1957-02-19 第26回国会 衆議院 大蔵委員会 第5号
○横錢委員 今補助金に対する考え方を聞いておると、あまりこまかい補助金は、地方の方でもかえって赤字を出す理由にもなるというふうな見解を自治庁は持っておるというのであるけれども、しかしそれならば、そういうこまかい補助金なんかをきめる一番の根源というものは、一体だれがやっておるのか。これは、おそらく政府の方でこれを行なって新しく作るこの法律に基いて、国の補助金を何分の一にするとか、こういうふうなことをきめて
○横錢委員 今補助金に対する考え方を聞いておると、あまりこまかい補助金は、地方の方でもかえって赤字を出す理由にもなるというふうな見解を自治庁は持っておるというのであるけれども、しかしそれならば、そういうこまかい補助金なんかをきめる一番の根源というものは、一体だれがやっておるのか。これは、おそらく政府の方でこれを行なって新しく作るこの法律に基いて、国の補助金を何分の一にするとか、こういうふうなことをきめて
○横錢委員 今日の財政は、国家の財政と地方の財政とが、補助金とか、あるいは分担金とか、あるいはまたいろいろな交付税とか、こういうふうな関係によって、不可分、一体化されておると思うのです。従って、一方的に政府の方が押えるとか、あるいはまた地方の方でやらないとかいうふうなことがもし行われたならば、穏当を欠くことになるであろう、こういうふうに考え、るわけですが、この特例を出す場合においては、地方の方と十分
○横錢委員 補助金等の臨時特例に関しては、昨年も一年間の延長を行なったわけです。昨年の場合においても、われわれとしては、この特例を出して押えることは地方行政に対して影響するところが大である、従ってこの延長は行うべきでない、こういうふうな意味から、本委員会においてもこれに応対いたしたわけでありますが、さらにまたこれを一年間延長しよう。その一部には国立公園法と、一点だけ除かれたものもありますが、これをさらにまた
○横錢委員長代理 次に、昭和二十八年度から昭和三十一年度までの各年度における国債整理基金に充てるべき資金の繰入の特例に関する法律の一部を改正する法律案、日本国有鉄道に対する政府貸付金の償還期限の延期に関する法律の一部を改正する法律案、食糧管理特別会計法の一部を改正する法律案、補助金等の臨時特例等に関する法律の一部を改正する法律案、及び産業投資特別会計法の一部を改正する法律案の五法律案を一括議題として
○横錢委員長代理 これにて提案理由の説明は終わりました。これら三法律案に対する質疑は後日に譲ります。 —————————————
○横錢委員 相互銀行の中にも、すでに預金量は百億をはるかにこえておって、地方銀行のそれに比較して遜色ないどころかはるかにまさっておるというところもたくさん出てきておる。にもかかわらず、まだこの上に相互という名がつくだけでもって、何らかこれは別個の金融機関、毛並みのいい金融機関ではないというような妙な考え方があって、この考え方が一貫をして、日銀の取引を拒む、あるいは国庫の歳入代理店を行うことを拒んでおる
○横錢委員 池田さんが大臣のときに昇格させた信金並びに相銀についての見解を承わったわけですが、まさにこういう民商の金融機関が資金昂を増大する、健全な経営をして信用を高めていく、こういうことは非常に大事なことなんだと思うのですが、ただこれに対して、単にそれを作ったままで、自然にこの信用を付与していく、あるいはまた資金量をふやしていくということも無理ではなかろうかと思うのです。この六年町における政府のこれに
○横錢委員 先ほど春日委員から、中小企業の金融について論ぜられたわけですが、論じ残された点について、若干伺いたいと思うのです。中小企業の金融の問題は、一つには利子の引き下げであり、もう一つは資金量の増大である、このことが言われたわけですが、これを一体どういう形で増大するか。中小企業金融公庫とか、あるいは国民金融公庫とか、こういう政府機関によって増大する道と、それからもう一つには、民間の信用金市、あるいは
○横錢分科員 今示されたこれらのキロ数によりまして見るときに、五年間で一級国道が全部舗装される、こういうような計画でございますか。
