1956-05-29 第24回国会 参議院 逓信委員会 第18号
○柏木庫治君 ただいまの御議論の中にもあったわけでありますが、この前の委員会で、八木委員がこれはうわさとして聞いたのだが、株式会社で社長が全責任を負い、そして株主がいろいろ選定して専務というような最も重要なものをきめたものを、圧力で変更させられるということは、会社の運営に非常に支障を来たすので、八木委員はその方のくろうとでありますから、こういうことで漏れ聞くところによると、確実なところは知らないが、
○柏木庫治君 ただいまの御議論の中にもあったわけでありますが、この前の委員会で、八木委員がこれはうわさとして聞いたのだが、株式会社で社長が全責任を負い、そして株主がいろいろ選定して専務というような最も重要なものをきめたものを、圧力で変更させられるということは、会社の運営に非常に支障を来たすので、八木委員はその方のくろうとでありますから、こういうことで漏れ聞くところによると、確実なところは知らないが、
○柏木庫治君 留保。
○柏木庫治君 今の御意見を承わりますと、両方とももっとものようでありますが、実際の問題としては、質権を設定するか、あるいはどういう契約か存じませんが、確かに電話を担保として、しかも貸した方から相当高利でそういうことが実際に行われておることは事実なんでありますから、中小企業のそこまで行っておる人を救済する意味においてこれを採択し、そうしてその筋において、事実行われておるのでありまするから、法律的にそれができるよう
○柏木庫治君 今の政務次官の説明は非常に美しかったですが、その内容について拡大というよりもすでに法律できめられておるものを、みずから三つの方面ですか、削って実際はやっておらないのですが、それで、そうすると、今のさらに地方云々という美しい文句がどういう内容を持つのですか、やるべきことをやらずにおってですね。
○柏木庫治君 政府当局も上げることについて考慮しておるし、それから皆の意見もそういうふうなんですから、これは採択してぜひそういうことを伝達していただくということでよいのではないですかね。今法案を出す出さぬの問題ではないのだから、請願をどうするかという問題なんだから……。
○柏木庫治君 さっき津島委員の質問に総裁からお答えいただいたように、今国会中にその経過報告を承わることができるように……。
○柏木庫治君 よくわかりました。 じゃ、郵政大臣にお尋ねいたしますが、私は最初から実際の私の気持は、資金難の、資金が少しでもほしい電電公社でありますから、株を持つよりも資金化した方がほんとうに電電公社のためにもよいと思うので、実際は法案には反対であったのであります。そうしていろいろ説明を聞きましたが、安定株とかいろいろ申しまして、どうしてもぴんときませなんだ。あなたが初めてのときに、何らとらわれず
○柏木庫治君 梶井総裁にお尋ねいたします。この法案が出まして以来、梶井総裁の質問に対する御答弁を伺って参りますと、一ぺんも不愉快な言葉を聞かずまことに何らとらわれてないすがすがしい御答弁で私は非常に満足をいたしておるのであります。そこで今津島委員の質問に対するお答えもまことに明瞭で全くすがすがしい思いをいたしましたが、これを売却する方法についてはまだどなたも聞いてないようでありますが、先日大蔵省がとりました
○柏木庫治君 電話設備費負担臨時措置法の一部を改正する法律案に賛成をいたします。 私は同僚とはかりまして、さっき八木委員が討論の中におっしゃった、二年ぐらい、それを延ばして三年ぐらいということは、一番望ましいという考えは持って、しかもわれわれの意見はそこにあったのでありますが、諸般の情勢を勘案いたしまして本案に賛成をいたします。実際問題として負担金及び公債を負担することは非常に架設を望む方からいえば
○柏木庫治君 それで私よくわかりましたが、衆議院の委員会で株を売らぬだろうなとこう言うて、売りませんとこう答えたんですね。その法案に出ている以外の株を一体委員会というか、国会議員が売れとか、売らぬとか言うて、公式に……国の外だったら他国の内政に関与するようなものじゃないかと思うのですがね。議員はそういう場合にほかの株まで売るなとか売るんだろうな、そして売らせないとかいうようなことを立ち入ることは議員
