充てるべきである、そのように税方式での公的介護制度を推奨しているグループがあります。 この医療団体は公私病院連盟でありますけれども
○渡辺孝男君 ヘルパーに対する国の補助単価が低いというような阻害要因も挙げられているわけでありますけれども、これに関しましてはどのような対応をされる予定でございましょうか。
○渡辺孝男君 今のお答えでありますと、「一部の事業は達成困難」六四・〇%は、好意的に解釈しているのかどうかわかりませんが、そちらの方はほぼ達成できる方向に何か集約してお答えになりましたけれども、新ゴールドプランそのものの基盤の状況というのは、私自身あるいは多くの有識者がそれではまだまだ不十分なんだと、最低とは言わないまでも、ある程度の整備基盤のプランである、現在もし介護保険というものが通るようなことになれば
○渡辺孝男君 平成会の渡辺孝男でございます。 前回に引き続いて、介護保険法の質問をさせていただきたいと思います。 まず最初に、日経新聞と日経産業消費研究所が行いましたアンケート調査に関しまして、それを土台にしまして質問させていただきたいと思います。 日経新聞社と日経産業消費研究所は、本年九月に全国三千二百三十二市町村と東京二十三区を対象に公的介護保険に関するアンケート調査を行い、その結果が去る
○渡辺孝男君 今回の政府案では、保険料の未納者に対しましてペナルティーが科されるということになっております。非常に私自身は問題だと思うんです。 先ほども生松参考人の方からも御意見がございましたけれども、保険料が高くなってきますと、払おうとしても払えないような低所得者というのがやはり出てくる。あるいは、保険はあっても介護サービスがないとなれば、保険料を納めていても何のメリットもないということで保険料
○渡辺孝男君 政府が提案しております介護保険法案では、国民年金法や健康保険法とは異なりまして、保険料とかあるいは給付額の具体的数字を盛り込んでいないということであります。これは政令以下のもので決めていくということでありまして、保険料を払う立場から見ますと、将来どれくらい保険料が大きくなってくるのか非常に不安になるわけであります。政府や、また地方自治体の財政状況によって保険料率が将来急速に増加した場合
○渡辺孝男君 参考人の皆さん、本当にきょうは貴重な御意見を伺いましてありがとうございました。 先ほどから税方式がいいのか社会保険方式がいいのかというお話になってまいりましたけれども、先ほど伊藤参考人の方から、一割程度の適用しかないものを社会保険方式でやるということ自体がおかしいんではないかというようなお話がございました。 私自身も、本来ならば、介護のサービスが充実している段階であれば介護保険という
○渡辺孝男君 大病院への外来患者の集中を是正し、本来担うべき役割に専念できるように外来患者紹介制を推進する目的で、これまで診療情報提供料の設定あるいは初診料加算の許可など、厚生省としては種々努力を行ってきておるわけであります。 そこでお尋ねいたします。大病院の代表格であります大学病院等の特定機能病院への外来患者の紹介数は年々向上しておるのでしょうか。もしデータがあれば教えていただきたいと思います。
○渡辺孝男君 現在、参議院で審議中であります医療法の一部を改正する法律案にうたわれております地域医療支援病院もこの大病院の範疇に含まれる見通しかどうか、その点に関しての見解をお聞かせいただきたいと思います。
○渡辺孝男君 平成会の渡辺でございます。 厚生省が提出しました医療保険及び医療提供体制の抜本的改革案について質問させていただきます。 夏季期間にかかる間に本案をまとめました厚生省の努力に対しては敬意を表するものでありますけれども、九月より医療保険制度改正に伴って患者負担が倍増する中、今回の抜本改革案にはさらなる患者負担増を求めている内容も多く含まれております。国民は、それらの将来の医療費負担について
○渡辺孝男君 現在、財政構造改革の名のもとで国民負担がふえてきておりますけれども、そういう意味で国民は予算の使い方に対して非常に問題意識を持っております。このような使い方というのはやはり問題ではないかと、会計検査院の厳しい検査を求めるものであります。 次の質問に移らせていただきます。 また、動燃は当初、平成十年度予算に未着工のままの建屋の撤去と整地費用を要求し、科学技術庁は七千百万円を積算しておりました
○渡辺孝男君 簡潔にお願いします。 先ほど会計検査院の方ではそのような予算の流用もいいというようなお話がありましたけれども、先ほど聞いておりますと、本来このような予算の目的で計上されたものが予算の目的外に使用されたものが大部分であるということはやはり問題ではないかというふうに考えます。そのことに対しまして会計検査院の考えをもう一度お聞きしたいと思います。