○横錢分科員 国道には一級と二級との区分がありますが、この一級国道の延長キロ数、二級国道の延長キロ数並びにこれに舗装されているキロ数、されていないキロ数一さらにはまた、二級国道は各府県との費用負担もしておると思うのですが、この費用分担の率についても一応お伺いいたしたいと思います。
○横錢分科員 国道の整備計画について若干お伺いしたいと思います。 これによりますと、二十九年度以降の五カ年計画によって国道を大体整備される、こういうふうに見られるのでありますが、しかしながら、これを予算面から見ました場合には、道路に費されている費用がわずかに四百五十八億でありまして、また、われわれが現実に見ております国道のひどいありさまというものは、これをもって果して計画通り整備が届くものかどうかはなはだ
○横錢委員 今御説明のあった預金者保護に対する諸制度の検討というものは、今度事件の起った問題にかんがみてもこれは当然やらなければならない問題である、こういうふうに見られるわけであります。しかしただこれでそれならば十分かというならば、これではまだ十分ではない。特に今日の一般銀行は、もうすでに内容、組織が充実して、政府や日銀等のてこ入れがなくとも十分に一本立ちのできる態勢ができ上ってきておる。しかしながら
○横錢委員 預金者保護の対策の重点は一体どういうふうなところに立てられているのですか。特にこの問題では、中小企業の金融機関と日銀との結びつきというようなことについては検討されておるかどうか、この点についてお伺いしたい。
○横錢委員 銀行局長に質問をいたします。前の国会で発足をしたところの金融制度調査会は、その後どういうふうな経過をたどっておりますか、この際伺っておきたいと思います。
○横錢委員 今金利の高いことが企業として成り立たない、それから生活として成り立たない、こういうふうな点についての質問に対して答弁がないのですが、これらに対してはいかがですか。
○横錢委員 今回の事例にかんがみて、新しく欠陥を補う立法措置ということに対しては、大体私どもの考えておるのと同じ方向なので、こういうふうなものが出てくるならば、現在の欠陥がある程度補えるのではないか、こういうふうに思うのです。ただ依然として欠陥のあるのば、一般銀行に対する場合と、相銀やそれから信金に対する場合とでは、大蔵省として差別待遇をする。従ってこれらの問題の処理にも、たとえば一般銀行が破綻を来
○横錢委員 今奧村委員から第一相互の問題について詳しく質問が行われたわけですが、常盤相互に続いて第一相互の問題が起って、この問題の処理をどういう方法で再建の軌道に乗せるか、このことを考えたときには、今大蔵省のとった態度以外には、おそらく再建の方法はないだろう、こういうふうに私は考えておるのであります。従ってその法的な解釈や、あるいはまたその他の点については若干の問題はあるかもしれないが、現行法のもとにおいては
○横錢委員 それならば御質問しますが、会社側の方では人員過剰だというふうに言われておるが、この数カ月の間に新しい人員を相当数雇い入れております。これはこの前から、争議発生以後についても相当数の人員を、私の知っている限りでも雇い入れておる。人員が過剰だといって首切りをされておるのに、実際には相当臨時雇いというような、あるいは局長付というようないろいろな名前をつけられて人員を雇っておる。人員過剰ということにもかかわらず
○横錢委員 今の須田参考人の意見は非常におかしいと思うのです。私の聞いたことについては、今まで私ずっと聞いておったが、お答えになっておらぬ。私の聞いておるのは、人員整理のほかに他の合理化案を組合側に示したかどうか。これをやるならば会社の企業再建は可能である、そういうような点が人員整理である。その他にどこをどうするという問題について、人員整理のほかに何かお話をされたかどうか、こういうふうに聞いておる。
○横錢委員 大へん時間がおそくなりましたので、重複を避けまして簡単に御質問を申し上げておきます。なおその前に、きょう大へんおそくなったのにもかかわらず、長時間御質疑に応じていて下さる参考人の方々に対して敬意を表しておきたいと存じます。今までに明らかにされましたほかの二、三について質問したいと思うのですが、まず会社側の須田参考人に御質問いたします。 この争議の発生しました理由については、ストライキと
○横錢委員 今の点わかりました。さらにアメリカの軍政部の方からどういうふうな回答、あるいはまたどういうふうな気持を持っておるか、この点については触れられたことはありましたか。