○柏木庫治君 今の大臣の説明によりまして、非常に苦しいところをなかなかよくやって下さったというか、およいで下さったというか存じませんが、やられたことに非常に敬意を表しますが、しかしそれは衆議院がそれを売るなと、さわるなというようなことで、それに何らとらわれないのに、大蔵省がそう答えたのでしょうか。またもしそう答えたとすれば、大蔵省がこのすみやかに売れという法律があるのに、そういう答えをするということが
○柏木庫治君 私は村山郵政大臣の識見、人柄その他は、普通の人よりも多く知っておるつもりで、大臣になられてから非常にうれしい気持でお迎えをし、またうれしい気持でありますから、深く言いませんが、この法案が出て、その前提案者がいろいろ人が四、五人か三、四人かかわって、非常に多くの言葉を費やしたけれども、どうもピンとこないというよりも、むしろ一人一人を法案から遠ざけるような気持で、頭が悪いせいか、とんでもないというような
○柏木庫治君 郵政大臣にお尋ねいたします。私が基本的にお尋ねいたしたいと思いましたことは、新谷委員から私よりもっと詳しくしかも十分にお聞きいただいたので、省略いたしますが、これに対して郵政大臣のさっきのお言葉の中に、これを融資するときに、私もこれから参加してというような言葉があったのですが、新谷委員から職務を放棄しているのじゃないかという言葉があったのでありますが、私は簡易保険と郵便年金の積立金の融資
○柏木庫治君 この問題については、もう一通り、ここまでいくまでの論議は、まだありましょうけれども、尽されておりますので、今日は会期も、もうきょうだけで、各位非常に用事をたくさん持っておりますので、一つこれは通常国会に継続審査にいたして、今日はこれで打ち切りたいと思いますが、一つ御意見を徴して下さい。
○柏木庫治君 大蔵当局にお尋ねします。午前の大蔵大臣の株に対する態度といい、その態度をはっきりし相談の結果示されました郵政大臣の御意見、それが一致したことを承わりました。直ちに大蔵当局はこの株を処置すべき行動を始めますか。もし始めたといたしまして、来年の通常国会の休会明けまでには、これが処置できるお見込みがあるかどうか。まあこれは見込みでありますが、所見を一つ承わりたいと思います。
○柏木庫治君 今、山田委員の質問も久保委員の意見も承わったのですが、大蔵大臣は株を売る。その金を、津島委員の質問に対して、いろいろ操作方法があろうが、年度内に渡すということをはっきり答えられたのです。それからその答えに対して郵政大臣は、大蔵大臣の言われたことを承諾するとおっしゃって、その後両方の委員会も私は十分に知っておるから、それを両方聞いて、まあ考慮するとか、善処するとか、とにかく聞いて、最後の
○柏木庫治君 そうすると、衆議院の予算委員会からは売ってはならない。参議院は早く売れ、売ります、こう言うている。これはもう安くなる。衆議院にはこの法案がすむまでは売りません、こういうふうに言うておるわけですね。
○柏木庫治君 あるいはというのはのけて、はっきりした法的の根拠を示してもらいたい。
○柏木庫治君 大蔵当局にお尋ねいたします。約半歳にわたって、すみやかに売るべきものが、一つも参議院の意思を参酌せずに参っている。努力をしたということでございますが、関係方面というお言葉であったのですが、その関係方面というのは、どことどことどこがそれに関係すると大蔵省から見ているのか、諸般の情勢というのはどういうことか、それを一つ具体的に聞かしてもらいたい。関係方面というのは、この株を処置するのに大蔵省
○柏木庫治君 これはもうこの質問を続けたら限りがないのですが、それじゃこの質問を続けるとしてあとの懇談会をきょうは取りやめていただけばいい。懇談会をやればここらで打ち切って、そこはいわゆる委員長の善処といいますか、適当に願えませんかね。
○柏木庫治君 どうも大臣がさっきおっしゃられた通りに、まだ十分研究ができておられないのを、また突き進んで問うというのは何か残酷なような気がする、実際は。だから、これで、もし津島委員が得心いけば、この問題はもう少し研究していただいて、私はきょうはここらで打ち切りがいいと思いますがね。
