1954-03-04 第19回国会 参議院 大蔵委員会 第13号
○政府委員(植木庚子郎君) 只今議題となりました国税徴収法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由を御説明申上げます。 先ず、最近における国税徴収の現況に鑑み、納税の便宜を図るため、収税官吏が納税者から歳入の納付に使用できる証券以外の有価証券で取立の確実なものによる納税の委託を受けることができる制度を設けることとしているのであります。このほか、税関において徴収することとなつている輸入品に対する
○政府委員(植木庚子郎君) 只今議題となりました国税徴収法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由を御説明申上げます。 先ず、最近における国税徴収の現況に鑑み、納税の便宜を図るため、収税官吏が納税者から歳入の納付に使用できる証券以外の有価証券で取立の確実なものによる納税の委託を受けることができる制度を設けることとしているのであります。このほか、税関において徴収することとなつている輸入品に対する
○政府委員(植木庚子郎君) 只今議題となりました外国為替銀行法案につきまして提案の理由を御説明申上げます。 この法案は、外国為替取引及び貿易金融の円滑を図るため、外国為替銀行の制度を確立し、その業務の公共性に鑑み監督の適正を期すると共に、金融制度の整備改善に資することを目的として所要の規定を整えようとするものであります。 申すまでもなく、貿易依存度の高い我が国経済の自立と発展を期するには、外国為替取引及
○植木政府委員 井上委員のお考え、少し誤解をしておられるようでございまして、分散度を加味しまして五百五十三円というものを、すべての供出農家に対して支払おう、そのうち内金として五百円が払つてありますから、あとの五十三円、これをラウンド・アップして五十五円をやはりすべての農家に対して支払う、こういうことに相なつております。
○植木政府委員 先ほど申し上げましたように、減収加算額を二十八年産米にどれくらい附加すればいいかということにつきましては、当時米価審議会等でもいろいろ論議が行われたのであります。ただいまも仰せの通り、米については豊凶係数、豊凶加減の原則が明らかに法律には出ておりません。そこで当時の考え方といたしましては、当時における作況その他からかんがみまして、かりに麦と同じような——麦は法律できまつておりますから
○植木政府委員 減収加算の金額は、今仰せのように、一種の政治的米価に類するものではないかという意味の御意見もございましたが、ある意味においては、減収加算というものは、非常に政治的な性質を帯びているものということに私も同感であります。しかしながら、その減収加算額を出すことがいいか悪いかという問題につきましては、一体米の生産量が非常に少くて、そのために供給量が需要に対して足りないという大原則がそこに行われて
○植木政府委員 ただいま井上委員の御指摘になりました、食糧管理特別会計でもつて農産物価格安定のための操作を同じにやつているのはまずくないかということでございますが、純理論から申しますと、まさにお説の通りだと私も考えます。しかしながら今までのいろいろの経過にかんがみまして、食糧に関連があるというので、先ほど平野政務次官もお答えになりましたように、便宜的な考えで、切りぼしいもとか、あるいは菜種、飼料というようなものについての
○植木政府委員 ただいま議題に相なりました国税徴収法の一部を改正する法律案外四法律案につきまして、提案の理由を説明申し上げます。 まず第一に国税徴収法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。 まず最近における国税徴収の現況にかんがみ、納税の便宜をはかるため、収税官吏が納税者から歳入の納付に使用できる証券以外の有価証券で取立ての確実なものによる納税の委託を受けることができる
○政府委員(植木庚子郎君) 只今議題となりました関税法案につきまして、提出の理由を御説明申上げます。 この法律案は、内外の諸情勢の推移に即応して、関税法を近代的法制の線に沿つた行政法規とし、関税の賦課及び徴収に関する規定を整備するとともに、税関手続の簡素化及び保税制度の活用を図り、貿易の振興に資する等のため、関税法の全部を改正しようとするものであります。 以下、その大要について申し述べます。