○渡辺孝男君 平成会の渡辺でございます。 先ほど吉川委員よりも質問がありましたが、私はまず最初に、動力炉・核燃料開発事業団東海事業所におけるウラン廃棄物のずさん管理問題並びに予算の不適正執行の問題に関しまして、動燃並びに科学技術庁に質問したいと思います。 また、それに関連して、会計検査院にも質問させていただきたいと思います。 動燃事業所のたび重なる不祥事に対しては、地元茨城県民並びに国民全体が
○渡辺孝男君 修正案の場合には臓器移植にかかわる場合の脳死判定を規定しているものでありまして、臓器移植にかかわっていない脳死判定につきましては本修正案では規定しておりませんので、それはこれまでの医療現場で行われたものが踏襲されてくるのかなというふうに考えております。あくまでもこの修正案は臓器移植を希望されている方に対しての脳死判定であるというふうに理解していただきたいと思います。
○渡辺孝男君 今回規定した死亡時刻に関しましては、脳死の判定、第一回目の判定が行われます、その後に六時間以上の経過観察が行われまして、それで第二回目の脳死判定が行われます。その第二回目の判定時が死亡時刻となるというふうに考えております。
○渡辺孝男君 お答えいたします。 修正案も臓器移植の場合という、部分的にせよ中山案と同じく法律上「脳死した者の身体」を死体に含めているということであります。中山案、修正案、いずれも臓器移植を適正に進めようとするものであるという意味では共通点があると思います。
○渡辺孝男君 ちょっと単位の関係なんですが、長期的予知と短期的予知というふうに述べておりますけれども、期間的にはおおよそどの範囲ぐらいまでを区別して用いているんでしょうか。
○渡辺孝男君 そうしますと、測地学審議会の方では、第七次地震予知計画の方の見直しに関しましてはまだ長期的予知と短期的予知の両方を進めていくというような考えでありますか。
○渡辺孝男君 平成会の渡辺孝男です。 先ほどから地震の質問が続いておりますので、私も最初にまず地震のことについて質問をさせていただきたいと思います。 平成六年十月に北海道東方沖地震が起こりまして、また同年の十二月には三陸はるか沖地震が起こりました。そして、平成七年一月には、当時の名前では兵庫県南部地震というふうに書かれておりますけれども、その兵庫県南部地震を踏まえまして、平成七年四月二十日に第七次地震予知計画
○渡辺孝男君 波及効果を算出する場合のファクターといいますか、因子というようなものは何種類かあるのでしょうか。経験則でということでありましたけれども、僕もちょっと経験則というのがどういうファクターを足し算掛け算してやるのかわからないんですが、何種類か分析される因子というようなものはあるのでしょうか。
○渡辺孝男君 私が新聞で見たときには六種類以上の場合が九十円となっておりました。きょう提示されました修正案では百円ですか、それより少し負担が多くなっているので、また数値は少しは変わってくるのではないかというふうに考えます。 以前の審議のときに、そういう薬剤費の負担増を含めました患者さんの負担増と、それから保険料の負担増のほかに波及効果といいますか、そういう診療を抑制するための効果というようなものも
○渡辺孝男君 平成会の渡辺孝男です。 先週の金曜日に、各界を代表される方々から、現在審議しております健康保険法の改正についていろいろ貴重な御意見をお聞きしたわけでありますけれども、その中で、薬剤費の別途負担というものはやはり根拠に欠けるのではないかというような声が多かったと思います。積極的にこれを進めようというような意見は余り見られなかったのではないかというふうに思います。薬剤費の別途負担の中身をどうこうというものよりも
○渡辺孝男君 先ほど細川公述人の方から、この薬剤費別途負担その他、今回の法改正が行われることになりますと、非常に医療現場では窓口で患者さんにいろいろ説明をしなければならないとか、また薬剤費の計算が複雑であるとか、さまざまな混乱が起こるのではないかというふうな御意見が出されましたけれども、実際このような今回の改正が行われましても、医療保険制度の、特に政管健保の財政効果に関しましては二年程度しかもたないということでありまして
○渡辺孝男君 今回の法案で一番問題が多いというのは、薬剤費の別途負担の問題であります。この別途負担が本当に薬剤費の削減になるのかということに対しまして、非常に医療の現場からも疑問が提示されているということであります。 このような別途負担のあり方というものは患者に対する二重の負担だということで、公述人の方でもこれを肯定される方というのは余りいないんじゃないかと思うんですけれども、先ほど糸氏公述人の方
○渡辺孝男君 公述人の皆さん、本日は本当に貴重な御意見を拝聴させていただきまして、まことにありがとうございました。 今回のこの法案審議に当たりまして一番問題になっているのは、やはり抜本改革が先送りされて、そして国民負担がまず先行しているということが一番国民の怒りを買っているんではないか、そのように考えるわけであります。その点では、抜本改革をしなければならないということはみんなよくわかっているわけであります