○柏木庫治君 今の問題につきましては、小林委員からの質問からただいまの質問、そういったもので大臣が広い範囲で研究をする、ただこちらは成案ができてしもうて、今まで通り持ってくるのではなくて、成案を作る前に委員会に相談して、しかもみんなの意見を取り入れて、それから後に作り上げるのだということを言明され、今までの質問と答弁で、はっきり今こうせよとかああせよとか言っても結論が出ないことで、きょうの委員会はこれでもう
○柏木庫治君 第三班派遣報告。第三班柏木委員、三木委員、島津委員は、八月二十一日出発、福岡県、熊本県及び長崎県に出張いたしまして、五日間にわたり熊本郵政局、熊本郵政監察局、九州電気通信局、九州電報監理局、熊本地方貯金局、福岡地方簡易保険局、各地の郵便局、電報局、電話局及びNHK、民間放送局等を視察し、八月二十七日帰京いたしましたのでありますが、その際調査いたしました事項のうち、主要なるものについて簡単
○柏木庫治君 はなはだ困難ではありましょうが、根本的の問題としてなすべきものであると思いますし、紹介議員が、郵政事業に精通し、しかも静岡県の知事をやられて、静岡のこともよくわかっている立場であると思いますので、直ちにはむずかしくても、根本の趣旨がけっこうでありますから、私は採択すべきものと存じます。
○柏木庫治君 今の久保委員の受け取り方と私の受け取り方は違うのですが、十九日の前に委員会があって、ほぼ議案の運び方を聞いたときに、十九日に例の参考人の話を聞いて、それから二十一日、二十六日、二十七日といけば大方見通しがつくだろうというてそれをきめた。ところが十九日と二十一日のあの二日で私どもは新らしいものをたくさん知識も得、欠陥もあの二日によってわかったのであります。大方二十七日に結論にゆくのじゃないかという
○柏木庫治君 私は一つ希望を申し上げておきますが、実際東京の戦災後そのためにみんな住宅を失った人もありますので、これに対して郵政省は極力アパートなんかを作って努力しておることもよくわかるのですが、しかもまだそれに入れずに、二時間もかかってこちらへ来ておるという者もあるし、それから東京から逆にそういう地方に行っている者があるわけですね。だから私はこれを勤務先を変えさしたらば、双方が四時間も汽車に乗らずに
○柏木庫治君 よくわかりました。これは郵政省内部のあなた方が御覧になって、郵政省のあり方としてこれをやるので、そうすると付帯決議がついたからやるというのじゃないのですね。付帯決議に動かされてではなくて、郵政省自体のあり方としてやる、こういうことですね。
○柏木庫治君 もとより大臣も御存じでありましょうが、今の局員の住宅問題ですが、実際東京の郵便局に沼津附近から来ておる。こちらは大宮、甲府からも来ておるというのがあるのですが、これなんかは、おそらく一日に六時間汽車に乗っておる。そうすると実際面からいうて、一人前の働きは私はできていないと思う。そういうことが続き得ることでないのでありますから、今の局員住宅問題はなるべくというようなことでなく、直接できぬならば
○柏木庫治君 値下ったところでいくが、そのうちの八千万円というものはもうすでに実際上から言うたならセンターのものじゃないんだ、僕に言わせれば。法律上はともかくとして、無利子で使っておっても家だけは私のものだとは言えない。それに向って年千八百万円の家賃を払っているのだから、算定の基礎が一体どこから出ているのだか、簡単に言ってめちゃくちゃじゃないかと思う。そういう商売が実際上あるのですか。
○柏木庫治君 ただいまの質問に関連してですが、そうすると今の八木さんの、たとえば建物が悪くなった、それだけは弁償するというようなことでありますが、その建物の値段を一億三千何万円とすることは、私はNHKとの計算をする場合には不当である。八千万円というものはこちらが金を出して、無利子で出しているのですから……。センターに法律上の所有権はあっても、実際上二千七百万円と、こっちは八千万円出しておって、そこから