○政府委員(植木庚子郎君) 只今議題となりました昭和二十七年度国有財産増減及び現在額総計算書並びに国有財産無償貸付状況総計算書について、その大要を御説明いたします。 先ず、昭和二十七年度国有財産増減及び現在額総計算書の内容について御説明申上げます。 昭和二十七年度中に増加しました国有財産は行政財産六百三十六億四千四百三十九万月余、普通財産千七百五十四億九千四百八十七万円余で、総額二千三百九十一億三千九百二十六万円余
○政府委員(植木庚子郎君) 昭和二十七年度一般会計歳入歳出決算、同特別会計歳入歳出決算及び同政府関係機関決算報告書を、会計検査院の検査報告と共に本国会に提出いたしましたので、その大要を御説明申し上げます。 昭和二十七年度の予算の執行につきましては、予算編成の趣旨に従い、且つその目的の実現に鋭意努力いたしますと共に、その経理につきましても、厳正且つ公平な執行に意を用いたのであります。 これがため諸般
○政府委員(植木庚子郎君) 只今議題になりましたしやし繊維品の課税に関する法律案について、提案の理由を説明いたします。 政府は先に租税負担の調整及び資本蓄積の促進を図るため、所得税、法人税等の間接税について、その軽減合理化を図ることとし、これに伴い間接税については或る程度の増徴を行い、合せてしやし的消費の抑制を図ることとしているのであります。併し、現行の間接税の増徴だけではその増収額におのずから限界
○植木政府委員 今日に至つてようやく対策としての法律制定をお願いしておる。非常な年月を要したということは不手ぎわだつたか、あるいはやむを得なかつたかという御質問でございますが、批評の仕方によつては不手ぎわであるという御批評をこうむることもやむを得ないものと思います。しかし大蔵当局といたしましては、先ほども申し上げますように、今日までこの結論に達し得なかつた、長日月を要したということについては、ほんとうにその
○植木政府委員 匿名組合式の利殖機関であるところの保全経済会の問題でありますとか、あるいは株主相互金融の問題につきましての取締り法規を今日まで制定することが遅れておつたのは、大蔵当局の責任ではないかという御質問のように承ります。先ほど来河野政府委員が申し上げております通り、一体この問題は金融行政のわく内において取締るべきものであるかどうかという問題についての大蔵省当局の見解が容易に定め得ないほど、この
○植木政府委員 説明に入ります前に、ただいまの委員長のお言葉並びに淺香委員のお言葉に対しまして、一言おわびを申し上げます。よんどころなき公用のために遅刻をいたしまして、はなはだ申訳ございません。明日から努めて皆様のお言葉に従うようにいたしたいと存じます。 ただいま議題となりました揮発油税法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。 政府は、昭和二十九年度予算に関連して税制
○植木政府委員 大蔵当局といたしましては、もちろん今日の政局の推移も頭に入れつつ、しかも来年度の財政経済の運営上必要な分についてはぜひとも御審議をお願いして、そして早くその成立を期したいと考えておる次第であります。
○植木政府委員 今国会に大蔵省所管の関係で提出見込みの法律案は、かつてその件名その他について申し上げたことがあるかと思いますが、せつかく審査その他調査を急ぎましてお出ししておるのでありますが、なお若干出ておらない分がございます。この点はなはだ申訳なく存じておるのでありますが、関係の向きとの調整その他協議に若干ひまどつております点がございますので、今日以後なるべく早くすべて提出する運びにしたいと思つております
○植木政府委員 ただいま議題と相なりました国民金融公庫法の一部を改正する法律案外五法案につきまして、提案の理由を申し上げます。 まず国民金融公庫法の一部を改正する法律案について説明申し上げます。国民金融公庫は、昭和二十四年六月に資本金十三億円をもつて発足して以来、数回にわたる増資と、資金運用部資金の導入によりまして、昭和二十八年十二月末までに累計約六百四十億円に達する貸付を行い、国民大衆の資金需要
