1950-07-21 第8回国会 衆議院 水産委員会 第5号
○川端委員 それではなお保安庁の説明を聞いてから質問をいたしたいと思つておりますが、あらかじめ水産庁の次長が、先ほど大蔵省との話合いも終つたということでありますが、大蔵省ではこのことを十分了承して、予算的措置を追加予算を組まれる際に考慮しようということを、はつきりと話合いがついておるかどうか、伺つておきます。
○川端委員 それではなお保安庁の説明を聞いてから質問をいたしたいと思つておりますが、あらかじめ水産庁の次長が、先ほど大蔵省との話合いも終つたということでありますが、大蔵省ではこのことを十分了承して、予算的措置を追加予算を組まれる際に考慮しようということを、はつきりと話合いがついておるかどうか、伺つておきます。
○川端委員 それでは四月二十日現在の引揚に要する金額として、三億二千万円余りのものが計上されておつたはずであります。これは聞くところによると三億八千万円になつておるのでありますから、もう少し私たちはこの問題は——先ほどもあるいは正式な発言でなかつたけれども、大したことじやないということもありました。しかしわれわれは大したことであると思う。従つてこの引揚げ促進ということについて、海中の障害物の引揚げを
○川端委員 ただいまのお話では、水産庁関係が八千万円計上の見込みであるというお話でありますが、この八千万円という金の根拠は、二十五年度の四月の二十日現在調査をなさつております、あの資料を基礎にしてされたということでありまするが、この中でどの部分が対象になつて八千万円というものが計上されておるか。この八千万円の根拠についてお尋ねいたします。
○川端委員 せつかくの機会でありますから、長官にひとつお願いを申し上げておきます。水産委員会におきまして、第七国会から、戰災漁場の復旧の問題を大きく取上げて参つておるのであります。これは御承知のように、戰争当時あるいは終戰面後に、兵器を漁場に放棄いたしまして、それがその後沿岸漁業関係の大きな支障を来しているのでございます。もちろん当初から大きな隠れた問題にはなつておつたのでありまするが、いろいろな事情
○川端委員 今のお話を伺いますと、どうも安本の事務当局というのは、国庫負担の法律がきまつても、事務的にできにくいものは、押してそれを裏づけることはしないのだという法律がきまつて、方向が決定されながら、イージー・ゴーイングに行こうというような考え方が見えるように思うのであります。全額国庫負担の方向を決定されて、いわば事務当局に対しては至上命令でする、その方向を決定された以上は、これを裏づける予算措置は
○川端委員 今ちよつと久野さんからお話がございましたが、ただいま次長のお話の二案、三案というような方法になりますと、二十三年度の残の五〇%、二十四年度の残りの二一%、こういう事業量が含まれての四億四千万円になつており、これが全額国庫負担になれば、当然その額がふえなければならぬ。そういう事業の計画を織り込みながら、そのうちであるものを翌年に残すという方法は、どういう方法でお立てになりますか。
○川端委員 私は、先ほど川村委員から、りつぱな答弁をされるがその実行が危ぶまれる部面がしばしばある。あるいは先ほど松田委員から、大蔵省の銀行に対するにらみが非常に乏しいのじやないか、そういうことで金融の行き詰まりを業界に非常に及ぼしておる面があるのではないかというような御意見も出ておつたのでありますが、私は漁業手形の例をもつて御意見を伺いたいのであります。実は漁業手形の積立金が、非常に所期の目的通り
○川端委員 それは第二十四條七号の政令の範囲内でのことでございますか。
○川端委員 ただいま緩和をいたしたいというお考えを述べられたのでありますから、その方向は非常にけつこうなことでありますが、私たちはでき得ればもう少し免税点を引上げて行くというようなことができるかどうか。そうして緩和の方法とは具体的にどういうことをお考えになりて、おられるか、伺いたいのであります。