○柏木庫治君 大臣がお見えになりましたから、大臣に私は大臣の御所見を承わりたいと思います。この請願第九号の問題で、政務次官の見解は私は非常に不満である。何か事なかれ主義、言いのがれ主義というようなふうに説明を感じたのでありますが、何もしなければ、何も波風も立たず、苦労も要らないのでありまするが、鳩山内閣が国産品を愛用するという意味で、自動車云々のことも一応新聞に載ったのでありますが、これは実現のできない
○柏木庫治君 私は今の説明を承わりまして、それが本音かと聞きたいのであります。郵便物の、これに一体国産を愛用するということが、何か広告なんかの利益を目的とするものでなくてですね、この内閣も国産愛用に対しては力を入れておることと思うのでありますが、個人のだれも利益するのではない、しかし国産愛用のこれをして、国民が自分の出した郵便物云々の話は、実は郵政省の当局者がこういうことをすることをうるさがって、以前
○柏木庫治君 国産愛用のことについてでありますが、現内閣が国産の自動車を使って外国ものを輸入するより国産品を使おうという、何か新聞に見えたこともあるくらいに、現内閣は国産品を愛用することに、あの自動車のことができるできぬにかかわらず、力を入れておると思うのであります。私は英国が最も財政危機に瀕しましたときに、チャーチル首相は内閣員の給料を削りまして、一面あの経済危機を完全に征服いたしまして、黒字の英国
○柏木庫治君 時間も大分迫りましたし、質問も相当出たと思うのでありますが、今日はほかの法案もいろいろ質問がありますので、質疑はまあここらで一つ打ち切って……。
○柏木庫治君 今の説明でわかりました。ちょっと今同じ町であって、改善されてないために自転車で行った方が早いというような不便もなきにしもあらずということでございますが、これは合併したから生れたことでなくて、合併しなくてもやはり改善されぬそのまま、こういうわけでございますね。改悪されたわけじゃないですね。そこでそういうようなものは今までは市外通話料というようなものを払っておって、今も同じ町内であって市外通話
○柏木庫治君 さっき総裁の説明の中で、町村合併に伴うて電話サービスの改善に非常に御努力なさっておることはよくわかったんですが、これは私は全然この問題にしろうとでありますから、見当違いかもわからないのですが、町村合併によって加入者が何か損害をこうむるとか、不便を感ずるとかいうようなことはないのですか。今までより、合併されたことによって不便を感じたとかいうような、そういうような問題はないのですか。
○柏木庫治君 はなはだおくれて申しわけないのですが、今の保険局長のあれを、金融の方ですね。今入って来たんで、前がわからないのですが、今まで貸しておった貨し方を何か広げるというようなあれじゃなかったんですか。
○柏木庫治君 そうすると、今のあなたの受取つておるのは、協力ということは、結局金を借りるということですね。郵便局側から言えば…。
○柏木庫治君 今の協力するという団体の問題ですが、協力という内容と、郵政当局が受取つておるのは、つまり、自分たちが金を寄附してするというのか。それから資金を金利のついたものをするというのか。団体ということと協力というその内容を郵政当局が受取つておるのは、団体でするものか、するというような団体があつて、そういうような申込みがあるのか、その団体の内容と、その団体の協力の方法ですね、どういうふうにお考えになつておるか
○柏木庫治君 又帰つて参りました。どうぞよろしく。(拍手) —————————————
○委員長(柏木庫治君) 本日の議題は、国立国会図書館建築設計懸賞募集に関する件でございます。本件につきましては、前回五月六日の本委員会において募集締切期日の五月末日までの延期等につき館長から中間報告を承わつたのでございますが、本日はその後の経過及び応募設計審査の結果について館長から御報告を承わりたいと存じます。
○委員長(柏木庫治君) これより図書館運営委員会を開会いたします。 会議に先立ちまして御挨拶をさして預きます。 今度図らずも委員長を務めることに、去る六月三日石黒委員に代り委員に選任され、次いで委員長に就任いたしました。私は全く経験に乏しい、届かない者でありますが、与えられました期間中誠心誠意務めさして頂きたいと存じております。どうぞ皆さんの御協力を得まして、無事に任務を務めさして頂きますようお