○植木政府委員 井上さんの御親切な御忠告よく承ります。よく研究いたします。しかしながらただいまのお話の、たとえば石炭の問題が、もつぱら油の輸入関税を軽減しておる、そのために起つておるような御指摘もございましたが、必ずしもそれだけが原因で現在日本内地の石炭が滞貨の山をはなしておるというようなことになつておるばかりではないと思います。もつとも民間の各種の産業において、石炭に対する需要と油に対する需要と、
○植木政府委員 ガソリンの問題につきましては、現在わが国におきましてのガソリンの消費の状況を考えてみますと、これにはやはり相当むだな消費の仕方もされておると思います。しかしこの問題は、やはり交通その他自動車用、産業用といたしましてぜひとも必要なものであり、なるべく現在の制度によつて進んで参りたい、かように思つております。 砂糖の問題につきましては、今回間接税全般にわたつていろいろ検討しました結果、
○植木政府委員 ただいまの御質問、途中から承りましたので、あるいは間違つておるかもしれませんが、一応お答え申し上げます。砂糖の輸入の問題につきまして、現在のように自由放任にしておくよりも、政府が統制して、一手に輸入して、そうしてこれをしかるべき会社に売り渡した方がよくはないかという御質問のように承りました。やはり一つの御見解かと考えますが、政府といたしましては、ただいまのところこれを政府の手によつて
○政府委員(植木庚子郎君) 今回のこの日本銀行券預入令等を廃止する法律案に関連いたしまして、在外公館借入金の支払などとの関係も十分考慮しておるかという御質問でございますが、両案はそれぞれその考え方の出発点においては異なつておるところがございますが、併し何と申しましても両者の間における釣合というものは常に頭に置いて立案しなければならない、こういう態度に出ておるのであります。従いまして、今度のこの法律案
○政府委員(植木庚子郎君) 只今議題となりました昭和二十八年度の風水害及び冷害による被害農家等に対して米麦を特別価格で売り渡したことにより食糧管理特別会計に生ずる損失を補てんするための一般会計からする繰入金に関する法律案ほか四法律案につきまして提案の理由を申上げます。 先ず昭和二十八年の風水害及び冷害による被害農家等に対して米麦を特別価格で売り渡したことにより食糧管理特別会計に生ずる損失を補てんするための
○政府委員(植木庚子郎君) 只今議題となりました日本銀行券預入令等を廃止する法律案につきまして、提案の理由を御説明申上げます。この法律案は、さきに終戦直後の経済の緊急事態に対処するため制定されました日本銀行券預入令を関係法令と共に廃止し、併せて所要の経過措置を規定いたそうとするものであります。 同令は、御承知のように昭和二十一年三月二日以前に流通していた旧日本銀行券の強制通用力を失わせると共に、これをすべて
○植木政府委員 政府当局といたしましては、今回の税制改正案を立案するにあたりまして、入場税も遊興飲食税も、これを国税に移管することが適切なりと考えておつたのであります。しかしその計画をだんだんと具体化しまする際にあたりまして、諸般の情勢、ことに輿論の趨向等を考えてみますと、まだ時期が熟しておらない。この際二十九年度としては、一回見送つて行こう、かような考えのもとに思いとどまつたのであります。両税とも
○植木政府委員 電力料金の値上げの問題につきましては、なるべくこれを避けて行きたい、あるいは値上げをしない方が、当然国民大衆にかかる負担も少いし、ぜひともそうありたいものだという前提での御質問であろうかと考えます。われわれ政府当局といたしましても、電力料金の値上げにつきましては、関係電力会社の内容その他十分に説明を聞きまして、何とかしてこれを避けて行きたい。近い将来に電力料金を引上げることはなるべく
○植木政府委員 ただいま議題となりました物品税法の一部を改正する法律案及び入場税法案について、提案の理由を説明いたします。 政府は、さきに所得税法の一部を改正する法律案外七法律案を提出いたしまして御審議を願つているのでありますが、今次の税制改正の一環をなすものといたしまして、ここに物品税法の一部を改正する法律案及び入場税法案を提出した次第であります。 以下順次この二法律案について、その大要を申し