○渡辺孝男君 次の質問に入りますが、もし脳死状態に陥った場合、それを自己の死と認めると表明している場合には、私の考えではリビングウイルを尊重するという立場から、本人の意思が脳死状態で自己の死と認める場合には、違法性阻却理論ではなくて、脳死と認めて臓器摘出に当たっていいのではないかと考えております。 猪熊先生のおっしゃるように、脳死状態に陥った場合、それを自己の死とは認めない人の場合には、やはり当人
○渡辺孝男君 私は、医師の立場として、生者より心臓や肝臓を摘出し結果として死に至らしめても、他の病者を助ける目的であるならば、違法性阻却理論により医師の正当業務とみなされ、殺人罪には問われないとする理論をどうしても受け入れることができません。しかし、猪熊案が成立すれば、今後私自身も脳死判定医に選ばれる可能性がありますので、違法性阻却理論で許される医師の正当業務の内容に関連して猪熊案提出者に質問をいたします
○渡辺孝男君 私は脳神経外科専門医としての十七年間の臨床研究と実際に脳死状態患者を数多く診察してきた体験から、一定の条件を満たせば脳死を人の死と認めてよいのではないかと考えております。 その条件とは、第一に脳死の判定がきちんとなされていること、第二に、患者さんが自身の人生観の帰結として、自分が脳死になったら自分の死としてよいと明確に文書で意思表示をしていること、第三には、家族もその本人の意思を尊重
○渡辺孝男君 やはり、適正あるいは過剰という区別はなかなか難しい。我々と言っていいのかどうかわかりませんが、私が患者を診ている場合にも個々の患者さんによって症状も当然変わってきますし、個別の対応というものの是非を問わないと全体的に抑制するという方法はなかなかこの場合にはなじまないのではないかというふうに考えております。 この間、今後の抜本改革に関しまして、小泉厚生大臣は出来高払い制と包括・定額払い
○渡辺孝男君 今答弁がありましたけれども、やはり今回の改正というのはちょっと拙速過ぎているのではないか。やはりきちんとした抜本改革が出てから国民の負担増を、理解を求めての負担増であれば納得できるわけでありますけれども、やはり中途半端で拙速過ぎたのではないかということを私は訴えたいと思います。この点に関しましてはこれで終わりにします。 次に、やはり先日質問したんですけれども、過剰医療と適正医療の区別
○渡辺孝男君 平成会の渡辺孝男です。 先日、本会議で厚生大臣に、あるいは橋本総理に今回の健康保険法等の改正案について質問させていただきましたが、時間が限られておりましたので、その漏れた点、あるいはこれからの抜本改革に絡みました問題について質問させていただきたいと思います。 一番問題になるのは、やはり薬剤費の別途負担であると思います。この別途負担の場合は、当初の案では一種類十五円で投与日数が負荷されておりましたけれども
○渡辺孝男君 私は、平成会を代表して、健康保険法等の一部を改正する法律案に反対する立場から、橋本総理大臣並びに関係大臣に質問いたします。 まず初めに、今回の自社共同提案の修正案に対する衆議院厚生委員会での強行採決に断固抗議いたします。 この修正案は、衆議院厚生委員会に提案された当日に、七時間余りの審議が行われたのみで、与党の横暴な委員会運営により審議が打ち切られ、即刻強行採決されました。これは多数
○渡辺孝男君 ちょっと内容で。 調査スタッフのことなんですけれども、会長のイメージとしてはこのスタッフの数をふやすとか、先ほど専門家を委嘱するとかいうような話があったわけですが、公務員の総定員の枠みたいなものも当然あるでしょうから、もしある程度ふやすのであれば総務庁からこちらにスタッフをいただくとか、その辺はどういうふうに考えての調査スタッフなんでしょうか。
○渡辺孝男君 じゃ、次に移らせていただきます。 労働省に御質問したいんですけれども、今回、基準値であります八十ナノグラムをかなりオーバーしているごみ焼却施設が多く見つけられた、特に五倍以上の四百ナノグラム以上のごみ焼却施設も五カ所でしたか、数カ所見つけられているわけであります。そうしますと、これだけダイオキシンの毒性というものが報告されておりますので、やはりそこに働いている方の健康管理というものが
○渡辺孝男君 ちょっと答えがわからないんですけれども。民間のそういう処理業者に対しても、ダイオキシンの測定をした方がいいというふうな指導はされないということですか。
○渡辺孝男君 平成会の渡辺孝男です。 私も幾つかの観点で質問させていただきたいと思います。水島議員がダイオキシンの問題を質問されましたので、関連の質問を先にさせていただきたいと思います。 先ほど、市町村のごみ焼却施設の調査を行ったということでありますけれども、その中でかなり大量のダイオキシンが出ていたということがわかっております。今回は産廃関係の法案の審議でありますけれども、全国に廃プラスチック