○川端委員 それでは私の話の筋さえ通れば、大臣がいなくともようございます。私は水産関係の問題について御質問申し上げます。水産業に対する附加価値税の問題でありますが、遠洋漁業等特殊な大規模の漁業までもということはむりかもしれませんが、沿岸漁業、すなわち小さな中小漁業に課税されることになつておるのは不合理かつ不均衡の感が強いように思われるであります。何となれば、水産業では九万田以上の附加価値に課税されることになつておりますので
○川端委員 いろいろと中央漁業調整審議会の委員の問題について御議論があつたのでありますが、私たちは本日政府の責任ある委員の選考経過を聞くことを期待しておつたのでありますが、議論が非常に飛躍しておるようでありますので、この際大臣もお見えになつておることでありますから、委員選考の経過について、責任ある御説明をまず伺つてから議論を進めたいと思います。
○川端委員 重ねてお尋ねいたしますが、その資料が整いましたら、どういう方法をもつて予算化をいたしますか、そしてその見通しはどうかということを伺つておきます。
○川端委員 それではお伺いいたしますが、七月十日を限度にいたしまして、地方の事情を水産庁から調査をいたしておられるわけであります。委員会としても、委員長名によつて並行してやつております。ところが最近の事情を見ると、水産庁の方にはあまりその資料が集まつておらぬ、的確な資料がお集まりになつておるのだつたら、私はそれを今見せていただきたい、水産委員会の方では相当に入念に手配をいたしておりますので、かなり返事
○川端委員 ただいま議題になつております荒廃漁場復旧の問題につきまして、私からも二、三水産庁当局の熱意のほどを伺つておきたいと思うのであります。 前回の国会の途中から、この問題が大きく取上げられるようになつて参りまして、爾来その必要性は陸地における治山治水の問題に匹敵するものであるというようなことから、強くこの対策を要望し、そうして水産庁当局もこの具体策を早急に考えてみるようにという委員会の意思表示
○川端委員 それではその変更された箇所はどれで、たれですか。それをひとつお示し願います。
○川端委員 それではあなたの書いたその原案は、上司に提出されたときに変更された例がありますか。
○川端委員 それでは先ほど荒廃漁場の問題についての実地調査の承認の件についてお諮りもございましたので、遅ればせながら中間報告を申し上げます。 荒廃漁場復旧に関する小委員会は四月十二日、四月二十六日と二回開きましたけれども、この間に委員諸公は非常に熱心でございまして、そうして多大の調査研究を積んだわけであります。主として水中障害物がいかに漁業の面にさしさわりを起しているか、こういう面の調査でありますが
○川端委員 討論を省略してただちに採決せられんことを望みます。
○川端佳夫君 ただいま上程されました会計検査院法の一部を改正する法律案につきまして、その要旨及び委員会における審議の経過並びに結果の概要を御報告申し上げます。 現行会計検査院法では、検査官は両議院の同意を経て内閣が任命することに定められております。本案は、第一、検査官の任命が国会の閉会中または衆議院の解散のために、両議院の同意を経ることができないときは、内閣はその同意を経ないで検査官任命の道を開き
○川端委員 そうしてこの魚族の棲息地帯と申しますか漁場と、らつこ、おつとせいの棲息地帯とが、大体において別の地帯であつて、むしろらつこ、おつとせいが魚族のいるところへ進出して来ることがあつて、魚族が脅威を受ける、こういうことをうわさに聞いておるのでありますが、そういうことになつておるのでありましようか。
○川端委員 ただいまのこの法案につきまして、総括的に私が今までの御議論を拜聴しておりましての了解し得た点を申し上げて、これでいいかどうかの御意見を伺いたいと思うのであります。らつこ、おつとせいの取締りをやるという法案が、こうして一層強化されるということになるのでありますが、このらつこ、おつとせいの棲息地、帯と魚族の棲息地帯こういうものが、あるいはうわさに聞くと、かなり別の地域になつておるというような
○川端委員 今参議院の委員長のお話を伺つて、私ちよつと意外に思つたのでありますが、私どももあの案の説明を聞き、了解しておる点は、紀伊水道を特別海区にするということは、あの地帯を保護海区にして行き、保護繁殖地帯として特別扱いをして行くんだ、こういうふうに了解しておるのであります。従つて密漁その他を助長して行くようなことは寸豪も考えずに、われわれはあの案に取組んだのでありまして、衆議院の本委員長も、すでに