○横錢委員 今比嘉代表から沖縄の実情並びに要望されております点について承わったのでありますが、今われわれに対して訴えられましたこういう問題は、沖縄の米軍あるいは日本側の政府というような面に対しては、どういうふうな陳情の方法をやっておられますか。またこれに対する答弁あるいは現状、こういう点はどうであるか、この点を承わりたい。
○横錢委員 税源の把握の形から見ても、九、六、四という言葉が行われておる。そして非常に正確に、税源を押しているものと、非常に不正確な把握の上に立って課税をしておるものとがあるわけです。そういうふうな観点から見たときに、給与所得に対してはきわめて正確な税源把握をしておる。中小企業あるいは農業所得、これらの面に対しては、課税の対象が比較的不正確である、こういうふうなことがいわれておると思うのです。こういうふうな
○横錢委員 現行の税制上いろいろな形での欠陥が指摘されていると思うのです。しかも現行の税制は、すでに実施をしましてから五、六年たって、大体今の国税、地方税、またその両者の関係、おのおのの持っている税の欠陥、こういうふうな点については、いろいろな角度からの検討ができている、こういうふうに思います。たとえばこの間大蔵委員会として東北地方を回ってみましたが、ここで見えることは、現在の地方税の中でも、固定資産税
○横錢委員 大臣に御質問いたします。来年度の予算編成が迫っていると思うのでありますが、予算編成の中には、自民党が年来唱えてきたところの大減税の政策というものが出るのではないか、こういうふうにも考えますし、かつまた現行の税制の上には、非常な欠陥があります。従ってこの予算編成を前にして、どういうふうな税制改革についての考え方を持っているか、これをお聞きしたいのであります。今までの質同等に対しましても、あまり
○横錢委員 従来のやり方は、大蔵省が行けば翌年は日銀がやる、こういうようなことで交互に行われておって、その間に大体支障がなかった。今回北海道、東北の方を回って参りましたところ、大蔵省がやったそのあとすぐに日銀が来る。その間に一、二ヵ月しかたっていない。そのために受ける方では大へんな時間がかかって、しかも費用がかかる。おそらくその報告を聞けば十分だと思うのですが、そのあとにすぐ日銀が来る、こういうようなことでは
○横錢委員 関連して一点だけ伺いますが、現在銀行に対する監査を実施する場合に、大蔵省の監査と、それから日銀の監査との間に連絡がとれておるかとれていないか、この点について伺います。
○横錢委員 それでは、続いて最近の金融界の中に話題を投じています第一相互の問題、これは当局としてはどういうふうに見ておられるか、その点について一つ御説明をいただきたい。
○横錢委員 六月においては、前年度の十倍にも達するような貸し出しが行われたということが大きく取り上げられておるわけですが、ただこの問題は、従来銀行の金が余ってきたということがいわれておったのであります。従ってこの余ってきた金を、銀行がこういうふうに積極的に動き出したとみるべきであろうと思うのです。従ってこれが他の銀行、あるいはまた中小金融機関、こういうふうなものへの影響をどういうふうに見るべきであるか
○横錢委員 金融の問題について若干御質問いたします。六月において銀行の貸し出しが異常な数字に達したということが、新聞に報道されておるわけでありますが、その原因となったもの、あるいはまたこれをどういうふうに見ておられるか、この点について一つ御説明をいただきたいと思います。
○横錢委員 今これで三カ年にわたるところの製造計画がわかったわけです、が、これを見ると、本年度の新化は、数量が著しく落ちておる。これに対していこいはどの程度ですか。
○横錢委員 今の御説明だと、国内におけるこれらの原料の不足から、こういうような状況を来たしておるというような御説明なんですが、ちまたの声としては、要するに高い品を売って専売利益を上げようとしておる当局の考え方ではないか、従って新生を買おうとする者に対していこいを押しつける、こういう官僚的な意図からこれが出されておるのであるということが、これはぬぐい得ないところの疑義となって出ておる、こういうふうに思