○渡辺孝男君 もう一つ、松尾参考人にちょっとお伺いしたいんですけれども、今後、二十一世紀になりますと高齢・少子社会になってまいりまして、児童向けの福祉の施設とか高齢者向けの福祉の施設がお互いに助け合いといいますか、高齢者向けと児童向けの施設の合築というような考え方も出てくるわけです。児童の保育に関して高齢者はいろいろな能力を持っていらっしゃる方がおりますので、地域におきまして児童の保育あるいは教育に
○渡辺孝男君 どうもありがとうございました。 次に、藤本参考人に質問させていただきたいと思います。 橋本首相が本年の二月に、地方分権、そういう意味で幼稚園と保育所の施設の共用化ということでお話をされました。横浜市の場合は、年間千八百人の保育所入所待機者がいるということで、この四月から幼稚園の空きスペースを使った無認可の保育所事業への補助制度を設けるというような方針もあるようです。それからまた、過疎地
○渡辺孝男君 平成会の渡辺孝男と申します。 参考人の方に御質問したいんですけれども、まず最初に阿藤誠参考人にちょっとお伺いします。 先ほど人口動態に関しましてお話しをいただいたんですが、二十一世紀の半ばには勤労者二人で一人の高齢者を支えるような時代になり、ますます少子化で子供さんの数は減っていくということになります。 現在、我が国では、財政再建という形でなるべく支出を少なくしょうということで、
○渡辺孝男君 私もそのような感じを受けておりまして、この案をもとにまずもうちょっと細部にわたって詰めてみると、みんな理想的ないろいろお話があると思います。 例えば、スタッフの件でどれくらい必要かと、前の参考文献でいただいた中では、スタッフは少なくとも数十人、それから苦情の数、処理の仕方によっては二百名程度が必要であるというふうな話も出ていまして、それぐらいの規模が果たして確保できるのかどうか。そうすれば
○渡辺孝男君 厚生省としましても、昨年の十月二十八日に言語及び聴覚に障害を持つ者に対して訓練等の業務を行う者、いわゆるSTに関する懇談会を設置し、日本言語聴覚療法士協会や日本聴能言語士協会からのヒアリングや有識者による検討を続けていると聞いております。 そこで、厚生省の担当の方にお伺いします。 この懇談会での検討の進捗状況と論点の概要をお聞かせいただきたいと思います。
○渡辺孝男君 かなり必要数に対して現在働いて おられる方が少ないということであると思います。 次に、言語聴覚療法士にとっても困った事態があります。それは言語聴覚療法士の資格認定がまだ法制化されておらない点であります。 既に言語聴覚療法士としての教育カリキュラムは医療、福祉、教育の各分野でできておるわけでございます。医療の現場に関して言いますと、関連分野の医学会が協力して医療言語聴覚療法士の養成施設
○渡辺孝男君 平成会の渡辺孝男です。私は、言語聴覚療法士について質問したいと思います。 最近、手話を理解し、勉強しようとする人がふえております。テレビや講演会でも手話通訳がなされる場面がふえてまいりました。大変すばらしいことだと感じております。 言語及び聴覚に障害を持つ方々は日本全国で六百万人以上おられ、その中で検査や治療、それから訓練を必要とされる方々が約二百万人に及ぶと試算されております。その
○渡辺孝男君 一九八七年ごろの論文で硬膜移植によるクロイツフェルト・ヤコブ病が疑われるというような報告がなされまして、それ以後のヒト硬膜製品はアルカリ処理がなされるようになりました。 それで、厚生省の担当の方にちょっとお聞きしたいんですけれども、そのアルカリ処理がなされた人の硬膜というのは安全性は十分確認されているんでしょうか。
○渡辺孝男君 文献では、私も確認はしていないんですが、外国でもそういう同一提供者からの複数発症例というものは確認されてはおらないようでありますか。
○渡辺孝男君 平成会の渡辺孝男です。 今回はプリオン病、いわゆる狂牛病に関連した質問をさせていただきたいと思います。 狂牛病に関連しまして、類似の人の病気であります致死的痴呆性疾患でありますクロイツフェルト・ヤコブ病が注目されまして、厚生省では昨年の五月二日に緊急調査班を発足させまして、クロイツフェルト・ヤコブ病に関して緊急の全国調査を行っております。 昨年の七月三十一日に第一次調査の結果がまとまり
○渡辺孝男君 私も初めて今回から参加させていただいておるんですけれども、ちょっと文献を見させていただいたんですが、国会オンブズマン方式と参議院のオンブズマン方式と参議院の今までの委員会スタイルで改革してやっていきましようという、大きく三つ考えられるということですけれども、今までの委員会スタイルとか既存の方法ではやはり限界があるということを皆国民も知っているし、やはり何か新しい形をつくらないことには国民