○政府委員(植木庚子郎君) 只今議題となりました開拓者資金融通特別会計において貸付金の財源に充てるための一般会計からする繰入金に関する法律案につきまして、その提案の理由を御説明申上げます。 開拓者資金融通法により開拓者に対し貸し付ける資金の歳入歳出につきましては、開拓者資金融通特別会計を設けて経理いたしており、同特別会計法におきましては、開拓者に対する貸付金の財源は、同会計の負担による公債の発行又
○政府委員(植木庚子郎君) 只今議題となりました国有財産法第十三条第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件につきまして、その提案の理由を御説明申上げます。 御承知のとおり現在皇室用財産として管理している正倉院宝庫においては、千二百余年に亘つて貴重な宝物が保存されてきたのでありますが、ここに収蔵してある宝物を更に、永久、且つ、完全に保存するためには、完全な管理のもとに修理を施す必要がありますが、現在完備
○植木政府委員 工業用塩につきましては、古い沿革を申しますと、いわゆる業者が自己輸入をいたしまして、そうして専売当局としては、これて付して専売でありますから手続その他において十分監督をして行く、こういう建前が従来の工業用塩の取扱いだつたのであります。その沿革が戦時中からかわりまして、いわゆる工業用塩も政府が一括輸入いたして、そうしてこれを業者に払下げるといいますか、売り渡すようになりましたが、そうした
○植木政府委員 外国産塩がそのまま食料用塩に役立つかどうかという第一の御質問でございますが、この点は、外国における産地の状況によりましては、若干そのまま使えるものがないでもございませんが、しかし内地の一般食料用塩に比べますと、品質その他におきまして、そのままただちに食料用に使うことは非常に困難であります。かつて戦時中に塩に非常に困りましたときに、粉砕をいたしまして、それでもつて間に合せておつた時代もございますが
○植木政府委員 ただいまの春日委員のお説、一応ごもつともの点もたくさんございます。私かつて専売局長官をいたしておりましたので、こうした塩の価格のきめ方についても、当時のことは一応知つておるつもりであります。仰せのように外国塩を安く輸入して、それでもつて国内産の塩との間で適当な価格調整ができないかという問題ももちろん考えたこともございます。しかしながら当時以来常に専売公社が大体方針として持つておりますところは
○植木政府委員 一応ごもつともな御質問でございますが、ただいま提案いたしました八法律案と、今参考に御説明申しました他の増減税法案とは密接な関係もございますので、この際八法律案の御審議の際に、近く提出することになつております分の大要をもあわせて御説明申した方が御参考になろう、こう思つて御説明申した次第でございます。各法律案の提出時期につきましては、目下法文の整備に鋭意急いでおりますから、一日も早く提出
○植木政府委員 ただいま議題となりました所得税法の一部を改正する法律案外七法律茶について、提案の理由を説明いたします。 政府は、過去数回にわたつて減税を行い、国民負担の軽減に努めて来たのでありますが、国民の租税負担の現状はなお相当重いと認められますので、情勢の許す限りさらにその軽減をはかることが望ましいのでありますが、現下の財政及び経済の情勢にかんがみるときは、この際消費意欲を刺戟し、また歳入総額
○植木政府委員 ただいま議題となりました緊要物資輸入基金特別会計法等を廃止する法律案の提案の理由を御説明申し上げます。 この特別会計は、緊要物資の取得及び売払いのため、昭和二十六年一般会計より二十五億円を受入れ発足したのでありますが、その後これら物資の需給も著しく緩和いたして参りましたので、昭和二十八年度限りこの会計を廃止し、その資産のうち現金を産業投資特別会計に、その他の資産及び負債を一般会計に
○植木政府委員 資金運用部資金の融資先につきましての調査は、財務局で調べております分につきましては、追つて資料でまた後の機会に御報告さしていただきたいと思います。一般の融資先の監督といいますと語弊がありますが、実際の融資の使用されておる状況の調書ついては、平素いろいろな機会にでき得る限り調査その他取調べ、照会等をやつておる次第であります。