○川端委員 ただいままでいろいろ御議論を伺つておつたのでありますが、先ほど田淵君からもお話がありましたように、衆議院で決定されて一箇月以上にもなつて、衆議院からの回付された件について、なお参議院の態度が決定しておらないということで、私は非常に不可解に思うのであります。われわれは、あの法案は、すでに参議院の委員の方々も御承知のように、十分に審議されて、そうして一応大義名分の立つた理由を、われわれ独自の
○川端委員 私は水産長官の問題についてお尋ねいたします。先ほどのお話で、早急に水産長官はきめるように承つたわけでありまするが、水産長官が罷免されて以来一箇月に余る日にちが過ぎておる。その結果、午前中の委員会におきましてもその話が出たのでありまするが、司令部関係の方面からは、水産庁長官が罷免されて、おらないために、水産行政の前途に非常に暗影が投ぜられておるという式の、新聞発表をされておるのであります。
○川端委員 ただいまの御答弁を伺つたのでありますが、この問題は実に重大問題だと思います。この問題は将来に残つて参りまして、われわれの立場としても、これはすつきりと解明せざるを得ないというような感じを持つのでありますが、こういう話を伺いますと、いよいよもつてもう一つ私はさつきの質問に関連した問題を聞いておかなければならない。 それは、こうして漁業法の審議にあたつても、保守勢力の者が議会においても審議
○川端委員 先ほど小高委員の御質問に関連いたしておりますが、この総司令部の発表の文面の中に、われわれ與党側として、ぜひ聞いておかねばならぬ点があると思うのであります。それは漁業法も施行されたわけでありまするから、長官問題その他によつて、施行されていながら、それが事務的に進捗していないのであるかどうか、どの程度にこれが事務的に進捗しておるのかどうかということを、お願いしておきたいと思うのであります。
○川端委員 大体御事情は承つて了承したいような気持にはなりますが、今お話がございましたように、国有財産法第三十三條、または同法の三十六條によれば、各省各庁の長は前年度末までの増減及び前年度末の無償貸付の状況を七月三十一日までに大蔵大臣に報告することになつておりまして、大蔵大臣はその報告に基いて、それぞれ国有財産増減及び現在額総計算書並びに国有財産無償貸付状況総計算書を調製し、そうして内閣は成規の手続
○川端委員 掲載末済になつておるということでありますが、これはどういう理由でこの整理事務が遅れておるのかという理由を重ねてお伺いいたします。
○川端委員 私は、昭和二十三年度国有財産の増減及び現在額総計算書、並びに昭和二十三年度国有財産無償貸付状況総計算書に掲載されている国有財産の件について、政府にちよつとただしてみたいと思うのでありますが、この掲載されている国有財産のほかに、実質は国有財産であるにかかわらず、単に国有財産として台帳に登載未済のために、国会提出の右総計算書に掲載せられていないものが相当あるようであります。会計検査院の検査報告
○川端委員長代理 それでは質疑はあとにまわしまして、昭和二十三年度国有財産増減及び現在額総計算書並に昭和二十三年度国有財産無償貸付状況総計算書を一括議題として審議を進めます。まず大蔵当局より説明を承ることにいたします。古田管財局長。
○川端委員長代理 これより会議を開きます。 本日は日程に掲載の順序に従つて、まず昭和二十三年度一般会計歳入歳出決算、昭和二十三年度特別会計歳入歳出決算を議題とし、大蔵当局からその説明を聽取することにいたします。水田大蔵政務次官。
○川端委員 念のためにもう一言簡單にお伺いしておきますごの品目の対照表をずらりと拝見いたしまして、いずれにしても規格を設けるという趣旨から行きまして、まあ外国へ輸出されるものの品質の向上、あるいは一般の消費者がなかなかその品質を判定しにくいというようなものの規格をきめるという意味において、品目をお取扱いになつて来ておるのかどうか、という点をお伺いいたしたいと思います。