○横錢委員 専売行政について若干お伺いいたしたいのですが、四月からいこい等のたばこが発売されてから、新生あるいはバット、こういうような下級たばこの品不足という声がちまたに出ておる。このことはおそらく専売局においても御存じのことと思うのでありますが、この間の事情について、少しくお承わりいたしたいと思います。
○横錢委員 その点で、たとえば優秀な成績で物品を管理したというような場合に対してこれに対する奨励の方法等については講じてあるかどうか。あるいはまた日本の教育の中には、公共物を尊重するという精神が欠けておるのではないか、こういうふうに考えておるのであります。従って、このために、公共物に対する日本人の観念の非常な稀薄が、こういうふうな法案を出してきておる理由の一つにもなっておると思うのですが、こういう面
○横錢委員 今回ようやくやったというのは、その点非常に怠慢があったのではないか、こういりふうに考えるのです。そこで、今石山委員からも質問されておったが、要するに物品管理の成功、不成功という点は、一つにはこれに当る者に物品を尊重するという精神革命ができておるか、できていないかということに私は原因があると思う。 もう一つには、直接の責任がとれるかどうか。物品管町上に対してきわめて間接的な主任、あるいはまた
○横錢委員 物品管理法案の資料に出ておるわけですが、これは明治二十二年制定のものが古過ぎるから改めたい、こういう趣意だと思うのでありますが、しからば二十二年というならば、これは日清戦争前ですね。これはきわめて古い時代のものが今まで通用しておったということ自体に多大の疑問をもつのですが、こういう点については、現在までその疑問を持たれなかったのかどうか。
○横錢委員 納税貯蓄組合法がありまして、そうして納税組合が納税貯金をする場合には、金融機関はこれを拒否できないようになつている。また現実に利子も一分だと思いましたが、高く取り扱うことになっておる。そこで納税貯金を持ってこられた場合、金融機関というものは非常に損をするわけです。これはサービス業務に属しまして、実際にやっておると手間だけがかかつて損になる。そこで、これがもし歳入代理店の道が開けておるならば
○横錢委員 普通銀行は、今日金が余ってきたといわれておるわけです。この金の余ってきた原因には、日銀が戦後十年間これを育成し、協力をし、援助をし、いろいろな形で行なつた結果が、今日の大をなしてきたのだと思う。銀行において日銀との取引がある、あるいは歳入代理店をしておる、こういうふうな点は、対外的な非常な信用でありまして、このためにまた大をなす道ができたと思うのであります。 そこで、今日普通銀行に金が
○横錢委員 日銀総裁に、若干お伺いをいたしたいと思います。大へんお忙しいところをわざわざ御出席いただきまして、ありがとうございました。今度の金融制度調査会設置法案の全般的な問題について伺うつもりでしたが、時間を制約されておりますので、主として金融機関の維持育成について御所見を一つ承わりたい、かように存じます。 そこで、先般来大蔵大臣に対して、現在の日本銀行を中心として、日本の金融機関を公平に維持育成
○横錢委員 政府のとっている金融機関の対策が平等でない、片方に対しては厚い手当をし、片方に対しては薄い手当をしている、そういうようなところがあるために、平等に健全に育たない、この点に関してはどうか。
○横錢委員 大臣は健全に育てたい、こういう御答弁でございますが、そうすると、健全に育たないところの理由が政府にある、大蔵大臣の考え方にある、こういう点があった場合、これをどういうふうに処理をされるか。
○横錢委員 大臣に伺います。現在の金融機関の重立ったものは、大蔵大臣の免許になっているわけでありますが、この免許になっている金融機関を、大臣としてはいずれも健全に育てたいと考えているかどうか、この点伺いたいと思います。
○横錢委員 答弁がどうも中心をはずれておるのですが、敗戦責任をここで向うということを言うておるわけではなく、敗戦という思いがけない事態のために、一銀行が清算を命ぜられ、その結果というものは、かかって株主に犠牲がかぶさつてきておる、この状態は正常ではないではないか、こういうことを問うておるわけです。これがもしも普通の状態において破産を命じたり、あるいは業務下振に陥つたというのであるならば、これは全責任