○植木政府委員 有田委員の御発言、まことにごもつともでございます。大蔵省当局といたしましては、ただいま銀行局長からお答え申し上げましたように、こうした事態に立ち至りましたことについて、でき得る限り反省の実をあげて、今後こうした事態が起らないように善処しようというような方針で進んでおる次第であります。御注意、御発言の御趣旨も尊重いたしまして、お話のように政務次官会議でも話題にして善処いたしたいと考えておる
○植木政府委員 ただいま議題となりました製造たばこの定価の決定又は改定に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由を説明いたします。 この法律案は、日本専売公社の製造にかかるたばこの最高価格を定めております価格表のうち、両切紙巻タバコ・ピースの最高価格を十本当り五円引上げて四十円から四十五円に改定することを内容とするものであります。これは、今次の税制改正に応じまして、直接税の軽減
○政府委員(植木庚子郎君) 只今議題となりました資金運用部特別会計法の一部を改正する法律案外一案につきまして提案の理由を御説明申上げます。 従来、政府は暫定措置として資金運用部特別会計の決算上の剰余金については、毎年度予算の定めるところにより、一般会計の歳入に繰入れることができることといたしておりまして、又、郵便貯金特別会計の歳入不足を補填するためには、一般会計から、予算の定めるところにより、郵便貯金特別会計
○植木政府委員 その問題につきましては、どういう方法で改正案を提出して御審議を願いますか、ただいま大蔵省でも研究いたしておりますし、関係省でも研究をいただいておる次第であります。今回の一兆円予算編成に際しまして、既存の法律について改正をしていただかなければならない部分が相当ございます。従つて、そういうところと一緒に扱うか、あるいはただいま御指摘の臨時措置法の中で直すか、あるいはガソリン税の地方譲与に
○植木政府委員 法律に規定しておりますところと違つた意味においての予算の編成の仕方は、はなはだまずいじやないかという御説も、一応はごもつともでございますが、私どもの立場といたしましては、かりにその法律が議員立法にかかるものでありましようと、あるいは過去の政府提出の立法にかかるものでありますとを問わず、財政全般の都合で、どうしてもやりくりがつかぬ、その法律が命ずるところの経費の計上が困難であるという場合
○植木政府委員 ただいまの御質問は、前会皆様の非常なる御熱意によつてできました道路整備に関する財源の臨時措置法の精神についての御質問でございますが、御意見の通り道路の整備につきましては、わが国の現状にかんがみまして、その必要なることは、政府当局としましても、ことに大蔵省当局としても十分熟知はしておるのでございます。しかしながら二十九年度の財政の編成に際しまして諸般の情勢を考えますときに、財源の調整について
○植木政府委員 ただいまの御要求の資料につきましては、なるべく早い機会に御提出申し上げますが、後段の農業共済再保険特別会計関係の資料は、若干時日をよけい要するかと思いますから、あしからず御了承を願いたいと存じます。
○植木政府委員 ただいま議題と相なりました米国対日援助物資等処理特別会計法等を廃止する法律案外三案につきまして提案理由を説明申し上げます。 まず米国対日援助物資等処理特別会計法等を廃止する法律案について御説明申し上げます。この特別会計は、米国対日援助物資等の取得及び処分に関する政府の経理を明確にいたしまするため、昭和二十五年に設置せられたのであります。ところが昭和二十六年七月以降、対日援助が打切られてしまつたのでございます
○政府委員(植木庚子郎君) 只今議題となりました米国対日援助物資等処理特別会計法等を廃止する法律案の提案の理由を御説明申上げます。 この特別会計は、米国対日援助物資等の取得及び処分に関する政府の経理を明確にするため昭和二十五年に設置せられたのでありますが、昭和二十六年七月以降対日援助が打切られましたので、その後未徴収金の回収、残存物資の処分等の清算事務をいたして参りましたが、同物資等の処理もほぼ完了
○植木政府委員 私、本月上旬突然に大蔵政務次官の職を汚すことに相なりました。一昨年秋の初めての当選以来、まだ日も浅く、至つて未熟者でございますが、皆様の御同情、御支援によりまして、その責務を全うしたいと考えておる次第であります。何とぞ今後ともよろしくお願い申し上げます。