○川端委員 大体御答弁でわかつたのでありますが、重ねて私は要望しておきたいのは、今度農業会が協同組合にかわりまして、その指導面が非常に薄くなつたような感じを私は持つておるのでございます。そういうことも義ねせまして、こういう品質改善の指導ということを、こういう規格を設けるという際に、そういう含みでもつて考えて行つていただきたいこういうことを重ねて要望いたしたいと思います。
○川端委員 ただいま福田委員のお話を拝聽しておりまして、やや私は同感の気持でおりますが、この法案を見まして、確かにこの法案が規格をつくることによつて品質の向上をねらつて行くのだという意味において、私はこの法案には意義があると思うが、品質の改善、生産の合理化というようなことを、もう少し強く出して行かれておれば、納得がしやすいのであります。特に規定の面から行きますと、規格を調査会で検討して行く際に、調査会
○川端委員 関連いたしますので、ちよつと簡単にお伺いいたします。今一箇所の工事は十五万円以上というので、それ以下のものについては適用されないという基準が示されておるのでありますが、ここで私たちちよつとしろうと考えで思いついたところですが、大きな方の限界の問題であります。いろいろ予算の制約もございましようが、大きなものには一箇所当りの工費の量について制約はなくて、無制限に大きなものからとつて行くというような
○川端委員 ただいま井之口委員から、ちよつと私が念のために伺いたいと思つておりましたことに触れられたのでありますが、これは四国と和歌山県の特殊な事情でありますけれども、水産庁次長のお話の、南海大震災の結果の問題でありますが、この震災のため四国、和歌山の五県にわたつて、地盤沈下という現象が起つて来ておるのであります。この災害復旧の問題が、私たち四国の方面から出ておる者としては、陳情等もありまして、悩んで
○川端委員 それでは次に審議会の問一題でありますが、これは小委員長から伺つてもいいのでありますが、この第九條の規定をながめますと、大体技術的な面での有識者といいますか、こういうようなところに、あるいは重点がかかつて行きはしないかというよろな感じがいたすのでありますが、何と言つても、全国に点在しておる漁港を対象にしての審議会でありますから、十分地方の特殊事情等もよくわかつているような人を選んで行くというような
○川端委員 いろいろお話を伺いまして、大分私たちもわかつたのでありますが、ここで水産庁にちよつと参考までに伺つておきたい問題があります。というのは、漁港の種類の問題でありますが、この第一種から第四種までございますが、この対象は大体どのくらいな割合になつておるかという点と一分布状況がわかりましたら、簡單でようございますが、ちよつと伺つてみたいと思います。これは他の條文との関係もありまするし、私たち理解
○川端委員 お話中ですが、私が会計検査院にあわせて御意見を伺いたいと思つたのは、こういうふう認証の手続にいたずらに日がかさんで、われわれ地方の側から見ておりまして、補助をもらうことになつてもなかなか来ない。だからそれが認証制度のためにそういうふうに遅れているのであつたらわれわれは認証制度というものは非常にありがた迷惑と考えざるを得ない。しかも先ほどの話を伺つても、第四・四半期のものが三月の半ば近くになつてやつと
○川端委員 今率直なお話を承つたのですが、大蔵省あたりで支拂いをする場合に、安定本部でこういう認証の制度が、中間でいわばコントロールの制度があるために、特に資金の計画といいますか、大蔵省の支出の面で便利を受けるというようなことがありますか。もう一つ、会計検査院からもお見えになつておりますが、これによつて会計検査院は、会計検査の面からも使途の点については十分監督がして行けるものだと思いますが、失業対策
○川端委員 今認証制度の問題が中心になつておるようでありまして、経済安定本部の係官が御出席になつていると、多少御意見も伺いたいと思うのでありますが、ここで昨年から始まつた認証制度を運用してみての各省におけるお気づきになつた点、いい面悪い面を率直に、経済安定本部の係官が見えない前に伺つておきたいと思うのです。