○横錢委員 株主にこの場合における責任がないということは、今の答弁でわかったわけですが、これは当然そうであろうと思うのです。こういうような考え方でおるのであったならば、今後外地においての経営ということは、日本では成り立たぬと私は思うのです。日本が、もしも内地のみならず、外地の関係ができて、それらの方面にいろいろ国策をやる場合に、これらの運営が政府に責任があるにもかかわらず、これらがすべて本人たちの責任
○横錢委員 前日に引き続いて若干御質問いたしたいと思います。殖産銀行の業務の場合は、当時朝鮮総督令においてその設立が認められ、運営が行われた、こういうふうにごく特殊な立場に立っておるものであるが、設立の場合には、日本が朝鮮の経営、朝鮮の産業開発、こういうような特殊な任務について、どうしても殖銀のようなものを作らなければいかぬという観点からこの銀行の経営を許した。従ってそれに基いて経営が行われたが、今度
○横錢委員 私有財産尊重の考え方で交渉を進めるという外務省の態度は、これでわかったわけですが、その場合に韓国の方では、この考え方をそういうふうには必ずしも考えていないように伝わるのです。というのは、当時において処理された問題は、米軍が日本人から没収して、これを韓国の方に渡したものである。従ってこれらの財産に対しては交渉の余地なし、こういうふうにも聞いておれば、あるいはまた日本人の営業しておった事業が
○横錢委員 日韓会談が希望が持たれる段階に来たということは、日本にとっても韓国にとってもきわめて幸いなことだと考えておる。そこでこの日韓会談が開催されるならば、当然ここには各種の問題がかかってくると思うのであります。今答弁されたところの漁夫抑留者の問題であるとか、あるいは大村収容所の問題であるとか、あるいは李承晩ラインもそうであろうと思うのでありますが、問題は、これは大体戦後に発生しておる問題だと思
○横錢委員 先般閉鎖機関の問題に関係して、朝鮮における私有財産の取扱いについて、外務省の所信をただしました。このときの答弁はあまり明確でございません。ところが最近の新聞によりますと、先日アメリカのダレス長官が来日をしまして、 〔委員長退席、石村委員長代理着席〕 そのときに朝鮮の方では、ダレス長官を通じて、日本と日韓会談の交渉をとりなしてもらうようにということを頼んだということが出ておりました
○横錢重吉君 ただいま議題となりました補助金等の臨時特例等に関する法律の一部を改正する法律案について、私は日本社会党を代表して反対の意見を表明するものであります。(拍手) 以下、私は、本法案に対する反対の理由を申し述べます。 第一に、政府は、補助金等の金額、また、その予算総額に対する割合が逐次増大し、ために予算規模を年々膨張せしめる一因をなしていることを、補助金等の整理の有力な理由といたしております
○横錢委員 現在出している中で、性病関係、精神衛生関係、児童福祉法関係というようなもの等も補助金で扱っておりますが、これはやはり国の固有の仕事ではなく、府県の仕事であるという考え方ですか。
○横錢委員 そうすると補助金を出す場合は、国固有の仕事ではなく、府県等が主体となってやる事業で、この場合に国の方としては補助金として出す、その実施主体は府県である、こういう考え方で出しておられるわけですか。
○横錢委員 補助金等の臨時特例の法律改正に当って、一、二点伺いたいと思います。国の財政の中から相当の部分をさいて補助金という制度で出しておられますが、これはどういう考え方の上に立って出しているか、まず最初にこれを伺います。
○横錢委員 私の聞いておるのは、この価格を日本とビルマとの間できめるという点も一つあると思います。それからまた、国内で商品を買い上げる場合もありますね。この価格は、一体どういう価格で買い上げるかということです。市場価格で買い上げるのか、あるいは当局の方で価値というものを認定した上で、価格をきめて買い上げるのか、この点はいかがですか。
○横錢委員 前日に続きまして、賠償問題その他についてお伺いをいたしたいと思います。今ビルマとの賠償が終結し、新たにまたフィリピンとの賠償が緒につこうといたしておるわけであります。これらの問題に関しまして、賠償物の国内からの買い上げの方法、あるいは種類、あるいは価額、こういうような点はどういうふうに実施されておるのか、あるいはまた実施しようとしておるのか、この点について一つお伺いいたします。